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😶 第四回ゆるく水曜AFF2e回 テキストセッションゆるく水曜AFF2e会」第4夜。 三人の冒険者、駆け出し盗賊ロルン(ぱむださん)、氷原エルフの魔術師リンドール(椅子間 樽さん)、ドワーフの司祭ジャスティ(アンデンさん)は、行方不明になった少女を探しチャリスへ向かいます。途中、ダークウッドの南の塔に住む魔法使いを訪ねて助言を求める。 手土産の「炒め氷」に頭がキーンとなりつつも甘党のヤズトロモさんはご機嫌。助言とともに彼らの立ち向かう驚異に役に立つであろうアイテムを提供します。(例によって有料) 「魔法使いの爺さん、思ってたより愉快な奴だったな! 」 「ロルン君、そんな失礼な口を聞いてはいけません。あの方は本に載るような偉大な方なのですぞ。」 お金を出しあい「呼吸」の巻物と「ダウジング棒」を購入した三人。 「所持金はかなり減ってしまったが売ってもらえただけ幸運だったと思いましょう~」 「試しにダウジングしてみよう」 「ロルン君、どうやら1回使うと無くなってしまうようですので不用意に使ってはいけませんぞ。」 あやうく館に入る前に〈ダウジング棒(終) 制作・提供/ヤズトロモ〉するところでした。 ヤズトロモさんのアイテムは誰でも使える代わりに一回しか使えない。「運命の森」にもそう書かれている。 何やかやでチャリスに到着。迫り来る夕闇の中、少女が失踪した豪邸ベルウッド館に到着。ココフォリアの機能を駆使して「燐光に縁取られた不気味な館」を表示。 「なんだか視線を感じるなあ」 「随分と雰囲気のある館ですなぁ。」 「呑まれてちゃダメだぜ!」 いい反応です、ありがとうございます。 館はすり鉢状の庭園の底にある。石でできた庭園はコケとキノコとカビしか生えていない。 「湿気が強すぎるのか、カビやキノコしか庭園に見当たらぬ」 (助かる) まといつく不気味な気配とは裏腹に夜会でにぎわう館。芸人一座と招待客、そして絹のドレスに憧れる娘たち。 ここで3人は三手に分かれ、それぞれの視点で情報を集めます。 ロルンは芸人として、ジャスティは招待客として、そしてリンドールは… 「わあ、青い美人が来た」 「これは…。随分と見違えましたな。」 (小声で)「それじゃ、試しに行ってくるよ」 女装して「ドレスの部屋」へと潜入を試みます。 ここで館内に怪異が出現。気付くかどうかの判定の結果、ロルンは失敗、リンドールは6ゾロによる大失敗。 ダイスは気まぐれロガーンの手の内。 どんなに特殊技能のランクが高くても、出目がもっと高けりゃ失敗するし6ゾロはいつでも来る。隙あらば来る。 何が起きたか目撃したのはジャスティただ一人。(助かる)夜会のにぎわいの中にたたずむ水色の少女。 ドレスも瞳も髪も肌も全て水色。違和感を覚えた刹那、顔が変わる。 「ど、の、子、に、し、よ、う、か、な」 「(人じゃないモノが混じっているようですな)」 そして水色の何かは姿を消す。 一方でロルンはジャグリングの練習に熱中し、リンドールは紫のドレスを着付けて美しくメイクアップされていた。一夜の装いと引き換えに、素焼きの小皿に偽りの名前を書いて。 美容師は黒エルフのお姉さん。 「って……あら氷原の同胞。てっきりあんたら絶滅したかと思ったわ」」 「滅多に南には来ませんが、故郷ではそれなりに街もありますのよ」ボロが出ないように小声で 「うん、まあ、このへんは個人の趣味だからね。胸にはスカーフつめとこうか」 リンドール:バレたーw ジャスティ:やっぱり同族だとバレるのですねw 十海GM :そう、同族だとね。 リンドール : そういう趣味だから北の荒野からやってきた…状況証拠だとバッチリ符合してしまうw ロルン : 人間相手ならばれないと思って! 引きつった顔で美容師さんにお任せ状態のリンドールさん。大失敗の詳細が明らかに。 しかし自主的に「ドレスの部屋」に入ってくれたおかげで速やかに情報が得られたのです。 玄関ホールの西側、赤いカーテンの向こう側は立ち入り禁止。柄の悪い連中が見張りをしているが酒癖が悪くすぐさぼると。(助かる) 黒エルフの美容師さんはあらかじめ、屋敷内の情報を持っているNPCとしてご用意していました。でもどうやってコンタクトを取るかはセッション開始時もまだ考慮中。休憩で抜けてきた時に(タバコ休憩有りと決めてあった)? 芸を見に来た時に? さすがにドレスの部屋をのぞく、はないだろう! などなど。 実は『黒エルフのお姉さん』と言う設定は、あんじんねこさんがXで公開したAFF2e用のPCのイラストにインスピレーションを得まして。ビビっと来ました。 キャラ絵はなかったけどその分文字が滾った。 そして各人得た情報を共有すべく、会場でスパイ映画ばりに含みのある台詞を言い交わし、さりげなく手品を披露しつつコンタクト。ジャスティは会場の給仕と会話を試みる。 この給仕は先の大量解雇を免れた古くからの使用人。接客担当に街のならず者を使う訳には行かなくて、当主がしぶしぶ残した。 だからドワーフの元侍女マルガをよく知っていた。使用人たちにもわけへだてなく優しいウィステアを慕っている。当主夫妻のひどいいびりに心を痛めているが、職を失いたくないので逆らえない。 ……という設定がありました。 結果、このようなやりとりに。 ジャスティ : ではお酒を貰いがてら給仕さんに聞きます「こちらの館のご主人はどちらにいらっしゃるので?」 給仕「主人はあいにくと離席しておりますが、あちらにウィステア様がおられます。当主の大叔母様にあたられる方で……(きょろきょろと周囲見回してから、意を決して)あの方は、本物の貴婦人です」 ジャスティ : 「それはごあいさつした方が良さそうですな。」 リンドール : 「ラムも良いですが、ワインが飲み頃ですわよ、ホールにあるカーテンのような赤ワインが美味しい季節ですわ、あら、本当に貴婦人の方に御挨拶するなら御一緒させていただけないかしら」 ロルン : 「ウィステア様はどうやら長くこのお屋敷で暮らしていて外出もままならないと聞いてます、俺の芸を見てもらいましょう!」 給仕「それは……お喜びになるでしょう!」 ってな訳で自然に合流。老いたる貴婦人、ウィステアと対話します。 夜会のにぎわいに紛れ、ひっそりと訪れた真意を。元侍女マルガから無事の確認を頼まれたこと、館に恐ろしい何かが潜んでいる事を知っていると伝えるロルン。全てを悟ったウィステアから語られたのは、姉を失った夜の出来事。 ベルウッドの娘は水姫さまに命と形を捧げる契約。 井戸に通じる「青い扉」から流れ出した「生きた水」が姉を飲み込んだ。 「お願いです、水底に囚われた姉様たちの魂を解放してください」 うなずくリンドールとジャスティ。 大人の対応。 しかし少年は。 ロルン : 「水底……」ロージィのことが心配で顔が曇ってしまう ウィステア : 「ああ。何ということ、あなたも私と同じ悲しみを抱いているのですね」>ロルン ロルン : 「うっ……ロージィは死んでない!……といいけど……あ、あの、俺たち、井戸を調べて、起きてることをちゃんと解決するってお約束します。そう頼まれて来たから……だから、お願いします。」 ウィステアから「青い扉」への経路を教わり、一行は約束の印に「青メノウのブローチ」を託されます。 ウィステア:「水姫さまとの悲しい契約を終わらせて」 リンドール : 「ベルウッド家の祖先が成した契約を破棄する、その代行者として務めを果たす事を誓いましょう」(小声で) ジャスティ : 「承知いたしました。貴方の想い、必ずや我々が成し遂げましょうぞ。」 ロルン : 「俺たちに任せてください!そんで、出ちゃいましょう、こんな家!」 そして三人は強い酒の入った瓶を片手に、玄関ホールの赤いカーテン前で集合するのでした…… かっこいい。 だけど。 リンドール、ドレス着たまま。(美人だからヨシ!) 今回は見学にもおいでいただきました。 とととさん、ありがとうございました。お疲れさまです。 次回、6/5。
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