ルールブック56 業魔一族について(更なる紹介) 業魔一族 業魔一族に関しては成立は、先の三星砦連合王国についてで成立の経緯などは解説したが、ここでは更に彼らの内情などについて解説していく 彼らは泰山大陸南西部山脈地帯に出現した、盗賊団である。成立以来、次々と周辺の賊徒を併合、あるいは傘下に置き現在では、南西部山脈地帯一帯を一大勢力圏とするに至る。業魔一族は、三星砦連合王国よりは科学技術や文明レベルは低いが、それを凌ぐほどの個人の力量、または個性などを重視し、神出鬼没のゲリラ的活動や組織的に動き街の裏を仕切り、情報収集、並びに禁制品の取引などで得た利益により戦士団並みの重武装を行っている。何より、彼らが魔界の魔人を使役しているという事が最大の脅威であろう。その為、同じ魔人を崇拝する魔人崇拝団体とも協力関係である (ただしお互いがお互い利用しあっているだけの関係であるが) 活動内容が重複する盗賊組合並びに口入師達とも商売敵という事で敵対関係でもある 業魔一族の成り立ち 業魔一族は、それまで南西部山脈地帯で活動していた無法者集団だったが、高度な戦法と連携戦術を図る三星砦連合軍には現状で太刀打ちできないと悟った。一族の構成員が一人、渾沌大王によって、組織の乗っ取りが発生以降、新生業魔一族として組織を再編した後、各地の無法者を次々と傘下に取り込み、勢力を拡大したのである。一時期、泰山大陸全土に業魔一族のアジトがあり、あわよくば大陸全土が乗っ取られる勢いにまで拡大したが、三星砦連合軍の決死の抵抗により、何とか追い返すことに成功したが、大陸南西部一帯の山脈地帯は未だ彼らの勢力圏であり予断を許さない状況となっている 業魔一族の統治 業魔一族は「渾沌大王」を頂点に中央集権的な専制的軍事政治を行っている。領土一帯は業魔一族と協力関係の豪商や軍属によって支配されており、北部と南部にはそれぞれ玄関口として、虎狼門、狼虎門と呼ばれる関所兼要塞を建造しており、通行人並びに行商人に法外極まりない通行料金をふっかけているのである。領内は業魔一族の兵士があちこち巡回警備しており、少しでも怪しい動きを見せた者達は、鉱山(という名の獄舎)の阿羅漢鉱山に送られて、兵器製造用鉱石採掘の重労働を課せられるのである。他に南部に属領となった4つの地域がある。業魔一族勢力圏の首都渾沌城は組織が初めて旗揚げしたアジトがそのまま都市部として改造されている 業魔一族と魔界の魔人との関係 業魔一族が他の盗賊勢力と違うのは、魔界の魔人を勢力の一部として容認している所にある。地上の生物や神々はつねに魔界の勢力と戦い、その台頭を阻止してきた。ゆえに、彼らの事を魔界の尖兵と見なす人々もいる。その一方で魔界をも容認する彼らの革新的な考えに同意して、協力関係を申し出てくる者達もいる。彼らが魔神崇拝団体と協力関係にあるのはその為である 魔人の寺院 魔神崇拝団体の魔導は暗黒エネルギーに依存している。暗黒エネルギーが強い場所では強力になり、逆に暗黒エネルギーが弱い時は全く無力になるのである。この弱点を解消するために設けられたのが魔人の寺院である。寺院は周囲に強力な魔力場を展開し暗黒エネルギーが最も強い状態を作り出すのである。この神殿は、南西部無明砦に設置されている 業魔一族戦闘集団 業魔一族は強力な軍隊を保有している。それらはよく訓練された戦士・常設の軍隊・魔導師・騎兵の組織ではあるが、個人の力量を重視しており、奇襲戦法や夜襲などを特に重視していた しかし、戦闘が膠着状態に陥り、勢力圏も縮小したため、現在において最も強力なのは領内各地を転戦している一部の精鋭集団と、現地の戦闘団と魔人崇拝団体の混成勢力なのである 属領値軍 妖星砦に根拠地を置く業魔一族の辺境軍である。泰山地方他地方への侵攻並びに監視を担当している。中核は業魔一族属領地の戦士だが、腕に覚えがある傭兵、渾沌城で疎まれている上級戦士、並びに、業魔一族に取り入ろうと集まった無法者共が数多く参加している 暗黒戦闘団 業魔一族が誇る精鋭部隊である。機械化された物が大半のこの戦士たちは全員百戦錬磨の強者である上、戦いで倒されても暗黒エネルギー発生装置を破壊しない限り活動を再開する。彼らを倒したいなら、エネルギー発生装置を破壊すれば機能を停止するだろう。渾沌大王が直々に任命した者だけが指揮官となる。泰山大陸には常駐してないが、月食の日に無明砦で召喚される 輸送船団 大型の輸送機からなる特別部隊である。主に重要人物の輸送や情報伝達を担当しているが、時に特別任務や奇襲戦闘を行うための小部隊を運ぶことがある。無明砦が本拠地である 魔人兵団 魔界の魔人や魔神崇拝団体などからなる混成部隊である。勢力圏では小規模な部隊がいくつも編成され、主に特殊任務にあたっている 人物 渾沌大帝 業魔一族の長、前のトップを実力行使で処断し組織を再編した。強力な暗黒エネルギーの使い手であり、渾沌の領域の者達を自由自在に操る。相当な野心家で、組織の構成員だったころから泰山大陸全土を掌握する事を考えていたらしい。魔人崇拝団体の共工とは、泰山大陸掌握の件で旗揚げの時から協力関係にある
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