法統兼信さんの日記 「貴人と毒と。」

法統兼信
法統兼信日記

2025/04/12 18:18

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🤔 貴人と毒と。
ふと思ったのだが、解毒魔法があるファンタジー世界では食事に毒を混ぜて暗殺などは難しいのではないかと思ったのだが(専属の魔法使いもいるだろうし)、そうなると毒は『即効性』に特化するようになるため、やはり宮廷などで毒味役は必要であるし、銀製の食器も必要ではあるなと思った次第。

あと専属の「解毒魔法使える魔法使い」雇うのだってお金かかるから余程の貴人ではないと財布が痛むし、やはりファンタジーでも『毒による暗殺』という概念はあると再認識。

それに、毒味役を用意することによって『自分の権威』を証明出来る。
もしくは『即効性』の毒が仮に食事に入っていても、解毒魔法使える魔法使いが側にいればもっともっと『権力』を誇示できる。
これを利用すれば、上流階級や貴族の権謀術数を描写出来るではないか。
味方には『安心』と『信頼』を与え、敵には『周到』と『権威』を誇示できる……わくわくすっぞ‼︎
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レスポンス

Gilt Lily
Gilt Lily法統兼信

2025/04/13 00:15

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> 日記:貴人と毒と。
逆です。
毒で暗殺しようとするなら遅効性に特化するようになります。即効性だったら誰が盛ったかバレちゃうじゃないですか。
昔にフグ毒とトリカブトを混ぜて毒殺した事件なんかもあったように、ある程度知識のある人なら毒の作用を遅らせていつ摂取したかが分からないようにするのが基本です。
魔法があるなら、それ単体では毒じゃないけど摂取した状態で魔法をかけられたらとたんに猛毒になるというようなタイプも面白いかもですね。
それと、中世以前は障碍者に人権がなかったので、目が見えなくなったり歩けなくなったりしたらそれだけでもうアウト。死ぬような毒じゃなくても、そういう効果を受けてしまうだけで社会的に殺されてしまうので、毒を盛るイコール毒殺じゃなくてもいいんですよ。怖いですねえ。

あと、銀が反応する毒はヒ素だけです。(正確には、ヒ素に含まれる硫黄分に反応してるんですが)
昔から使われるタイプの毒なので、銀自体の魔除けのイメージとあわさってカトラリーやサルヴァなんかに使用されていましたが、銀で毒殺を防ぐのはほぼ無理です。

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