シナリオセット【クトゥルフ神話TRPG】深淵に潜む私達の先人の内容

基本情報

カエデ
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登録日:2018/04/07 23:15最終更新日:2018/04/08 00:49

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
タイトル: 深淵に潜む私達の先人
TRPGシステム: クトゥルフ神話TRPG
適正プレイ人数: 2~3人
適正レベル: 1~2レベル

概要:
体が重い... 皆さんが目を覚ますとそこは知らない洞窟の中だった...! 時間は2時間ちょいくらい またこのシナリオで回す予定なので、PC側でやりたいなら見るなよ?
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目次・解説など及びシーン情報

下の「クリックで開く」を押して閲覧できる内容はネタバレになります。

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目次・解説など:

このシナリオを回すときはここからコピペしてたのでかなり詳しい処理まで書いてありますが、小改変、大改変どうぞどうぞ


このシナリオの設定
PC達は臨死体験中
ルト=ニャル様  イザナミに会いに来た
追っ手のゾンビはヨモツシコメ。 イザナミに服従していて生者を追っかけ回す
好物はヤマブドウとタケノコで、その部屋を通るといつもそこで少し留まってる
ただ、このシナリオ中はルトがタケノコの方は粗方食べちゃったので、タケノコの方では足止めされない
桃は神聖な食べ物で、邪を祓うことができる


シナリオの回す場合の注意
途中なにも無い通路を通る場所があります。
ここでなにかしらかイベントを起こして、(壁から石が転がり落ちて来て軽業とか、インディジョーンズみたいな転がる石からの逃走させるとか)シナリオの密度あげてもいいかも

SANチェック多目、特定の技能以外のロール少なめ。  他のイベントで振らせてもいいかもね

ここでのシナリオではころすを漢字に変換するとNGになるらしく出来ませんでした。実際に回すときはちゃんと変換した方が雰囲気出るかも


導入&最初の部屋
 
皆さんは気づくと、洞窟の中にいました  
洞窟には出元不明の光源があり、周囲を確認するのに問題はなさそうです
ここは洞窟の通路のようです。皆さんの前方にはとても頑丈そうな扉があり、後方に通路が続いています。  通路の横幅は5メートルほどで、皆さんは人工的に掘られたものであろうと想像ができるでしょう
突然知らない場所に放り込まれた皆さんは周りに他の人間が倒れているのを見つけます

皆さんは懸命にこれまでのことを思い出そうとします
アイデアどうぞ

成功:では、あなたが気を失う直前、とんでもない激痛を味わったことを思い出しました。
それはまるで、四肢が引きちぎられ、引きづり回されるような激痛でした。その痛みを思い出してしまった人はSANチェック1/1d3
しかし、何かとんでもなく痛みの感じる事があった事を思い出しましたが、それが何故なのか、その後どうしてここに居るのかは分かりませんでした。

失敗:あなたはなんとか思い出そうとしましたが、“残念ながら”よく思い出せませんでした

壁
基本情報:洞窟はとても頑丈に出来ていて、崩落するような危険性は無さそうだと分かります。
成功:また、壁に古臭い文脈で掘られた文章を発見します。
失敗時:また、壁に古臭い文脈で掘られた文章を発見します。
しかし、薄暗く、注意がおろそかになっていた皆さんはいくつかの文字を見落としてしまいました。

知識でふるなら素で、歴史、人類学ならボーナス5、考古学ならボーナス10
目星に失敗してるならマイナス5

成功:ここに書いてある文章の意味することを要約すると:、「あいつは私との約束を守らなかった。私は信じていたのに...。あいつは鍵穴から覗いてしまった。だから私はあいつをころすことにした。私の本当の姿を見たことは絶対に許せない。」となるようです

失敗:では、なんとかわかった文章をつなぎ合わせると、「...約束...違えた。...鍵穴...見た...。...ころす...。私の本当の姿...許せない。」となります。

扉
基本情報:黒々としていて大きく頑丈な扉で
高さは3メートルほどもありますが、皆さん全員で中に入ろうと思えばなんとか開ける事が出来るでしょう。
扉には中を覗く事が出来そうな鍵穴があります

目星成功:壁には小さく、「この先死者の国」と書いてあります

中を覗く:中はとても暗く、先を見通すことができません。  しかししばらく見ていると突然何かに根源的な恐怖を覚えましたSAN1/1d3

しかししばらく見ていると、少しづつ暗さに目も慣れて来ました。もう少し覗いていれば中にいるものがわかるかもしれません。

あなたは、このまま鍵穴を覗きつづけてもいいし、恐怖に負けてここから逃げてもいい。

覗いた場合:見ているとそこにいるものが一体どんな姿形をしているのかがわかりました。
それは身体中に蛆虫が這っており、まるで死んでいるようです。
そしてそれは突然!あなたの方に振り返りました。ナニカと目が合ったあなたはSANチェック2/2d4
びっくりしてあなたは扉から離れます

扉を開ける:あなたは扉の奥に吸い込まれるような感覚を感じ、そこの空気を吸って貴方達は気づくでしょう。
ここは生者の居るべき場所ではない。
ここは死人の国であり、私たちは居るべき場所ではない。
いや、もはや私たちはここにしか居る事が出来ない。ここからは絶対に出ることはできない。私たちは死んでしまったのだ。
エンドその1:死の国の住人 バットエンド
皆さんロストです

  
後ろの通路を進んで行くと15分ほど経って前方に白い扉があるのを見つけました。

その扉の方まで来た時、全員はどこかから大きな音が聞こえます
聞き耳成功:その音は後ろの黒い扉の方から聞こえたことがわかります

ここでPLに時間を刻むことを伝える
(なにかを調べるためにダイスロールを行なった場合その人のターンが終了。全員が終わったら一サイクル終わり。)

皆さんが扉を開けて中に入るとそこにはとても大きな部屋がありました。その部屋には室内にもかかわらず大きく茂っている木があります。

2番の部屋

部屋
基本情報:10m四方ほどの広い部屋で、真ん中に大きな木が生えています。その横にテーブルがあります。
その奥には皆さんが通ってきた扉とは別にもう一つ白い扉があるのがわかります 
目星:この部屋はとても丈夫だと言うこと以外特にわかりません

大きな木
基本情報:木には紫の実があり、皆さんはここまで歩きづめだったこともあり、とても美味しそうに感じることでしょう。
目星成功:ここに生えている木はヤマブドウという種類である事がわかります。
目星失敗:この木は見た事があるような気がしますがよくわかりませんでした。

テーブル
基本情報:上には古びた紙が置いてあります。それを読みたいなら、知識なら素で、歴史、人類学ならボーナス5、考古学ならボーナス10で振ってください。
成功:「私は信頼を裏切った。妻は怒り狂い私をころそうとしている。ああ、しかしそれは仕方がなかったのだ。私はここから逃げねばならない。  私はここで“アイツ”に捕まるわけにはいかない。ここで死にたくはない」
失敗:「私---裏切---。---妻---怒り---ころそ------。---アレ---捕ま------。--死---。」


参加者が二人なら2サイクル、3人なら1サイクルで判定後幸運ロール
成功:あなたは後ろのドアの奥に何かが来ていることに気づきます
その“何か”は今すぐにでも入って来そうです。
失敗:皆さんは嫌な予感を抱きつつも、その予感の由来は分かりませんでした。
その時、突然後ろの扉を開けて何かが入ってきます!

その追っ手は身体中に蛆虫が這って全身が腐り落ちているにもかかわらず、なおも皆さんに向かってきます
そして何より恐ろしいことは...その追っ手達が...
10体以上の群れをなして襲ってきていることです。歩く死者を目視してしまった貴方達はSANチェック2/2d2




扉を開けると、また薄暗い通路が続いています

“何か”から逃げるように通路を急ぎ急ぎ進んでいくと、気配は前の部屋で止まって居るようです。
しかしその“何か”からの敵意は止む気配がありません。
すぐに部屋を抜けて追って来てもおかしくないでしょう。

そのまましばらく進むと、紫の扉を見つけました


第3の部屋

扉を開けるとまたも開けた空間に出ました。 その部屋は50m四方ほどの大きさですが、そのほとんどは竹で覆われています。
そしてその真ん中には半径5mほどの開けた場所があり、そこにテーブルと人を見つけるでしょう。その人はテーブルに座って、何かを食べているようです。

竹:大きく成長しているものもいくつかありますが、小さいたけのこもチラホラ見つける事が出来ます。  
目星:この生え方は自然ではなく、普通の竹ではないという事がわかります

人に話しかける/
その人が顔を上げた時、その人の目はぽっかりと穴が空いたように真っ暗で人間とは思えないような色彩を持っていました。
目を合わせてしまった貴方はSANチェック1/1d3

皆さんは驚き、再びその人を見ると普通の目をしています。
目の錯覚だろうか。と思う事でしょう

たけのこご飯を食べている
一緒に食べるかどうか誘う
「だったらいい事を教えてあげよう。ここを無傷で出るためのヒントは“ヨモツヘグヒ”だ。それを肝に命じておくんだね...もし手遅れだったら...穢れを払ってから外に出る事だ。」
この3つを最低限伝える。 あとはアドリブで

 

皆さんはヨモツヘグヒについて知りたいなら知識なら素で、歴史、人類学ならボーナス5、考古学ならボーナス10で振ってください。

ヨモツヘグヒ:「異界の食べ物を体に取り入れる事。古来より日本では食事は儀式であり、その一部を体に取り込む事である。異界の国の食べ物を体に取り込むことで、死人に近づいてしまうとされていた」

1サイクル後
その時皆さんは先程から感じていた後ろからの感覚がどんどんと近づいていることに気づきました。

「おや、お迎えがそろそろ近いみたいだね。私はもう行くけれど、君たちもここで終わりたく無いなら捕まらないようにすることだ。彼女らは生きているものに追い縋り、引きづりこもうとする。憎しみだけで存在するような変なやつらさ」

言い終わると、煙のようにどこかに消える
目の前で人が消えた体験にSANチェック0/1d2

出口直前

皆さんは後ろからの気配から逃げるように通路をひた走ります。
しかしだんだんと距離が縮まっているようです。迫りくる恐怖に皆さんはさらに足を早める事でしょう

そのうちに前方に光が見えてきます。
そこは恐らく出口のようです。
そしてその手前に木が生えています。
そこには大きな桃がいくつも生っています。

その木の近くまで辿り着いた頃、後ろ100mほどまで、追っ手が近づいてきているのがわかります。

今までまだ見てないならここの文を入れる
(その追っ手は身体中に蛆虫が這っておりとても醜悪な姿をしています。
そして何より恐ろしいことは...その追っ手達が...
10体以上の群れをなして襲ってきていることです。歩く死者を目視してしまった貴方達はSANチェック2/2d4)

そこで皆さんはここまでの一部一部から今の状況に心当たりがあるような気がします。

アイデア半分に、さらに「壁の文字」「ヤマブドウ」「テーブルの紙」「ヨモツヘグヒ」「桃の実」「追っ手」一つにつき10ボーナスをつけてダイスロールを振ってもらう

成功:あなたは今の状況がイザナギの黄泉の国からの帰還についての神話について思い出します。

イザナギ神話
イザナギは愛する妻イザナミにもう一度会いたいと願い、黄泉の国に向かう。
イザナミは迎えにきたイザナギに共に帰る準備をするから扉の前で待っているように頼んだ。
しかしイザナギは待ちきれずに扉の鍵穴から覗くと、変わり果てたイザナミの姿がそこにあった
イザナミは約束を違えたことに怒り狂い、イザナギは逃げ出した。

イザナギは逃げる時、ヤマブドウ、タケノコを生やすことによって追っ手の気を逸らせてなんとか逃げ出した
そして最後に出口に生えていた桃の実を投げつけると、追っ手達は逃げていった(桃の実は神聖なもので、穢れを祓う)



桃を投げつけた場合:ではヨモツシコメ達は桃に怯えるようにして、散り散りになって逃げてしまいました

桃に目星/
とても大きくなっており、美味しそうです。しかし普通の桃とはどこかが違うと思います。
また、木の幹にオホカムヅミと彫ってあります。
また、言葉にしづらいけどなんか神々しい...と思います

オホカムヅミに知識成功なら開示
オホカムヅミ:イザナギがイザナミから逃げる際に投げた桃に感謝を込めて付けた名前
いわゆる桃の神様


皆さんが外に出ると、視界は光に包まれ、皆さんは気を失います。
目を覚ますと皆さんは自分がベッドに寝かされていることに気づきました。どうやら病院のベッドのようです
そして、皆さんは交通事故に遭い、病院に運び込まれたことを思い出します

さっきまでのはただの夢だったのか...いや、とてもリアリティがあり、思い出すだけで体が震えることでしょう。



最初の死の扉を開けるor追っ手に捕まる
エンド1:死の国の住人  バッドエンド1
ロスト

ヨモツヘグヒをして外に出る
エンド2:半身は深淵と共に  バッドエンド2
STR  CONそれぞれ-1、

ヨモツヘグヒをせずに桃を無視して出口から外に出る
エンド3:深淵から睨む瞳  バッドエンド3
SANチェック0/1d2

ヨモツヘグヒをし、桃を投げつけて桃を食べて外に出る
エンド4:穢れを祓い生者に戻る者 ノーマルエンド
SAN回復1d8

ヨモツヘグヒをせずに桃を投げつけて出口から出る
エンド5:神話をなぞる者  トゥルーエンド
SAN回復1d10

ヨモツヘグヒをせずに、桃を食べて出口から出る
エンド6:神に近づいた者  裏エンド
好きな能力値2つを+1  
その後SANチェック0/1d2
シーンNo. 種別/発言者 コマンド/説明
シーンは設定されていません。

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