ペローマ神殿の変更は以下の通りです。 神殿武器のスタンボールおよびシーリングシューターが無くなります。 これらは自家版ルナルでは他の神殿で使用されています。 ペローマ神殿では武力の行使を原則禁止しています。 しかし一部で「武器・兵器の研究」などは行われています。 異端信者のなかには自ら武装をするものもいるそうです。 追加技能 魔法学(精神/難) 技能なし値:神秘学-5 魔法についての技能です。 相手の詠唱時の動きなどからどのような呪文が推察されたかなどがわかります。 未知の呪文についても、ある程度まで推察することができます。 特定の系列の呪文に専門化することが可能です。 魔法によるファンブルが発生たとき、この技能判定に成功すると通常の失敗にできます。 追加ボーナス技能 文学、言語学、地質学、物理学、天文学 以下の特徴が追加されます。 図書館司書 前提:入信者以上 研究12 ペローマ神殿の図書館で司書を担当します。 図書館司書はペローマ神殿での奉仕作業なので技能さえあれば特にCPは不要です。 テクニック 以下の技能動作が学べます インデックス検索 技能なし値:研究-2 本や資料に付箋などをつけて後ほど調査しやすくする技術です。 これらの資料を調べる際に、研究技能に+2のボーナスがつき、調べるまでの時間が半分になります。 資料整理 技能なし値:研究-2 本棚や書架の資料を整理・分類し研究しやすくする技術です。 重複している資料の処分や信憑性に乏しい資料の検証にも役立ちます。 目録を作るときにも役立ちます。 特定の方向性に合わせて意図的に整理することもできます(ジャンル別、作者別、タイトル別など)。 あとから調べようとする際に研究技能に+2のボーナスがつき、調べるまでの時間が半分になります。 学究の徒/部門 各5cp 前提:入信者以上 各部門ごとに分かれます。 さらに専門性が高まりボーナスが+1つきます。 病理研究院 病気やその原因について調査する部所です。略して「病院」と呼ばれることもあります。 魔法的な病気についてもその対象となります。 ルナルでは「細菌」が原因で起こる病気と「瘴気」によって生じる病気があります。 この部所のペローマ信者は医療関係の技能にかぎり文明レベルを4として扱います。 ボーナス技能 医師、診断、手術、魔法学、動植物知識、毒物 史学院 ルナルの歴史についての研究を行う部所です。 同時に記録官としての役割も備えており、まともな国家ならたいてい数人の記録官が存在しており、たとえ国家に不利な記録であっても残そうとしています。 歴史的遺物の呪文による解析も行われており、ときおり重要な聖遺物の探索なども行っているようです。 この部所のペローマ信者は「石版の記録者」としての特権を獲得できます。 歴史と同時に数多くの異種族の文化人類学および民俗学としての調査も行っています。 ボーナス技能 歴史、紋章学、人類学、言語学、考古学、地域知識、記録 数理局/数秘院 数字によって全てを表そうとする部所です。隠された秘密から天文学、化学にも携わります。数列を司るペローマ下位神のシャターをあがめる信者も共同で、研究をしていることがあります。 この部局では算盤や天体観測用の装備が購入できます。 この部局のペローマ信者の化学、天文学、物理学の文明レベルは4になります。 ボーナス技能 数学、物理学、化学、天文学、神秘学、統計学 追加の装備 品物面では多少変更があります。 《視力矯正》のメガネが100ムーナで購入できるようになっています。 またゴーレムの技術を応用した魔力で動く《魔法義肢》の開発も行われており身体障害者への救済も行われています。 ペローマの信者は10CP支払うと霊薬の精製(および販売)を学ぶことが可能です。 またペローマのウィザードも多く、彼らは《魔化》の作業に従事しています。 ペローマ信者には以下の追加特徴があります。 書籍データベース 特殊 日常的に無料でアクセス可能なデータベース(本棚・研究資料)を自宅や知人の書架、あるいは神殿に保持しています。この特徴は「情報屋」の特徴のヴァリエーションです。 情報屋の技能レベルの代わりに アクセスさえできればいつでも無料で調べることができる反面、自分で調べるため時間がかかります。 特に理由がなければデータベースは定期的に追加・更新されていると考えます。 同時に、いわゆる「最新の情報」は入手が難しい、あるいは全くできないこともあるでしょう。 その場合は必要なcpを半分にしてください。 貧弱(1cp) 研究技能に-4 例:自宅の書庫、本屋一軒分 専門的(3cp):ある分野の研究成果ひとつ 広大(5cp):複数分野の研究成果・本屋数軒分 膨大(10cp):最新の研究成果・図書館全て 記憶力データベース 特殊 前提:記憶力 脳内にある記憶力のデータベースに膨大な書籍のデータがあります。あくまで書かれている文章や数式、絵図を覚えているだけなので、その意味を理解しているわけではありません。 記憶力1LVなら知力+4で判定してください。2レベルなら判定は不要です。 本棚一つ分の本を覚えているだけならこの特徴は1cpです。 壁一面の本棚3つ程度なら3cpといったところでしょう。 古書店まるまる一軒分や図書館の特定分野の書籍ほぼ全てなら5cp。 大型の書店や複数の書店なら15cp、図書館全部なら20cpが妥当でしょう。秘伝の書などを含むなら更にCPが必要になるかもしれません。 この特徴は各種のデータベースにアクセスするまでの時間を短縮するものと考えてください。有用な情報が引き出せるかどうかは研究(4版なら調査)技能で判定してください。 石版の記録者 10cp 前提:史学院 いわゆる「特権」です。 双子の月の国家において正確な歴史を記録する役目を担っており、その記録の改竄や圧力の対象になりません。 また記録の正確さを求めますが必ずしも公表することにこだわりません。知識は正しく運用される時期があることも知っているのです。ペローマ大神殿には50年後、100年後に開示予定の記録がいくつか眠っているそうです。 戦争時においても敵国からでも記録係として身の安全を保証されます。彼らを傷つけることは国家はもちろん神殿の威信にも関わります。この特権は相手が双子の月の信者のときだけです。 名誉重視/研究者 -5cp 自分の関わった研究分野に対し公正かつ客観的であろうとします。 同時に関係者の実験結果の改竄などを見逃すことはできません。 しばしば都合の良い結果を求める顧客から煙たがれるでしょう。 見て歩くもの -5cp 研究室に籠もらずフィールドワークを重視します。 資料に当たることを軽視するわけではありませんが、まずは現場を優先します。 同時に調査時、採集時のマナーを守ろうとします。 (それが無いなら単なる好奇心です) 象牙の塔の住人 -5cp 世俗的なことに関心を持ちません。学究の徒です。 なんであれ昇進や出世の機会は半分になります。 金銭欲も乏しく実験や研究に必要な資金が確保されているなら、それ以上の要求はしません。逆に必要なら莫大な金額も平然と請求しようとするので単に金銭感覚に乏しいだけかもしれません。 商売人や一般的な異性からの反応は-1になるでしょう。 この特徴の持ち主は「けちんぼ」や「守銭奴」をなどの金銭欲に関する特徴や「好色」や「嫉妬」など欲望に関する精神的に不利な特徴の大半が獲得できなくなります。同時に他人のそれらの感情への理解力も乏しくなります。しかし感情がないわけではないので「内気」や「義務感」などはGMが認めれば獲得しても構いません。 嫌な行動/異端研究 さまざま あなたの研究は一般的にみて異端です。 「多種族の排泄物」など単に変わっているだけのもの(-5cp)や、法に触れかねない「死体を掘り起こしての人体解剖」(-10cp)や「悪魔の召喚」(-15cp)などです。 例外的に自らの兵器研究のため武装をして戦うペローマ信者も異端と見なされます。しかし多くの他の月の信者は気にしないため得られる反応修正はペローマ信者からの反応-2のみです。(-5cp) 多くは良識ある人から怪訝な目でみられるだけですが時には黒月信者として間違えられることもあるかもしれません。 研究の内容、周囲への迷惑さから反応修正が-1から-3されます。 あなたは「秘密」や「名声」「後援者」などの特徴を並行して獲得すべきでしょう。
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