【ダブルクロス3rd】『 Days what You have been Happy』三杯両磨編

弐魚
弐魚トピックリプレイ 押されたいいね! 8
登録日:2022/09/20 21:31最終更新日:2022/09/20 22:06

本作は、「矢野俊策、F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス The 3rd Edition」の二次創作物です。

本シナリオは明地様主催タイマンシナリオ『 Days what You have been Happy』をリプレイ化したものです。
通過予定の方・希望者の方はネタバレにご注意ください。
※リプレイ作成に当たり、わかりやすいよう発言の前後入れ替えや一部編集など手を加えております。








[メイン] GM : 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々がずっと続くと思っていた。

澱んでいくだけの毎日が。
腐っていくだけの日常が。

だが――、世界はその日から変貌し始めた。
きっかけは、ある日現れた転校生。
オーヴァードだった彼女との交流が、キミの世界に色彩をもたらした。

けれどそれは、きっと福音ではない。
秘められた計画が始動し、目を背けていた事実が顕わになる。

――そう、キミは裏切者だ。
[メイン] GM : ダブルクロス the 3rd Edition
『 Days what you have been Happy 』

ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。



[雑談] 三杯 両磨 : よろしくおねがいしますー
[雑談] GM : よろしくお願いします!

[メイン] GM : あなたの日常はとっくに腐っている。
学校が終われば、組織――『トロイメライ』の命令に従わなければならない。
[メイン] GM : よくわからない薬の取引の用心棒をさせられたり、
暴れるバケモノを命がけで殺させられたり、そんな毎日だ。
[メイン] GM : わずかな報酬は天引きされ、命を賭けるには見合わない。
しかし、そんな日々から抜け出せられない。



シーン1:死臭

[メイン] GM : 登場をお願いします。
[メイン] 三杯 両磨 : はーい
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 36 → 40


キャラクター概要

PC名:三杯 両磨
PL:弐魚
コードネーム:捨て札
年齢:16
性別:男
ワークス:不良学生
カヴァー:不良学生
シンドローム:キュマイラ/ハヌマーン/ブラム=ストーカー
主なエフェクト:『電光石火』『破壊の爪』『完全獣化』等
《解説》
FHセル『トロイメア』の下っ端構成員。
まともにエフェクトも出せず、出したとしても自損で敵もろとも死ぬことから、『捨て札』の蔑称を持つ。
それでも非オーヴァードよりは強いため、使い捨て同然の扱いで任務を受けている。



ハンドアウト

 あなたは普通の学生だったが、なりゆきからFHセル『トロイメライ』に所属している。
 セル内におけるあなたの立場は決して高いものではない。下っ端、パシリ、戦闘員A、安い報酬で重い責任と十字架を背負わされる…そんな扱いを受けている。薄汚れたこの組織の中で学生という肩書はなにも守ってはくれず、体よく使われる方便でしかない。
 オーヴァードとしての能力も高いとは言えず、このまま腐っていくだけの毎日なのだろうか。



[メイン] : 「殺さないでくれ……」
あなた達が追い詰めた男が命乞いをする。
[メイン] GM : 『トロイメライ』の機密情報を持ち出し、よそのセルに売った――そんな内容の情報があなたには伝えられている。
[メイン] GM : 真偽はともかく、彼をころすのが今日の任務だった。/
[メイン] : 「頼む。妻と子供がいるんだ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「家族か……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「いいよなああんた。家族がいる。信用出来るやつがいる。暖かい奴がいる」
[メイン] 三杯 両磨 : 「なあ、教えてくれよ……。そいつらを全部裏切ってさあ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ここに来たのは、どんな気持ちだったんだ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : その声に耳を貸さず、手に持ったナイフを振りかざす/
[メイン] : 「仕方なかったんだ!金が必要だった!逆の立場ならお前らだってそうしただろ!?」
[メイン] : 「やめろ…くるな!くるなぁ!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「仕方ない?そうだな、それじゃあ仕方ねえ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前が死ぬのも、仕方ねえよな?」/

頭を押さえ、喉を切り裂く。何回と繰り返した、慣れた動作だ。
誕生日の時、キャンドルの代わりにナイフを立てた
誰かがケーキを刻むとき、自分か他人の肉を切り裂いた。
幼い子供がままごとで育児を覚えるように、三杯両磨にとって。死とはそんなものだ。


ことが終わったので報告をしなければならない。
良磨はスマホで”上司”に連絡を取る。

[メイン] 幹部 : 「なんだ」
[メイン] 幹部 : 電話越しに不機嫌そうな声が聞こえてくる。あなたに仕事を与える”上司”だ/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……標的は消した。仕事は終わりだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 淡々と、言葉を交わすのも厭うほど短く告げる/
[メイン] 幹部 : 「そうか」
[メイン] 幹部 : 一方的に通話が打ち切られる。
[メイン] 幹部 : いつものことだ。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……、ッチ。後始末くらい寄越せよあの野郎。面倒くせえ……」
[メイン] 三杯 両磨 : そう言いながら死体の処理について考え始める。運ぶ車に捨てる場所。慣れ親しんだルーチンワークだ/

廃棄所は指定されている。山間部を行った先の倉庫だ、車で20分はかかるだろうか…。
死体を処理し仕事を終えると、両磨は部活動の終わった学生のように帰っていった。


[メイン] GM : 仕事を片付け、あなたはアジトへ戻った。
夜も遅い時間だ。薄暗い部屋の中には、あなたをおいて誰もいない。/
[メイン] 三杯 両磨 : 帰ってくると荷物を降ろし、寝る準備をし始める
[メイン] GM : では、そこへ
[メイン] 白宮 有紀 : 「よっ、もう仕事は終わったか?」
[メイン] 白宮 有紀 : あなたの幼馴染、白宮有紀が声をかけてくる。/

NPC『白宮有紀』

 彼は『トロイメライ』セルの幹部であなたの幼馴染だ。
 同年代ながら卓越した戦闘力を持ち、セルの出世頭として評価も高い。本人はそんなことは気にも留めず、相棒として親しげに振る舞っている。二人の間には信頼関係が築かれて…いたらいいな。嫌っててもOKです。
 彼の評価を買って、とあるエージェントから大きな任務を任されることになった。情報漏洩を防ぐため、その内容は実行の直前に明かされる。その実行役となった彼は、協力者にあなたを指名した。
(※PLのキャラシ誤記をきっかけにTSして女の子になりました。その奇跡を拾ってくれたGMに感謝です)



[メイン] 三杯 両磨 : 「……。白宮か、勝手に入ってくるなつったろうが」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いーじゃんか、あたしとお前の仲だろ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「セルの幹部様が『捨て札』とつるむなんざ、どんな噂を立てられるか見ものだな」/

[雑談] 白宮 有紀 : どうにかして白宮の個別ルートにもっていきたい!!!!
[雑談] 三杯 両磨 : ほう!


[メイン] 白宮 有紀 : 「ああ、変なこと言った奴からぶちコロしていくから安心しろ。それよりさ…」
[メイン] 白宮 有紀 : 「最近あたしらのチームが評価されてんのは知ってるだろ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「おかげで飯食うのもこの時間だ。身に染みて知ってるさ」

夜食を用意しながら、両磨はぶっきらぼうに答える。

[メイン] 白宮 有紀 : 「ごねんなって。今度さ、N市の方からFHの大物が来るらしーんだ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんで、あたしたちにデカい仕事を回すんだって」
[メイン] 三杯 両磨 : 「そいつはご愁傷様」/

雑魚に用事は来ないだろうという顔で

[メイン] 白宮 有紀 : 「えー興味ないの?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「興味はあるさ。そいつがどんな仕事を出して、俺の腕と足が何回切り落とされるかにな。それで、どんな奴なんだ?その大物と仕事って」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「それがさー、情報漏洩防止のために詳しく教えてくれなかったんだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前でもか?」

知らないことに少し意外そうな表情を浮かべる。

[メイン] 白宮 有紀 : 「でもな、報酬は……」
と、指を10本立てるぞ/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……へえ、羽振りがいいな。よっぽどのやつらしい」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「今日みたく10万と思うでしょ?」
[メイン] 白宮 有紀 : 「1000万円!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………は?」ポカンと固まる/
[メイン] 三杯 両磨 : 「おい、とうとう額の桁すら読めなくなったか?間違いだろう?」/
[メイン] 白宮 有紀 : にんまりと笑ってスマホの画面を見せつけてきます。
[メイン] 白宮 有紀 : ちゃんと1000万円ってありますね。
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………、マジかよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 両磨から見ても、今までの仕事とは比べ物にならない額だ/
[メイン] 白宮 有紀 : 「それをさ、あたしとお前で山分けにしよーと思うんだ。もし手伝ってくれるなら…って話だけど」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 少し黙り込む。この話は本当か、この女に嘘はないのか
[メイン] 三杯 両磨 : いや、あったとしても……。
[メイン] 三杯 両磨 : 「……わかった」
[メイン] 三杯 両磨 : 「乗ってやるよ、その話」/

その瞳は少しも信用していない。だが、反抗する意思も無い。
諦観、失意、虚無。

[メイン] 三杯 両磨 : 「お前に従う方が、少しでも俺の地位に繋がる。それだけだ。捨て札に期待するんじゃねえぞ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「よしきた!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「お前ならそう言ってくれると思ったぜ!」と調子良さそうに笑い、
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉に、少し複雑そうに瞳が揺れる/
[メイン] 白宮 有紀 : 「大物との窓口にはあたしがなるから、お前は大船に乗った気持ちで待ってろ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「精々沈まないことを祈ってるさ。良い話を持ってきてくれよ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「しかし、山分けして500万か……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんだけあったらあたしらも都会に住めるかな?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そんだけあれば、大概のものは手に入るだろ。つーか白宮、お前都会に住むのが夢だったのか?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「とーぜんでしょ!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「こんなクソみたいな田舎なんて出てってさー、都会で豪遊したいってずっと思ってるよ!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうか、そうだなあ……。都会か」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「何でもあるのかな。何でもあるんだろうなあ……」/

じっと手の平を見つめる
そこならば、見つかるのだろうか。こんな掃きだめじゃない。暖かい居場所が……。

[メイン] 三杯 両磨 : 「行ってみてえなぁ、そんな場所に……」/
[メイン] GM : …という感じでこのシーンは終了です。
[メイン] 三杯 両磨 : はーい!




シーン2:芽吹き


[メイン] GM : 登場をお願いします!
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 8
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 40 → 48

[メイン] 三杯 両磨 : 本日は高めでお送りいたします
[メイン] GM : まあこのシナリオ、今のところロスト率100%だし…

[メイン] GM : ところ変わって、あなたの通う高校。
いつものようになんてことのない日々が始まる……はずだったのだが。
[メイン] 女子生徒 : 「ねえねえ、聞いた?」「転校生が来るらしいよ!」「えー!マジ?」
[メイン] GM : どこから聞きつけたのか、教室中で転校生の話題で持ちきりだった。/
[メイン] 三杯 両磨 : その声を机に突っ伏したまま聞いています/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(眠……)」昨日結局遅かったのか、死体のようになっている/

[メイン] GM : チャイムが鳴り、ホームルームが始まる。
今日は皆さんにお知らせがあります、とかなんとかお決まりの文言の後に彼女が現れた。
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] GM : 黒板に 黒 上 珠 緒 と文字を書き、
[メイン] 黒上珠緒 : 「くろかみたまお、です。よろしくお願いします」
[メイン] 黒上珠緒 : 教室で拍手が起こり、彼女の席はあなたの隣となった。/

[メイン] 三杯 両磨 : 「(…………?ああ、そうか、そういや転校生が来るって言ってたっけ?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : ぼーっと眺めながら。愛想程度の拍手を送る/
[メイン] 教師 : 「黒上さんは来たばかりで分からないことも多いから、三杯くんがいろいろ面倒を見てあげるように」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……よろしく」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。…………?………!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「え、ああ!おう?」/
[メイン] 三杯 両磨 : とっさに差されて驚きつつ
[メイン] 三杯 両磨 : その場の流れで普通に返してしまう/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(転校生か……。都会からでも来たのかな?)」/


[メイン] GM : そして、放課後。
あなたがいつものように駅に向かうと、そこで立ち尽くしている珠緒を見かける。
……あからさまに視線が泳いでいる。/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(あれ、例の転校生か……?)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「おい、そこで何やってんだ?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「あ……え……」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……ああ、隣の席の人」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。三杯。三杯両磨だ。えーっとあんたは確か……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「黒上珠緒。」
[メイン] 黒上珠緒 : 「切符の買い方が、わからない」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうだ、黒上。それで……、切符の買い方?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」
[メイン] 黒上珠緒 : と、上を指さし、
[メイン] 黒上珠緒 : 「あれの意味が分からない」
[メイン] 黒上珠緒 : 指しているのは路線図だ。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「なんだよ、ここの線で迷うことなんて……」

乗り換えでも迷ってるのかなと思いつつ、路線図を見上げると……。

[メイン] 黒上珠緒 : そうですね、迷うようなことは全くないでしょう。
[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ、駅名が読めないのか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「読める。”じゃーむころすべ”市でしょ?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「んじゃ何が……」そして考え/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……まさか、路線図の意味が分からない。とか言わねえよな……?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………もしかして、わかるの?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「当たりかい……」

ため息をつき、 隣に立って。

[メイン] 三杯 両磨 : 「……ほら。そことそこ。ここが発駅で……」という感じで読み方を教える/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……なるほど、理解した」
[メイン] 黒上珠緒 : 「電車に乗るのは初めてだから、わからなかったの」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。どうやってここまで来たんだあんた?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「今日は保護者に送ってもらった」
[メイン] 黒上珠緒 : 「明日は無理らしいから、乗り方を調べていた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「なるほど、そういうことか」

その言葉に少しだけ、暗い影が両磨の瞳をよぎる

[メイン] 三杯 両磨 : 「んじゃ次からは電車なわけだ。頑張って通学しろよ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「わかった」
[メイン] 三杯 両磨 : そう言ってその場を立ち去ろうとする/

[メイン] 黒上珠緒 : ……ぎゅるるるるるる。

[メイン] 三杯 両磨 : 「…………はい?」立ち止まる/
[メイン] 黒上珠緒 : おや?黒上さんの方から聞こえましたね。
[メイン] 黒上珠緒 : 「お腹が空いた」
[メイン] 三杯 両磨 : 「あんたの腹かよ……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「帰りの電車が来るまで30分はあるから、一緒に来てほしい」
[メイン] 黒上珠緒 : と、指さしたのはマクド〇ルド。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「どうして俺が……」立ち去ろうとするが腹の音が大きい/
[メイン] 黒上珠緒 : 「注文の仕方がわからない」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。あー、クソ。わかったよ、行けばいいんだろ!」/



[メイン] 店員 : 「ご注文はお決まりですか?」
[メイン] 黒上珠緒 : 珠緒があなたの顔を見上げる。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「んじゃあそれとそれ……。黒上もこれでいいか?」早く終わらせようと適当に選んで注文しようとする/

※なお指したものは期間限定バーガー。高いぞ!

[メイン] 黒上珠緒 : 「……なるほど、そういう感じなのね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「じゃあ私は……ここからここまで。2個ずつ」
[メイン] GM : メニューの右上から左下までを丁寧に指でなぞっていく……。
[メイン] 三杯 両磨 : 「おいバカヤロウ。ドミノじゃないんだ。そんなに注文するやつがいるか」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「支払いは……カード?で」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたの分も払っておく」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「え、マジで?」

寒い懐事情。貧乏学生の心が無意識に動く。

[メイン] 黒上珠緒 : 「さっきのお礼」/

[雑談] 黒上珠緒 : ここから質問攻めタイムだ!
[雑談] 黒上珠緒 : ばしばしこい

[メイン] 三杯 両磨 : 「それならまあ……。けど、ほんとにこの量食えるのか?」文句は言わないが一応聞き返す/
[メイン] 黒上珠緒 : 「問題ない」/

[メイン] GM : お会計は……5桁に届いた。



[メイン] GM : 山のようなバーガー、ドリンク、その他に囲まれて席に着く。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「マ〇ドで注文する値段と重さじゃねえ……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「今朝は朝食を抜いたから、適量」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「飯抜きなあ。それは確かにきつい」コーラじゅー/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたはここの街に住んでるの?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ん、ああ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「小さい頃は……。覚えてねえ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「でも、少なくとも出たことは無いはずだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「俺からも聞いていいか?黒上はその……、ここに来る前はどこに居たんだ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「カードで支払ったり、切符の買い方がわからなかったり。俺よりあんたの方が興味深いよ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………遠いところ」
[メイン] 黒上珠緒 : 「日本の中ではあるけど」
[メイン] 黒上珠緒 : 「いろんなところを転々としていた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「日本の中……、ねえ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「なあ、ってことはさ。都会……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「例えば……。東京とかいったことあるの?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……ある」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あまり覚えてないけど」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ほんと!?ああ、でも覚えてないのか……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「東京に興味があるの?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「え、いや……。別にスカイ〇リーってどんな眺めなのかなとか思ってないし。六本木って肉食い放題なのかなとか考えてないし。ディズ二ーランドに興味なんかねぇよ!?」多めにキョドりながら/

明らかに聞きたそうな様子である。

[メイン] 三杯 両磨 : 「でも、ちょっとだけ。ちょっとだけ聞けるなら……。あー、うー!」/
[メイン] 黒上珠緒 : そんなあなたの様子を、あんまり感心なさそうに聞いている。
[メイン] 黒上珠緒 : 「……ご馳走様」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「完食したのかよ……。底なしか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「慣れてるからね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……あまりいい思い出はない、東京には」
[メイン] 三杯 両磨 : 「あの量を毎日でも食ってんのかよ……?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「へえ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「私は、住むならこんな街がいい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。俺は……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「この街なんて。二度と見たくもねえよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 窓から見える景色にひどく冷たい目を向けつつ
[メイン] 三杯 両磨 : 「何もないことを薄ら寒い嘘で隠してる。クズを踏みつけて生きる。ここはそういう場所だ……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「なら、どこも同じね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「別に住みたいなら無理は言わねえさ。けど、ここの外の方が、ずっといい場所なんじゃないか?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「少なくとも、俺にはそう思える」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「かも知れないけど、私はどこに行っても馴染めなかった」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……まあ、仕方ないわ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「どこに行っても……か」

脳裏によぎる過去。悲鳴と汚濁と怨嗟

[メイン] 三杯 両磨 : 「……見つかるといいな、その居場所」/

ぽつりと、無意識に出た言葉。同情か、あるいは願望か……/

[メイン] 黒上珠緒 : 「……時間ね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「そろそろ電車が来る。私は帰る」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ん、ああ。もうそんなに経ってたのか」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……今日は親切にありがとう」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「じゃあな。また学校で……」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「ええ、明日もよろしく」
[メイン] 黒上珠緒 : 珠緒は席を立つと、振り返らずに歩いて行った…。

[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。…………?」/
[メイン] 三杯 両磨 : その後姿を眺め、ふと気が付く
[メイン] 三杯 両磨 : (なんで俺。『また』なんて言ったんだ……?)/




シーン3:覚醒/あるいは剥離


[メイン] GM : 登場をお願いします。
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 48 → 51

[メイン] GM : その夜のこと。
あなたに電話が入った。『トロイメライ』の幹部からだ。
[メイン] 幹部 : 「例の倉庫で問題が発生した」
[メイン] 幹部 : 「片付けてこい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。了解」/
[メイン] GM : 22時のことである。/
[メイン] 三杯 両磨 : 面倒そうに舌打ちし、倉庫まで向かう/
[メイン] GM : ***
[メイン] GM : その倉庫は、セルのメンバーが何かにつけて用いる山間部の廃墟群の中にあった。
[メイン] GM : 麻薬の取引、リンチ、死体の処理……ろくでもない用事ばかりだ。
[メイン] GM : しかし、今日に限っては、不気味な静けさで満ちている。
まるで人っ子一人いないかのような――。/
[メイン] 三杯 両磨 : 慣れた手つきでカギを開け、中に入る
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。誰もいない?」/
[メイン] GM : では、その奥。
[メイン] GM : シャッターが内側から突き破られているかのように破壊されており、何人か倒れているのがわかる。
[メイン] GM : 辺りには粉々にひしゃげたスーツケースが転がり、何らかの液体が水たまりを作っている。
[メイン] 三杯 両磨 : 「――!?なんだ……、これ?」
[メイン] 三杯 両磨 : いつもと違う。その様子に背筋が凍る
[メイン] 三杯 両磨 : 入ればただでは済まない、その予感が全身から怖気を走らせた
[メイン] 三杯 両磨 : 「なんだ……?いったい何が起こってる」/
[メイン] 三杯 両磨 : 身をすくませつつ、闇の中へ足を踏み入れる/
[メイン] GM : 倒れていた人影は……いや、それは人型をかろうじて保っているだけの肉塊だった。
[メイン] GM : 酷く損傷し、身元の判別もつかない。
[メイン] GM : かろうじて衣服に見覚えがある。『トロイメライ』セルの者だ。
[メイン] 三杯 両磨 : 「……!」足でひっくり返し、その凄惨な姿に顔をしかめる
[メイン] 三杯 両磨 : 今日の昼食と再会しなかったのは、過去の経験からだろう
[メイン] 三杯 両磨 : 「くそ、トロイメアのやつじゃねえか……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……まさか」
[メイン] 三杯 両磨 : 脳裏に一人の顔が浮かぶ。自信にあふれた彼女の顔が
[メイン] 三杯 両磨 : 「っは、あり得ねえ。あいつがこんな程度でくたばるやつかよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : そう思いつつ奥へ/

[メイン] GM : では、<知覚>で判定をどうぞ
[メイン] 三杯 両磨 : 1dx+1 知覚 (1DX10+1) > 4[4]+1 > 5
[メイン] GM : ほほう
[メイン] 三杯 両磨 : 怖い怖い

[メイン] GM : その瞬間、物陰から何かが飛び掛かってくる!
[メイン] 三杯 両磨 : 「――!」とっさによけようともがく
[メイン] GM : それはあなたの身体を容易く引き裂き……

[メイン] GM : 5d10のダメージです。
[メイン] 三杯 両磨 : 5d10 (5D10) > 17[6,3,4,2,2] > 17
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 31 → 14

[メイン] 三杯 両磨 : 「――っが!!はぁ!!」
[メイン] GM : そこにいたのは、そのシルエットだけ人であったことを示す
[メイン] ジャーム : ――――怪物だった。
[メイン] 三杯 両磨 : 「クソ……。こいつは……」/
[メイン] GM : もつれるようにして倉庫の外に引きずり出される。
[メイン] GM : そして獲物を見つけた怪物は、あなたに向かって牙を剥きだした……。
[メイン] GM : 戦闘開始です!
[メイン] 三杯 両磨 : 避けた傷から血を噴き出しつつ、這うように外へ飛び出す
[メイン] 三杯 両磨 : はーい!
[メイン] 三杯 両磨 : 雑魚の力を見せてやる!!

[メイン] GM : >セットアップ
[メイン] GM : 《ワイルドグロース》Lv1《完全獣化》Lv3+1《フルパワーアタック》Lv3+1
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >ジャーム
[メイン] ジャーム : マイナー
《破壊の爪》Lv1
メジャー《コンセントレイト:ハヌマーン》Lv2+1《一閃》

[メイン] 三杯 両磨 : 「あ、やば……」直観で感じる。次に自分がどうなるかを/

[メイン] ジャーム : 24dx+6@7 攻撃力+28 装甲有効 (24DX7+6) > 10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,4,5,5,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[3,3,4,6,6,9,9,10,10]+10[3,7,9,10]+10[1,7,10]+10[3,8]+10[8]+6[6]+6 > 72
[メイン] ジャーム : 8d10+28 (8D10+28) > 36[3,4,4,7,1,2,7,8]+28 > 64
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 14 → 0

[メイン] GM : 《リザレクト》を試みますか?
[メイン] 三杯 両磨 : 一応試みるよ
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 4

[メイン] ジャーム : ジャームは爪を振りかざし、新鮮な肉にありつこうと牙を鳴らす。
[メイン] 三杯 両磨 : 爪が両磨の身体を引き裂き、その臓腑と骨を抉りだす
[メイン] 三杯 両磨 : 声にならない悲鳴と、大量の血が倉庫を染める
[メイン] 三杯 両磨 : 「げ、があ……。で、め、え……」/

[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >三杯 両磨
[メイン] 三杯 両磨 : マイナー
[メイン] 三杯 両磨 : 【デッドハートランナー】:破壊の爪+完全獣化+ハンティングスタイル
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 51 → 57
[メイン] 三杯 両磨 : メジャー
[メイン] 三杯 両磨 : 【ワーストカード】:電光石火
[メイン] 三杯 両磨 : 対象はジャーム
[メイン] 三杯 両磨 : (5+2+3)dx+4+0@(10+0) 判定/100%未満/ワーストカード (10DX10+4) > 10[3,4,4,4,5,5,6,9,10,10]+4[4,4]+4 > 18
[メイン] ジャーム : リアクション
《竜鱗》Lv3+1 装甲40点
[メイン] ジャーム : ダメージこいや!
[メイン] 三杯 両磨 : おうさ!
[メイン] 三杯 両磨 : 2d10+9 ダメージ/100%未満/ワーストカード (2D10+9) > 13[3,10]+9 > 22

[メイン] ジャーム : 瞬時に硬質化した筋肉が、ナイフを阻む!
[メイン] 三杯 両磨 : 「なに!?」

人間を超えた速度で迫る爪。だが、捨て身の一撃は理外の肉体に阻まれる。

[メイン] 三杯 両磨 : 「――!やば……、反動が」/

[メイン] 三杯 両磨 : 1d6 (1D6) > 3
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 4 → 1

[メイン] 三杯 両磨 : 捨て札の一刺し。だが、その代償は冷酷に体を蝕む
[メイン] 三杯 両磨 : スピードに耐えられず、体組織が朽ち果てる

[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 57 → 60
[メイン] 三杯 両磨 : 無し!
[メイン] ジャーム : >《加速する刻》
[メイン] ジャーム : 追撃だァ!

[メイン] 三杯 両磨 : 「(クソ……。まともにダメージが通らねえ)」/

[メイン] ジャーム : メジャー
《コンセントレイト:ハヌマーン》Lv2+1《一閃》
24dx+6@7 攻撃力+28 装甲有効
[メイン] ジャーム : 24dx+5 (24DX7+5) > 10[1,1,2,2,3,3,5,5,6,6,6,6,6,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,4,5,6,6,8,10,10]+6[3,5,6]+5 > 31
[メイン] ジャーム : 4d10+28 (4D10+28) > 19[1,9,6,3]+28 > 47
[メイン] 三杯 両磨 : 8dx 回避 (8DX10) > 10[1,4,4,5,6,8,10,10]+7[2,7] > 17
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 1 → 0

[メイン] GM : 《リザレクト》する?
[メイン] 三杯 両磨 : 無しで進むならこれ以上はやめておきます
[メイン] GM : おk!
[メイン] GM : >クリンナップ
[メイン] GM : なし

そして、決着はすぐについた。

[メイン] ジャーム : 狂気に浸されたジャームの爪が両磨を襲う。
[メイン] 三杯 両磨 : 避けることすらかなわず吹き飛ばされ、壁に激突する/
[メイン] 三杯 両磨 : 「――がは!」
[メイン] 三杯 両磨 : ピンクと白の肉塊を撒き散らし倒れこむ
[メイン] 三杯 両磨 : 「ちく……しょう」/




[メイン] GM : 暴れ狂う怪物があなたを手にかけようとする、その瞬間。
[メイン] GM : 夜空の彼方から無数の光の矢が降り注ぎ、怪物は文字通り”消滅した”。
[メイン] GM : その衝撃と轟音に、目を開けていることすら難しい。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(なん……だ?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 血が滲み、激痛に埋め尽くされる視界の中
[メイン] 三杯 両磨 : それを見た
[メイン] 三杯 両磨 : 暗闇の中に、直視すらまばゆい光を……/
[メイン] GM :

「―――大丈夫、三杯両磨」

[メイン] GM : 聞き覚えのある声、そして、

「―――大丈夫、もう大丈夫だよ」

[メイン] GM : あなたを抱きかかえる黒上珠緒の顔、
そして、その右腕に燦然と輝く『UGN』――あなた達FHの敵――その腕章が、暗転する意識の最後に見たものだった。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(黒……上?)」

その姿はとてもきれいで
瞼の裏に消えないと、そう思えるようだった……/
闇が閉ざし、意識が消える。
また……、あの光を見れるだろうか?/




シーン4:瞼の裏側


[メイン] GM : 登場をお願いします
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 2
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 60 → 62

[メイン] GM : 遠くから声が聞こえる。
[メイン] GM : 「―――、―――」

[メイン] GM : 応じる?
[メイン] 三杯 両磨 : 応じる

[メイン] 三杯 両磨 : 「(なんだ……?声が……)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……あ、起きた」
[メイン] 支部長 : 「ほらね、心配することはないって言っただろう?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。………?…………!?」/

その声に驚き、 跳ね起きる/

[メイン] 支部長 : 「まずは自己紹介。我々はUGNと呼ばれる組織の者だ。いや怪しい組織じゃない、超能力者の互助会みたいなものさ」
[メイン] 支部長 : 「あー…どこから説明したものかなぁ」
[メイン] 支部長 : 「キミ、どこまで覚えてる?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「えっと、俺は……」/
[メイン] 三杯 両磨 : そう言いかけて止まる
[メイン] 三杯 両磨 : 「(待て。マテ、待て待て待て!!)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(今なんて言った?今!!)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(UGN?なんでだ?なんでそんなところにいる俺!?)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(落ち着け、冷静になれ。思い出せ、気を失う前の状況を……)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「あー、えっと……」言葉を詰まらせ/
[メイン] 三杯 両磨 : 「たしか……。怪物?に襲われて」とっさに濁す/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(まずいまずい。UGNって敵だろ。バレたらヤバい……)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(殺され……)」/
[メイン] 三杯 両磨 : という感じで超絶ビビってます/
[メイン] 支部長 : 「そうか、まあそんなもんだろう」
[メイン] 支部長 : 「キミはあの日怪物…我々はジャームと呼んでいるんだがね、それに襲われた」
[メイン] 支部長 : 「その時のショックが元で、オーヴァード…いわゆる超能力者に覚醒したんだと思う」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(よし、よし!バレてない!!多分……)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「オーヴァード……、ですか?」渾身のすっとぼけ/

[雑談] 支部長 : 草
[雑談] 三杯 両磨 : まあ、多分やるよねっていう。バレててもいいよ

[メイン] 支部長 : 「ああ。人を越えた存在……といってもそんなにいいもんじゃない」
[メイン] 支部長 : 「力を乱用すれば
[メイン] 支部長 : 「あっという間に怪物になる……ってわけだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(あのジャームのようにな……)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「あのジャ……、怪物みたいに……ですか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「その通り」
[メイン] 黒上珠緒 : 「昨夜、私は誘拐事件を追ってあの倉庫を調べていた」
[メイン] 黒上珠緒 : 「そうしたらあなたが襲われていて……」
[メイン] 黒上珠緒 : 「危ないところだった」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(偶然……。だったのか。運が良かったのか?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ええっと、黒上……だよな?お前もその、オーヴァード、なのか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」

NPC『黒上珠緒』

 彼女は二学期の始まりに合わせて転校してきたクラスメイトだ。
 あなたの席の隣に座ることになり、その縁から何かと世話を焼くうちにほぼ毎日一緒に下校するくらいの仲になった。青春してますね!
 冬に差し掛かったある日、あなたのセルの縄張りを荒らした謎のジャームと対応する中で大ケガを負ったあなたは、駆け寄ってくる珠緒を見かける。
「―――大丈夫、もう大丈夫だよ」
 憔悴した表情を浮かべる彼女の、右腕の腕章には『UGN』と刻まれていた。



[メイン] 三杯 両磨 : 「そう……、なのか。それに、誘拐事件っていうのは?」/
[メイン] 支部長 : 「うむ。その話をする前にこの世界について語っておこう」

[メイン] 支部長 : 支部長は、20年ほど前に世界に拡散したレネゲイドウィルスとか、それがもたらすオーヴァードとジャームの危険性とか、その力を悪用するFHをつらつら説明した後、

[メイン] 支部長 : 「平和だったこの街で、何件かの不審な誘拐事件が発生していてね」
[メイン] 支部長 : 「警察の手には負えない、何故なら悪の超能力者組織、ファルスハーツの手によるものだと考えられるからだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(改めて聞くと俺。相当ろくでもないところにいるなあ……)」
[メイン] 支部長 : 「私と黒上くんは、手分けしてその捜査を行っていた、ということさ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「とんでもない組織ですね」

※本音である。

[メイン] 支部長 : 「ああ、まったくだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ひとまず、事情は分かりました。ありがとうございます」/
[メイン] 支部長 : 「さて、今後の話をしようか」
[メイン] 支部長 : 「キミもオーヴァードということなので、UGNの監視下に入ってもらうことになる。オーヴァードはいつあのような怪物に成り果てるかわからないからね」
[メイン] 支部長 : 「黒上くんがキミのお目付け役になる。……まあ、監視役といっても、日々のバイタルチェックくらいしかできないんだがね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(………なんだって?)……なんだって?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 思わず心の声と言葉が一致する
[メイン] 三杯 両磨 : 「(マズイマズイマズイ。嘘だろ、バレてないと思ったら今度はUGNが付いて回るのか!?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(ここは何とか穏便に……)」/
[メイン] 支部長 : では、強張った面持ちのあなたを見て、
[メイン] 三杯 両磨 : 「あー、えっと。お、俺なんかに人手とか裂いて、大丈夫なんですか……?」/
[メイン] 支部長 : 「この支部は我々二人しかいないんだ。設備もないし、黒上君にはこの街の状況調査をお願いしているし……キミを束縛できるものは何もない。実質的にはフリーさ」
[メイン] 支部長 : 「だからこそ、危ないものには近づかないと約束してくれるね?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。はい(それができればだけどな!)」/
[メイン] 支部長 : 「ありがとう。とはいえ、もしよければなるべく支部に顔を出してほしい」
[メイン] 支部長 : 「この街で世界の裏側の事情を知っているのが我々二人だけだと、さすがに寂しいものがあるからね」/
[メイン] 支部長 : 「黒上くんも同年代のオーヴァードと話すのは久しぶりだから、彼女のためにもお願いだ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「あ、はい。わかりました……?」思わずうなずいてしまう/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(な、何とか乗り切ったか……。けどどうすんだこの後……)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……そろそろ6時ね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「送る」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「え、いやいいよ。家にくらい自分で……(アジトについてこられるとマズイ、どうにか言いくるめて……)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……そう」
[メイン] 支部長 : 「はは、ここは本当に田舎も田舎だからねぇ……駅までならいいんじゃないかな」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「よし、なら駅まで!(よかった、これならごまかせる……)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「わかった」



[メイン] GM : 一晩中眠っていたのだろう、外はすっかり明るくなっている。
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「どんだけ寝てたんだ……?あれから」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「23時17分に回収し、それから6時間は眠っていた」
[メイン] 黒上珠緒 : 「快眠ね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「違いない。ベッドで寝たのは久しぶりだ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……そう」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……なあ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「黒上はさ……。なんで、戦ってるんだ?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私の両親は、FHに殺された」
[メイン] 黒上珠緒 : 「復讐のためよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「――!」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………冗談」
[メイン] 黒上珠緒 : 「この生活を長く続けているから、他の生き方がわからない」
[メイン] 黒上珠緒 : 「惰性で続けているようなもの」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「惰性……か」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「他に……。道があれば」
[メイン] 三杯 両磨 : 「黒上はそれを選んだか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「いいえ」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私はたくさんの死を背負っているから、選べない」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたは……まだ選べるところにいると思う」

その言葉に目を細める
選べる
選べる?
何を?

[メイン] 黒上珠緒 : 「…………暗い話になってごめんなさい」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……いや、いいさ。こっちから始めた話だし。言いたくなかったなら忘れてくれ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そうね……」
[メイン] 黒上珠緒 : 「学校に通えるのも、これが初めて」
[メイン] 黒上珠緒 : 「それなりに楽しいけど……あまり馴染めている気はしない」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「馴染めない……、か」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「だから、そうね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたが覚醒してくれてよかった、とも思っている」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。そりゃあどうも」目を逸らし/

少しだけ。ほんの少しだけ
そういわれたのが、こそばゆかった/

[メイン] 三杯 両磨 : 「黒上は、ずっと一人だったのか?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「ええ、そうね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「仲良くなったのは私と同じようなチルドレンばかり」
[メイン] 黒上珠緒 : 「みんな……死んだか、殺したわ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうか……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(ジャーム化か。UGNでも起こるんだな、そういうの)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「この街は静かでいいところだと思っていた」
[メイン] 黒上珠緒 : 「だから、影で起きている事件を解決したい」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……協力してくれる?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「気が向いたらな」

その瞳から目を逸らし、隠すように答える
期待半分。失意半分
半分だらけの、嘘つきの答え

[メイン] GM : そんな話をしているうちに駅に着きますね。
[メイン] 黒上珠緒 : 「じゃあ、学校で」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ、またな」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「切符の買い方、忘れんなよ?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「問題ない」/

[雑談] GM : さて、このシナリオ、このミドルからの自由度が滅茶苦茶高いです(自画自賛)
[雑談] 三杯 両磨 : ほうほう!
[雑談] GM : この次のシーンの後、あなたは陰で起きている事件を追うでも、平穏な日常を謳歌するでも、FHとして汚れ仕事に手を染めるでも
[雑談] GM : ご自由だぜ!



シーンが変わり、次はPLの自由行動時間となる。
[雑談] 三杯 両磨 : それじゃあまずは。FHの方に行くよ
[雑談] 三杯 両磨 : 光に入れると思うな
[雑談] GM : よしきた、では少々待たれよ…

[メイン] GM : 黒上と別れ、電車に乗り込んだあなた。
スマホにメッセージが入っているのが確認できるだろう。


白宮 有紀

『今どこだ?飯食おうぜ』

白宮 有紀

『駅で待ってる』 --23:59


[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」


白宮 有紀

『さすがに寝てたか?』

白宮 有紀

『起きたら連絡くれ~~~』 --06:21


[メイン] 三杯 両磨 : 「…………ダメ元かな」

三杯 両磨

『まだ居るならいいぞ』

白宮 有紀

『おっけ!』




[メイン] GM : というわけで、本日はここまで
[メイン] 三杯 両磨 : はーい。お疲れさまでしたー

この後『忘れてたけど夜食、白宮の分も作ってたし』などのPLの描写補足や、GMがEDを発見、1日目の感想会等をした後、2日目の予定を確認し解散へ。




2日目


開始直前にPLのバタバタなどがあったものの、無事に予定通り2日目がスタート。
[メイン] GM : では、続きから参りましょう…
[メイン] 三杯 両磨 : はーい

シーン5:分裂

[メイン] GM : 登場をお願いします
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 6
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 62 → 68

[メイン] GM : 駅を出ると、すぐに白宮の姿が見えるだろう。
白宮はあなたを見つけると手を振って近づいてくる。
[メイン] 白宮 有紀 : 「おーーっす!」
[メイン] 三杯 両磨 : 「よお。昨日は悪かったな」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「んー、いいよ!こんな仕事だしな!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「んじゃ行くか!マクドでいい?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「いいよ。俺もその方が気楽だ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんじゃ行くか~」



[メイン] GM : 早朝のマクドナルドは、店内にはまばらな人影しかいない。
[メイン] GM : 面倒くさそうな店員から目当てのものを受け取り、あなた達は席に着いた。
[メイン] 白宮 有紀 : 「……さっきはいいよって言ったけどさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんなにヤバかったの?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「んー、まあな」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「へー?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。もう解決したさ、気にするな」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「白宮にゃ迷惑かけねえよ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ふーん……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんなこと言うなって。困ったことがあったらいつでも呼んでよね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……気が向いたらな」/

少しだけ、迷うように目を伏せる
その様子はどこか、おびえる子猫のように小さかった/

[メイン] 白宮 有紀 : 「…………」
[メイン] GM : 不意に、会話が途切れる。
[メイン] 白宮 有紀 : 「なんか、ごめん」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「なんだよ、しおらしくして。白宮らしくねえ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや……昨日の仕事さ、ほんとはアタシがうけるはずだったんだ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「でも、例の仕事の件で他に回してくれって言ったらお前になった」
[メイン] 白宮 有紀 : 「んで、なんか……ケガしてるし」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。別に気にしちゃいねえよ。怪我なんてこの業界じゃいつものことだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「それに……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前はFHの幹部なんだ。下っ端のことは気にせずに……」

ポテトを白宮の口に突っ込み

[メイン] 三杯 両磨 : 「ふんぞり返って堂々としてろ。しゅんとしたお前を見てると調子が狂う」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ん……わかった」
[メイン] 三杯 両磨 : 「金持って夢叶えたいんだろ。なら、そのために俺を使え」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「…………うん」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そうだな……やっとつかんだチャンスなんだし、絶対に成功させなきゃ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「元気が出たようで何よりだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「にしても白宮。お前昨日ずっと待ってたのか?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「うーん、その後すぐ帰ったよ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「なんかいつもならすぐ既読つくのになかったし、忙しいのかなって思ってた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「あー、なるほど。そりゃ正解だ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「そのまま待ってたら風邪引いてたぞ。ここの夜は寒いからな」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「本当だよ、まったく……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「悪かったって。今度はすぐに返事する。約束だ……」手を上げて降参のポーズ/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや、別に怒ってないってば」
[メイン] 白宮 有紀 : 「ただ、都会だと違うのかなーって思ってさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「ほらこう…コーヒーとか飲みたいじゃん?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「あー、なんだっけス〇バ?バえるってやつだっけ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「そうそう、〇タバ。バえるやつ」

[情報] 白宮 有紀 : ※白宮は高校に通ってないので流行りがよくわかってないぞ!
[情報] 三杯 両磨 : そうなのか!

[メイン] 三杯 両磨 : 「俺もよくは知らん。けど、都会の人ってそういうの気にするらしいよな」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……でもぶっちゃけさ、飲めば終わりなのになんであんなに飾るのかなぁ…?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………」首をひねり
[メイン] 三杯 両磨 : 「……さあ、なんでだろうな。飯なんて腹に入れば大体同じだろ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「わっかんないよな……」/
[メイン] 三杯 両磨 : 二人して一緒に首をひねる/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そういうのも、都会に行けばわかるのかねえ……?」/
[メイン] GM : そんなこんな話ているうちに時間が経ち、辺りにはサラリーマンや学生の姿が増えてきた。
[メイン] 白宮 有紀 : 「よし、大事な仕事前に怪我されちゃ困るな」
[メイン] 白宮 有紀 : 「しばらくアジトに顔出すのはやめとけ。幹部にはアタシから言っといてやるよ!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「大丈夫かよ。お前の立場に響くんじゃないか?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「気にすんなよ、あんな下のこと何もわかってないハゲ共なんか、金を手に入れるまでの関係さ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「こっちのことは気にすんなって」/
[メイン] 三杯 両磨 : 少しじーっと見つめて
[メイン] 三杯 両磨 : 「無理はすんなよ。お前に倒れられると面倒だ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「へっ、それはこっちのセリフだよ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「また待ちぼうけ喰らったら困るからね!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 無言でひらひらと手を振る
[メイン] 三杯 両磨 : 背を向ける顔はほんの少し
[メイン] 三杯 両磨 : 一瞬だけ笑っている。ような気がした……/
[メイン] 白宮 有紀 : 「(ほら、アタシ、同年代の奴らには距離置かれてるし、高校にも行ってねーし……こうして本音で話せるの、お前くらいしかいないからさ)」/

[メイン] GM : という感じでこのシーンを終了します。
[メイン] 三杯 両磨 : はーい、ありがとうございます!




シーン6:隔


[メイン] GM : 登場をお願いします
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 68 → 72

[メイン] GM : それから数日が経った放課後。
[メイン] GM : 白宮の働きかけが効いているのか、『トロイメライ』の幹部らが厄介な依頼をよこしてくることはなかった。

[雑談] 三杯 両磨 : こう、ペ〇ソナ的なUIに『夕方』って浮かんでそう
[雑談] GM : あ~、わかるかも

[メイン] 黒上珠緒 : 「……見て、これ」
[メイン] 黒上珠緒 : と、スマホを押し付けてくる。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……なんだこれ?」ぼーっと夕日見てた/
[メイン] GM : 『ドカ盛りステーキ、1時間以内に完食で無料!!』
[メイン] 黒上珠緒 : 「……行きたい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。まあ、いいぜ。暇だからな」/
[メイン] GM : 詳しく見てみると、『二人なら7kg完食で無料。失敗で5万円』とある。
[メイン] 黒上珠緒 : 「……よしっ」
[メイン] 黒上珠緒 : 相変わらず無表情だが、どこか嬉しそうだ。
[メイン] 三杯 両磨 : 「(ま、黒上なら余裕だろ)」悲しいかな三杯の財布は素寒貧/
[メイン] 黒上珠緒 : 「いったん支部に荷物を置いてくる。あなたもくる?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」少し考え/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(支部か……)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(敵情偵察……。ってのも悪くないな)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「いいぜ。行こうか」/



[メイン] GM : そんなこんなでUGN支部こと喫茶店にやってきたあなた達。支部長が出迎えるだろう。
[メイン] 黒上珠緒 : 「今日は晩御飯いらない」
[メイン] 支部長 : 「藪から棒にどうしたんだい?」
[メイン] 支部長 : と、あなたの方を見て
[メイン] 三杯 両磨 : 「えーっと。おじゃましまー……す?」/
[メイン] 支部長 : 「……ああ。アレに行くんだね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「準備してくる。待ってて」

言うなり珠緒は2階に上がっていってしまった……。/

[メイン] 三杯 両磨 : 「おう」/
[メイン] 三杯 両磨 : が、手持ち無沙汰に突っ立ったまま棒立ち/
[メイン] 三杯 両磨 : ただの喫茶店に立ち往生。完全な不審者の仕草だ/
[メイン] 支部長 : 「ははは、あの子も元気になったねぇ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうなんですか?最初に合った時と変わらないように見えますけど?」/
[メイン] 支部長 : 「うちに来てすぐのころは、お人形みたいに静かだったんだ」
[メイン] 支部長 : 「まあ、ここに来るまでに散々暴れて、いろいろ処置されたからねぇ……」
[メイン] 支部長 : 「でも、最近は彼女自身の気持ちを出すことが多くなったんだ。ちょっと我儘になった、と言った方が分かりやすいかな?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「今の食べ放題みたいな?」/
[メイン] 支部長 : 「そう!昨日も大変だったんだよ…急にお肉が食べたいとか言い出してねぇ…」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうなんですか……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(俺が最初に合った時は、すぐマ〇ドで大盛り食ってたけどなあ……。そんな奴だったのか)」/
[メイン] 三杯 両磨 : ちらりと肉食い放題の広告を見る

[雑談] 支部長 : まあ、あの日のファーストコンタクトはこっちに来て2週間くらい経ってた頃ってことで…
[雑談] 三杯 両磨 : おっと済まぬ!

[メイン] 三杯 両磨 : 「欲望……か」/
[メイン] 支部長 : 「そう、欲望だね」
[メイン] 支部長 : 「UGNのチルドレン教育機関は厳しくてね……彼女は”人間の庇護者”たるように自分の欲望を制御されて暮らしていたんだ」
[メイン] 支部長 : 「でも、それじゃあいつか限界が来るだろう?」
[メイン] 支部長 : 「だからまあ、キミもたまには我儘になったほうがいい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「俺も……?」/
[メイン] 支部長 : 「ああ、いや、まあ、一般論さ」
[メイン] 支部長 : 「キミはなんだか鬱屈しているように見えたからね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「――!!」
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉にふと、自分の手を見る
[メイン] 三杯 両磨 : 欲望
[メイン] 三杯 両磨 : 搾りかすのような自分に、まだそんなものがあったのだろうか
[雑談] 支部長 : いえいえ、その辺はあえてぼかしてますので
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。あるといいですね」
[メイン] 三杯 両磨 : 「彼女のような……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「………輝いてる欲望が」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……お待たせ」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……なにか、真剣な話をしていた?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「いや、黒上が良く食べるなって話。そんだけだ」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「お腹をすかせるために走っていくことにした」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたは電車で来てもいい。じゃあ、現地で」
[メイン] 黒上珠緒 : シュババババ(走っていく音)/
[メイン] 三杯 両磨 : 「は?え?」

店先にポツンと一人残される

[メイン] 三杯 両磨 : 「いや待て!おい待ておい!止まれおい止まれ!!」
[メイン] 三杯 両磨 : ダッシュで黒上を追いかける/
[メイン] 支部長 : 「……ささやかだが、幸福な日常は必ずあるんだ」
[メイン] 支部長 : 「キミや珠緒も、そういうものに馴染んでいければいいんだが……」



それは、肉というにはあまりに大きすぎた。
大きく、ぶ厚く、重く、そして、大雑把すぎた。
それは、正に肉塊だった。

[メイン] GM : タイマーが無慈悲にセットされる。店主は不敵に笑い、店内がざわつく。
[メイン] GM : 一時間のうちにこれを平らげなければならない。/
[メイン] 三杯 両磨 : その絶望はいかほどだったろうか
[メイン] 黒上珠緒 : 「これは…………」/

あの日の倉庫。尽きぬ戦い。圧倒的な敵を目の前にしても
これほどの恐怖は抱かなかったろう/

[メイン] 三杯 両磨 : 「……………、デカすぎんだろ?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……意外と小さい、ね?」
[メイン] 黒上珠緒 : 「え?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「とうとう日本語を失ったか??」耳を疑う/

そして、GMよりこのイベントの説明が行われた。

WoW WoW 肉を食え!

・【肉体】で判定し、達成値*10グラムを食べたものとする。
・合計達成値70(7000g)に達することで完食、判定成功となる。
・判定はPCと珠緒の二人で行う。
・10分=1ラウンドとし、6ラウンド(=1時間)が経過した時点で終了。
 達成値の合計が70に届いていなければ失敗、届いた時点で成功。
・イージーエフェクトは1回だけ使用可。達成値+5。
 PCの衝動が飢餓の場合、自動的に達成値+2。




[メイン] GM : というわけで判定のお時間だ!
[メイン] 三杯 両磨 : GM質問。今HPは回復してる?
[メイン] GM : してます!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 31
[メイン] GM : じゃあやるか…肉を…

そして、誇り(土下座)と誇り(店主)を賭けた戦いが始まる。

[メイン] GM : >1R
[メイン] GM : >珠緒
[メイン] 黒上珠緒 : 11dx+2 (11DX10+2) > 10[1,3,4,5,5,6,6,7,7,8,10]+2[2]+2 > 14
[メイン] 三杯 両磨 : いきます!
[メイン] 三杯 両磨 : 5dx 肉体 (5DX10) > 10[2,4,7,7,10]+6[6] > 16
[メイン] system : [ 肉 ] HP : 70 → 56
[メイン] system : [ 肉 ] HP : 56 → 40
[メイン] 三杯 両磨 : 意地見せるじゃん
[メイン] 肉 : < やるな…
[メイン] GM : >2R
[メイン] 黒上珠緒 : 11dx+2 (11DX10+2) > 10[1,2,3,4,4,5,6,7,8,9,10]+4[4]+2 > 16
[メイン] 三杯 両磨 : 元ハンターをなめるんじゃねえ!!

※なお経験はXXが最後である。

[メイン] 三杯 両磨 : 5dx 肉体 (5DX10) > 9[1,7,7,8,9] > 9
[メイン] system : [ 肉 ] HP : 40 → 24
[メイン] system : [ 肉 ] HP : 24 → 15

[メイン] 黒上珠緒 : 「ペースが落ちてるけど、大丈夫?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ふふふぇえひょ(直訳:うるせえよ)」食いながら

[メイン] GM : >3R
[メイン] 黒上珠緒 : 11dx+2 (11DX10+2) > 10[1,2,4,5,5,6,6,6,7,9,10]+8[8]+2 > 20
[メイン] 三杯 両磨 : 5dx 肉体 (5DX10) > 10[1,3,3,8,10]+4[4] > 14
[メイン] 黒上珠緒 : 「……ライスのお代わり、いる?」
[メイン] 黒上珠緒 : 「あ、アイスも貰おう」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「正気で言ってるのか!?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 水で飲みこみながら聞き返す/



[メイン] GM : 床に手をつき、唖然とする店主を尻目に、あなた達は夜食を終えて店を出る。
完食。
前代未聞・驚天動地の出来事であった。
[メイン] 三杯 両磨 : 「(何とか土下座せずにすんだな……)」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「この程度か……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「これ以上はねぇよ。あってたまるか」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「のど乾いてない? 自販機でも寄っていく?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「んじゃあそこの自販機でなにか……。あ、ヤバい腹が……」口を抑えるが耐える/
[メイン] GM : あなた達は並んでベンチに腰掛ける。
[メイン] 黒上珠緒 : 「……もしかして、無理した?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。別にこの程度、なんてことねえよ」嘘である/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「………。なあ、本当なのか?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前、昔はあんまり食わなかったって」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「本当」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………。ふーん」
[メイン] 三杯 両磨 : 「どうして急に変わったんだ?なにか、見つけでもしたのか」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……ここに来てから、支部長が衝動を抑えなくてもいいって言った」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私の衝動は『飢餓』。ホームでは抑えるように言われていた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ホーム?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] 黒上珠緒 : 「家族を失った子供のオーヴァードが、UGNチルドレンとして教育を受ける施設のこと」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私のいたところは、かなり厳しかった、らしい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(FHでも似たようなのがあったな。どこも同じなのか……)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「厳しい……か」
[メイン] 三杯 両磨 : 「衝動を抑える。要するに、やりたいことを押さえつけられてた。ってことか」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………わからない」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私自身が食べたいのか、それとも私のレネゲイドが命令して食欲を出しているのか」
[メイン] 黒上珠緒 : 「ただ、抑えるように言われていた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(夢を搾り取るFH。夢を押さえつけるUGN)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(結局どこも同じか……)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「変わらねえな。どこも……」
[メイン] 三杯 両磨 : ぽつりと、無意識にそう漏れる/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………そうね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「日常も、その裏側も。実際の所、本質は変わらないのかもしれない」
[メイン] 黒上珠緒 : 「だから、私、こうして日常に馴染んでいくのが怖い」/

その言葉に
少しだけ覚えてしまう
おなじだな……。と

[メイン] 三杯 両磨 : 「そう……、だな」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「……どういう意味?」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「どうしてあなたが頷くの?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「俺も思っただけさ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「結局どこも変わらない」
[メイン] 三杯 両磨 : 「過去も何もかも地続きで、どこまでも追いかけてくる」
[メイン] 三杯 両磨 : 「似てるのかもな。なんて……」うっかり漏れた本音を隠すように冗談めかす/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………私は、過去を」
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私のやりたいことはね、三杯両磨」
[メイン] 黒上珠緒 : 「FHをころすこと」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「FHをころすことだけが私の生きる目的だった」
[メイン] 黒上珠緒 : 「両親を殺され、送られたUGNで辛い日々を過ごし、感情も衝動も抑圧された私が、あいつらをころすことだけを頼りに生きてきた」
[メイン] 黒上珠緒 : 「ここで暮らすのも悪くはないと思っている。でも……」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」その言葉を静かに聞く/
[メイン] 黒上珠緒 : 「ごめんなさい。急に変な話をした」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私の復讐に、あなたを巻き込むつもりはないわ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「いや、いいさ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「やりたいこと、叶うといいな」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………あなたは止めないのね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「だから気にいってるけど」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「止める気なんてねえさ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「やりたいことをやれるなら。きっとそれは……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……とても輝いたことなんだから」/
[雑談] GM : と言ったところでシーンを斬るぜ!
[雑談] 三杯 両磨 : いいよぉ

[情報] GM : 【黒上珠緒について】

・珠緒の衝動は飢餓で、それは大食いのみならず、どんなに日常に馴染む努力をしても消えない心の穴=虚無感として現れ、それは『FHをころす』ことで満たされる。言い換えれば、『FHをころす』という行為に飢えており、あまり冷静な状態とは言えない。
・恒常的な侵蝕率は80%を超えており、ジャーム化が近いことを危惧した日本支部によってA市で落ち着かせるために送られてきたのだ。なお、本人はそのことを知らされていない。

この後休憩をしつつ、やりたいシーンや次のシーンについて擦り合わせてから再開。



擦り合わせの雑談一部(抜粋)

[雑談] 三杯 両磨 : もしかして会話トリガーで情報が出るとかあるのかな?(黒上の情報見つつ)
[雑談] GM : かもしれませんねぇ(特に考えてなかったけど面白そうだから採用することにした)
[雑談] GM : なのでどんどん話していけ…
[雑談] 三杯 両磨 : 「切符の買い方忘れるなよ」
「直ぐに返事する。約束だ」
「夢、叶うといいな」
等フラグを立てていくスタイル



[雑談] 三杯 両磨 : ちなみに白宮と三杯。離れてた時期とかはあるのかな?
[雑談] GM : あーどうなんじゃろ
[雑談] GM : 白宮自身は長期間この街から出たことは一度もないですね
[雑談] GM : せいぜいFHに徴用されてから、任務で数か月が数回…程度なもんです
[雑談] GM : なので三杯君の事情によりますね
[雑談] 三杯 両磨 : となると小学校からFH入るまでの間かな
中学終わりくらいまで想定だったから
[雑談] 三杯 両磨 : 大体小5から中3の半ばくらい

[雑談] 三杯 両磨 : FHに買われた後に再会した。みたいな感じで考えていました
[雑談] GM : 白宮の方は、三杯君の事情は知らない想定で行きます
[雑談] GM : まあ、なんかあったんだろうなーとは思ってる…ハッ
[雑談] GM : いいこと思いついてしまった
[雑談] GM : 待てよ次回!

[雑談] GM : そうね、『白宮は父親と住んでいた』ことに触れてもらえると嬉しいかな




シーン7:車輪は回る


[メイン] GM : 登場をお願いします。
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 72 → 75

白宮 有紀

『しばらく会ってないけど、調子はどうだ?』

白宮 有紀

『いまヒマだしいつもんとこ行こうぜ』/

三杯 両磨

『いいぞ。いつもの場所集合な』/


[メイン] GM : そうして、いつもの駅前のマクドナルドにやってきたあなた達。
[メイン] 白宮 有紀 : 「よっ。元気そうじゃん」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「うるさいおっさんの声が聞こえない。ストレスフリーの休日だよ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そりゃ何よりだ」ヘヘヘ、と笑う。
[メイン] 白宮 有紀 : 「こっちはなんかトラブルがあってさー」/
[メイン] 三杯 両磨 : 白宮の顔を覗いて、無理そうなことしてないか見てる
[メイン] 三杯 両磨 : 「……トラブル?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ああ」
[メイン] 白宮 有紀 : ジュースを啜り、
[メイン] 白宮 有紀 : 「県外から荷物を受け取らくちゃいけねーんだけどさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「どうにも運んでたトラックが1台、ぶっ壊されたらしい」
[メイン] 白宮 有紀 : 「んで、積み荷が消えた」
[メイン] 白宮 有紀 : 「犯人やらの捜索でさー、外のセルもやってきて面倒だったわ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「やばそうなら声かけろよ?数合わせくらいにはなれるだろうし」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「あー、まー、そうだな……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや、不用意にうちのセルに知られちゃまずいんだ。どいつもこいつも自分の手柄にしたがるからさ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「この話してるのもお前だけだよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。そうか」

心なしか、ポテトを食う手が早い。あと耳がちょっと赤い/

[メイン] 三杯 両磨 : 「セルなあ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「そういや白宮、お前なんでトロイメアに入ったんだっけ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ん…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そっか、お前は知らなかったっけ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「……中二の時にさ、親父を殺したんだ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「それ見られて、なし崩し的に」/
[メイン] 三杯 両磨 : 手がぴたりと止まる
[メイン] 三杯 両磨 : 「……………白宮の、親父?」

小学校の頃、いや幼稚園か?
彼女の父親の顔は、朧げにしか覚えていない

[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。親父さん、どんな人だったっけ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「アタシさあ…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「あいつに………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「ごめん、話したくない」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「白宮、もういい」
[メイン] 三杯 両磨 : その声を聴いた瞬間、ぴしゃりと止める
[メイン] 三杯 両磨 : 言外に『話さなくていい』そう諭すように/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………。無神経だった、すまん」/
[メイン] 白宮 有紀 : 目元を拭いつつ
[メイン] 白宮 有紀 : 「……いや、いつかは言わなきゃって思ってた」
[メイン] 白宮 有紀 : 「まあ、そんなわけでさ!ここにはいい思い出ないし、出ていくためにもあの仕事さっさと片付けなくちゃって」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………。そうだな」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ここを出よう。白宮」
[メイン] 三杯 両磨 : 「で、暮らそうぜ。夢に見てた都会でさ」
[メイン] 三杯 両磨 : わざと明かるげに。大仰に語り掛ける/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……そうだな!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「都会に行ったらさ、スタ〇でとりあえず100個注文しようぜ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「持って帰るのめんどくさいから、Uberとかに運ばせてさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「ピザとかも頼んで、ずっとゲームすんの」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ははっ、多すぎだろ。食えんのか?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「やりたいこと一杯やって。できなかったこと沢山して」
[メイン] 三杯 両磨 : 「そうすればきっと」
[メイン] 三杯 両磨 : 「見たくない過去なんて忘れられる……。かもしれねえ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ああ、過去は過去。未来は未来!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「アタシたちにできることをやってけばいいんだ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「……そうだよね?」/
[メイン] 白宮 有紀 : どこか自信なさげに瞳を彷徨わせるぞ/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ、きっとそうだ!」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前ならきっと掴める」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「何言ってんの、お前も一緒だよ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。そうだな」
[メイン] 白宮 有紀 : 「幼馴染でさ、親友のお前と一緒だからできる気がするんだ」/

いつの間にか床に落ちたジュースを見る。さっき握りしめた拍子に溢したのだろう
ジュースは返ってこない。二度と。

[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ、その通りだ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……あっ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「そんで仕事の話だけどさ……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや、疑ってるわけじゃねーんだけど」
[メイン] 白宮 有紀 : 「なんか、見なかったか? あやしい奴とか」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「怪しい奴……?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや……見つかってないんだ、トラックを襲撃したやつ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「作戦決行する時に、万が一横やり刺されちゃ敵わねーと思ってさ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「へえ……。ご愁傷様」皮肉そうにそいつに祈る/
[メイン] 三杯 両磨 : 「まあ、怪しい奴ならこの街ごろごろいるだろ。俺たちなんてその筆頭だ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ハハッ言えてる!」
[メイン] 白宮 有紀 : 「まあ、知らないみたいならいいさ。せいぜい気を付けろよな」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ、精々気を付けるさ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………白宮」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「なに?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「UGNに気をつけろ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「へ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや…そりゃ気を付けるけどさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「こんな田舎町でUGNもなにも、あったもんじゃないでしょ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「こないだ、どうも増員されたらしい。それでもここの支部は少ないだろうが……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「背中撃たれたりするんじゃねえぞ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……わかった」
[メイン] 白宮 有紀 : 「両磨の言うことなら信じる」/
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉に少しだけ目を逸らす
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。そうか」
[メイン] 三杯 両磨 : ケチャップがついた手を拭かず、そのままポテトに突っ込んだ/

[メイン] GM : そんな感じで、シーンを終了します。
[メイン] 三杯 両磨 : はーい!
[メイン] GM : ドアが開き、誰かが入ってくる。
[メイン] GM : それは推さない少女に見えた。
[メイン] GM : ただの通りすがる一人にすぎないはずなのに、
[メイン] ??? : どういうわけか、あなたは彼女から目を離せなかった。


ログではわかりませんが、この時現れたのは都築京香でした。初見の時のインパクトは非常に大きかったです。
そして彼女の姿を最後に2日目が終了。



2日目感想会抜粋

[雑談] 三杯 両磨 : お経を唱える時間をください
[雑談] GM : 来週までに唱えるんだな!
※実は都築京香が出た時点で、心の中でガチ目の命乞いをしていました。

[雑談] 三杯 両磨 : よし、来週は
[雑談] 三杯 両磨 : ちゃんとルート分岐を選ぶ!!
[雑談] GM : LowとChaossとNewtralとGenocideとSuicideとって感じですな
[雑談] GM : Next明地’sヒント 『誘拐事件』(先週の最後の方で出てたやつ)
[雑談] 三杯 両磨 : 了解!




3日目


[メイン] GM : というわけで恐らく最終回、始めてまいりましょー!
[メイン] 三杯 両磨 : はーい、よろしくおねがいします!!
[メイン] GM : さっそくですが、前回の続きから。
[メイン] GM : 君はクライマックスまで眠ってもいいし、なにか動いてもいい。/
[メイン] 三杯 両磨 : ふむ
[メイン] 三杯 両磨 : 白宮の過去について調べたいが、本人に聞くのもあれだからなあ
[メイン] GM : 過去かァ…
[メイン] GM : 実は先週出した以上の情報はないんですよね
[メイン] 三杯 両磨 : なるほど、了解!
[メイン] GM : 「いま」彼女が何をしているか、ならありますが…
[メイン] 三杯 両磨 : ほう
[メイン] GM : もしそれを調べようというのであれば、そのシーンを生やしますわよ!
[メイン] 三杯 両磨 : じゃあお願いします!調べに行きたい!
[メイン] GM : おk




シーン8:渦巻く闇


[メイン] GM : 登場をお願いします
[雑談] 三杯 両磨 : 気になるタイトルが来た!
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 1
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 75 → 76

[メイン] GM : あなたは久しぶりにアジトに顔を出した。
[メイン] GM : ……心なしか、人が少ない気がする。/
[メイン] 三杯 両磨 : ぱたりと扉を閉じ
[メイン] 三杯 両磨 : いつものようにソファーへ腰かける
[メイン] 三杯 両磨 : だが、不思議と何かが足りない
[メイン] 三杯 両磨 : 「……久々に来たは良いが」/
[メイン] 三杯 両磨 : 人のいないいつもの部屋。いつにも増してどこか寒々しい静かさだ/

[メイン] GM : では、そこへ。
一人のエージェントが通りがかる。

[メイン] エージェント : 「……お、三杯。久しぶりだな」
[メイン] エージェント : 「今日は休みか?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「まあな。あんまり暇で顔を出したところだ」/
[メイン] エージェント : 「ヒマって……さすが、白宮にコキ使われてるだけはあるなぁ」
[メイン] エージェント : 「聞いたぜ? あいつの命令で何人も攫ってんだろ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………、攫う?なんの話だ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 少し身体を持ち上げ
[メイン] 三杯 両磨 : 気になって聞き返す/
[メイン] エージェント : 「ああ? 」と困惑したそぶりを見せ、
[メイン] エージェント : 「組織の大物の任務で浮浪者やらなんやらを何人も攫ってるって聞いたぞ?」
[メイン] エージェント : 「何の話だはねぇだろ、それで稼いでるんだからよぉ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」

[メイン] 三杯 両磨 : 思い出す。あの時の支部長の話を

[メイン] 三杯 両磨 : 「…………。詳しく聞かせろよ、その噂」/
[メイン] エージェント : 「詳しくも何も……」
[メイン] エージェント : 「……お前がやってんじゃねぇのか?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」思案し/
[メイン] 三杯 両磨 : 「っは、気になるだろう?自分がどんな噂を立てられてるかくらい」
[メイン] 三杯 両磨 : 答えを知ってるかどうか、曖昧に濁して答える/
[メイン] エージェント : 「はっ、捨て札様もいっちょ前の口を利くじゃねえか」
[メイン] エージェント : 「けどまあ、噂のクスリを試したならそうなるのも無理はねぇか」
[メイン] エージェント : 「お前もアレをキメて強くなったんだろ?」
[メイン] エージェント : 「うちの連中のほとんどは耐えかねてバケモンになっちまったがな…」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(クスリ……?)」
[メイン] エージェント : 「ほら、こないだのトラック襲撃事件あったろ?」
[メイン] エージェント : 「それで何割かのクスリがすられたんだ」
[メイン] エージェント : 「んで、それを売りさばいてる女がいるらしい」
[メイン] エージェント : 「うちの奴もアホでねぇ……それパクってキメたらしいんだわ」
[メイン] エージェント : 「当然お上もブチギレてな。この素寒貧な有様ってわけよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そいつはご愁傷様」/
[メイン] エージェント : 「俺はキメないね、あんなもん」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(トラック……。白宮の言っていたあれか?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「その女の名前。あー、何だったかな……?」/
[メイン] エージェント : 「しらねーよ」
[メイン] エージェント : 「でもガキみたいなナリしてるとは聞いたな…」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ガキねえ……。薄気味悪い話だ」/
[メイン] エージェント : 「俺にいわせりゃ、お前や白宮だって気味悪りぃよ」/
[メイン] エージェント : 「裏で何やってるかわかったもんじゃねぇ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………」
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉に肩を竦め
[メイン] 三杯 両磨 : 感情の読めない笑みを浮かべる/
[メイン] エージェント : 「んじゃ、俺も帰るわ」
[メイン] エージェント : 「誘拐だかなんだか知らねーが、俺は巻き込むなよ?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ッハ。この稼業で今更だろ」/
[メイン] 三杯 両磨 : ひらひらと手を振って見送る/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(考えるに。白宮の前回のアレ。後始末に走らされたってところか……?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 得た情報を頭の中で反芻する
[メイン] 三杯 両磨 : 「(薬物……、誘拐事件)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(知ってそうな奴はいるが、さて……)」/

[メイン] GM : このシーンはこんなところか
[メイン] GM : 他に何か調べる?
[メイン] 三杯 両磨 : ふむ
[メイン] 三杯 両磨 : 例のカフェに行って、支部長に誘拐事件のことを聞き込みに行ってみるかな
[メイン] GM : ほうほうほうほうほう!!


シーン9:別ち難いもの


[メイン] GM : 登場をお願いします。
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 76 → 79

[メイン] GM : では、喫茶店にやってきました。
[メイン] GM : もとい、UGN支部ですね。

[メイン] 三杯 両磨 : 「こんちはーっす……」
[メイン] 支部長 : 「おや、三杯くん。いらっしゃい」
[メイン] 支部長 : 「珠緒は今ちょっと出かけてるが、ゆっくりしていきなさい」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「あ、はい。……えーっと、支部長?マスター?どっちで呼べばいいんすかね?」/
[メイン] 支部長 : 「今日はお客もいないし、好きな方で構わないよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「んじゃあマスターで」
[メイン] 三杯 両磨 : 手元のメニューから適当にコーヒーを注文しつつ
[メイン] 三杯 両磨 : 「……ちょっと聞きたいことがあるんすけど」/
[メイン] 支部長 : 「何かな?」
珈琲を準備しながら、あなたに聞き返す。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「この街で、確か誘拐事件が起こってる。そんな話してたじゃないっすか」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ちょっと気になって。そのこと、詳しく聞いてもいいですか?」/
[メイン] 支部長 : 「ふむ……そうだねぇ……」
[メイン] 支部長 : 「あまり深入りをしない、と約束してくれるなら話そう。どうだい?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。いっすよ。まさか、わざわざ危険になんて飛び込みたくないし」/
[メイン] 支部長 : 「わかった」
[メイン] 支部長 : そういうと、あなたに向き直り……
[メイン] 支部長 : 「我々と……いや、人類と敵対しているファルスハーツという組織があるのは知っているね?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。えーっと、凄い悪の組織?でしたっけ?」/
[メイン] 支部長 : 「キミを発見する二週間くらい前かな……その組織のとあるエージェントがこの街で目撃されたんだ」
[メイン] 支部長 : 「それを皮切りに、この街でいろんな人が誘拐されている」
[メイン] 支部長 : 「ホームレスの方、ちょっとヤンチャな学生、少々ガラの悪い人……」
[メイン] 支部長 : 「その大半は公的組織が追いにくい人々だ。だから警察にできることは限られている」
[メイン] 支部長 : 「で、私と珠緒はそれを調べている、というわけさ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「へえ、そいつは怖い話だ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「それ、犯人ってどんな奴なんですか?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。ほら、偶然会ったりして、顔がわからなかったら怖いし」/
[メイン] 支部長 : 「わからないんだ、それが……」
[メイン] 支部長 : 「通常、オーヴァードによる犯罪は《ワーディング》という空間を用いて行われる」
[メイン] 支部長 : 「だが、この誘拐事件ではそれらが確認されていない」
[メイン] 支部長 : 「曲がり角を曲がったと思ったら消えていた…とか、そんなことばかりだ」
[メイン] 支部長 : 「とはいえ、僕が思うに、いくつかの方法が考えられる」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「へえ、どんな……?」/
[メイン] 支部長 : 「一つは、組織ぐるみ……特に一般人で構成された組織による誘拐に、オーヴァードが加担しているというもの」
[メイン] 支部長 : 「瞬間移動するエフェクトはいくつかある。怪しまれないポイントまで連れて行き、そこからエフェクトで長距離移動をさせるとかね」
[メイン] 支部長 : 「もう一つは、被害者が自主的に捕まっている、というものだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「自主的に?なんでまた……。そんな特異な奴そうそういるものなんすか?」/
[メイン] 支部長 : 「……そうだな」
[メイン] 支部長 : 「キミはオーヴァードに覚醒する前、超能力についてどう思っていた?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」

思う、覚醒したときのことを

[メイン] 三杯 両磨 : 「そうですね……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「力があれば。そう思ったことは……あります」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「超能力にしろ。なにか……、壊せる力が欲しいと」/
[メイン] 支部長 : 「そうだね…………」
[メイン] 支部長 : 「世の中には、そう考える人は、キミのほかにもいるんだ。意外なくらい沢山ね」
[メイン] 支部長 : 「だが、現実には力もなく、より強い者や悪い奴に搾取されるだけ……って人がね」
[メイン] 支部長 : 「そんな彼らに、例えば……飲むだけで超能力者になれる薬をちらつかせたらどうなると思う?」/
[メイン] 支部長 : 「あるいは、実際に超能力者自身がその薬を飲んで力を得た、とか」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……!!」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(まさか、例のクスリか……)」/
[メイン] 支部長 : 「FHはかつてそんな薬を開発していたことがある」
[メイン] 支部長 : 「研究は食い止められた…とされている。だが、裏で続いていてもおかしくはない」
[メイン] 支部長 : 「何があってもおかしくないんだ、日常の裏側では」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「それ、あったとして。飲んだらどうなるんですか……?」/
[メイン] 支部長 : 「一般人の大半は、飲めばマトリクスシフトに耐え切れずに死ぬか、ジャーム化する」
[メイン] 支部長 : 「オーヴァードが飲んだとしてもタダでは済まないだろう」
[メイン] 支部長 : 「だがごく稀に………いや、飲むべきではないから、この先は説明しないよ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」

果たして、それが目の前にあったとして
自分は、それを使うだろうか?それとも……

[メイン] 三杯 両磨 : 「……。そっすね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(クスリの実験台。そのためにFHで誘拐していた。まあそんなところか)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(あとは白宮がかかわってるかもしれない)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「(誘拐は別にいいが。あいつ、危険な橋渡ってないだろうな……?)」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ありがとございます。コーヒーも、美味しかったですよ」/
[メイン] 支部長 : 「そうか、よかったよ」
[メイン] 支部長 : 「改めて忠告しておくけど……」
[メイン] 支部長 : 「決して事件に関わってはいけないよ。いいね?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……。ええ、そうっすね」
[メイン] 三杯 両磨 : 「……気を付けます」/
[メイン] 支部長 : 「もうじきUGNのエージェント達がやってくる。この件の捜査は彼らに任せるべきだ」
[メイン] 支部長 : 「わかってるならいいんだ。珠緒をよろしくね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 飲み干したコーヒーに目を落とし
[メイン] 三杯 両磨 : 「まあ、これの分くらいは……」/
[メイン] GM : 支部長はあなたを見送ります。
[メイン] GM : といったところでこのシーンは終了かな!


そしてここで22時、自由行動のタイムアウトだ。
ついに物語は終幕へと進む……。



白宮 有紀

『おい』

白宮 有紀

『ボスから連絡きた』

白宮 有紀

『今日の夜、あそこ集合な』

三杯 両磨

『わかった。時間通りに』


[メイン] 支部長 : 「お急ぎかい?」
[メイン] 支部長 : 「今日は奢りにしとくよ、行っといで」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「いや、悪いっすよ」
[メイン] 三杯 両磨 : そう言って財布から代金を出す
[メイン] 三杯 両磨 : 「……それじゃあまたいつか」

「どこかで……」/

[メイン] 支部長 : 「……わかった。気を付けてね」/
[メイン] 支部長 : といってあなたを見送った後、
[メイン] 支部長 : 「壊せる力、ね…………」
[メイン] 支部長 : そう呟く。

[雑談] 三杯 両磨 : コーヒーの分は→代金は払った




シーン10:転落


[メイン] GM : 登場をお願いします。
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 79 → 83

[メイン] GM : 指定された時間に倉庫にやってきた。
[メイン] GM : そこには、物々しい数のトラックと、見慣れないエージェントが何人もいる。
異様な光景だった。
[メイン] エージェント : 「……”捨て札”か」
[メイン] エージェント : あなたを見て近付いてきたエージェントが言う。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……大仕事だな。これも例のか」/
[メイン] エージェント : 「そうだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「白宮はいるか?」/
[メイン] エージェント : 「ああ、お姫様は奥で待っておる」
[メイン] エージェント : 「お前に見せたいものがあるんだと」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「そりゃどーも」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お姫様を待たせちゃ悪い。先行くぞ?」/
[メイン] GM : あなたが案内されたのは一際奥の倉庫だった。
[メイン] GM : ……死臭がする。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(…………。なんだ?)」/
[メイン] 三杯 両磨 : 奥へ進む/
[メイン] GM : 倉庫の扉を開けると、
[メイン] GM : そこには死んだジャームと、
[メイン] GM : 潰れた肉塊、
[メイン] GM : そして一人の眼鏡をかけた男と白宮が立っていた。
[メイン] ”ディアボロス” : 「……ふむ、こんなところか。新たなる『トランスΩ』は」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「よう、白宮。待たせたか?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「それにディアボロスとは、ずいぶんな大物が来たな」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「いや、大丈夫」
[メイン] 白宮 有紀 : 「それよりお前こそ大丈夫だったか?」
[メイン] 白宮 有紀 : 「なんか、変な男につけられてたみたいだったけど……」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「変な男……?」/



「うん。ありゃ喫茶店のマスターだったかな」
「こうして潰しておいたから問題ないけどね!」/



[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」

果たしてその時、自分はどんな顔をしていたのだろうか
もし何も動かなかったとしたら

多分そこ居たのは。人の形をした化物だろう

[メイン] 三杯 両磨 : 「……そうか」/
[メイン] ”ディアボロス” : 「ただ投与しただけのジャームがUGNの支部長クラスでも潰せるとは、これならば問題あるまい」
[メイン] ”ディアボロス” : 「では、この場でお前たちに任務を言い渡す」/
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉をじっと聞く/
[メイン] ”ディアボロス” : 「私が開発した”トランスΩ”、これを市の飲料工場に混入させてこい」
[メイン] ”ディアボロス” : 「あの工場で作られた飲料は全国に出荷される。これを流通ルートに乗せることで全国的にジャームが発生するだろう」
[メイン] ”ディアボロス” : 「これを以てUGN日本支部を壊滅させる。その重大な一歩だ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………」
[メイン] 三杯 両磨 : ちらりと白宮を見る/
[メイン] 白宮 有紀 : なんの疑問も抱かずに任務を受け入れています。/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……どうした?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………いいや」
[メイン] 三杯 両磨 : 「了解だ」/
[メイン] GM : その瞬間、
[メイン] GM : 外で爆音が鳴り響く。
[メイン] GM : 窓からは、光。/
[メイン] 白宮 有紀 : 「なんだ!?」
[メイン] 三杯 両磨 : とっさに彼女を庇う
[メイン] 三杯 両磨 : 「白宮!!」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「うおっ……大丈夫、アタシは大丈夫だって」
[メイン] 白宮 有紀 : 「それより、薬!見に行かなきゃ!」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「どこに置いてる!?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「外のタンクと、アタシのポケットにいくつか……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「お前も持ってろ! そんで見に行くぞ!」
[メイン] 白宮 有紀 : と、”トランスΩ”を3本あなたに渡します。/
[メイン] 三杯 両磨 : 受け取って
[メイン] 三杯 両磨 : 「よし、行くぞ!」/



[メイン] GM : そこには、白い光を纏った黒上の姿があった。
[メイン] GM : トラックの何台かは出発していたようだが、それでも少なくない数が破損している。
[メイン] GM : 彼女は憤怒の形相を浮かべながら、逃げまどうFHエージェント達を殺害していっている……。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「(流石に……。来てるよなあ)」/

浮かぶのはかつて見たあの光
あの倉庫で救われた光が今
目の前で、破壊となって輝いている/

[メイン] 黒上珠緒 : 彼女の双眸があなたを捉える。

[メイン] 黒上珠緒 : 「三杯両磨…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「よお。UGN……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「あの夜以来だな……。こんな形で会うのは」/

[メイン] 黒上珠緒 : 「……そう、そういうことだったのね」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「おかしいと思っていた。誘拐された人々の中で、生き残っていたのはあなただけ」
[メイン] 黒上珠緒 : 「……疑いの念は膨らんでいった、けど、信じたくなかった」
[メイン] 黒上珠緒 : 「初めてできた普通の友達だと思っていたから……」
[メイン] 黒上珠緒 : 「なのに、最初からあなたは裏切っていたのね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 「最初から……か」

「ああ、そうだ」/

真っ直ぐに見つめる
お前は敵だと。話し合いの余地はないと
遅すぎたと
ころすべき敵だと。そう言うように/

[メイン] 黒上珠緒 : 「そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「じゃあ、死になさい」
[メイン] 黒上珠緒 : 黒上の指先から光条が放たれる、それを……

[メイン] 白宮 有紀 : とっさに身を投げ出した白宮が庇い、貫かれる。/

[メイン] 三杯 両磨 : 「――!?」
[メイン] 三杯 両磨 : 「バカ、白宮!!何を……!?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「……へへ………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「さっきの……お返し……」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「っふ……、ざっけんじゃねえぞ!!」
[メイン] 白宮 有紀 : そのまま項垂れて意識を失う。
幸い、まだ命は繋がっているようだが……/
[メイン] 三杯 両磨 : 「………!」/
[メイン] GM : あなた一人で黒上から逃げることは不可能と言っていいだろう。
白宮を連れてなら、なおさらのことだ。
[メイン] GM : あなたが、どうにかするしかない。/
[メイン] 三杯 両磨 : 白宮の身体を支え、考える
[メイン] 三杯 両磨 : 何か、何か方法は
[メイン] 三杯 両磨 : 戦う?自分が?目の前を見ろ
[メイン] 三杯 両磨 : あれに勝てると?あの光に……
[メイン] 三杯 両磨 : 勝つ……方法は……
[メイン] 三杯 両磨 : ポケットから転がり落ちる。それを見る
[メイン] 三杯 両磨 : それを……。夢の形を/
[メイン] 黒上珠緒 : 振り下ろされる光の柱があなた目掛けて飛んでくる。
[メイン] 黒上珠緒 : それは寸前で逸れ、しかし地面を穿った。
[メイン] 黒上珠緒 : 衝撃と振動で二人とも宙を舞う。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「っが、はァ……!?」/
[メイン] 三杯 両磨 : 無様に、みっともなく
[メイン] 三杯 両磨 : 血を撒き散らし倒れ伏す
[メイン] 三杯 両磨 : 這いずり、這いずり、這いずり



その手と、その『夢』を。掴んだ




トランスΩ

オートで使用可能。
1本目:飲むと即座に侵蝕率が5d10上昇する。
・経験点100点分のエフェクト/技能/能力値を得る。
・エフェクトの使用回数と不利な効果をすべて回復する。
[情報] GM : 2本目:即座に侵蝕率が100d10上昇する
・あらゆる判定のダイスを+100個、C値を3に変更する。
・《加速する刻》Lv5を取得する。侵蝕率によるLvボーナスはなし。
・戦闘終了と共に肉体が崩壊して確実に死亡するか、さもなくば強大なジャームになる。




シーン11:Crumble Days (What You Have Been Happy)


[メイン] GM : 登場をお願いします。
[雑談] 三杯 両磨 : そのタイトルは反則だよ!!?
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 10
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 83 → 93
[雑談] GM : 気合入ってるねぇ!?
[雑談] 三杯 両磨 : ダイスが暗に〇ねって言ってる!?
[雑談] 黒上珠緒 : (演出を続きからどうぞ)
[雑談] 三杯 両磨 : おけ、書く!

[雑談] GM : (もし生きて帰ろうという気があるなら、一本でやめとくことを強くお勧めします)
[雑談] 三杯 両磨 : そうだね?そうできるかな?



[メイン] 三杯 両磨 : 「なあ、UGN……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「黒上……。やっぱ俺たちさあ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「似た者同士だったよ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 一本目、それを打ちこむ

[メイン] 三杯 両磨 : 5d10 (5D10) > 26[5,10,3,7,1] > 26
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 93 → 119

周囲が染まる
血に、赤に
流れ出た血がその性質に逆らい、主の元へと集まる

――ブラム=ストーカー。その性質は『血流操作』

発現すらしなかった、その能力が
主の元へ帰っていく

[メイン] 黒上珠緒 : 「……そう」
[メイン] 黒上珠緒 : 「本気なのね」/
[メイン] 三杯 両磨 : 血を、己の血を集め答える
[メイン] 三杯 両磨 : 「ああ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「俺は……、こいつと。有紀と……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「夢の先を見たい。輝くようなその夢を……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「だからそのために……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「お前が邪魔だ。死んでくれ、UGN!!」/
[メイン] 黒上珠緒 : 「…………あなたも、本質は利己的なジャームだったのね」
[メイン] 黒上珠緒 : 「そう……」





「なら、殺してあげるわ、三杯両磨……!」/
「殺してやるよ、黒上珠緒!!」/







[メイン] GM : >衝動判定 難易度9
[メイン] 三杯 両磨 : 3dx+1 衝動判定 (3DX10+1) > 9[8,9,9]+1 > 10
[メイン] 三杯 両磨 : 2d10 (2D10) > 12[2,10] > 12
[メイン] GM : 【衝動侵蝕】:PCがトランスΩを服用した直後/失敗すると変異暴走:飢餓
【破滅の足音】:同上
【楔の呪い】:セットアップ。
[メイン] GM : 1d10+1 (1D10+1) > 6[6]+1 > 7
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 119 → 131
[メイン] GM : 7ラウンド後に滅びが訪れます。
[メイン] GM : >セットアップ
[メイン] 三杯 両磨 : こちらは無し!
[メイン] 黒上珠緒 : 【楔の呪い】 あなたは、タイタス昇華の効果を復活以外に使用できない
[メイン] GM : 急激なレネゲイドの活性により、肉体が悲鳴を上げている。
早く鎮めなければ持たないだろう…。
[雑談] 三杯 両磨 : つまり7ラウンドで詰み?
[雑談] 黒上珠緒 : うむ!
[メイン] GM : >イニシアチブ
[雑談] 黒上珠緒 : あ、お察しとは思いますが!
[雑談] 黒上珠緒 : ∔100点の方のデータで戦ってね♡
[雑談] 三杯 両磨 : わーい!
[メイン] 黒上珠緒 : >”セレスティアル”
[メイン] 黒上珠緒 : マイナー
《光芒の疾走》でエンゲージから離脱
[メイン] 黒上珠緒 : 『黒き影が手招く』:《絶対の孤独》《悪魔の影》《死神の瞳》《コンセントレイト》
17dx+6@7 ダメージなし/次の攻撃回避不可/命中時7d10のダメージ/ラウンド間ダイス-5個
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6@7 ダメージなし/次の攻撃回避不可/命中時7d10のダメージ/ラウンド間ダイス-5個 (17DX7+6) > 10[1,1,3,5,5,5,5,6,7,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,3,5,6,7,8,9]+10[2,4,8]+1[1]+6 > 37
[メイン] 三杯 両磨 : 回避
[メイン] 三杯 両磨 : 5dx 回避 (5DX10) > 8[1,1,5,5,8] > 8
[メイン] 三杯 両磨 : 無理!
[メイン] 黒上珠緒 : では、上記のバステがかかります。
[メイン] 三杯 両磨 : ほにょれ
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] 黒上珠緒 : >《時間凍結》
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] HP : 0 → -20
[メイン] 黒上珠緒 : 『白星が瞬く』:《破壊の光》《滅びの光》《コンセントレイト》
17dx+6@7 攻撃力15+7d10/同一エンゲージ不可
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6@7 攻撃力15+7d10/同一エンゲージ不可 (17DX7+6) > 10[1,2,3,3,7,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[3,3,4,4,4,5,5,5,7,8,8,10,10]+10[1,2,5,8,9]+10[3,8]+3[3]+6 > 49
[メイン] 三杯 両磨 : 回避
[メイン] 三杯 両磨 : 5dx 回避 (5DX10) > 9[2,3,5,9,9] > 9
[メイン] 三杯 両磨 : まあ無理
[メイン] 黒上珠緒 : 5d10+7d10+15 (5D10+7D10+15) > 15[1,4,4,3,3]+43[7,9,7,5,6,1,8]+15 > 73
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 31 → 0
[メイン] 三杯 両磨 : さて
[メイン] 黒上珠緒 : 光の矢が降り注ぎ、あなたを串刺しにする!
[雑談] 三杯 両磨 : ロイス取り忘れてたのでここで一気に取っといていい?
[雑談] 黒上珠緒 : 好きなだけとれい!
[メイン] 三杯 両磨 : まず一つ目
[メイン] 三杯 両磨 : 支部長にロイスを取得
[メイン] 三杯 両磨 : et 感情表(45-36) > 慕情(ぼじょう) - ○疎外感(そがいかん)
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 4 → 5
[メイン] 黒上珠緒 : それっぽい…
[メイン] 三杯 両磨 : 春日恭二
[メイン] 三杯 両磨 : et 感情表(54-8) > 遺志(いし) - ○脅威(きょうい)
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 5 → 6
[メイン] GM : それっぽい!
[メイン] 三杯 両磨 : 謎の女
[メイン] 三杯 両磨 : et 感情表(45-29) > ○慕情(ぼじょう) - 不安(ふあん)
[メイン] 三杯 両磨 : 不安な!?
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 6 → 7
[雑談] GM : 都築ママ…
[メイン] 三杯 両磨 : そしてまず
[メイン] 三杯 両磨 : 支部長のロイスを昇華
[雑談] GM : 拙シナリオのCRCステージで京香ママヒロインのシナリオございますよ
[メイン] GM : おk!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 15
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 7 → 6
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >三杯両磨
[メイン] 三杯 両磨 : マイナーアクション
[メイン] 三杯 両磨 : 【デッドハートランナー】:破壊の爪+完全獣化+ハンティングスタイル
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 131 → 137

[メイン] 三杯 両磨 : 血を纏った赤色の獣に変身する。女の子を守るのは、赤い布のヒーローだろう?

[メイン] 三杯 両磨 : そして黒上にエンゲージ
[メイン] GM : ヤダ…かっこいい
[メイン] GM : こいや!
[メイン] 三杯 両磨 : 【裏返る最弱】:渇きの主+朱色の大斧+電光石火+怒涛の旋風+コンセントレイト:ハヌマーン
[メイン] 三杯 両磨 : (5+4+4+3-5)dx+4+0@(7+0) 判定/100%以上/裏返る最弱 (11DX7+4) > 10[1,2,3,6,7,7,8,8,9,9,9]+10[1,3,5,6,6,8,8]+6[5,6]+4 > 30
[メイン] 黒上珠緒 : 暴走中なので回避不可
[メイン] 黒上珠緒 : ダメージどうぞ!
[メイン] 三杯 両磨 : 4d10+10+15 ダメージ/100%以上/裏返る最弱 (4D10+10+15) > 29[8,2,9,10]+10+15 > 54
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] HP : -20 → -69
[メイン] 黒上珠緒 : 「かはっ……」
[メイン] 三杯 両磨 : あ、HP代償してなかった
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 15 → 11
[メイン] 三杯 両磨 : そして渇きの主の効果で回復
[メイン] GM : おk!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 11 → 27
[メイン] 三杯 両磨 : 1d6 (1D6) > 1
[メイン] 三杯 両磨 : 電光石火で1点失う
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 27 → 26
[メイン] GM : 1d10ですぞ!
[メイン] 三杯 両磨 : あ、ミスった
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 7
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 26 → 20
[メイン] 三杯 両磨 : そして
[メイン] 三杯 両磨 : メインプロセスの直後に
[メイン] 三杯 両磨 : 夜魔の領域
[メイン] 三杯 両磨 : 【血色の革命】:夜魔の領域 
[メイン] 三杯 両磨 : 侵食率20で未行動に
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 137 → 157
[メイン] 黒上珠緒 : >《加速する刻》
[メイン] 黒上珠緒 : こっちも複数回行動できるぜぇ!
[メイン] 三杯 両磨 : 貴様ァ!!
[メイン] 黒上珠緒 : マイナー
《光芒の疾走》
[メイン] 黒上珠緒 : 離脱し、
[メイン] 黒上珠緒 : 『白星が瞬く』:《破壊の光》《滅びの光》《コンセントレイト》
17dx+6@7 攻撃力15/同一エンゲージ不可
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6 (17DX7+6) > 10[1,1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,10]+6[6]+6 > 32
[雑談] 三杯 両磨 : 次の夜魔の時にちょっと攻撃RP
[雑談] 黒上珠緒 : はーい
[メイン] 三杯 両磨 : 3dx 回避 (3DX10) > 10[1,2,10]+3[3] > 13
[メイン] 黒上珠緒 : 4d10+15 (4D10+15) > 23[5,8,9,1]+15 > 38
[メイン] 三杯 両磨 : 回るが……、駄目だ!!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 20 → 0
[メイン] 三杯 両磨 : 春日のロイスを割って復活
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 6 → 5
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 15
[メイン] 黒上珠緒 : おk!

[メイン] 三杯 両磨 : 「かは……!」/

[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >三杯両磨
[メイン] 三杯 両磨 : マイナーでエンゲージへ入り
[メイン] 三杯 両磨 : 再び攻撃
[メイン] 三杯 両磨 : 【裏返る最弱】:渇きの主+朱色の大斧+電光石火+怒涛の旋風+コンセントレイト:ハヌマーン
[メイン] 黒上珠緒 : 暴走中なのでリアクション不可!
[メイン] 三杯 両磨 : (5+4+4+4-5)dx+4+0@(7+0) 判定/100%以上/裏返る最弱 (12DX7+4) > 10[2,3,4,6,8,8,8,8,8,9,10,10]+10[4,5,5,5,6,6,6,9]+10[10]+10[10]+4[4]+4 > 48
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 157 → 166
[メイン] 黒上珠緒 : くっ…これは死ぬ…
[メイン] 三杯 両磨 : 6d10+10+15+20 ダメージ/100%以上/裏返る最弱 (6D10+10+15+20) > 41[7,5,9,7,6,7]+10+15+20 > 86
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] HP : -69 → -155
[メイン] 黒上珠緒 : 《蘇生復活》によりHP1で復活


[メイン] 三杯 両磨 : 拳が黒上の血を吸い、どす黒く変色する
[メイン] 三杯 両磨 : その拳へ、己のレネゲイドを集中する
[メイン] 三杯 両磨 : かつてのような散逸した状態じゃない。一つに、最適に纏め上げた攻撃
[メイン] 三杯 両磨 : 『コンセントレイト』オーヴァードが持つ基礎能力。己のレネゲイドを把握し
[メイン] 三杯 両磨 : 化物をころすバケモノの技
[メイン] GM : 己の命を削りながら殺しあう二人。
一瞬の間に何度、肉片が散ったことだろう。
[メイン] GM : そのたびに、バケモノに近づいていく。



[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 15 → 11
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 1
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 11 → 10
[メイン] GM : >クリンナップ
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 10 → 30
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 30 → 26
[雑談] 三杯 両磨 : ちゃうわ30であってた
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 26 → 30
[メイン] 三杯 両磨 : クリンナップ無し
[メイン] GM : ** 2R **
[メイン] GM : >セットアップ
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >”セレスティアル”


[メイン] 黒上珠緒 : 「やっとジャームらしくなってきたじゃない」
[メイン] 黒上珠緒 : 「もうあなたに加減はしない」
[メイン] 三杯 両磨 : 「てめえと同じだよモンストロア。仲良く地獄に道連れだ!!」/



[メイン] 黒上珠緒 : マイナー
《光芒の疾走》
[メイン] 黒上珠緒 : 離脱し、
[メイン] 黒上珠緒 : 『白星が瞬く』:《破壊の光》《滅びの光》《コンセントレイト》
17dx+6@7 攻撃力15+7d10/同一エンゲージ不可
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6 (17DX7+6) > 10[1,2,2,4,4,5,5,5,5,6,6,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,4,5,5,8]+5[5]+6 > 31
[メイン] 黒上珠緒 : 4d10+15 (4D10+15) > 25[5,9,4,7]+15 > 40
[メイン] 三杯 両磨 : くらう
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 30 → 0
[メイン] 三杯 両磨 : 黒上のロイスを昇華し復活
[メイン] 黒上珠緒 : 即座に《加速する刻》、再行動!
[メイン] 黒上珠緒 : 同じコンボでもう一度攻撃!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 15
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6@7 攻撃力15+7d10/同一エンゲージ不可 (17DX7+6) > 10[2,2,4,4,4,5,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,4,4,8,9]+10[4,10]+1[1]+6 > 37
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 5 → 4
[メイン] 黒上珠緒 : ここで、三杯両磨のSロイスを昇華してダメージブースト
[雑談] 三杯 両磨 : ダイス減少ってあれ前回ラウンド中だっけ?
[メイン] 三杯 両磨 : なにい!?
[雑談] 黒上珠緒 : 前ラウンドだけですな!
[雑談] 三杯 両磨 : おっす!
[メイン] 三杯 両磨 : 12dx 回避 (12DX10) > 10[1,2,5,5,5,6,7,7,7,8,9,10]+8[8] > 18
[メイン] 三杯 両磨 : だが無理だ。避けられねえ
[メイン] 黒上珠緒 : 4d10+5d10+15 (4D10+5D10+15) > 29[5,6,9,9]+19[1,3,1,7,7]+15 > 63
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 15 → 0
[メイン] 黒上珠緒 : そして《飢えたる瞬き》を宣言して手番は終了だ……。
[メイン] 三杯 両磨 : 両親のロイスを昇華
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] タイタス : 2 → 1
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 4 → 3
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 15
[メイン] 三杯 両磨 : もう後がねえ
[メイン] 三杯 両磨 : 俺のターン!
[メイン] 三杯 両磨 : マイナーでエンゲージ突入
[メイン] 三杯 両磨 : 【裏返る最弱】:渇きの主+朱色の大斧+電光石火+怒涛の旋風+コンセントレイト:ハヌマーン
[メイン] 三杯 両磨 : (5+5+5+5)dx+4+0@(7+0) 判定/100%以上/裏返る最弱 (20DX7+4) > 10[1,1,2,2,3,3,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,5,6,6,8,10]+10[8,9]+10[6,7]+1[1]+4 > 45


[メイン] 黒上珠緒 : 「ほら、踊りなさい」
頭上から幾条もの光の柱が降り注ぐ!
[メイン] 三杯 両磨 : 撃ち抜かれ、身体から血を噴き出し
[メイン] 三杯 両磨 : 乾ききった獣のように追いすがる



[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 15 → 11
[メイン] 黒上珠緒 : リアクション不可!
[メイン] 三杯 両磨 : 5d10+11+18+24 ダメージ/100%以上/裏返る最弱 (5D10+11+18+24) > 26[5,4,3,5,9]+11+18+24 > 79
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 11 → 32
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 32 → 31
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] 黒上珠緒 : 支部長のタイタスを昇華して復活…!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 31 → 28
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] HP : 1 → 21
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] タイタス : 1 → 0
[メイン] 三杯 両磨 : 即座に夜魔の領域発動!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 166 → 185
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 185 → 186
[メイン] 三杯 両磨 : 侵食率ボーナスでLv3までアップしてるぜ
[メイン] 黒上珠緒 : 裏返る最弱の侵蝕率増加もお願いします!
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 186 → 195
[メイン] 三杯 両磨 : おっと!上げました
[メイン] 三杯 両磨 : 手番は以上


[メイン] 三杯 両磨 : 「よお、黒上。お前のこと……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「友達と思ってたよ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 貫きながら
[メイン] 三杯 両磨 : 血を撒き散らし
[メイン] 三杯 両磨 : かつての駅で、教室で会ったような声で
[メイン] 三杯 両磨 : そのバケモノは語る。騙る。カタル/
[メイン] 黒上珠緒 : 「そうかしら……」
[メイン] 黒上珠緒 : 「私にはもう何も信じられないわ、あなたの騙る言葉全て…!」



[メイン] 黒上珠緒 : 《飢えたる瞬き》にて、先に行動!
[メイン] 黒上珠緒 : マイナー
《光芒の疾走》
[メイン] 黒上珠緒 : 離脱し、
[メイン] 黒上珠緒 : 『白星が瞬く』:《破壊の光》《滅びの光》《コンセントレイト》
17dx+6@7 攻撃力15+7d10/同一エンゲージ不可
[メイン] 黒上珠緒 : 17dx+6 (17DX7+6) > 10[2,3,3,5,5,7,7,7,7,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,3,4,5,5,6,8,8,9,9,10,10]+10[3,3,4,4,7,9]+6[5,6]+6 > 42
[メイン] 三杯 両磨 : 14dx 回避 (14DX10) > 9[2,2,2,2,4,4,5,5,6,7,8,8,9,9] > 9
[メイン] 黒上珠緒 : 5d10+15 (5D10+15) > 29[7,2,9,4,7]+15 > 44
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 28 → 0
[メイン] 三杯 両磨 : 謎の女のロイスを昇華
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] ロイス : 3 → 2
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 0 → 15
[メイン] GM : >イニシアチブ
[メイン] GM : >三杯両磨
[メイン] 三杯 両磨 : エンゲージ突入し
[メイン] 三杯 両磨 : 【裏返る最弱】:渇きの主+朱色の大斧+電光石火+怒涛の旋風+コンセントレイト:ハヌマーン
[メイン] 三杯 両磨 : (5+5+5+5)dx+4+0@(7+0) 判定/100%以上/裏返る最弱 (20DX7+4) > 10[1,1,2,2,2,2,3,3,4,5,6,7,8,8,8,8,8,8,9,10]+10[1,2,2,4,5,5,5,6,7]+10[8]+1[1]+4 > 35
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 15 → 11
[メイン] 黒上珠緒 : リアクション不可!
[メイン] 三杯 両磨 : うわ出目腐った
[メイン] 三杯 両磨 : 4d10+11+18+24 ダメージ/100%以上/裏返る最弱 (4D10+11+18+24) > 18[5,6,5,2]+11+18+24 > 71
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 195 → 204
[メイン] system : [ 黒上珠緒 ] HP : 21 → 20
[メイン] 三杯 両磨 : 1d10 (1D10) > 6
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 11 → 31
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] HP : 31 → 25
[雑談] 黒上珠緒 : (演出どうぞ!)
[雑談] 三杯 両磨 : あいさー!


[メイン] 三杯 両磨 : 「だったら……」
[メイン] 三杯 両磨 : しつこく、なんどもなんども
[メイン] 三杯 両磨 : なんどもなんどもなんども
[メイン] 三杯 両磨 : 地獄を這いずる獣のように
[メイン] 三杯 両磨 : 血を噴き出しながら怪物は迫る
[メイン] 三杯 両磨 : 友を啜ったその血で
[メイン] 三杯 両磨 : 友と繋いだその手で
[メイン] 三杯 両磨 : 友に教えたその声で
[メイン] 三杯 両磨 : 抉る
[メイン] 三杯 両磨 : 引き裂く
[メイン] 三杯 両磨 : 「ァァァァァァあ”あ”あ”あ”!!!!!!」
[メイン] 三杯 両磨 : 喰いころす
[メイン] 三杯 両磨 : 何度も何度も
[メイン] 三杯 両磨 : その手を、その眩しさを
[メイン] 三杯 両磨 : 振り払うように/



[メイン] 黒上珠緒 : 「……三杯両磨…………」
[メイン] 黒上珠緒 : 食われながら彼女は言う、
[メイン] 黒上珠緒 : 「あなたの前途には何もないわ……」

「一生、血と暴力から逃れることはできない……」
「あなたはその道を行くの……私のように」
「その先の地獄で待っているわ……」
「…………お父さん…」

[メイン] GM : そうして、息絶えた。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「…………」
[メイン] 三杯 両磨 : 喰らいついたまま
[メイン] 三杯 両磨 : その亡骸を抱きしめるように
[メイン] 三杯 両磨 : 「……言っただろ、変わらねえよ。どこも同じだ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「この先も地獄だってんなら進んでやる」
[メイン] 三杯 両磨 : 「進んで進んでその先に。血と臓物で塗りたくってでも……」


「あいつに、輝きを掴ませてやる……」/



[メイン] GM : それでは、バックトラックのお時間です。
[メイン] 三杯 両磨 : きたなラスボス
[メイン] GM : まず、作成時に30点なかったですよね!
[メイン] GM : あれ、実はメモリーです。
[メイン] 三杯 両磨 : 何ぃ!!?
[メイン] GM : ということで20点分引き下げられます。
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 204 → 184
[メイン] 三杯 両磨 : やったぜ
[メイン] GM : ・Eロイス:合計5つ分
 【衝動侵蝕】
 【楔の呪い】
 【不滅の妄執】
 【破滅の足音】
 【予告された終焉】
[メイン] GM : こちらもどうぞ

〇離脱症状

これまで得た経験点(初期経験点を含む)を10点失うごとに1つずつバックトラックのダイスを増やすことができる。経験点をすべて減らしても構わないが、あなたはオーヴァードのままとなる。あなたの侵蝕率基本値はバックトラックを振り終えた後の数値となる。



[メイン] 三杯 両磨 : あざます!!
[メイン] 三杯 両磨 : さて、悩むなあ!!
[メイン] 三杯 両磨 : とりあえず100点、君らは全部バットトラックにぶっこむ
[メイン] 三杯 両磨 : これで17か
[メイン] GM : あ、経験点ぶんのダイスは2倍振りや3倍振りの対象となりませんのでご注意を…
[メイン] 三杯 両磨 : おっす
[メイン] 三杯 両磨 : とりあえず残ってるロイス2つは3倍で
[メイン] GM : まずはEロイスの5d10をどうぞ
[メイン] 三杯 両磨 : 5d10 (5D10) > 25[5,8,1,4,7] > 25
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 184 → 159
[メイン] 三杯 両磨 : ふーむ
[メイン] 三杯 両磨 : これあれか、90ぎりぎりで帰ったら基本侵食率90の化け物になるのか
[メイン] GM : 左様…
[メイン] 三杯 両磨 : 順番はロイス→経験点分?
[メイン] GM : そうなりますね!
[メイン] 三杯 両磨 : じゃ、まずロイス分ふりますー
[メイン] 三杯 両磨 : まず2倍振り
[メイン] 三杯 両磨 : 4d10 (4D10) > 24[3,6,10,5] > 24
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 159 → 134
[メイン] 三杯 両磨 : で、追加振り
[メイン] 三杯 両磨 : 2d10 (2D10) > 16[9,7] > 16
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 134 → 118
[メイン] 三杯 両磨 : さて
[メイン] 三杯 両磨 : 100点分で10d10
[メイン] GM : おk
[メイン] 三杯 両磨 : ここにさらに基礎分の30ぶっこみます!
[メイン] GM : おk!
[メイン] 三杯 両磨 : 怒涛の旋風、サヨナラだ
※この時、怒涛の旋風(100点増加以前にも取得しているエフェクトです)の経験点分が丁度30点でした。過ぎた力には代償が伴う、力を失うこの演出ができてよかったです。

[メイン] 三杯 両磨 : 13d10 経験点分 (13D10) > 62[7,5,8,3,3,4,3,4,1,8,1,5,10] > 62
[メイン] system : [ 三杯 両磨 ] 侵蝕率 : 118 → 58
[メイン] 三杯 両磨 : うん、現実的な侵食値に……、なったか?
[メイン] GM : 後遺症としては安い方ですな!
[メイン] GM : では、エンディングに参ります。
[メイン] 三杯 両磨 : はーい
[メイン] GM : 直後と数日後がありますが、どっちにします?
[メイン] 三杯 両磨 : うーん、流石に両方やるのは厳しいか
[メイン] GM : (時間的にどちらかになりますね)
[メイン] 三杯 両磨 : では数日後で
[メイン] GM : はーい!
[雑談] 三杯 両磨 : 直後は副作用とかで地獄喰らってそう
[雑談] GM : 背景がどっかいった!
[雑談] 三杯 両磨 : 背景「じゃあの」





エンディング:泡沫の夢

[メイン] GM : 深夜。
[メイン] GM : あなたは少し多めの荷物を抱えて駅にいる。
[メイン] GM : 傍らには、白宮が寄りかかっている……。/
[メイン] 三杯 両磨 : ちょっと髪撫でつつ支えてる/
[メイン] 白宮 有紀 : 「電車、遅いな~」
あなたの手のひらを受け入れながらつぶやきます。/
[メイン] 三杯 両磨 : 「深夜だからな。もう少ししたら来るだろ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「そっか」/
[メイン] GM : 一連の任務が終わったのち、あなた達には凄まじい金額の報酬が振り込まれた。
それはトランスΩの流通を成功させたのみならず、UGN支部や特記戦力の”セレスティアル”――黒上珠緒を退けた功労によるものだ。
[メイン] GM : 金勘定に疎くても、数年は遊び暮らせるほどの金額だ。
[メイン] 白宮 有紀 : 「部屋もあの”ディアボロス”が決めてくれて良かったな。若い者が同棲などけしからんとか言ってたけどさ」
[メイン] 白宮 有紀 : 「ま!アタシたちなら大丈夫っしょ!」/
[メイン] 白宮 有紀 : (同棲することになりました)

[雑談] 三杯 両磨 : てっきりディアボロスおじさんが分けたと思ったぜ
[雑談] 白宮 有紀 : おじさん貞操観念には固そうだもんね…

[メイン] 三杯 両磨 : 「そうだな。新しい生活だ、俺とお前なら何とかなるさ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「ん…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「……ほんとはさ、知ってたんだ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「ん?なにをだ?」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「お前があの”セレスティアル”と仲良かったこと」
[メイン] 白宮 有紀 : 「UGN支部に出入りしてたことも」
[メイン] 白宮 有紀 : 「でも、アタシたちのことはしゃべらなかった」
[メイン] 白宮 有紀 : 「だから、信用してた」/
[メイン] 三杯 両磨 : 「……当然だろ」
[メイン] 三杯 両磨 : 「『それ』は、お前への裏切りだ……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「有紀。お前だけは裏切らない」
[メイン] 三杯 両磨 : 「絶対だ」/
[メイン] 白宮 有紀 : 「うん…………」
[メイン] 白宮 有紀 : 「アタシ、ちょっとだけ怖いんだ。都会に行くの」
[メイン] 白宮 有紀 : 「何が待ってるのかわからなくてさ。絶対、ヤバい任務とかも増えるだろうし」
[メイン] 白宮 有紀 : 「だから、今まではアタシがお前を守るつもりだったけど……」
[メイン] 白宮 有紀 : 「今度は、その………」/
[メイン] 三杯 両磨 : その言葉に、そっと彼女の頭を抱きしめる
[メイン] 三杯 両磨 : 「何があっても……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「どんなものがあっても……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「ずっと一緒だ。だから……」
[メイン] 三杯 両磨 : 「もう放さない。だから、もう離れないでくれ有紀」
[メイン] 三杯 両磨 : 「そのためなら、何だってやってやるさ」/
[メイン] 三杯 両磨 : 彼女が見る夢。目指す未来。それを共に見るためなら


何を犠牲にしようとも

[メイン] 三杯 両磨 : ふと、手に持った切符を見つめる
[メイン] 三杯 両磨 : 握りしめ、ポケットの奥へと
[メイン] 三杯 両磨 : 仕舞い込んだ/
[メイン] GM : ****
[メイン] GM : もうじき電車が来る。
そうしてあなた達を夜の闇へ運んでいくのだ。
[メイン] GM : この道は血と暴力に彩られ、終点は地獄であると決まっている。
けれど、その狭間にはきっと輝ける夢があるかもしれない。
[メイン] GM : だから、この街に、
ほんのひとときでも、幸せだった日々に、
[メイン] GM : さようなら。
[メイン] GM : ダブルクロス the 3rd Edition
『 Days what you have been Happy 』

                了







以降感想会ログ
[雑談] 三杯 両磨 : ありがとうございましたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談] GM : お疲れさまでしたー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談] GM : え…?最高か…?
[雑談] 三杯 両磨 : クソデカ感情!!クソデカ感情!!!&クソデカ感情!!!
[雑談] 三杯 両磨 : ああー、チクショウ!!これアフター死体!!語りたい!!
[雑談] GM : まさかほんとに白宮ルートに進むとは……
[雑談] 三杯 両磨 : ああー!!ああー!!ああー!!
[雑談] GM : いや素晴らしすぎるRPだった これはちょっとログを永遠に見返そう
[雑談] 三杯 両磨 : っちゃっちゃっちゃー!!ありがとうございますー!!
[雑談] 三杯 両磨 : 無事に乾燥できてよかったぁーー!!!!
[雑談] GM : おめでとうございます!生還者第一号です!!!!!!
[雑談] 三杯 両磨 : まさかの生き残っちゃいました
[雑談] GM : フリアさんとこの子は黒上ルートで光の中に消えていきました…
[雑談] 三杯 両磨 : まじか!!
[雑談] GM : いや、生きて帰れるようには作っているんですよ!
[雑談] GM : でも彼は消えることを望みましたね……
[雑談] GM : 両磨くんは最高です
白宮のために生きてください
[雑談] 三杯 両磨 : きっと幸せな家庭を築くと信じて!!
[雑談] 三杯 両磨 : これ通過PCでアフター対談してえ。皆どんな道を選んでいったかも気になる!!
[雑談] GM : わ”か”る”…
[雑談] GM : そのためにも通過者を増やさねば……
[雑談] 三杯 両磨 : 増えろ……、増えろ……
[雑談] 三杯 両磨 : 明地さん!
[雑談] GM : 両磨くんの地の分RPが最高でした…
[雑談] GM : へい!
[雑談] 三杯 両磨 : これ全体ログ戴けませんか!?
[雑談] GM : よくってよ!!!
[雑談] 三杯 両磨 : やったああ!!!!
[雑談] GM : そしたら掲示板の方に上げておきますね!
[雑談] 三杯 両磨 : わかりましたー!!ありがとうございます!!!!
[雑談] GM : ではすまぬ!夜も過ぎておりますので今日はここまで!
[雑談] 三杯 両磨 : はーい、ありがとうございましたー!!!
[雑談] GM : discordに張り付いてますので何かあったらどうぞです!
ネタバレ感想も畳んでくれたら日記に上げてもろてよくってよ!
[雑談] 三杯 両磨 : ちなみに最後の黒上との分かり合えない宿敵感もよかった!!
[雑談] 三杯 両磨 : やったぜ!!!
[雑談] GM : 黒上はね…
[雑談] GM : 仲良くなれそうだけど、中身はどこまでも…ってやつなので…
[雑談] GM : でもある意味では地獄デート予約してるので親友です
[雑談] 三杯 両磨 : 地獄に会いに行くね♡出会い頭に撃たれそう
[雑談] GM : ころしあえー!
[雑談] 三杯 両磨 : ああー、これスチル欲しい。最後の決戦のぶち頃し合ってる時のスチル絶対一枚絵凄いと思う
[雑談] GM : わかる……
[雑談] GM : 個人的にはですね、EDの二人で寄り添ってるところの絵がね……
[雑談] GM : 一昨日職場でこの展開思いついてからヤバかった
[雑談] 三杯 両磨 : あああああ!!!!!(尊死
[雑談] 三杯 両磨 : 曲が良い!キャラが良い!!シナリオが良い!!
[雑談] 三杯 両磨 : というわけでディスコで感想戦したいとかここで 感想戦したいとか思いつつ!!
[雑談] 三杯 両磨 : おやすみなさい!!またいつかどこかで!!
[雑談] GM : おやすみなさいませー!!!!!


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