アポリア（A-porIA）（デッドラインヒーローズ用キャラクターシート）

《プロフィール》
【ヒーローネーム】アポリア（A-porIA）
【本名】黒目 夜鷹（クロメ ヨダカ）
【オリジン】ジャスティカ
【年齢】20 【性別】女性

【個性】監視者：ヒーローとヴィランの違いとは何だ？どこからが正義でどこからが悪だろう？未だ、答えは出ないままだ。
【覚醒】憧憬：”あの日”の彼の人が瞼裏に焼きついている

【容姿】（カジュアル）unisex、焼鳥屋台の若店主
　　　　（バトル）”あの日”の彼の人によく似た姿。覆面の鎧武者

【所属】ソロ（屋台を引いて全国を放浪中）

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《エナジー》
 ライフ：16 | サニティ：16 | クレジット：20

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《能力値》※能力値+《技能名》:レベル　| 成功率
【肉体】17+〈白兵〉Lv.     =    %
　　　　17+〈射撃〉Lv.10   = 27 %
　　　　17+〈運動〉Lv.37   = 54 %
　　　　17+〈生存〉Lv.     =    %
　　　　17+〈操縦〉Lv.03   = 20 %

【精神】19+〈霊能〉Lv.     =    %
　　　　19+〈心理〉Lv.     =    %
　　　　19+〈意志〉Lv.     =    %
　　　　19+〈知覚〉Lv.     =    %
　　　　19+〈追憶〉Lv.     =    % 

【環境】21+〈作戦〉Lv.50   = 71 %
　　　　21+〈隠密〉Lv.     =    %
　　　　21+〈交渉〉Lv.     =    %
　　　　21+〈科学〉Lv.     =    %
　　　　21+〈経済〉Lv.     =    %
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《取得パワー》■:初期取得 | □:追加取得
 ■スローイングナイフ（参照p139）
 ■万能ベルト（参照p140）
 ■ブルズアイ（参照p141）
 ■臨機応変（参照p141）

《設定:詳細》

『あっ、そこのお姉さん！焼き鳥なんていかがです？今なら3本オマケしますよ。…ふふ、今日はお月さんが一等綺麗ですから』

『＿＿さあ、ちょっくら〈お節介〉と行きましょうか』

『……僕から見れば、ヒーローもヴィランもおんなじですね。市民にとっては、その何方も対抗できない〈猛獣〉共…毛色が違うってだけです。……なーんも変わりねーですよ。』

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全国を放浪する焼鳥屋台の若店主。
ヒーローを騙る〈監視者〉、中立を騙るどっちつかずの存在。

決して口にしないが、
ヨダカには常々疑問に思っている事があった。
ヒーローとヴィラン＿＿両者の＂違い＂はなんなのだろう、人ってそんなに単純に二分できるものなのか、と。
そう思う反面、時々こうも思うのだ。
＿＿ああ。＂あの日＂が来なければ…
＿＿あの時、何も知らずに死んでしまえば…
僕はこんなにも、＂どっちつかず＂にならずに、済んだのに。
…知りたくなかった。
世界は白黒じゃ分けられないって事。
勧善懲悪なんて存在しないんだって、事を。

今日も答えは出ないままだ。……でも、困っている人に差し出す手は止められない、止めることが、できない。
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【個性:詳細】
＊最も大事なもの：覆面
彼の人の忘れ物。長年預かっていたが、現在は拝借して使用している。いつか返せたらと思っている。…そんな日は来ないってわかってるけど。

＊最も大事にしている考え：〜してあげてる、って思ったら負け
↪︎”ヒーロー”とは呼ばれたくない。呼ばれる資格もないと感じている。”英雄”じゃなく、ひとりのお節介な”人間”でありたいのだ。
↪︎平和に必要なことは、『一方的に誰かが誰かを助ける』ことでは無く、『皆が互いに助け合う』事だと考えているから。

＊弱点となるもの：『必要な犠牲』だった
最も憎んでいる言葉である。必要な犠牲を掲げた正義なんて偽物だ…！そんなもの絶対に認めない。

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【覚醒:詳細】
端的に言えば、”疑問”を抱くきっかけとなる出来事があった。
『〈ヒーロー〉と呼ばれる存在に見捨てられ、〈ヴィラン〉と呼ばれる存在に助けられた』という過去が。

＊＊＊＊＊
今でも眠れば夢に見る＂あの日＂。
突然、空から銀色の流れ星が沢山ふってきた。
閃光、爆発。耳にこびり付いた悲鳴。燃え盛る炎と、真っ黒な煙。目の前で炭化した家族だった何か。
故郷の村を襲った無差別爆撃＿＿流れ星の正体は、大量の焼夷弾だった。
逃げ惑っていたところへ、黒雨が降り注いで来た。
隣で穴ボコだらけになった友達。
後から、機銃掃射という言葉を知った。
弾丸を浴びせてきたアイツらの顔が忘れられない。銃口を向けて来たアイツら……村で知らない人は居ない有名なマスク姿の＿＿アレは、僕らを守っていた筈の、ヒーローだった。
＊＊＊＊＊

「いやあ、僕の村は非行傾向のある超人種のコロニー、悪人共の隠れ里、という認識をされていたようなんですよね。とんだ手違いで」
「どうしたらそんな手違いが起きるのかホント謎なんですけど」
「…G6共からは、ヒーローの？代表で？弁明書がきましたよ。曰く『あれは必要な犠牲だった』だそうです」

＊＊＊＊＊
呆気なく崩れ去った平穏。
守ってくれる筈の存在から向けられる攻撃。
混乱と恐怖が最高潮に達した時、弾丸の雨が、唐突に、止んだ。
反射的に、そちらを見やってしまった。
見やった先、目に飛び込んできたのは、見知らぬ1人の人間＿＿マスクを殴り飛ばす、覆面の姿だった。
覆面は、瞬く間にマスク共を鎮圧すると、黙々と鎮火作業に移り始めた。慟哭する人の手を取り、意思ある人には的確な指示をだす。
言葉こそ発しなかったが、生存者が借り染めの統率を取り戻すには充分だった。
＊＊＊＊＊

「後から聞いて驚きましたね。彼の人は、G6がブラックリストに載せていた超危険人物＿＿要は零等級のヴィランだった訳です」

＊＊＊＊＊
どの位時間が経ったろうか、
鎮火され混乱のおさまった焼け野原に、パトカーが1台やって来た。覆面は、警官と何やら言葉を交わした後、乗りこんだ。
彼の人を乗せたパトカーは地平線へ走っていく。
みるみる内に小さくなる車体。
地平線の先に消えた瞬間、銃声が二発聞こえた。

胸騒ぎがして、
見に行ったら、
パトカーも彼の人も、とっくに何処かに行ってしまったらしい。
地面に、彼の人の覆面だけが、落ちていた。
＊＊＊＊＊
「…彼の人は過去、確かに罪人、だったのでしょう。ですが、僕らを救い、惜しみ無く手を差し延べてくれた……」
「……あの瞬間、僕にとっては、彼の人は間違いなくヒーローでしたよ。」
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〈自己メモ〉
◆A-porIA
AporiaとPORとIAの造語。読みはアポリア(aporia)。

◆Aporia
一般に、解決のつかない難問のこと。ギリシア語の原義は通路または手段のないことを意味する。アリストテレスによれば，解決しがたい事柄をいい，一つの問いに二つの相反した合理的解答のあること。
哲学では、哲学的難題または困惑の状態のこと。
修辞学では、修辞学的に役立つ疑問の表現のこと。疑惑法。

◇POR［＝point of regard］
注視点 ▶︎パワーの”ブルズアイ”に由来
◇POR［＝public opinion research］
世論調査 ▶︎ヒーローを騙る〈監視者〉である
◇IA［＝instrumentation amplifier］
計装用増幅器。特別な用途を目的としたアンプの事。
▶︎味方の力を増幅(amplifier)させる

◆参考にさせて頂いた曲
 怪物は君が食べたくてしょうがない（Sasakure.UK）
 killy killy JOKER（分島花音）

◆参考にした要素：ドレスデン爆撃、よだかの星、Gray area(どっちつかず)

◆20：審判(タロット)の番号

【参加履歴】
『天秤は揺れる』獲得点：10
『Aha! You crack me up‼︎』獲得点：10
『Weigh Anchor!』付与点：30、獲得点：10
『悪鬼羅刹』獲得点：9

【使用点：50/50】
20：パワースロット+2（総数6→8）
 5：パワー取得（スパイクボード）
 5：パワー取得（盤上の支配者）
 5：パワー+20%（スローイングナイフ）
 5：パワー取得（調息）
 5：パワー取得（応援）
 5：パワー取得（臥薪嘗胆）