イトマキ（ケダモノオペラ用キャラクターシート）

ケダモノ名:イトマキ
ケダモノ種:アラクネ　亜種:ソリフガ
権能:暴虐
欲望:賛美　あなたは自らが気に入っている部分を褒められると、上機嫌になり、頼みを聞く。
疑似餌の姿:赤いマフラーを巻いた少年
住処:闇の森の地中
群れ:
設定:
イトマキは、アラクネの亜種（ソリフガ）に属するケダモノ。
通常のアラクネより2本多い10本の脚を持つ。（厳密には前の2本は実際には脚ではなく触肢と呼ばれる感覚器官となっている）
ソリフガは、糸を出す能力を持たない。
そのため、自らの体毛を抜き、血液で繋ぎ合わせて赤い糸を紡ぐ。
この糸で編み物をし、編んだものを擬似餌に着せることを好んでいる。
光が苦手で、昼間は地中で過ごすことが多く、光の主の祝福を受けた武器などが弱点となる。
純粋で嘘をついたことがなく、真実を語ることで無自覚に他者を傷つけることがある。
自らをアラクネだと思っており、自分を特別な存在と認識している。
多い脚を誇りに思い、編み物が好きで、脚や編み物を褒められると上機嫌になる。


●伝説
・千年の孤独:あなたは、永いときを、ずっとひとりぼっちで過ごしてきました。
伝説予言:
使用:

●オペラ【不死人形】
条件:死体の脳から人格を呼び起こし、動かす
使用:
オペラ予言:あなたは糸によって、偽りの生を与えました。生前の意思と肉体をもつ、魂なき人形
獲得:　　　実現:

●特技
①無垢なる心（【異説】花嫁51P）　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:誤解されて傷つきました
獲得:　　　実現:

特技予言:心なんて誰にも見えません
獲得:　　　実現:
　
②地底の覇者（【異説】花嫁50P）　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:暗闇の中、孤独でした
獲得:　　　実現:

特技予言:時間を間違えました
獲得:　　　実現:

③糸の芸術　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:いくら新しく作っても、失われたものは戻ってきません
獲得:　　　実現:

特技予言:美しいだけで、むなしいものでした
獲得:　　　実現:

④人形劇　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:明らかに偽物でした
獲得:　　　実現:

特技予言:大切なモノの生死を誤認しました
獲得:　　　実現:

⑤余分な手足（【異説】花嫁51P)　　 A ⚅⚅⚅　　　使用:
特技予言:あなたは手足を失いました
獲得:　　　実現:

特技予言:あなたはなにもやりとげられませんでした
獲得:　　　実現:

むかしむかし、ひかりのささぬ くらやみの もりに、いっぴきの けだものが いました。

けだものは たくさんの あし をもち、
そのことを だれよりも じまん に していました。

「ぼくの あし は たくさん あるの。」

「だから ほかの けだもの より はやく はしれるし、ずっと つよい。」

けだものは あかい いと を つむぐのが すきでした。
じぶん の け を ぬき、じぶん の ち で それを つなぎあわせ、
だれにも まね できない うつくしい いと を つくりました。

「ぼくの いと は ほかの どの いと より つよい。」
「ほら、こわれたもの だって、なおせるよ？」

けだものは うそ を ついたこと が ありません でした。
なぜなら、うそ を つく ひつよう が なかったから。

だから けだもの は、
まよいなく ほんとう の こと だけ を いいました。

「きみの あし は みじかいね。」
「その つばさ では そら を とべない ね。」
「きみは よわい ね。」

ことば を きいた もの たち は、め を ふせました。
みみ を ふさぎました。

けだものは ほんとう の こと を いった だけでした。
だから、いちばん ざんこく でした。

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