【クトゥルフ神話TRPG】リプレイ「うそつきだれだ」/視点「瀬尾 淳」【TRPGリプレイ】
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
蝉丸
リプレイ 1
登録:2018/01/21 19:55
更新:2018/01/27 20:30
PC名(PL名)
①長月 紫苑(0510satoitsuki)
②夢月 永遠音(うた)
③西条 鈴菜(麻美弥雄介)
④瀬尾 淳(にまめ)
■GM(蝉丸)
●SY(システムメッセージ)
「うそつきだれだ」
■GM:
あなた達は今日も仕事や授業を終え、家に帰ってきました。
強い疲労感にすぐにベッドに身を横たえ、目を閉じます。
あなた達が夢の中へと落ちてゆくのに、時間はかかりませんでした。
深く、暗い微睡み。その中で、あなたは声を聞きます
●SY:(シークレットダイス)
■GM:
(ウィスパー送信:④瀬尾 淳)
「君はうそつき うそつきは君
ばれないように しないといけない
罪をかぶせて 誰かをころせ
じゃなきゃおしまい 帰れない」
■GM:
その声に手を伸ばそうとした時
君達の意識は、急速に明るい場所へと引き上げられていきます!
……そして目を覚ましたとき、そこは、見知らぬ部屋の中でした。
周りを見ると、同様に今目を覚ましたばかりであろう人々が、
不思議そうな顔で周囲を見渡しているのでした
■GM:
(全員同じ場所にいる感じです)
①長月 紫苑:
「うっ……ここは……?」キョロキョロ
③西条 鈴菜:
「あれー?なにこれ…徹夜のし過ぎでおかしくなった?」あたりを見回してます。
②夢月 永遠音:
「ん……あれ?ここは……」
④瀬尾 淳:
「えっ、夢の中…?」
③西条 鈴菜:
「ねえ、あなたたち何か知らない?」他の3人に声をかけてみます。
②夢月 永遠音:
皆を見て「……あ、えと、皆様は誰でしょうか?後、ここは何処かはご存じないでしょうか?」
①長月 紫苑:
「こっちも訳が分からねえ状態だ……」
■GM:
(ちなみに皆さんの服装は、いつも寝てるときの服装です)
④瀬尾 淳:
「俺は瀬尾といいます。…ここがどこだかはわかんないですね」
③西条 鈴菜:
荷物はどうなっていますか?
■GM:
(くまさんを抱いて寝てるのなら持ってる感じです)
③西条 鈴菜:
「西条鈴菜よ…まあ、よろしく?」
①長月 紫苑:
トランクスとタンクトップかなw
②夢月 永遠音:
「全員ここが何処かは分からないと……では、皆様は……あ、その前に名前……」
①長月 紫苑:
「長月だ。こんな格好ですまねえな」
③西条 鈴菜:
ワイシャツとスラックス…
④瀬尾 淳:
Tシャツにジャージ姿
②夢月 永遠音:
パジャマかな……
■GM:
(全裸がいなくてよかった)
④瀬尾 淳:
(よかった)
①長月 紫苑:
よかった(よかった)
②夢月 永遠音:
「……えーと、私は夢月永遠音と申します」よかったね
③西条 鈴菜:
ちょっと残念なような…(スラックス外そうかな)
④瀬尾 淳:
「ええとよろしく。変だな、俺寝てたと思うんだけど、酔っぱらったのかな」
④瀬尾 淳:
周囲を見渡したいのですが、どんな様子でしょうか…
■GM:
部屋の壁は真っ白です。
四角い部屋ですね。
扉が1つ見えます。
②夢月 永遠音:
何か扉とかそういう目に留まるものは……あ、あった
■GM:
床の材質はふわふわしていますね。
濃い霧のような。
①長月 紫苑:
霧のような床ぁ
■GM:
ではみなさんアイデアロールお願いします。
●SY:西条 鈴菜さんの「アイデア」ロール(1d100<=75) → 失敗 97 (97)
●SY:長月 紫苑さんの「アイデア」ロール(1d100<=70) → 成功 13 (13)
③西条 鈴菜:
(アカン)
●SY:夢月 永遠音さんの「アイデア」ロール(1d100<=90) → 成功 2 (2)
①長月 紫苑:
ふぁんぶw
●SY:瀬尾 淳さんのロール(1d100<=90) → 成功 36 (36)
②夢月 永遠音:
えっ
④瀬尾 淳:
開幕ゥーー!
①長月 紫苑:
かと思えばcrt
③西条 鈴菜:
これは何ともw
③西条 鈴菜:
何が来るかな?
③西条 鈴菜:
「やっぱただの夢かな?」
■GM:
③西条 鈴菜
なにも気づきませんでした。
④瀬尾 淳と①長月 紫苑
この床は雲ではないかと気が付きます。
②夢月 永遠音
雲が透けてうっすらと下界が見えます
富士山のようなものが見えますね。
①長月 紫苑:
「なんだ? これ雲みたいだな……」足でボスボス
④瀬尾 淳:
「ええ…もう昇天しちゃったのか、俺…」
③西条 鈴菜:
「まあ、夢なんだしふわふわしててもおかしくないよね」
②夢月 永遠音:
「……なんかうっすら富士山みたいなのが見えます……」その下界をまじまじと
①長月 紫苑:
「って下がちょっと透けてるじゃねえか!」
④瀬尾 淳:
「えっ、富士山? どこ!?マジで?」
③西条 鈴菜:
「今日からお前は、富士山だ!」
①長月 紫苑:
「夢ってなぁおい」
■GM:
非現実的な世界に来てしまったことに気づいた探索者全員0/1D2のSAN値チェック
●SY:夢月 永遠音さんの「SANチェック」ロール(1d100<=80) → 失敗 89 (89)
●SY:夢月 永遠音さんのロール(1d2) → 2 (2)
②夢月 永遠音:
あ……
●SY:西条 鈴菜さんの「SANC」ロール(1d100<=60) → 失敗 63 (63)
●SY:西条 鈴菜さんのロール(1d2) → 2 (2)
●SY:瀬尾 淳さんのロール(1d100<=65) → 成功 33 (33)
●SY:長月 紫苑さんの「sanc」ロール(1d100<=70) → 成功 61 (61)
③西条 鈴菜:
この26歳女子二人である。
■GM:
男子二人は平気でしたね
②夢月 永遠音:
SAN値高いのに……orz
③西条 鈴菜:
最近出目が高くて……
①長月 紫苑:
「なんかこの感じ覚えがあんだよな……」
②夢月 永遠音:
少し顔が青ざめさせながら床から目を離して「あの……とりあえず、あそこの扉、行ってみませんか?」とだけ言っておきます
①長月 紫苑:
「そう、だな」
③西条 鈴菜:
「うえ…」ちょっと気持ち悪くなってます。
■GM:
じゃあ夢月 永遠音
扉を指差したときに
自分と扉を結ぶ直線状に
一枚の紙が落ちていることに気が付きます
②夢月 永遠音:
「……あ、その前に紙が落ちてますね……」拾いにいきます
■GM:
見ますか?
②夢月 永遠音:
見ますー
■GM:
このようなことが書いてますね
「うそつきだーれだ?
早く見つけて 殺さないと
ぜんぶおしまい 帰れない」
①長月 紫苑:
「おい夢月。なんかあったのか?」
②夢月 永遠音:
「……わぁ、ころすとか物騒な事書いてありますね……」小声
①長月 紫苑:
寄ります
③西条 鈴菜:
「へえ……裏側には何か書いてある?」近づきます
②夢月 永遠音:
「あ、この紙の内容がですねー……」普通に見せます
④瀬尾 淳:
「あれ、お姉さん、なにかあったの?」みますー
■GM:みなさんどうします?(もう情報は残ってない)
②夢月 永遠音:
扉を開けられるならがちゃり
④瀬尾 淳:
あ、では扉の方へ行ってみます。
■GM:
では扉を開けますね
③西条 鈴菜:
扉の方へ行きます
■GM:
先程と同じく、壁は真っ白。入って右手側に扉があります。
床には、本が敷き詰められている。
それと、そうですね。
目星するまでもなく部屋の中央に紙が落ちていることに気づきますね。
②夢月 永遠音:
拾います
■GM:
このようなことが書いてますね
「用意された嘘は一つ
君の隣に立つ人は
君に何かを 隠しているぞ」
③西条 鈴菜:
夢月さんに近づいてメモを見ます。
②夢月 永遠音:
「隣の人……何かを?」こてん
③西条 鈴菜:
「隣ねえ…何か知ってるの?」
①長月 紫苑:
「ったく。ころせころせってなぁ……」
②夢月 永遠音:
「いいえ、特に何も……」
■GM:
では皆さん
図書館ロールどうぞ。
●SY:②夢月 永遠音さんの「図書館」ロール(1d100<=75) → 成功 46 (46)
●SY:長月 紫苑さんの「図書館」ロール(1d100<=80) → 失敗 87 (87)
●SY:西条 鈴菜さんの「図書館」ロール(1d100<=25) → 失敗 34 (34)
●SY:瀬尾 淳さんのロール(1d100<=75) → 成功 4 (4)
③西条 鈴菜:
お
②夢月 永遠音:
!?
④瀬尾 淳:
んんん?
①長月 紫苑:
すご
④瀬尾 淳:
今日のダイスの眼がすごい。
●SY:(シークレットダイス)
■GM:(ウィスパー送信:④瀬尾 淳)「何も見つかりませんでした」
■GM:
えーっと、みなさんはそれぞれ何かを見つけました。
その情報を公開するかどうかは自由です。
③西条 鈴菜:
「ふむふむ……自己犠牲は 君を救う …かも、しれない…ですって」情報を公開します。
①長月 紫苑:
自己犠牲、なんて。泣けるねぇ?」
②夢月 永遠音:
「うーん……特にめぼしい物は無いですね……」情報なんてなかったのです
③西条 鈴菜:
「といっても、どう犠牲にすればいいかわからないんだけどね?」
②夢月 永遠音:
「自己犠牲は君を救うかもしれない?…………」ちょっと悩むような仕草を
①長月 紫苑:
「突然包丁が飛んでくるわけでもねえしな」
③西条 鈴菜:
「なにそれ?どこのレトロゲーム?」
④瀬尾 淳:
「? ええ、もうなにがなんだか分からない……」床の一冊を手にとってもいいですか?
①長月 紫苑:
「俺らの頃は最新だったんだよ」
■GM:
特にめぼしい本は無いようですね。
③西条 鈴菜:
「意外と年上みたいね」
「いえ、見た目通りかしら?」
④瀬尾 淳:
教養がないから何の本か分からないのか…
①長月 紫苑:
「36だよ。お前なんか俺から見たらまだまだガキだ」
②夢月 永遠音:
「……で、どうしましょうか?また次に行きますか?」
①長月 紫苑:
「それがいいだろうな」頭をかきながら扉に向かいます
③西条 鈴菜:
「そういう事言うからオジサンって言われるのよ?……次行きましょうか」
④瀬尾 淳:
「そうしよう」といって次の扉に向かいます
②夢月 永遠音:
扉にとことこ向かいます
■GM:
では扉をあけると
やはり白い壁、右手にはドアのある部屋。
床には大きな鏡が張ってある。
部屋の中央には少女が横たわり、眠っている。傍には包丁が転がっている。
(少女の画像用意するの忘れた)
まあAPP17の少女が眠っていますね。
①長月 紫苑:
「またうるさい女が増えそうだな」扉の横の壁に腕を組んでもたれ掛かります
④瀬尾 淳:
「? 誰かいるね」近寄っていきます
③西条 鈴菜:
「ちょっと、大丈夫か?」少女に近寄って起こしてみます。
■GM:少女「うぅ・・・・、うあぁ・・・・」
②夢月 永遠音:
「あの、起きてくださーい……?」ぽんぽん
■GM:
少女はおびえているようですね。
少女「・・・・。」
③西条 鈴菜:
「怯えななってもいいじゃない?…ほら落ち着いて」
■GM:
少女「・・・・。」
少し落ち着いたようですね。
④瀬尾 淳:
「いや、起き掛けに知らない男がいたら焦るよね、女性陣に任せます」ちょっと離れます
②夢月 永遠音:
まだ少し怯えてる感じですかね >“少し”落ち着いた
①長月 紫苑:
瀬尾の肩をポンとたたきます
③西条 鈴菜:
「ほら、しゃべれる?何があったのか教えてくれたらうれしいんだけど?」
■GM:
そうですね>②夢月 永遠音
④瀬尾 淳:
36歳男性の優しさにちょっと泣きます
■GM:
少女「あぅ・・・・・・」
少女は口をモゴモゴと動かしますがうまく喋れないようですね
③西条 鈴菜:
「もしかして、喋れないかったりする?」
■GM
少女(フルフル)
②夢月 永遠音:
「あの、すぐに話さなくてもいいから……落ち着いて、喋れるようだったら喋ってください……」
■GM:
少女は何か伝えようとしますが何故か伝わりません
①長月 紫苑:
GM トランクのポケットにチュッパチャップスはありますか
①長月 紫苑:
トランクス
④瀬尾 淳:
トランクス
■GM:
幸運の半分でどうぞ
●SY:長月 紫苑さんの「幸運の半分」ロール(1d100<=35) → 失敗 86 (86)
①長月 紫苑:
ちっ
■GM:
じゃあチュッパチャップスは溶けてベタベタしていますね。
①長月 紫苑:
うそやん
仕方ないのでそれを舐めます
③西条 鈴菜:
「……これ、こっちが聞こえてないって事かしら?」
②夢月 永遠音:
「……そう、なんですかね……」
④瀬尾 淳:
「じゃぁ、筆談とかどうでしょう? 文字とか書けるかな?指とかで掌にとか」めっちゃ小声で
■GM:
少女「・・・・。」
③西条 鈴菜:
「ペンとかあるの?」
■GM:
じゃあペンが落ちてます。
少女はそれを使って文字を書こうとしますが
なぜかよくわからない文字になっていますね。
②夢月 永遠音:
「わあ……都合よく落ちてましたね…………でも、読めない、ですね……」
■GM:
心理学を使わずとも、それが少女にとって不本意であるとわかりますね。
③西条 鈴菜:
「ほんとにね…じゃあ、なにか、こう」
②夢月 永遠音:
どの国の文字でもないとはっきり分かりますか?
①長月 紫苑:
「まだガキだしよ。抽象的な何かなんじゃねえの?」
■GM:
文字ではないですね
③西条 鈴菜:
「絵、とか書ける?」
②夢月 永遠音:
ふむ……
■GM:
少女「・・・・。」
絵もかけないようです。
③西条 鈴菜:
「ダメ…か」
④瀬尾 淳:
「なんだろうなぁ、この子。せめて名前くらい呼びたいのに」
①長月 紫苑:
とりあえず包丁を拾いたいです
②夢月 永遠音:
「うーん……意思疎通は不可能……?……YESかNOかでの質問は出来ないんですかね……?」
■GM:
無理のようですね>②夢月 永遠音
②夢月 永遠音:
無理かぁ……
④瀬尾 淳:
じゃあ女性陣から離れて。長月さんと一緒に包丁を見たいです
■GM:
長月 紫苑は包丁を拾いましたが、ただの包丁のようですね。
③西条 鈴菜:
「さすがにこれは、何かおかしい気がするんだけど?」
■GM:
包丁自体は普通の包丁です。
②夢月 永遠音:
「うーん……脳か何かの障害とか……ではなんとなくなさそうな気がします……」
①長月 紫苑:
「やっぱり、物騒だな」包丁を眺めながら
④瀬尾 淳:
「女の子と包丁、さっきのもそうだけど、なんでこんな物騒なのが……」
③西条 鈴菜:
「包丁ねえ…後は木があれば、木刀作れるんだけどなあ」
①長月 紫苑:
「女は女で任せんぞ。隣の部屋みてくるわ」
■GM:
包丁は誰が持っていますか?
①長月 紫苑:
扉に向かいたいです
①長月 紫苑:
長月かな?
③西条 鈴菜:
長月でいいんじゃない?
④瀬尾 淳:
「あ、俺も一緒に行きますー」長月さんと一緒に扉に行きます
■GM:
じゃあ男性二人は扉ですね?
①長月 紫苑:
はい
■GM:
二人がドアを開くと、中から、ひんやりとした空気が漂ってきました。
■GM:
この部屋の床はきらきらとした光る何かの含まれた、黒い石で作られているようです。
④瀬尾 淳:
はい
■GM:
次の、扉はありません。かわりに、今いるドアの正面、部屋の奥に、祭壇のようなものがおかれていました。
④瀬尾 淳:
地質学とかで何かわかりますか?
①長月 紫苑:
「あんだ、これ?」
■GM:
地質学で理解しようとする前に理解してしまいます。
■GM:
その祭壇には何かが置かれています。
それは、奇妙な彫像でした。
醜いそれは確かに、どこかで見覚えがある。
しかし実体がなく、ふわふわとしていて、それが何であるのか、認識ができません。
しかし、君達は唐突に理解するでしょう。
この像こそが、自分達に語りかけていた事に。
そして感じるでしょう。彼に対する、本能的な恐れを。
そして、彼を求め、受け入れようとしている、己の内側から這い出る狂気を!
■GM:
得体の知れぬ存在からの確かな悪意を受けた探索者は、成功1失敗1D6のSAN値判定
①長月 紫苑:
「……っ!」
●SY:瀬尾 淳さんの「SAN」ロール(1d100>=65) → 失敗 7 (7)
●SY:長月 紫苑さんの「sanc」ロール(1d100<=57) → 失敗 62 (62)
瀬尾 淳:すみません、逆でした…成功です…
西条 鈴菜:瀬尾さん成功よね?
長月 紫苑:不等号逆ですね
●SY:長月 紫苑さんのロール(1d6) → 4 (4)
長月 紫苑:あぶな
瀬尾 淳:「えっ、なにこれきもちわるっ…長月さん大丈夫?」
長月 紫苑:「大丈夫だ……馴れてる……」
GM/蝉丸:どうします?二人だけで入りますか?
■GM:
どうします?二人だけで入りますか?
①長月 紫苑:
包丁を入り口に置いていきます
④瀬尾 淳:
「俺一人で見て来ようか? 若いし」
■GM:
わかりました。
あと、探索者全員は部屋が最初より暗くなっていることに気が付いてください。
③西条 鈴菜:
「あれ?暗くなってない?」
①長月 紫苑:
「ったく。今時の若いもんは……俺も行くよ」
②夢月 永遠音:
「うーん……あ、確かに暗くなって……ますね」
④瀬尾 淳:
GM,この部屋灯り有りますか?
■GM:
灯りは無いですが明るいですね
③西条 鈴菜:
「これ、まずいんじゃない?このまま暗くなったら身動き取れなくなるし」
■GM:それが徐々に暗くなっている感じです
①長月 紫苑:
「もし俺に何かあれば一発ぶん殴ってくれ」フっと笑います
②夢月 永遠音:
「……そうですね、つまり時間制限あり、と……早くしないとやばいですかね?」
■GM:
じゃあ男性二人で部屋の中に入る、と。
④瀬尾 淳:
「オッサン、やめてくれよ。俺あんまり喧嘩とかしないから多分無理」
①長月 紫苑:
「1枚目が紙のとおりなら、そうだろうな。そのガキ。ちゃんと守れよ」
①長月 紫苑:
行きます
④瀬尾 淳:
あ、入ります
■GM:では入りますと。
■GM:
部屋はやはり白く、次の部屋のドアはない。
床は紫金石のような巨大な一枚の石で出来ている。
祭壇の上には奇妙な像、杯、紙が置いてあります。
④瀬尾 淳:
奇妙な像、杯、紙!
①長月 紫苑:
紙を見てみます
④瀬尾 淳:
一緒に覗きます
■GM:
このようなことがかいてますね
「うそつきの血で 杯を満たせ
当たれば戻れる 元通り」
①長月 紫苑:
「血で、杯を……ふざけてやがるな」
④瀬尾 淳:
「こわっ、ええー、こわいこわいって。なんだこれ…」
④瀬尾 淳:
杯の方はどんな感じでしょうか…
■GM:
うーんとですね
こんな感じです(画像アップ)
洋風の杯ですね。
④瀬尾 淳:
手に取れますか?(取れる大きさでしょうか…?
■GM:
手に取れますね。
何の変哲も無い杯のように見えます。
①長月 紫苑:
「そういうの、あんまり気軽に触んない方がいいぞ」
①長月 紫苑:
歴史で何かわかりませんか?
■GM:
まぁ、自動成功ですかね。
ワインを飲んだりするための杯のようです。
①長月 紫苑:
おけです
では像に
見てみます
■GM:
像はこんな感じですね(画像アップ)
①長月 紫苑:
歴史ぃ!
④瀬尾 淳:
生首
■GM:
歴史で振ります?
あ、歴史じゃないな
考古学
知識/2
歴史/2
①長月 紫苑:
なぬ
④瀬尾 淳:
芸術:彫刻ならなんとかなったかもしれませんね…
①長月 紫苑:
知識がいいかな
切り捨てで42
④瀬尾 淳:
知識でお願いします
■GM:
じゃあとりあえず男性二人振ってみますか
●SY:瀬尾 淳さんの「知識/2」ロール(1d100<=35) → 成功 30 (30)
●SY:長月 紫苑さんの「知識」ロール(1d100<=42) → 失敗 86 (86)
④瀬尾 淳:
なんとか…
■GM:
じゃあ瀬尾 淳はわかりますね
①長月 紫苑:
なんも成功しないほんとw
■GM:
この像は「ギリシア神話に登場する眠りの神」であると
■GM:
「神の名前ヒュプノスであると」
■GM:
と言うことがわかりました。
④瀬尾 淳:
「長月さん、俺の教養の高さを知って下さい」
①長月 紫苑:
「ほう」
西条 鈴菜:女性陣二人とも知識100だったわ
④瀬尾 淳:
「この神様ギリシア神話のヒュプノスさんですよ、たぶん。眠りの神様ですよ、たぶん」
①長月 紫苑:
頭良すぎるw
夢月 永遠音:そういえばそうでしたね……
④瀬尾 淳:
すごい(白目
西条 鈴菜:これは院でてますねえ
①長月 紫苑:
「へぇ。ヒュプノス、ねぇ」
①長月 紫苑:
「ってことはやっぱり俺たち寝てるのな」
④瀬尾 淳:
「やっぱりそう思いますよね。眠らされちゃったんですかね、俺たち……これも夢なのかな」
①長月 紫苑:
祭壇を確認したいです
■GM:
もう祭壇についてはとくに得られそうな情報は無さそうですね
④瀬尾 淳:
彫像の裏側とかも何もないですか?
ないか。生首だし。
■GM:
そうですね、特には
①長月 紫苑:
「で、どうすんのこれ」
④瀬尾 淳:
「えっ、これってなんです?」
①長月 紫苑:
「杯と紙。っていうか内容だな」
④瀬尾 淳:
「女性陣に伝えた方がいいんじゃないですか、やっぱり…女の子にも聞いてみたいですし」
①長月 紫苑:
「タイムリミットがあるなら尚更だ。」
①長月 紫苑:
というところで部屋を出ます
①長月 紫苑:
「あんだこれ。銭湯か?」
③西条 鈴菜:
「あ、二人とも!見てこれ!すっごくうまくかけた!ペン一本で描いたの!すごくない?自分でもびっくりしてる!」
■GM:
長月 紫苑の所持品は包丁だけでしたっけ?
④瀬尾 淳:
チュッパチャップス…
①長月 紫苑:
包丁はさっき置いたので、手ぶらですね
■GM:
OKです。
②夢月 永遠音:
「……まあとりあえず落ち着いてくださいな」
③西条 鈴菜:
この部屋にあるんだっけ?
①長月 紫苑:
チュッパチャップス咥えてます
④瀬尾 淳:
「すごいですね、これ。本物の富士山みたいです」
③西条 鈴菜:
「(*´Д`)」
①長月 紫苑:
「これでペン1本ねぇ……」
③西条 鈴菜:
「でしょでしょ!?」
①長月 紫苑:
「藝大生かなんかか? こんなところじゃなきゃ、もっと評価されたんだろうな」
③西条 鈴菜:
「一応プロだけど?ソシャゲの絵とかかいてる」
■GM:
では、みなさんはここで「部屋がさっきよりもまた暗くなっている」ことに気づきますね
②夢月 永遠音:
「……また暗くなってますよ?」
③西条 鈴菜:
これ自分の絵を自慢してたら終わったとか嫌すぎるんだけど…
③西条 鈴菜:
「あああ暗くなってる……そっちは何かかわかったの!?」
①長月 紫苑:
「若いのにちゃんとしてんのな……さっきより暗いな……」
④瀬尾 淳:
「これやっぱり完全に暗くなる前に謎解き?をしなきゃいけないんですね……こわいなぁ」
①長月 紫苑:
「ああ。嘘つきを見つけろって。それだけだ」瀬尾に目配せします
①長月 紫苑:
「嘘つきを見つけられれば、ここから出られるらしいな」
②夢月 永遠音:
「……そうみたいですね、だから……」
③西条 鈴菜:
「……ほんとにそれだけ?」
①長月 紫苑:
「なんだ文句あんのか」
③西条 鈴菜:
「あれだけ時間をかけて、それだけなんだ…」
③西条 鈴菜:
「って事。もう少し別にわかったことがあってもおかしくないなって思ったんだけど?」
●SY:長月 紫苑さんの「説得」ロール(1d100<=80) → 成功 53 (53)
①長月 紫苑:
「オッサンは目が悪いんだ。仕事が遅くてすまんね」
麻美弥雄介:
「まああ、そういう事にしといてあげるか……」
④瀬尾 淳:
「え、えーっと、女の子の様子はどうですかね? 何か、変化はありましたか?」
②夢月 永遠音:
「……その口振り的に何か隠しているとしか思えませんが……まあそれは置いておいて」
②夢月 永遠音:
「いいえ、特に変化はありませんでしたよ、西条さんが絵を描いたぐらいで」
④瀬尾 淳:
「絵ですか、感動しますよね。こんなに綺麗ですから」女の子の方を見ますが、どんな様子ですか?
■GM:
女の子はギスギスした雰囲気に怖がっていますかね
③西条 鈴菜:
「すごいでしょ!?………それはともかく…だとしたら嘘つかない方がいいんじゃない?」
④瀬尾 淳:
「ああ、大丈夫だよ、怖くないよー!ごめんね怖がらせて! お兄さんたち今日初めて出会ったから!俺もコミュ障だしね!」
③西条 鈴菜:
「それから、この子が嘘つきって線は大分薄いんじゃないかしら?意思表示さえできないんだもの」
①長月 紫苑:
「わあったわあった。降参だ」チラッと少女を見て
「変な像と紙と杯があったよ。紙には、杯を嘘つきの血で満たせ、ってよ」
③西条 鈴菜:
「じゃあ、あなたは正直者って事になるのかしら?…像?」
①長月 紫苑:
「そりゃありがたいね。なんていったか、ひゅぷ、なんだ?」
④瀬尾 淳:
「ヒュプノスさんですよ…。大丈夫ですか…?」呆れたような眼をしながら
③西条 鈴菜:
ヒュプノスについて知っているかロール必要です?
■GM:
EDU20だから知っててもよいですよ
③西条 鈴菜:
うい。
②夢月 永遠音:
わぁいEDU20が生きたぞ
④瀬尾 淳:
EDU20つよい
③西条 鈴菜:
さすが唯一作成時19越え出来る可能性のある数値だぜ!
③西条 鈴菜:
「眠りの神よね?…ねえ…もしかしてそいつが黒幕なんじゃないかしら?」
②夢月 永遠音:
「あー……ヒュプノスってあれですよね……眠りの神だとかなんだとかとかいうのでしたよね」
①長月 紫苑:
「なんでお前ら知ってるんだよ……」
④瀬尾 淳:
「教養が高いですね、俺曖昧な感じでしか覚えてないんですけど…」
③西条 鈴菜:
「それは、まあ、絵を描くのにいろいろ資料とか調べる過程で?」
①長月 紫苑:
「黒幕……そうかもな。俺はここにくる時、あいつの声を聞いた」
④瀬尾 淳:
GM、女の子のもとに行ってみて良いですか?
■GM:どうぞ
③西条 鈴菜:
「声?そういえば私も聞いたっけ。君はうそつき、って」
①長月 紫苑:
「俺もだ。奇遇だな。」
②夢月 永遠音:
「……声、ですか……私も聞きましたよ」
④瀬尾 淳:
「あっ、俺もです」どうしよどっち優先しよ。振り返りながら返事します
③西条 鈴菜:
「……全員が聞いてるんだとしたら…それはもう、前提でもなんでもないわけよね?」包丁拾います。
①長月 紫苑:
「西条、何をするきだ」
③西条 鈴菜:
「つまり――刺すべきは」長月に近寄ります。
④瀬尾 淳:
「西条さん?」
①長月 紫苑:
「おいおい。冗談はよせ」
②夢月 永遠音:
「……刺すべきなのは、少なくとも私達の中の人では無いと思いますが?」
③西条 鈴菜:
「嘘の前提を与えた存在って事になるんじゃない?」長月に包丁の柄を向けます。
③西条 鈴菜:
刃、こっち向いてますね。
①長月 紫苑:
「まったく、笑えないジョークだな」
受け取ります
③西条 鈴菜:
「下手なカッコつけには、こっちも下手なカッコつけじゃないとね」不敵に笑います。
②夢月 永遠音:
「……はぁ、刺すんじゃないかってドキドキしましたよー……よかった」
①長月 紫苑:
「男は死ぬその時まで格好つけたい生き物なんだよ」
④瀬尾 淳:
「……女のひと、こわい。やっぱ彼女作りはまだいいかな」
③西条 鈴菜:
「カッコつけて勝手に前に出るような人相手にはこれぐらいじゃないとネ」
①長月 紫苑:
「一応確認しておきたいんだが。夢月と瀬尾も同じ言葉を聞いたのか?」
②夢月 永遠音:
「ええ、そうですよ。君はうそつき、うそつきは君……でしたっけ、そんな事を聞きました」
④瀬尾 淳:
「えっと、そうですね、同じ言葉です。俺は何も嘘はついてないんですけど…」
①長月 紫苑:
「そのガキの意見も聞きたいんだがな。こいつはきっとこちら側の人間だろうから」
③西条 鈴菜:
「瀬尾君……」長月をジト目で見てます。
④瀬尾 淳:
「れ、レディのことですよね!?
■GM:少女はやはり喋れないようですね
④瀬尾 淳:
「俺より女性の方から聞いてもらった方がいいんじゃないですかね…何か怖がってますし」
③西条 鈴菜:
「まあ、無理じゃないかなあ……」
③西条 鈴菜:
「それよりそっちの二人は黒幕の居所とか心当たり無いの?」
>男性陣
①長月 紫苑:
「とりあえず像と杯を持ってくる。何か反応があるやもしれん」
③西条 鈴菜:
「待ちなさいっての」長月を追いかけますね。
①長月 紫苑:
「可能性があるとすれば、ヒュプノス、だろうな」
「西条お前、びびんなよ?」不適な笑み
②夢月 永遠音:
「まあ……そうでしょうね」
④瀬尾 淳:
「あ、彫像ちょっと怖いですから気を付けてくださいねー!」女の子を見てます
③西条 鈴菜:
「……」視線で答えて長月の肩を叩きます。
■GM:ちなみに、彫像を初見の探索者は成功1失敗1D6のSAN値判定。
●SY:西条 鈴菜さんの「SANC」ロール(1d100<=58) → 失敗 86 (86)
①長月 紫苑:
事前告知で軽減できませんかね
●SY:西条 鈴菜さんのロール(1d6) → 2 (2)
●SY:②夢月 永遠音さんの「私もSANチェック」ロール(1d100<=78) → 成功 7 (7)
④瀬尾 淳:
つよい。
①長月 紫苑:
つよい
■GM:まぁ、事前に聞いてたからこの程度だったと言うことで
③西条 鈴菜:
強い…
①長月 紫苑:
ですかね
③西条 鈴菜:
「へーき、って事で」
■GM:で、像と杯は持ってくるんでしたっけ?
①長月 紫苑:
「物怖じしねえなぁ」
④瀬尾 淳:
女の子に話しかけてますー
①長月 紫苑:
ですです
■GM:誰が持ちます?
④瀬尾 淳:
Tシャツ脱いでくるんで持ってきましょうか?
①長月 紫苑:
彫像を持って西条にパスします。杯は長月が
③西条 鈴菜:
STR一番高いんで私が持とうかな…
②夢月 永遠音:
夢月が持ったら潰れそう……(STR8並感)
③西条 鈴菜:
彫像持ちます
①長月 紫苑:
「おらよ」
■GM:じゃあ二人とも気づきますね
③西条 鈴菜:
「ありがと」
■GM:
その像は思ったよりもやわらかいです
でもやわらかいかと思うとやっぱり硬いような気もします
③西条 鈴菜:
あったかかったりします?
■GM:
あったかいような冷たいような
③西条 鈴菜:
「……ねえ、この像なんかおかしくない?」
①長月 紫苑:
「なんだ、今の感触……」
②夢月 永遠音:
「……?どうしましたか」
①長月 紫苑:
「この像、少し妙なんだ」
③西条 鈴菜:
像にペンをグググっと強めに当ててみます。
■GM:
え?ペン?
③西条 鈴菜:
はい、ペン。
③西条 鈴菜:
何かわかります?
■GM:
なんていうか
なんとなく無機物を指している感触とは違いますね
で、結構刺さります
突き破れるほどではないです
①長月 紫苑:
「正月じゃねえんだ。マルとかバツとか書くんじゃねぞ」
④瀬尾 淳:
「神様の頭部にペンさして大丈夫ですかこれ!?」
②夢月 永遠音:
「わわわ……傷付けちゃって大丈夫なんですか?」
③西条 鈴菜:
「…ねえ、見てこれ。絶対彫像じゃないわよ………包丁刺さるんじゃない?」
①長月 紫苑:
「まあ、いいだろう。最終的には」
②夢月 永遠音:
「んー……確かに刺さりそう、ですね……?」
①長月 紫苑:
「こいつが黒幕なら、血はこいつの血だ」
いいつつ杯を少女に見せます
③西条 鈴菜:
「そういう事よね」
①長月 紫苑:
「嬢ちゃん、これ、なんだかわかるかい?」笑ってるつもり
■GM:
あ、そのまえに少女は像を見ましたか?
③西条 鈴菜:
「笑顔が怖い」
③西条 鈴菜:
まだ、見せてないなあ…像を少女に見せます。
■GM:
そっかー
①長月 紫苑:
え
③西条 鈴菜:
え?
②夢月 永遠音:
なんか怖い……
④瀬尾 淳:
おっと?
●SY:GM/蝉丸さんの「少女のSANチェック」ロール(1D100<=50) → 成功 42 (42)
■GM:
あ、少女は結構タフでしたね。
①長月 紫苑:
あ、そうかsanc
④瀬尾 淳:
50は低いぞー
③西条 鈴菜:
セーフ…
②夢月 永遠音:
50……50ですか……
■GM:
まぁ、少女はやはり自分の意思を伝えることは困難なようですね
③西条 鈴菜:
不安定な数字だ……
④瀬尾 淳:
「えっ、こわいよね、ごめんね。長月さんの笑顔も怖いけどこっちもこわいよね」
少女を慰めます
①長月 紫苑:
「お前らうるせえな。笑顔だろ。笑顔」オニガワラ
③西条 鈴菜:
「そういうのいいから。時間もないかもだしサクっといかない?」
②夢月 永遠音:
「……そうですねー、サクサクっと行っちゃいましょう」
①長月 紫苑:
「つれねえなぁ」
④瀬尾 淳:
「サクサクですか…うーん、あとなにができるんでしょう…」
③西条 鈴菜:
像を長月に差し出します。
①長月 紫苑:
「俺か。別にいいけどよ」
③西条 鈴菜:
「包丁渡したでしょ?」
③西条 鈴菜:
刺してください。
④瀬尾 淳:
女の子の眼を隠します。
①長月 紫苑:
「わあってるよ」杯を下に置いてグサ
②夢月 永遠音:
黙ってみてる
③西条 鈴菜:
瀬尾君紳士だ…
①長月 紫苑:
え、ロリコn
③西条 鈴菜:
変態という名の……
④瀬尾 淳:
(ロリコンではない
■GM:
長月は、杯に『犠牲者』の血を注ぎます。
杯の中には赤く、熱い命の水で満ち満ちました。
最初、変化はありませんでした。失敗した。
そう、焦燥感に君達が駆られ始めた頃、杯に変化がありました。
注いだ血が、火もないのに、沸騰した水のように、ぼこぼこと泡立ち始めたのです。
その泡はじょじょに、大きくなり、はじけるたびに、異臭を放ちながら杯の外へしずくをたらし、白い部屋を汚していきます。
①長月 紫苑:
「……なんだっ!?」
■GM:
しかし、君達はすぐに気がつくでしょう。血は、泡立っているのではなく、その体積を増やしている事に。
今や杯から溢れ出した血は、テーブルからも滴り落ち、君達の足元へと迫ります。
それは足の指を、足首を、くるぶしをぬらしながら、どんどんと水位を上げていきます。やがて血は天井まで届き、君達から一切の呼吸を奪います。ねっとりとした重い液体が、口に、肺に入り込んでくる…
③西条 鈴菜:
「っと――これはまずった?」
■GM:
その嫌悪と、息苦しさに、君達はついに意識を手放したのでした。
・
・
・
・
次に君達に自我を取り戻させたのは、さわやかな鳥の鳴き声でした。
瞼を持ち上げた君の目に飛び込んできたのは、見慣れた天井、見慣れた部屋、そして窓から差し込んでくる、朝の光でした。
そう、全ては夢だったのです。
①長月 紫苑:
「……はぁっ!」
③西条 鈴菜:
「……生きてる、なあ」
■GM:
しかし夢であったとはいえ、何かを出し抜いてやった。
そんな達成感が、君達を誇らしげな気持ちにさせていました。
それでも、今が遅刻寸前の時間である事に気がつくと、君達は全てを忘れ、日常へと戻っていくでしょう。
ですがそれは、悪い事ではありません。
悪い夢など、忘れてしまうに限るのですから。
「END」
【テキセ】うそつきだれだ【突発】
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