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😶 【魔都東京200x】LawとかChaosの話 絶対に荒れる話題のヤツです。 あくまで自分的な見解ですが・・・ まず「個」というのがあります。「個人」とかですね。 全ての「個」は「実力」を持っています。「実力」には、肉体的な実力、精神的な実力、経済的な実力など様々ありますが、自分の思いのままなるパワーのことを指しています。幼児でも物を叩いたりできるわけです。 全ての「個」は、自分の意のままに、自分の「利害」のために、「自由」に「実力」を行使することが可能です。 もし世界に「個」がそれひとつしかなければ、何も問題がありません。完全な自由です。 しかし世界には「個」は複数存在するわけですね。 実力と利害を伴った個が複数存在するので、 「個A」の振るう実力/利益/自由と、「個B」の振るう実力/利益/自由の衝突が発生します。 このとき、「個A」と「個B」の間に社会的関係が構築されるわけです。 実力を持った個の利害の間に存在するもの。それが法であり、契約であり、約束です。 当事者同士が自分の自由/利害を制限して、実力の行使を控えるわけです。 >「個A」実力/利害/自由|法/契約/約束|実力/利害/自由「個B」 こういう感じになります。 社会的関係によって当事者から認められた利害/自由は、「権利」と呼びます。 さてLawですが、Lawはこのような法/契約/約束によって、個々人の実力/利害/自由の衝突を抑えようという思想であると考えます。 Lawにとって、「法」に相対する語は、「不法」あるいは「非法」であって、自由ではないのです。 Lawは個々人の「権利」を重視します。権利は法によって定められたもので、自己あるいは他人の権利を尊重することは法を尊重することになります。Lawは「法律の範囲内の自由」を尊重します。 自分が同意していない、脅迫などで一方的に押し付けられた法/契約/約束については、「それは法と言えるのか?」という疑問が生じますので、Lawであっても遵守するかどうかは意見が別れるかと思います。 Chaosは自由を重視します。ここでいう自由とはLawが提唱する「法律の範囲内の自由」ではなく、原初の自由です。 法/契約/約束を踏み越えれば、当然、他人の利害/自由と衝突し、侵害することになります。 しかしChaosは自分の自由を重視しますが、他人の自由は重視しないのです。 >「個A」実力/利害/自由 vs 実力/利害/自由「個B」 こういう感じになります。 Law=社会契約論 Chaos=弱肉強食の自然の掟 こういうことでもあります。 しかしまあこんなのをTRPGでやることはできないので、なんかワルっぽい天使が聞いたことのない神の法を押し付けてきたり、処刑ライダーがヒャッハーしながらムラを焼いたりするわけです。
> 日記:【魔都東京200x】LawとかChaosの話 同じLawでも『天(主にメシア教的な)Law』と 『人間社会の法(Law)』とか天津神的とか いろいろあるのはある種のカオスを感じますね。
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