霊草の行方（ＡＦＦ2版用キャラクターシート）

1-1　墓守の娘　（前）　6月4日

ランゼ、シャリィ、クリスの三人はカネルウォートがまだ栽培されているか確かめてほしいと依頼を受け、風泣き丘陵のリガース村近辺にある館へ向かった。

村ではバンシーを館の近くで見たという話を聞き、対策を整えて館に向かうも近辺で嵐に襲われ、館の女主人と称する女性に雨宿りを勧められる。

ラウンジに滞在していた三人は、離席した女主人がいつまでたっても戻らないのを不審に思い、館の探索を開始した。そして、書斎で15年前に館の一族を襲った不幸について書かれた日記や悪魔崇拝の書＜夢神論＞を発見するのだった。

1-2 墓守の娘　（後）　6月25日

所用で遅れ現地で合流する予定だったハルディールが到着。

四人は館の探索を再開し、１階の未調査場所へ向かう。物置ではタンスの中に閉じこもっている自称庭師と遭遇するが、要領を得ない会話しかできず、直接の対面も拒否されてしまう。
奥のバスルームで死霊ジェリーに襲われ、撃退後に部屋のヘドロを捜索するために厨房で長い棒を探す時にハルディールが鍋のスープを飲んだりした後、２階の捜索に。

２階では１５年前に伯へ取り入っていた魔術師の手記を発見。今だ博物館の手掛かりを見いだせないまま最奥の部屋に入ったところ、そこは領主の寝室であった。

寝台の上には、館の女主人と思しき女性が、眼は見開き、まるで人形のような姿で横たわっていた･･･

1-3　墓守の娘　（完結編）　7月30日

謎の女主人の正体は、15年前の疫病発生時に難をのがれたレインフォールド家の遺児だった。

ヒーロー達が館に調査に訪れたとき、彼女は単身、館に呪いをかけた悪魔と地下で対決し、囚われた父の解放を試みる直前だったのだ。

領主の部屋で秘密の下り階段を発見したヒーロー達は、今まさに女主人アリアへ止めを刺そうとする悪魔ヘルファイアスピリットと戦いになり、これを撃退する。

館の女主人は改めて礼を告げ、いままでの真相を語るとともに10年前に地下室から冒険者たちが持ち去った転送円起動のためのキーアイテムを取り戻して欲しいと依頼するのだった。

それがあれば博物館に行くことができるらしい。一行は冒険者たちが来たポート・ブラックサンドの冒険者ギルドへと向かった。

2-1　裏切りの友情（前編）　8月20日

呪われた館を救おうとする女主人、アリア・レインフォールドからの依頼でポート・ブラックサンドへと向かった一行。

冒険者ギルドの主だった面々は不在だったが、留守番役の人物はヒーロー達が探していた10年前に館の地下室からキーアイテムを持ち去った冒険者の一人だった。彼らは冒険者を引退し、すでにパーティを解散していたが、今はブラックサンド近辺に在住しているらしい。

時を同じくして街には謎の落書き事件が勃発していたが、それは解散したはずの彼らのパーティが考案した暗号だという。しかし、メンバーの誰もがそんな合図は出していないと主張してるのだった。10年前の冒険で命を落とした七人目のメンバーが亡霊となって呼んでいるのだという憶測まで流れる始末だが、果たして真相は。

アラン、レイア、オルバン、ギース…二手に分かれ6人のうち4人まで聞き込みをした一行。5人目のメンバー、魔術師リーヴスは合図を出したのが誰か心当たりがあるのではないかと目星をつけたヒーローはなんとか聞き出そうと説得を試みる。

2-2　裏切りの友情（後編）　9月17日

彫像の行方を追って、盗賊都市で調査を続けるヒーロー達。

魔術師リーヴスは、かつての冒険者仲間で、今は盗賊都市の衛兵になっている女戦士レイアに彫像の正体について語ったことがあると話す。

最後に聞込みを行なった盗賊フェイドは、10年前に死んだ仲間のノルクが亡霊となって復讐に来たというレイアの話を信じているようだった。彼は彫像の一つを分け前として受け取っていたが、金に困って一年前に故買屋に売ってしまったのだという。

一通り聞いてまわっているうちに時間が経過し、盗賊都市に夜が訪れる。一番怪しいのはレイア、一番危険なのは彫像を所有していることが判明しているギースと判断したシャリィ達だが、仮眠を取る暇も無かったのでこのまま徹夜すると体力点にダメージを受ける。

そこで知人の猫人盗賊にギースの家を見張るよう依頼するが、時すでに遅く、ギースは何故か深夜に外を出歩いて賊に襲われ命を落としていたのであった。

レイアが実力行使に出たのか？知らせを聞いた一行はレイアの自宅に向かい、前日、亡霊に狙われている品を預かると約束していたことを口実に、非番で在宅していた彼女に会う。

ヒーロー達は相手が犯人なのかどうか、妖術TELを用いて暴き出そうと試みるが……。


2-3　裏切りの友情（完結編）　10月22日

ポート・ブラックサンドの冒険者ギルド所属で、10年前に解散した冒険者集団『駆け抜ける風』がレインフォールド館から持ち去った、転送円の起動鍵である彫像三体を追うヒーロー達。
　
　元メンバーの一人で現在は雑貨屋を営んでいたギースが夜更けに殺害され、彫像を奪われた事に端を発し、事態は急変。犯人と目星をつけた元メンバーの衛兵レイアを調査すると、彼女と彫刻家オルバンが彫像を集める為に、解散したパーティの暗号を落書きしてまわったり、死んだ仲間の亡霊が現れたなどと狂言を行なっていた事が判明する。
　
　レイアがギース殺しの犯人では無いことも同時にわかった為、共犯のオルバンの元を訊ねるも、すでに彼はブラックサンドから逃亡してた。
　
　追跡するヒーロー達は、白水川手前の密林でオルバンを追い詰めるが、彼の護衛二人が幾匹ものゴブリンとともに襲撃してきたので応戦、これを破った。
　
　追い詰められたオルバンは命乞いを始める、はたして彼の言う内容とは……。

＜登場人物＞

【アリア・レインフォールド】
風泣き丘陵にあるリガース村の領主、レインフォールド家の最後の後継者である女性。15年前に人形病という疫病が流行したとき沿海州のバーディシュに乳母によって連れ出された。

長じて自分の一族を襲った悲劇を知り、今も残留する生家の呪いを解こうとする。ウスレル神の神官。

【コルカス・レインフォールド】

アリアの父。人形病が風泣き丘陵に蔓延した15年前のレインフォールド家当主。悪魔に呪われ屋敷に呪縛されていた。

【駆け抜ける風】

10年前、ポート・ブラックサンドの冒険者ギルドからやって来た集団。当時、無人だったレインフォールド館にオークの群れが住み着こうとしていたため討伐を依頼された。

館を探索し、地下で魔方陣を発見するが悪魔に仲間の一人を殺害され撤退する。その際、陣に設置されていた彫像三体を持ち出していた。

マクロはありません。

マクロはありません。