【ダブルクロス3rd】【CRC・参加者決定済み】オマネキ様の内容

※注意：本シナリオは都市伝説系ホラーを題材としており、子供の死や惨殺描写が含まれます。
またシナリオに付属していたPC達の関係性によるドラマを盛り上げる為の追加要素として”恋愛要素”を扱った追加ハンドアウト(Rハンドアウトとは別のもの)を導入しております。

【作者】
すがのたすく様

【レギュレーション】
必須：基本１・２、上級、EA、RM、CRC(できればNCも)
使用可：ステージ集を除く全て
諸々：武器生成エフェクト等はIA環境に合わせる（未所持の方は個人メッセ下されば該当箇所だけ簡単なデータをお渡しします。）
PCの使用可能経験点:初期経験点130+追加経験点50+EE用4点

【シナリオの概要】

〇トレーラー　

「オマネキ様、お越しください。捧げものはここにありませい――」

それは、ただの都市伝説、他愛のないお遊び。
……だが、五年前のあの日、君たちは確かに見た。
現われ出おぞましい存在と、無残な屍となった友の姿を。
呼び出してはいけなかったモノ。喪ってしまったモノ。
悔悟と恐怖を過去に刻んで生きる君の脳裏に、殺されたアイツが囁いた。

                「タすケテ……」

ダブルクロス The 3rd Edition
『オマネキ様』
ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト
ＰＣには以下の設定がつく。ＧＭはキャラクター作成時にプレイヤーとよく相談すること。
ＰＣ①：Ｄ市立高校生。翔の親友。甲斐谷あかねに慕われている
ＰＣ②：Ｄ市立高校生。アザトースシンドロームのオーヴァード
ＰＣ③：Ｄ市立高校生。オカルティストの卵
ＰＣ④：Ｄ市立高校生。Ｄ市のＵＧＮ支部長

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シナリオ「オマネキ様」【ＰＣ①用ハンドアウト】
●ロイス：甲斐谷あかね（かいたに・あかね） 推奨感情：Ｐ庇護／Ｎ悔悟
●クイックスタート：喪われた切り札（『CRC』P74）
 ●カヴァー／ワークス：いずれかが高校生であること

君はＤ市立高校に通う学生だ。ＰＣ②、③、④は仲の良い友人であり、ふたつの秘密を共有する仲間である。
ひとつは、自分たちが邪神因子保有者〈オーヴァード〉であること。
そしてもうひとつは、小学生の時に、君の親友・甲斐谷 翔（かいたに・しょう）と共に都市伝説の交霊術“オマネキ様”を行ない……呼び出してしまった恐ろしいモノに、翔が惨殺されてしまったこと。
翔の妹・甲斐谷あかねは、そうした秘密を知ることもなく、今日も屈託なく笑いかけてくる。あの日翔を助けられなかった
君は、親友の代わりにあかねを護り抜かねばならないと心に決めているのだ。そして君の目の前で、あの日の惨劇は蘇る――。

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シナリオ「オマネキ様」【ＰＣ②用ハンドアウト】

●ロイス：甲斐谷翔（かいたに・しょう） 推奨感情：Ｐ遺志／Ｎ恐怖
●クイックスタート：墜ちた女神（『CRC』P76） 
●カヴァー／ワークス：高校生／ＵＧチルドレン

君はＤ市立高校に通うＵＧＮチルドレンであり、アザトースシンドロームのオーヴァードだ。街と友人たちを護りながら、
君は仮初の学生生活を送っている。
五年前、君たちが行なった交霊術“オマネキ様”によって＜外なる存在＞が瞬きの間喚起され、君の大切な友人・甲斐谷翔が犠牲になってしまった。
友を護れなかった悔悟は、今も君の心に影を落としている。
そしてある日、高校へ向かういつもの道すがら、唐突に――君の脳裏に翔の声が響き始めたのだ。
「タすケテ――」と……。

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シナリオ「オマネキ様」【ＰＣ③用ハンドアウト】

●ロイス：オマネキ様 推奨感情：Ｐ執着／Ｎ脅威
●クイックスタート：真理の狩人（『CRC』P80）
 ●カヴァー／ワークス：高校生／オカルティスト

君はＤ市立高校の学生であり、占い師にして魔術師である黒観 世音の元で魔術を学ぶオカルティストの卵だ。
五年前に君たちが行なった“オマネキ様”によって友人の甲斐谷翔は帰らぬ人となり、君は世界の裏側――レネゲイドや魔術の存在を知った。
あの日、何が起きたのか。君は真実を突き止めるためにこの世ならざるモノについて学び、“オマネキ様”の儀式が魔術に由来するものと知り、その背後に何らかの悪意を感じ取るに至ったのだ。
そして、君は久しぶりに耳にする。学校で囁かれる“オマネキ様”の噂を――。

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シナリオ「オマネキ様」【ＰＣ④用ハンドアウト】

●ロイス：“ヴァレット” 推奨感情：Ｐ執着／Ｎ隔意
●クイックスタート：不屈の執行者（『CRC』P78） 
●カヴァー／ワークス：高校生／ＵＧＮ支部長

君はＤ市立高校の学生だ。五年前のあの事件を機に世界の裏側へ足を踏み入れた君は、ＵＧＮのＤ市支部長として奔走して
いる。その日、ＵＧＮ日本支部長・霧谷雄吾が不穏な報を告げた。Ｄ市内で変死事件が相次ぎ、その陰で“偽神の心臓”（ファルスハーツ）が暗躍しているというのだ。
一刻も早く変死事件の真相を突き止め、Ｄ市に潜伏する“偽神の心臓”エージェント・“ヴァレット”を処理せねばならない。
この街を、大切な友人たちを護るため、君は調査を開始した。

本シナリオは、幼い頃に行った都市伝説の交霊術を発端とし、数年の時を経て＜外なる神＞に浸食され始めた日常の中で、PC達が過去に決着をつける物語です。物語の性質上、子供の死や惨殺死体などのホラー描写が発生します。参加を検討される際は、それらの描写があなたにとってNGでないか慎重にご確認ください。

『君たちは幼い頃からの友人であり、”ふたつの秘密”を共有している』

『ひとつは自分たちが＜邪神因子保有者＞ーー忌むべきオーヴァードであること』

『もうふたつはーーかつて自分たちの他愛ない＜遊び＞のせいで、友達が化け物に殺されたこと』

全てのPCには以下の設定がつく。

①：PCは小学校からの友人同士であり、現在お互いがオーヴァードであることを知っている。

②：PCはD市立高校に生徒として在籍している（順当に進級している場合、二年生となる）

※PC同士に現在も親交があり連絡を容易にとれる間柄なら、クラスや出席状況などは自由に設定して構わない。（ただし、PC①とPC②はシーン内で登校描写を行うことが可能な設定であること）

③：PCは五年前（小学校六年生の時）に、遊びで行った交霊術”オマネキ様”によって友人・甲斐谷 翔を超常的な存在に惨殺された過去を持つ。彼の死は表向きはガス爆発事故として処理され、真実を知るのは君たちと事件に対応したUGNだけだ。

また、本シナリオは難易度調整や、ささやかなGMの自己満足も兼ねて本来のシナリオやデータを一部改変しております。

更にPC達の関係性によるドラマを盛り上げる為の追加要素として”恋愛要素”を扱った追加ハンドアウトを本人以外には内容を伏せた状態でランダムに配布します。
配布された追加ハンドアウトはメインプレイ開始以降であれば、プレイヤーの任意でいつでも内容を開示して頂いても構いません。
本選択要素はシナリオを大きく左右するギミックではなく、あくまでロールを盛り上げるスパイスと捉えて頂ければ幸いです。


【応募時のお願い】
PC1〜3まで既に決まっており、PC4のみ募集しております。

【備考】

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