【クトゥルフ神話TRPG】枯れゆく花々を胸に【参加者決定済み】の内容

【レギュレーション】
必須：クトゥルフ神話TRPG　6版
使用可能：2010

【シナリオの概要】
『枯れゆく花々を胸に』USB様作

庭師の事件を終え暫く、街を歩けば暖かな風が髪を撫でる。
冬に清算しきらなかったもの全てが、春によって運ばれてくる。

この物語は『補完』である。
この物語は『蛇足』である。

冬の間に降り積もった重い雪の下にあったものが
ただ眼前に映されているだけの物語だ。

あの事件は終わった。
愛するものを犠牲にしながら、あなた方は今の日常を手に入れた。
……けれど、
本当に全て白日の下に曝されたのだろうか？

人の体を苗床にし、そこに救いを求めたあの教団は如何にして滅びたのだろう。

既に衰退し解体した集団だ。今更何も出来ない。
生き証人など居ないのだ。

あの男を除いては……―。
零課の周りで少々不可解な噂が流れていた。
その内容は各々にとって聞き流す事の出来ないものであり、
『あの事件』の片鱗をちらつかせるものだった。

生き証人は留置所の中、いやに落ち着いた様子で「聴きたいのならば話してもいい」と語った。

そして同時に一つの条件を提示する。

「だが話すのならば警視庁特殊犯罪捜査零課のトップ、――緋水とだけだ」


―『庭師は何を口遊む』after

◆刑事用語※使いたい場合は参考にどうぞ※◆
・マル被：被疑者
・マル対：対象者
・マル害：被害者
・ゲソ跡：足跡
・お宮：迷宮入り
・顔首(がんくび)：顔写真
・打ち込み：現場に乗り込んで調査をする事
・帳場：捜査本部

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