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2019/07/18 22:59
😶 インセイン「ざりざり」感想 / 極限状態を経験して (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)※未プレイで読んでも問題ないレベルに留めたつもりだけど、微妙なので一応畳。 こないだの日曜にインセイン公式シナリオ集にある「ざりざり」をプレイしました。 癖のあるシナリオ作者として一部で有名?な一乃瀬友樹さんの作です (Twitterで #おのれいちのせ でサーチすると怨嗟の声がいっぱい出てくるようです)。 私はこれでインセイン6卓目だったのですが、同作者様のシナリオは「クラヤミガイロ」「楽園」と 経験していて、いずれも一筋縄ではいかない底意地の悪さを感じさせられる高難度でしたので、今回 かなり覚悟をして臨みました。協力型とあるのに他PCを疑ったり、メタ読み全開でアビリティを取ったり、 ロストも視野に入れたPC設定にしたり。(メタ読みは裏目に出ちゃった感はありましたが) 「ざりざり」は、後付のギミックで危機感を煽るタイプのシナリオです。 ネタバレ避けのためふわっとした表現にしますが、時間経過で増加するバッドなパラメータがあり、 一定を超えると……という感じです。 PC1は当事者として行方不明になった友人のNPCを捜索、それをPC2~4がサポートする、という構図 なのですが、文字通り理不尽な状況に放り込まれ、抗うことになります。 またPC1目線だと他PCはどこか変な振る舞いをします。PCたちが追い詰められると同時に、PLも難しい 判断を迫られます。プレッシャーの中でできるだけ早く調査を進め、真相に辿り着かなければいけません。 私はPC1でしたので、当事者でした。設定的には、なんとなく怪奇現象に巻き込まれて行方不明になりそうな雰囲気の、 21歳女性のオタク専門学校生でしたが、序盤から想像を超えた速度で状況が思ったより急激に悪化し、正気度が ゴリゴリ削れて0に。極限状態になってしまったため、色々考えてた設定はあまり活かせず、ただただ恐怖に怯え、 衰弱していくことになりました。PC2がしっかりした性格で、PC1をずっと支えてくれてたので、 なんとかなってた感がありました。 というか、傍から見てるとエモかったみたいですけど、演じてる私も余裕なくていっぱいいっぱいでした…。 ネット上の性格とリアル性格が両極端という設定だけは、一応表現できたかな…。 あとは、PC2はPC1の親しい友人ポジなので分かりやすいんですが、PC3とPC4はシナリオ上、SNSを通してしか コミュニケーションしないということもあって、PC1目線だと結構謎の人物だったんですよね。 特にPC4の方は全く同じシーンに出てくれなくて本気で謎でした。協力型なんですけど、秘密を調べたく なってしまいます。このあたりも「ざりざり」のよく出来たところだと。疑心暗鬼に陥らせる構造なんですよね。 でまぁ、PC1はかなり大変だったんですが、展開としてはほぼ最短で、クライマックスへ向かう条件を突き止めて 勝ち、NPCを助けてエンディングに向かうことができました。進行は正直言って会心の出来でした。 PL全員で相談し、迷わずに進めたことが大きかったですね。しかし、クライマックスに入るタイミングで 私の発症した狂気が元で、罠を踏んでしまい…結果PC2をロストさせることになってしまいました。 これが一番いけなかったプレイミスです。思い出すたび悔しさが出てきますね。本当に、おのれいちのせ… と思いました。 振り返りを書いていて思うのは、臨場感がとても高かったな…と。CoCの動画を色々観ていた頃に好きだったものの 中にも、PLの危機感を煽るギミックがアクセントになっているものがあったのを思い出しましたが、観るのと やるのでは臨場感がまるで違いますね。これほどの恐怖体験はTRPGでなければできないんじゃないかと思いました。 かなりハードで、楽しむには高ストレス状況への耐性が必要じゃないかなともちょっと思いますけど、 凄まじく面白かったです。
2019/07/19 01:40
> 日記:インセイン「ざりざり」感想 / 極限状態を経験して 別にプレイミスじゃなかったと思いますよ。桜さんからしてみれば大団円ですし。 ちなみにPC2視点は大変気楽でした。
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2019/07/18 22:59
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