永い後日談のネクロニカ
書籍説明
システム: | 明るい | ☆☆☆☆★ | ダーク | ||
書籍種類: | 基本ルルブ | リアル | ☆☆☆★☆ | ファンタジー | |
発行年月: | 2011-09 | 直感的 | ☆☆★☆☆ | 頭脳的 | |
所持する人: | 1518人 | 短時間 | ☆☆★☆☆ | 長時間 | |
コメント数: | 15件 | 初心者向け | ☆☆★☆☆ | 玄人向け |
出版社: | パッチワークス |
人類が滅びた後、みんなが死んだ世界では。
もう誰も死ななくて、動くのは死人ばかり。
生きた心持つ、死せる少女が見てゆく世界。
同じ境遇の姉妹との会話が保つ正気の境界。
欲望と狂気のままに、少女を見守る造物主。
これなるは終わった世界を観劇する手引書。
屍少女と死人使いの舞台へどうぞご参加を。
永い後日談のネクロニカへのコメント一覧
15. GinkoQ47 | |
2021/01/15 12:43 |
14. Kei | |
2023/11/24 00:49 |
描きたかったストーリーと実際に実装されたシステムに差があり過ぎて作者が意図したものでないであろう悪い悲劇になったゲームです。少なくとも開催時にどこに軸があるのかを明確にしなければ事故になるでしょう。 そう分かった上でゲームが描きたかったであろうストーリーの方に寄り添えばいいゲームです。
13. 灯月 綺来 | |
2020/09/02 16:15 |
初めて自分がTRPGというゲームを知ったし、これで沼に入りました。 当時は友人が持ってるルルブを見せてもらいましたが、「ジャンク」と書かれたページに載ってる女の子が狂おしいほど可愛い…「もう希望なんてないのに…でも、希望がある未来を望みたい」そんな感じの儚いとびきりの笑顔…無理、可愛いがすぎる… グロめの描写が多いけど、大丈夫な方はぜひ…
12. カルラ元帥 | |
2020/03/08 17:55 |
まず、体力という概念がない。部位毎に(パーツ)があって、それが多ければ多いほど、犠牲にできるパーツも増えるので、耐久はできるようになる。 もっといえば女の子ばっかり("おとこのこ"にもなれる)。 そこがやっぱり異質かなと。 自我次元とかESPとかいうもう非.人道的な事柄も入ってくる、女の子ばっかりにしてはなかなかハードでダークな世界。 あとは戦闘時に、DEX代わりになるものが最大行動値。 ダイスではなく普通に自分が決めたマニューバスキルで変動する。 大抵は相手の数のが多い、多少理不尽な戦闘だが、みんなその場にいれば宣言できるマニューバもあるので、協力プレイ向けではある。
11. amalilith | |
2019/06/03 23:00 |
終わった世界を旅するゾンビ少女が主人公の、一風変わった世界観のTRPGです。 判定は簡単で、10面体を振って6以上なら成功。戦闘ルールもデータ量も程よく、世界観を除けば初心者向けと言っても良いくらいバランスの取れた作品だと思います。 ただし、少し問題があるとしたら、ロールプレイ面のサポートが手薄なところでしょうか。 終わった世界で狂気に堕ちていく少女達、というのが本作のロールプレイングの肝となる部分なのですが、何分、世界が終わってしまっているので会話できるNPCが殆ど居ないのです。 つまりPC間でのRPが主になってくるのですが、そこが中々難しい。しかも判定もあっさりとしたシステムなので、意識していないと本当にサクサク進んでしまいます。 また、作品の性格上、本作のPCは全員が女性、しかも少女であることが前提となっている場合が多いので、普段男性のキャラクターばかり使っている、という方はNC(ネクロマンサー。GMみたいなもんです)にご相談ください。場合によっては男性も許可してくれるかも知れませんので。 多彩な改造パーツを組み立てて自分好みの少女ゾンビを作るのには本当に心が躍りますし、ルールとしては何も難しいことなんてありません。是非おすすめさせて頂きたいシステムです。
10. はーべ | |
2021/01/14 11:22 |
簡単に言うと「人類が滅んだ後の世界でゾンビ化した少女達が彷徨い旅をするTRPG」である. 結論から言うとグロや生理的嫌悪を催すようなエロが平気なら(表紙の絵が平気なら)非常にお勧め出来るTRPG. 基本的に判定は1D10(+補正値)をロールし,1以下なら大失敗,6以上なら成功,11以上なら大成功というシステム. ドールことPCには狂気の概念が存在しており,いわば発狂寸前の状態で物語がスタートする. 互いにロールプレイを行った後に対話判定を行うことでそれを軽減させていくので,協力して進行していくことが推奨される.全員が精神崩壊状態に陥るとバッドエンド直行である為,協力して対話判定をどんどん行わないとクリアは不可能. そしてPCはアンデッドなので,『首が取れたくらいでは死なない』.よほど念入りにバラバラにされない限りPCたちは動き続けることができ,他に仲間が生きていれば一人二人発狂しようが完全解体されようがリカバリーはいくらでも効く. ドールたちは原則としてすべて女性キャラである.特定のマニューバを適用させることで「身体の一部に男性としての特徴を持ったキャラ」を作成することはできるが,男性キャラを使用する場合はNCことGMに要相談.私は許可します. バトルパート(戦闘)では特定の攻撃等を宣言した後,敵味方問わず特殊なマニューバやスキルを本来の処理に割り込んで発動させることがある.カードゲームが好きな方には良いかもしれないという印象もある.ただ,それゆえに効果の解釈が難しいスキルも見受けられる(いわゆるコンマイ語)のでその点は注意. 公式サプリは私の知る限り3種類.多すぎず少なすぎず揃えやすいし,PLをやるのであれば必要になる可能性があるのは「歪曲の舞踏」ぐらい. ロールプレイが沢山出来ると得をするTRPGであることや,システムの構造上『秘匿ハンドアウト』と非常に相性が良いので,いわゆるエモ系が好きであれば強く勧めたい.
7. おじょう | |
2018/02/09 14:52 |
基本ルール自体は簡単です。処理もまぁそこまで難しくないです。解決してない部分もありますが…。 表紙そのまんまの世界観を持っているため、人こそ選びますがハマる人にはグイグイ来ます。 記憶のかけらからドール(PC)の設定を妄想してウハウハするのもよし、 効果の型考えるのでウハウハするのもよし、 未練(PC同士の関係性)を踏まえたRPは特に楽しい! GMもキャラメイクや戦闘をPL感覚に近い風に楽しめそうな感じがします。 戦闘に関してもNC(GM)がよほど難易度を上げて来ない限りは雑でも勝てるかな〜とは思います。 基本ルルブに収録されているシナリオもどれも素晴らしく、 特にキャンペーンシナリオ『母の愛を』に関してはどこまでの悪趣味が許されるか不安なNCの背中をそっと撫でてくれるレベル。 多分ボイセよりもテキセ向けです。めちゃくちゃ楽しいです!