【天才軍師になろう】天才軍師の芽吹き【初心者GMPL/ルール勉強会卓】【TRPGリプレイ】
注意: 当ページの内容の転載、複製は著作者の許可がない限り行わないでください。
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本作は、「平野累次、冒険企画局、新紀元社」が権利を有する「逆転計略TRPG 天才軍師になろう」の二次創作物です。
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本作は、「平野累次、冒険企画局、新紀元社」が権利を有する「逆転計略TRPG 天才軍師になろう」の二次創作物です。
2024年のとある冬。
新作TRPG「天才軍師になろう」が発売されたということで、GMのちくわぶが「天才軍師の芽吹き」という基本ルルブ掲載シナリオのセッションを開催。
宣伝日記にコメントをくれた、戦記もの好きの「たかぽん」さん。
ゆうやけこやけのシステムをこよなく愛する「にわとり」さんの計2名がPLとして集まった。
卓前雑談
こんばんは!本日はよろしくお願いいたします!
こんばんは~!こちらこそよろしくお願いいたします!
かっこいい部屋でしたので、全身立ち絵を用意しておけばよかったと後悔中…
ふふふ。まあファンタジー的な全身立ち絵は用意も難しいでしょうし気にせずともよきよきです。現代ならまだしもね。
まあ用意と言っても、AI君にお願いしてるだけなんで…AI君が無理!っていったらそこまでですし…。
にしても、楽しみです。ルールを肌で掴めたらGMもやってみたいですね…!
是非一緒にルールを勉強していきましょう・・・!私もガワを準備しただけで今回初プレイゆえ。是非にわとりさんが卓を開いたらお邪魔しに行きます・・・!( ˘ω˘)
その際は是非ご参加ください…!
やった~~~!!!
今回は国の設定をめちゃんこ盛ってくださったので嬉しいです。どんどこ描写に取り入れていきたいね・・・
そう言って頂けると嬉しいです。ちょっと盛りすぎた感もありましたが…ああいうの大好きなんです。
NPCのオパールさんの自己紹介を見た限りですが、命水の国に実際に居そうなNPCで嬉しい…!
ふふふ。シナリオNPCですがマッチしていたようでなにより。シナリオ中に他NPCもどんどこ生やしていいですからね(準英傑用立ち絵を両手に抱える)
どんどこ増やしたいな…!とはいえ、準英傑としてスカウトできるのは1セッションにつき一人だけなんですよね…辛い…
気に入ったトップオブトップを準英傑にしてもろて・・・。まあ今回のシナリオは短いので大丈夫さ・・・
ではではこれより逆転計略TRPG天才軍師になろう「天才軍師の芽吹き」始めてまいります!よろしくお願いします~~~!
よろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
セッション開始
■状況確認フェイズ
情報タブに予め記載しておいた流れをさらってみましょう!抜けがあればご指摘お願いしますね。ルルブ見つつやりましょう。
<状況確認フェイズの流れ(p149~)>・自己紹介 (どんな軍師がやりたいのか・どんな英傑がやりたいのか・お互いどんな風に扱われたいのか)
RP方針・キャラのすり合わせですね!このあと関係も決めるのでそれを念頭にアピール(?)してくれたらなと。
トップバッターで自己紹介できる方はおられますか?しばらく名乗りがないようならダイスで指名しちゃいます
ではトップバッター行きましょう!
お願いします!あと「/」「〆」と文末に書くとSEが鳴るよう設定しておりますので、区切りにお使いください。ご自由に!
名前はヘーゼル・ブランドフォード(Hazel Brandford)。種族のくくり上は獣人(キツネ型)ですが、実際にはエルフと獣人のハーフで、寿命長いとかそんな特徴もちょっとだけ受け継いでます
ルルブ上エルフと獣人は争っていますが、その中でも禁断の恋とか平和に目覚めたグループの中で生まれてこの命水の国へとやってきました。
軍師PCと言えば物静か、思慮深いイメージがあるかと思われますが、ヘーゼルくんは逆。酒の勢いで陽気でおしゃべりでけっこうチャラめ、でもやるときはしっかりやります!そんなキャラを目指していこうと思ってます
「酒ってのは味方と一緒に呑んで、敵には炎と一緒にぶん投げてやれる。便利な相棒なのさ。さあアンタは味方だろ!一緒に一杯やろうぜ!」
名前が良いですよね、ヘーゼルさん。気になって検索したんですが、ヘーゼルは植物名で、ブランドフォードは確か馬の品種だったはず。名前からしてハーフなんですよ彼は!(勝手に盛り上がる
ほほ~!そこまでは思いつかなんだ。両親の要素を名前に受け継いでいる・・・エモいな・・・
お気づきでしたか!ヘーゼルナッツのヘーゼルとキツネの品種にもブランドフォード種というのがあってそこから取りました
狐の品種だったか…!申し訳ない。すばらしいお名前です。|
88888!ありがとうございます!陽気な昼行灯軍師だ~!
よろしくお願いします!孔明的な感じだと思ってたら、結構ノリノリ系でしたね…素敵だ…
そこで自爆です!とか言わないだけでも心がある軍師さんですね。ではにわとりさんもご準備できましたらお願いします!
はい!では失礼して…
PC名はランサ・エスクード。種族は普通の人間です。性格は単純、素直な感じを表現できたらと思っております。
20年前に討伐された盗賊団の首領の息子で、その際に獣人の兵士に迎え入れられました。犯罪者の血を引く自分を受け入れて、育ててくれたことに恩を感じており、そんな育て親、そしてその育て親が誇りを持って守っているこの国が大好きです!
ヘーゼルさんの直属の部下で、普段は軽く見られてそうなヘーゼルさんのことを常日頃から尊敬しております!「この命水の国を守る盾として…ランサ・エスクード!推して参るであります!!」
PLはにわとりです!よろしくお願いいたします!
よろしくない生まれから成り上がって今や最強PCに!たかぽんの大好きな設定です!
卑しい生まれから光のPCが生まれるのはGMも大好物です。いいキャラだあ・・・国大好きっこ・・・。
88888!メイン盾きた!これで勝つる!
88888!ありがとうございます!光の盾兵だ~!
ではお二人ともありがとうございました、これらをふまえてお次の項目に移りましょう!
・PC同士の関係設定(関係を結ぶと、決戦フェイズになにかと有利になります)
PCが今回二人なので、お互いがお互いにどんな関係を結ぶか、ですね。p150に表があります。
ただ関係は表に限らず、創作文言でも良いかと思われます。関係は一方通行で、片方は友情でも相手からは憎悪とかありえる様子。
どんな風にいたします?相談していただけたら!
選択しても良いなら言葉的には16の上「国のために働いている忠臣」にしましょう!ものすごく口悪い言い方をするなら「めっちゃ使えるヤツ!」です
勿論OKです!むしろ「使える奴!」くらいのほうが個人的においしいまであるのでありがたい!ランサはヘーゼルさんに尊敬でいかしていただきたいのですが…何故尊敬してるのか?についてはちょっと秘密でお願いしたいです。「凄いお方だ…!」って思ってる!ぐらいな感じで
OKです!楽しみにしていましょう!
選択もOKだと思います!ではヘーゼルさんは「使える奴(忠臣)」、ランサさんからは「尊敬」ですね。
それぞれ人間関係欄に忘れないよう書き込んでもろて。エクセルキャラシなのでちょいと使い勝手は悪いですが。もしアレならキャラコマに直でメモしていただいてもマルです。
ではお次~!
・国の紹介
これは細かい設定はDiscordやエクセルシート上に相談したりとで決めてくださいましたね!今回は地図上にピン刺して「場所はここ!」というのをしようかと。楽しそうなので。(リプレイでもやっとられましたし)
ココフォお部屋を少し下にズラして見てもろて。公式から大陸MAPを借りてきました
確か大山脈の近くとか言っておりましたが、具体的な場所に建国してもろて!(?)
国の設定作るときに私が勝手に決めてしまったのがここですが…たかぽん様は他の場所がいいとかの希望ありますか?
そこで行きましょう!帝国領から離れてるのがグッドです!
ありがとうございます!ではここで。しっかりと川?みたいなものもあるぞ!
はーい!ではピンを固定してと・・・
いいですね!なんか国が想像しやすい。温暖な気候で過ごしやすそうだ。少し行ったら砂漠があるのでオアシス的な国の扱いも受けてそうですね!砂漠超え前の休憩所てきな。
ではお次~!
・普段PCたちは何をやっているの?
大きな事件がない時、お二人がどのように過ごしているかをお話していただけたら。15分程度、日常RPの時間を取っても構いません。飲め飲め。
さっくりやる場合は表がありますので、そこから選んだりダイスで決めてちょろりと解説してくれたら!
ではこれはネタを用意していますのでランサさんも一緒についてきてくれたら!
上手く乗れるよう頑張ります!お願いします!
――命水の国にいくつもある酒場、利用者からすれば「冒険者の宿」と呼ぶ方が適切かもしれない。そんなところには剣や魔法の腕で生計を立てている者達、利用者からすれば「冒険者」と呼ぶ者達であふれかえっており、ヘーゼルとランサはそこへやってきていた。
「ようみんな!ここ空いてるかい?俺の親友連れてきたんだ。ランサっていうんだ、仲良くしてやってくれよ!」冒険者パーティが座るテーブルに強引に座ってランサを紹介する
「ご紹介に預かりました、ランサと申します!ヘーゼル殿の部下として、日夜働かせて頂いているのです!」
「おう!よろしくな!まあ飲め飲め!」ガハハと歓迎
「まあ、初めましてだ、俺のとっておき1杯おごるよ!ここ、名水の国でもお勧めで希少なヤツだぜ!」とみんなのグラスに自分のとっくりでお酒を注ぐ
「ほらランサもどうだ!」ととっくりで強引に酒を注ぐがこのヘーゼルのとっくり、実は注ぎ口が2つに分かれて、2種類の液体が入る特注品。下戸のランサには、もう片方のお酒によく似たソフトドリンクを入れている。
「う…ううっ…!ヘーゼル殿のそのお心遣い…!このランサめには勿体なく…!」
モブは「この酒・・・うめえぞ!?」と言いながらやいのやいのしております
「全力全霊!ただの1滴すらも残さず頂くであります…!!」盃を持ちます
「乾杯だ!――さて、アンタら、仕事探しに命水の国に来たのかい?ならいい仕事紹介してやるよ」
「このランサとパーティ組んで、周辺の魔物やら盗賊やらの退治。どうだ?なあに、ランサは頼りになるぜ。魔物が100体襲い掛かってきても余裕で跳ね返しちまうだろうな!ハハハハ!」
「おおっ!?そんなに腕っぷしがつええのかい!」「そりゃあいい!」「俺たちいらねーじゃねえかよ兄ちゃん!ガハハ!」わいわい
「無論であります!ヘーゼル殿のご命令とあらば、今すぐにでも!」
「・・・まさかとは思いますが…もし、ヘーゼル殿のお言葉を疑うということでしたら、すぐに現実を教えて差し上げます。酒の酔いを飛ばすには最適かと…。」挑戦的に
「へえ?」「おもしれーじゃねえか」「俺に勝てたら報酬タダでいいぜ?」キラリン 大賑わい
「はは、ほどほどに可愛がってやりなよ?ランサに護られながら、アンタらは剣やら杖やら拳やらで悪党をボコボコにしてやる。割のいい仕事だろ?」
「報酬は相場の400リカー、あと俺のおごりで良ければくれてやるよ。どうだ?乗る奴はランサについていきな!」
「「「おおおおーーーっ!」」」と盛り上がります。みんなやる気ですね
「…ヘーゼル殿のご命令とあらば!」ぴしっと敬礼します
ありがとうございました!これにて「傭兵団の伝手」もといランサ兄貴は部下を大量獲得です
ランサさんの腕前を見たい半分報酬に釣られた部下がいっぱい!
部下助かる…!
後々ランサさんに喧嘩ふっかけてウンm吹き飛ばされてタダ働きになる奴もいるとかいないとか。ふふふ。
全員タダ働きにしてやるであります…
経営者目線で見ると報酬が浮くのでとても助かります
ではこんなところですね!ありがとうございました!よきRPでした!
・戦略ポイントの初期設定(6点付与)
初期6ポイントをステータス上で設定してあります。以降の増減は軍師PLに一任しますね。色々お忘れなく!大切なコストだからね。
戦略P:6点頂きました!
お任せしました、軍師殿!
ではではいよいよ本番!状況開始フェイズに行こう~!
舞台となる国の名前は、「命水の国」。
水・土地ともに豊かで酒が特産品。酒の質、生産量ともに覇竜大陸の国の中で三本の指に入る。
人間、エルフ、ドワーフ、獣人の4つの種族が暮らしている。種族ごとの人数の比率はほぼ同じ。
『王』は存在せず、各種族から1人ずつ選ばれた代表者4名による合議制で政治が行われる。
エルフ戦争後、居場所の無くなった者達がこの地に集い、建国された。『翼の国』とは友好的な関係である。
そんな平和な小国に、山賊の魔の手が今伸びようとしていた────。
シナリオ導入
■状況開始フェイズ(導入)
天才軍師のヘーゼルさんの下に、とある連絡が入ります。
伝令鳥の足に括られたミニ酒瓶の中の書類には、こんな報告がありました。
「報告。ただいま国の首都が多数の山賊団に包囲されている模様」
「ギリギリで押し留めてはいますが、包囲網が徐々に狭まっていくのを抑えられません」
「只今命水の国の主力軍隊は遠征中であり、すぐの帰還は困難とのこと」
「ヘーゼル様のご指示の下、民への被害は未だありません」
「この国も大雨が通過したばかり。土地が荒らされていないかと不安は蔓延中」
「どうかご指示を」
「お、やるねえ。こっちの隙をつくとは向こうもただのバカじゃないな」
『城門付近の相当へランサ・エスクードを配置せよ』と返信をミニ酒瓶に入れて伝書鳩を飛ばす
「こういうのはシンプルなのが一番。ランサなら山賊なんぞ盾どころか、右手の拳一本でしばらくはブッ飛ばせるだろうよ。さて、時間稼ぎしてる間、どう出るかな」
ではここで、天才カード(チュートリアル)をお渡しします。この事件の裏まで書かれた天才軍師のみ閲覧できる状況説明ヒントカードですね。
ヘーゼルさんのキャラコマの左隣にある、雷ビリビリアイコン(GM秘匿中)が存在するので、軍師PLは右クリックから「自分だけ見る」で乗っ取っちゃってください!
見えました!GMが秘匿しているカードですね!
OK!では見ながらでいいので描写を進めますね
そんな状況下で、避難民を統率・集めた青年のオパールという男性が謁見しにやってきます。
「自分たちも戦えます!どうか、俺達を使ってやってください!」
「偵察くらいなら自分らでもできます。国のためです、やらせてください!」と泣きながら進言していますね
「……ああ、助かるぜオパール!だが、適材適所ってのが俺は好きでね。山賊どもの対処は戦いのプロにでも任せときな。アンタは引き続き避難民を安心させてやってくれ」
「はっ、死ぬなよ、墓石になったら酒の味なんかわからんぞ?」
「っは、はい!頑張ります!ここの国の酒を濁らしたくないので・・・!また飲むためにも!」と避難民の下へまた去って行きます。
この秘匿カードはランサさんに伝えて堂々RPしちゃっても大丈夫なのでしょうか?隠しておくべき?
天才カードは全体的に、伝えたりしてもよいです!PL発言でもRPでも!
ルルブ上でも、カード公開はNGですけど内容を伝えるのはOKなんですよね。情報を与えるのも隠すのも軍師の匙加減なんですよね、こういうとこも秀逸
丸々公開だけがNGで後はゆるゆるなのがいい所。
まだその時ではない・・・RPができるのがいい
「……あいにく、俺は記憶力がいいタイプでね。一度飲み交わした奴のことは全部覚えてるもんさ。オパールのこともな」
「さて、”あいつ”はどうだったかな……?」
…なんか不穏だなぁ。国の一大事なんで当たり前とはいえ
さて、そんなところで不穏な気配が漂ったところで〆の処理をしましょうか。
天才カード1と軍師への信頼カードの配布ですね!
天才カードをまたお出ししました。同じ要領で自分だけ見るで閲覧しちゃってください>軍師PL
で、軍師への信頼も自分だけ見る状態にして、追々記入していってください。決戦フェイズにおそらく使うかな!>英傑PL
見えました!うっかりランサさんが見えちゃったりしてないですかね?
大丈夫です!見えないです!一応、信頼カードの方も見えないか確認して頂いて良いですか?
大丈夫です!見えません!
ありがとうございます!では記入終わりましたらお声がけします
はーい!同時並行で良いのでごゆっくり。
では活動フェイズに移りましょう~!
活動フェイズ
最初の計略活動です。天才軍師なろうはまず軍師PCから動きます。
本シナリオの天才カードはチュートリアルを除いて2枚あります。なので2連続行動ですね。
ただ都度マスターシーンが挟み込まれてくるのでお楽しみに。
ではまず天才カード1を実行段階に移すべく行動・判定していきましょう!
天才カードの指定は自動的に1ですね。1しかないので
登場人物(p157)はいかがしましょう?ヘーゼル軍師!
自分は天才軍師カードの1の中身が見えちゃってるんですが、これに沿うような計略を考える、と言う感じでよろしいでしょうか?
ですね!適切な人材を無から生み出してもいいので、良い感じに計略・判定内容を考えちゃってください
なるたけランサさんと絡んだら暇しなくていいかも?
OKです!ちょっと考えます!
はーい!GMへも生やしてほしいモブのお願いとかあればなんなりと!
では、東の城門でランサさん、次に別の場所でオパールさんと会いましょう!
はーい!ではランサさんとオパールさんがそれぞれの場所で登場ですね!
では次に描写です。どんな風に計略していくか演出・RPをお願いします!
ーー東の城門。ヘーゼルはここにランサを配置して、まあおそらく当然ランサはかかってくる山賊をボコボコにしていたと思われるが、そこにヘーゼルがランサに耳打ちをする。
「なあランサ、ちょっと作戦がある。アンタには癪かもしれんが、こいつを着て戦ってほしい」とランサに錆びたり汚れている鎧や盾を渡す。
「それと、わざと苦戦しているようにしてくれ。兵も少し減らす」
「それがヘーゼル殿の策ならば。不肖ランサ、全力で力不足を演じさせて頂きます!」鎧と盾を変えます
「ああ。アンタは十分強い。ってのは多分山賊の奴らにも伝わってるだろ。だから普通に戦ったら向こうもアンタに対して精鋭を当てる」
「だから孤立無援を演じてやるのさ。戦略級英傑と言えども、回復なし補給なし、連戦じゃ疲れちまうってな」
「なに、アンタが丸1日でも戦える”体力”してんのは俺がよーくわかってるさ」
「ふふっ。ヘーゼル殿はランサの使い方をよくご存じです。」
「盗賊どもに渡す酒など、命水の国にはありませんが…仮初の希望くらいはもたせてやりましょう。」
「グッド。勝利の美酒に酔わせるくらいはさせてやろうぜ」
――ところ変わって、ヘーゼルの部屋。おそらくオパールが今日も以上なしと報告するころに合わせて、あえて悩むふりをする。
「ああ、まずいな……アイツもやられちまったか。こんな時、助けになる奴がいればな……」とオパールにも聞こえるように焦ったふりをする
では当然、オパールは慌てて反応しますね!
「何があったんですか!?・・・俺でよければ、力になります!」
「ああ、オパールか!助かった!この前は戦いは戦いのプロに、とか調子乗ってたが、もうそうも言ってられん!」
「東の城門が突破されそうなんだ。前線に出ろとは言わねえ。だれか偵察や支援ができる奴だけでも向かってくれると助かるんだが……いけるか!?」
「!」明らかに自分でも出来そうな”仕事”に喜色を浮かべて飛びつきます
「はい!いけます!俺にやらせてください!きっと結果を出します・・・!」
「頼む!もうなりふり構ってられないんだ。だが、きっと山賊どもを追い払って見せる!協力してくれ!」
「はい、分かりました!」といそいそと指示の下、担当箇所へ向かっていきますね!
ここらで判定してみます?
OKです!判定者と能力は自分で決めていいんですよね?ランサさんの体力でどうでしょうか?
はい!判定者も指定技能も天才軍師が自由に指定できます。ランサさんの体力もおっけー!
では判定者がランサさん、指定技能が体力でよろしければダイスをどうぞ。有利であれば2b10、指定技能がなければ2b6になります。
体力があるので、2D10ですね!行きます!
4以上の出目が1つあるので無事成功ですね!ファンブルもなし!
4以上の目があるので成功!スペシャルは無いですが…まぁヨシ!
では天才カード1が実行段階になりましたので、戦略ポイントを1点上昇させてくださいませ!
OK!ではお次の天才カード2を配る前に、マスターシーンを1つ挟みます。
PCたちは登場できない描写オンリーシーンとなります。ではでは
マスターシーン①
■マスターシーン:山賊たちの宴
場所は山賊たちが占拠した砦です。
そこに現れたのは、避難民のリーダーであるオパールでした。
奥にどっかりと座っている山賊のボス、グレンと以下の会話を始めます。
「戻りました。ボス、やつら俺の事をすっかり仲間だと信じ込んでいるようです。作戦勝ちですね」
「さすがだな。お前のお陰で楽ができそうだ」
「敵地に潜入してるんだ。報酬はたんまり頼みますぜ」
「おう。あの城さえ落としてしまえば、この国にまともな戦力はない。戦力が戻ってくる前に全部奪っちまうつもりよ」
「ただ、やつら徹底抗戦する気ですぜ。城門のリーダーらしき盾兵は疲弊してますが、流石に時間を食うかも」
「俺たちには”竜”が付いている。すぐ終わる」
「例の竜の揺り籠って連中が寄越した隷属竜っすね。何を考えているか分からない不気味なやつらですが・・・」
「利用できるならなんでもいいさ。さあ、明日は待ちに待った侵攻の日だ。野郎ども、あの城を落として宝を頂くぞ!!!」
「・・・・・・・そういうことか」と、予めヘーゼルさんが雇って派遣していた密偵が会話を盗み聞きをしていました。
「頼むぞ、ヘーゼルの兄ちゃんに伝えてくれ。行け!」と伝令鳥を飛ばします
伝令鳥は空高く飛び、ヘーゼルさんの下へ密書を届けに去りました───。
ということで会話の内容がPCたちには筒抜けでありました。侵攻は明日らしいですね!!では戦略ポイントを3点獲得してください!
OK!
ではここで天才カード2を配布!
中身を確認できて計略がまとまりましたら、同じ要領で活動フェイズをお願いします!ヘーゼル軍師!
密偵兄貴くん優秀 でもランサ兄貴に力比べで勝てるわけはなく
適材適所だから…!
多分一番危険な偵察任務なのでタダ働き兄貴です。ランサ兄貴は強すぎた・・・
ここはちょっとランサさんごめんなさい!モブ兵とかいれば会話に割り込んでいただけるとありがたいです。
全然問題ないです!ランサはしっかりと城門前で演技しておりますね。モブは折角ですしGM様にお願いしたいです!
はあい!
――命水の国の川は酒造りにももちろん欠かせないが、他国へ渡るときの船の運航としても用いられる。今回、ヘーゼルは商船に儀装した船にある木箱を積ませていた。
その木箱は主に補給品であるが、目につくのは少し良さげな木材で作られた木箱。「ドラゴンスピリッツ」と刻印がされてある。竜の時代と呼ばれたころに作られたとされた最低465年もの以上の超高級蒸留酒。値段にすれば1瓶300万リカーはくだらない代物を船に積ませているのだ。
「よーし、武装とかは外してくれ。山賊ども、絶対こいつを狙ってくるぜ。襲われたら荷物捨ててとっととくれてやれ」
「え、ええ!?本当に良いでありますかぁ~っ!?」びっくりしつつも言われたとおりに作業をする
「バカ、本当にドラゴンスピリッツ積ませるわけあるか。ビンは本物だが中身は安酒だ」
「飲んでよし、売ってよしの代物だ。山賊どもはどんな手を使ってでもこいつを奪いに来る。そうしたら、”仕掛け”を発動させて逃げな」
「ひとりでに船が割れるように設計してある。山賊どもが飲むのはドラゴンスピリッツじゃなくて増水した川の水って訳」
「な、なるほど・・・・・!ドラゴンスピリッツ(偽)を罠にして、おびき出して沈めるでありますね!流石軍師殿!いつも飲兵衛なのにいざというときえげつないであります!」
「承知しました、しっかりお役目を果たすであります!」
「ああ、ドラゴンスピリッツは首都の樽に移してある。キメたらトぶぜ」
「勝った後にちょっとだけ樽から出してやるよ。それより知りたいのは、だ」
「まずこの船を最大級の戦力で襲い掛かるのは間違いない。問題はその最大級の戦力が何かってことだ。」
「なあ。山賊どもで一番強い奴って何か、情報はあるか?」
「ええ?山賊共で一番強い奴でありますか?そりゃボスの首領なのでは・・・・?」と分からない様子。良ければこのタイミングで伝書鳥受け取ってもよきですよ。(竜関連の会話もしてたし)
「グレンか。だがアイツは強いというよりずるがしこ……おっと、新鮮な情報だぜ」と伝書鳩を受け取る
「……なるほどね。竜を1体飼ってるわけか、そりゃ強気になるわけだ。じゃあ新しい指令だ。その竜をこの船におびき寄せてくれ」
「竜を船に乗せてやったころにズドンだ。不意打ちじゃ飛べないだろ。これで戦いやすくなる」
「ほほう。承知しました。では竜寄せの香やエサを一緒に積んでおきましょう。あの巨体を運搬・維持するのに見た目は最適でありますからね、この欠陥設計の船」いえっさー!
「そりゃいいぜ。竜も酔わせてやるのが命水の国のおもてなしだ」
「川の水が良い酔い覚ましになるであります!」わはは!
というところで判定してもよろしいでしょうか!選んでいいなら自分の悪行で判定したいです!
はーい、OKです!判定者はヘーゼルさん、指定技能は悪行ですね。ダイスロールどうぞ~!
スペシャル(成功)でありファンブル!
き ょ く た ん
イレギュラー1枚に戦略ポイント+1!
うーん、結果的には厳しいか(
天才カード2も実行段階になりましたので、戦略ポイントを計2点上昇させつつ、イレギュラーカードも1枚引くことになりますね。
イレギュラーカードは軍師キャラコマ斜め左上の六角形のパネルが山札になっております。ダブルクリックか右クリックから1枚引けますぞ。
OKです、4枚以上になってから公開、効果発動ですね。一応自分は見てもいいのでしょうか?
天才軍師は見ておっけーです!デフォで確か引いたPLしか見えない設定になっているはずです。(GMからは今見えていません)
了解です、見えました!
はーい!4枚以上になったら1枚公開をお忘れなく!
では天才カードが全て実行段階になりましたので、英傑の行動・・・の前にマスターシーンです。
マスターシーン②
■マスターシーン:オパールの裏切り
派遣して暗躍していた雇われ密偵冒険者くんの一人が、ヘーゼルさんに耳打ちします。
「あの避難民リーダーのオパールって野郎だったか?あいつ城に仕掛けして出て行きやがったぜ」
「武器への細工、食料庫への破壊工作・・・どれも大規模じゃねえ。一人で出来る範囲の工作ってとこだな」
「どう手を打つ?兄ちゃん」
「裏取り感謝するぜ。アイツもなかなか勉強してきたみたいだな」
「ま、仕掛けが効いたフリくらいしてやるか。それに、あいつは東の城門の情報を持って帰ったはずだ」
「ランサの盾が偽オパールの顔面に叩きこまれるのを楽しみにしてやろうじゃないの」
「へへ、そりゃあいい。俺だけじゃずるいぜ、あの盾パンチを食らうのはよ」からからと笑うと、スッとまた仕事人の顔で消えて行きます。
ではここで判定です!
PCのうち一人は、好きな技能を指定技能として、細工への備えや復旧を試みれます。どちらがやります?
あんまり使えそうなのが無いんで、軍師殿にお願いしたいところですが…いかがしましょう?
うーん、ここは自分の”補給”でどうでしょう?武器や食料の備えにはそれで警戒ができるかも!
はーい!では補給で判定どうぞ!
ファンブルではないが・・・失敗!
oh
ファンブってないのでヨシ!
不利益次第ですが、戦略ポイントは温存したいですね
戦略Pを3点使って成功に無理矢理変えることもできますが、いかがします?ちなみに失敗で通すとイレギュラーカード1枚引くことになります。
ここは軍師殿にお任せします。ランサは戦略ポイント使うスキル無いですので、お気軽に!
おっと、イレギュラーカードはまずい ここは使いましょう 強制成功で
はーい!では3点消費で成功ですね。
成功した場合、密偵くんの機転で「卑劣な山賊に対し、我々は正義の戦いを行う!」と喧伝してくれたお陰で士気が上がります。
なので戦略Pが3点ゲット。結局トントンになりましたね。もう一度増加処理をお願いします。
おお!ありがたい!
OK!
ではマスターシーンを〆てお次、英傑の行動にいきましょう!
英傑の行動
■英傑の行動
策を全て実行段階に移した貴方たちは、決戦に向けて準備を行っていきます。
主要人物の決定は自動的にランサさんですね。
登場人物の決定!交流したい相手か、スカウトしたい相手を出すと吉ですね。どなたにします?ランサさん!
スカウトを行おうと考えているのですが…
…よし、決めました!密偵冒険者兄貴を準英傑としてスカウトしに行きます。
密偵兄貴レベルアップ
いいぜ!
ありがたい!では、あらかた仕事が終わった冒険者兄貴は、密偵を辞めてランサの指揮下に加わったという感じでお願いしたいです!そこでスカウトする感じでrp出来ればと
はーい!了解です。判定を先にします?RPの後にします?
rpの後でお願いします!
了解です!では先にRPから始めていきましょう!
では冒険者兄貴は、喧伝仕事も密偵仕事も終えて、ランサさんの指揮下に入るべく話しかけてきます。
「ふい~一仕事終えたぜ。緊張したあ・・・。次は兄ちゃんの指示に従うぜ。いいように使いな!」にか!
「おお、これはこれはタダ働き君!ヘーゼル殿のお役にたっているようでなによりです。」
「タダ働き君のおかげで士気も高まっているのだとか。そこで提案なのですが…給料、欲しくないですか?」
「!」うまい話に耳が大きくなる にょき
「・・・給料・・・欲しいな・・・!何が望みだ?」にやり
「私の望みは…この国を守り、ヘーゼル殿のお役に立つこと。」
「なれば、貴方に求めるのはただ一つだけ。この名水の国を守護する盾として相応しい、不破の盾であらんことを望みます。」
「もう一度…我が”戦技”にて、確かめてさしあげましょう。」そう言って、盾を構えます
「・・・・・・へえ、目的のためなら目の上のたんこぶですら上手く使う、ってか。いい度胸だ」
「俺達は国への忠誠心は言っちゃアレだがあんまりねえ。だがよ、この国の酒は美味い。それだけで剣を取るには十分な理由だ」剣を構える
「もう一度本気の俺を確かめてみろ。これで負けたら盾でもなんでもなってやらぁ!」ってな感じで判定やりますか!
素晴らしい…!是非とも仲間にしたいですね!戦技で判定します!
やったぜ!
スペシャル!
ここでのスペシャルは確かボーナスがおっきかったはず・・・!
:1D6で戦略ポイント追加かな…?デカい(確信)
1d6点追加ですね!どうぞ!
これ判定出した時の戦略pも貰えるんですかね?
僕は貰えるのかな~と思うのですが…。
従来のスペシャル1点に加えて1d6点、って解釈です?
そうですね。ファンブル、スペシャルはどこの判定でも出るみたいで、p161にも1pの代わりに…とは書かれてなかったので。でもそれだと強すぎるか…?
確かに代わりに、という文章がないですねえ。まあこの卓ではゆるあまにしよう!1d6+1という裁定で!
なのでもう1点上げてくださいまし!
助かる…。けど、ここは今後も意見が分かれそうな場所ですね
ハウスルール扱いで裁定分かれるところですなあ
今回はいっぱい貰えてうれしい理論で行きましょう!だいすこGM
OK!では無事冒険者兄貴は叩きのめされて感服し、準英傑として配下になりました!
では、一言だけ。「不破というにはまだ脆い。ですが…何度でも立ち上がる、不倒の盾として。その力をこの国のためにお使いいただければと」そういって握手を求めます!
「ふっ・・・負けたぜ。だがいつか貫いて見せるぞ、その盾。それまで俺以外にやられるなよ、ランサの兄貴」がしっと握手!
では冒険者兄貴の名前と技能を決定しよう。ランサさん何か命名したいとか技能これがいいとかあります?
名前はお任せしてもいいですか?技能はちょっと考えます…
技能は被っちゃいますが体力で!不倒の盾なので!
では名前表p128を使って決定しますね!技能体力は了解!
朧(おぼろ)さんになりました!かっこいいな君・・・
お前そんなカッコイイ名前だったんか
くっそかっこよくて草
よしOKかな!
ではお次、活動フェイズの終了・・・の前に。
軍師への信頼の決定です。内容は考えられたかな?>ランサさん
ばっちりです。結構長くなってしまいましたが…お許しを
はあいOK!では決戦フェイズで、いざと言うときに切り札として公開してお使いください。勿論回想シーン的に描写してもよいので。
はい!公開するのが楽しみです!
はーい!では時間が微妙ですが、ギリギリまでやりたいので決戦フェイズいってもよろしいでしょうか!
おトイレや飲み物休憩などあれば!
大丈夫です!
OKです!自分は準備大丈夫ですね
OK!では
決戦フェイズ
■決戦フェイズ
貴方たちは、城を落とそうといよいよ動き出した山賊たちに対して防衛戦を始めます!
「裏切って悪いが、宝のためだ!」と敵側でオパールも参戦します!
ではエネミーを設置しますので少々お待ちを。RPしててもおっけーです!
「お、オパールもいるのか。グレンの奴も賢いね。ってなワケだ。奴ら、バカの集まりじゃないぞ。油断するなよ、しなきゃアンタらは勝てる」
「お言葉ですがヘーゼル殿。我らに油断などはありませんよ。それになにより…」
「この戦に勝つのは”アンタら”ではなく、”俺ら”でしょう?」
「こいつは俺としたことが。朧とか言ったっけ?ランサの後ろに回り込んだ奴は任せたぜ。スキを作らせるなよ」
「給料分はきっちり働いて頂きます。…ヘーゼル殿の人遣いは意外と荒いですから、覚悟するように。」
「あいよ。望むところだ」ではおっけーかな!エネミーの初期配置は終わりました
増援情報も秘話で公開してあります。天才軍師殿はそれを踏まえて英傑たちを配置してください!
エリア1に「傭兵団との伝手」を使って傭兵団を1体配置、エリア2にランサ、エリア3には朧を配置しましょう!
はーい!傭兵団のコマを急いでお作りしますね。ランサさんは小さいサイズ4くらいのコマをもう一個作っていただけたら!
お待たせしました!
いや、さらに傭兵団を1体エリア3に配置してください! エリア1と3で2体です!
おお追加!おっけーです!
ごめんなさい、補助スキルはROUNDに1回のみみたいです。p186の記載をみるにかぎり、ですが…
あー、OKです ちょっと考えなおしを
あらほんとでした。なら現ラウンドで配置できるのは傭兵団1つのみですね。どこにいたしましょ
やっぱりそのままで!エリア1に「傭兵団との伝手」を使って傭兵団を1体配置、エリア2にランサ、エリア3には朧を配置しましょう!
よかったよかった、ありがとうございます。では進行しても良いかな~?
お願いします!
はーい!では天才軍師以外のキャラは1回ずつ行動していきます。
まずPC!ランサさんの行動から!
死ぬがよいオパール
攻撃スキルの使用、移動、パスができます。いかがしましょ!
これ早速相談なんですけど、ランサの攻撃力は4なんで4D6なんですね。全部ファンブルでもオパール君がぶっ飛ぶんですが、ダイスを振るべきなのかどうか
p180にダメージダイスの省略ってのがあるんです。イレギュラーのリスクを背負ってでも戦略ポイントを稼ぐべきかどうか・・・。
あ、ならp180の通り、ダメージダイスの省略で撃破扱いにもできることにしますか。スペシャル狙うのもそれもまたよし
セッション終了後ににわとりさんからご丁寧にもコメントを頂いたので補足。
「・・・そして、今更ながらで申し訳ないのですが、ルールについてミスっていたことに気付いたのでご報告いたします。
【攻撃】と【ダメージダイスの省略】についてです。
まずは、【攻撃】について。
私は、英傑PCが敵に攻撃する際、【攻撃スキル】とは別に『ダメージ』D6を相手に与える【攻撃】という選択肢があるような気がしておりましたが、これは間違いでした。
実際には、P175に記載のある通り、英傑PCが攻撃を行う際は【攻撃スキル】(ランサの場合は『一騎当千』)を使用する必要があります。(恐らく、準英傑PCの【攻撃】と混同していたかと思います。)
ランサの場合は『一騎当千』を使用するので、ダメージが足りてるとか足りてないとかの以前に、好きな技能で判定を行う必要があったんですね。
P180の【ダメージダイスの省略】はあくまで、『結果が変わらない場合、”ダメージを決定するダイスを省略できる”』ルールですので、攻撃の際の判定(2d6もしくは2d10)は行う必要があったのではないか。そう気づきました。」
とのこと。
GMの私も今ではこの解釈に納得なので、これから天才軍師になろうをGMする皆様には是非頭の片隅に置いておいて欲しい。
このシナリオリプレイでは当時のまま、ルールミスしたまま進んで行く。
では、ダイス省略!オパール君を星にします!
はーい!
「ど、どうして俺たちの策がバレて・・・ぐふっ」星になりました
「相手が悪かったですね。」
ではお次、準英傑・従軍キャラの手番!これらは天才軍師PLのたかぽんさんにダメージダイスとかはお任せしようかな。
ではまず朧から弓兵を攻撃しましょう!必要であれば戦略Pも投入します!
では朧さんの攻撃力は2なので、2d6でダメージロールだ!
投入しましょう!さらに+1d6
ギリギリいけた!弓兵の防御力は4なので1ダメージ喰らってダウン!
傭兵団も山賊Aに攻撃しましょう
傭兵は1d6ですね。どうぞ!
ここは投入を止めておきましょう そのままで
はあい!流石に倒しきれなかった模様。
ではお次、敵軍の行動です。
敵軍は基本的にシナリオ指定がない限り移動はしません。その場にいる傭兵をタコ殴りにするぞ!
強い
グワーッ!
傭兵の防御力は4なので1点入ります!何かしら援護などします?
多分戦線復帰させるか否かになるかな・・・!
防御力アップは戦略ポイントでは許されていないんですよね…ただ食いしばりはできる!
ここは戦線復帰使いましょう!HPに4点入るのは痛いです!
はあい!コスト1d6どうぞ!
OK!撃破を無効にして食いしばり戦線復帰!
だがもう一人居るんだなこれが!ダメージ!
弾かれました。無念・・・・
★進軍ジャッジ
エリア1:敵山賊2>味方傭兵1のため敗北、エリア2:勝利、エリア3:勝利
【侵略1】進軍ジャッジ中、このエネミーの攻撃力を1点高いものとして扱う。
この効果で山賊たちの攻撃力はこのときだけ2に!
なので拠点HPに2点ダメージだ!
OK!
ではラウンド1の終了です!
ここで増援出現!
エリア1に山賊が2体、エリア3に山賊が2体が現れました。
★ラウンド2
「傭兵団との伝手」を使用します 戦略P-2してエリア1に配置します!
OK!
ここで「軍師への信頼」で移動したく…!よろしいでしょうか、軍師殿!
移動してからの攻撃でしょうか?うーん、凶と出るかもしれませんが、ここは通常移動をお願いしたいです!
いやまった、やっぱり使いましょう!
了解であります!では、軍師への信頼を公開いたします!
<軍師への信頼>カード
世界はもっと、シンプルでいい。
私、ランサは常々そう愚考しております。
…ヘーゼル殿はきっとご存じでしょうが、私の実の親は盗賊。そう、私めの身体には犯罪者の血が流れているのです。
ですが…。偶然酒場でヘーゼル殿と出会ったあの日。こんな犯罪者の血を引く私めの盃にも、ヘーゼル殿は至極当然のように酒を注いでくれた。あの酒の美味さ、未だに忘れることは出来ません。
そして…惜しみながらもその酒を呑みほした時、こう思ったのです。『ああ、こんな酒をもっと飲んでみたいものだ』と。
面倒なしがらみに偏見、差別も無く。種族も生い立ちも関係無く。ただ、誰もが誰かと楽しく酒を呑み交わすことが出来る。そんな世界を見てみたいと。
そしてきっと、ヘーゼル殿なら…必ずや、そんな世界を見せてくれる。そう、感じたのです。
だからこそ…
『ランサ・エスクード』は『ヘーゼル・ブランドフォード』殿を信じています。
「・・・次はあちらですか。やれやれ、数が多いと厄介です。…しかし、やはりヘーゼル殿はランサの使い方をよくご存じだ。」
「愛する命水の国のため、そしてヘーゼル殿のために…このランサを存分にお使い潰し下さいませ。」
「私、『ランサ・エスクード』は、命水の国を守る不破の盾であり…」
「『ヘーゼル・ブランドフォード』殿の道を阻むその全てを撃ち貫く…至高の槍でございます!!」
「くそっ!?なんだあの盾兵!?誰か止めろ、止めろーっ!」大慌て!
あぁ^~良い・・・・信頼が良い・・・
(`・ω・´)b ヘーゼルの軍師をやる理由としっかりはまっててぐれいとです!
英傑PCはこれが楽しいですね!いつでもクソデカ感情をお披露目できる
”ランサ”がここで生きてくる…
そうです!ランサの名前は槍を意味するのです!ご理解いただけて嬉しい…!
では防御力を上げたうえで、再配置お願いします!関係にチェックをいれるならまた軍師への信頼を未公開にして使えますよ。
関係にチェックを入れて未公開にしますね。再配置は軍師殿がお決めできるみたいですが…エリア1でいいですかね?
OKです!
では、エリア1へ!
OK!防御力も1d10点上昇だ!
かった・・・盾や・・・
では改めて英傑PCの行動なんですが、処理忘れでラウンド終了時にイレギュラーカードを1枚引くっていうのを忘れておりました。
ちょっといまお願いします!
引きました!
ありがとうございます!
では気を取り直してランサさん、攻撃行動などどうぞ!
攻撃…するかなぁ。まだ戦略ポイントも結構余ってそうなので、今回も省略ですかね
…うん!省略で!盗賊1体を吹き飛ばします!
はーい!ではAが吹き飛ばされます!
「我が盾を止められるものなら止めてみよ!」
「俺も負けちゃいられねえな・・・!」ってことで24時ですね!
セッション二日目
お二人ともご準備のほどはよろしいでしょうか!
OKです!
OKです!
OK!では「天才軍師の芽吹き」決戦フェイズラウンド2から再開だ!
準英傑・従軍キャラの行動直前で前回は終了してましたね。操作はたかぽんさん!傭兵団と朧はどうさせましょう?
それぞれシンプルに山賊・海賊を攻撃してもらいましょう!一気に判定してそれを見てから戦略Pを使うか判定していいでしょうか?
おっけーです!どうぞ!
「くそっこいつらつええぞ!?」「どこから援軍が沸いてきやがった!?主力は居ねえはずだろ!?」「たすけてくれえ!」と次々散り散りに!
ではお次、敵軍の行動ですね。
移動は基本的にシナリオ上指定がない限りいたしません。なのでその場に居るキャラで、防御力が一番低いキャラをルルブ通り狙います。
傭兵団(1)に攻撃!ダメージロール!
撃破されますね、ここはそのままやられましょう
OK!食いしばりはなしですね。了解です
「ちっ、一旦下がるぞ!数が多い!」「仕切りなおしのタイミングで指示してくれよ、ヘーゼルとランサの兄ちゃん!」と退場!
お次エリア3の山賊です。朧さんを狙います。
朧さんに1点!
ではでは敵軍の行動は以上です。お次進軍ジャッジに移ります!
エリア1:勝利、エリア2:敵味方なし、エリア3:勝利
よって拠点HPに変動なし!
ではラウンド終了処理・演出に移ります。まずはイレギュラーカードを忘れないうちに1枚引いてもろて!
引きました!次のラウンド以降でもっともマシな1枚を公開して有効にします
OK!では増援・・・なのですがここで計略が実を結ぶ!
「お前ら!”アレ”を出せ!」と見覚えのある船がどんぶらことやってきます。
それは事前にヘーゼルさんが用意していた仕掛け船に乗せられて移動している隷属竜の姿!
「・・・・?まずい、なんか様子がおかしいぞ!?」
「座礁だ!船が座礁した!早くにげろ、溺れちまう!」
「グオオオオオオオオォ!」と暴れだし・・・
船は瞬く間に崩れ落ちます。崩れ落ちた船とともに竜は川に落ち、もがき始めます!
隷属火竜のHPが1点減少します。そして竜は5ラウンドの終了時まで攻撃・移動が行えません!
「流石はヘーゼル殿!トカゲの一匹程度、ヘーゼル殿の策の前には何の脅威ともなりえませんね!」
「おー、拠点からも見えるぜ。いい酒のアテになりそうだが、もう少し我慢するとしよう。さて、ランサには”竜殺し”の称号を付けていただくとするかね」
天才カードの効果を見るに、進軍ジャッジは止められない(エリア2がすっからかんだとダメージ喰らう)ため、ランサさんは再びエリア2に戻ってもらおうと思います。そしてランサさんが火竜、朧さんがグレンと対峙してもらう形で!
OKです!軍師殿のご命令とあれば、いつでも従いますので、お気軽にご命令を!
ではラウンド2がいよいよ終了!ラウンド3に移ろう!これ以上増援はない!畳み掛けろー!
ラウンド3
■ラウンド3
まずはPC英傑の行動から!ランサさんどうぞ!
どうしようかな。ここは・・・軍師への信頼を再度使っちゃいますか!如何でしょう?
まだ使えますか?では使ってください!可能なら戦略ポイントを突っ込んでこのターンで決着をつけます!
ヘーゼルさんとの関係を使用したので、再利用が可能です!と、いうことで軍師への信頼を公開します!
OK!どうぞ!
<軍師への信頼>カード②
流石はヘーゼル殿です!
劣勢をものともせずに道を切り開く、素晴らしきその知略!ヘーゼル殿の策の前には、どんな軍勢も敵わないでしょう。
ああ…やはり私は間違っていない。
『天才』たる貴方ならば…例え暗闇の中でさえも、その理想へと至る道を照らし出すことが出来る。
なれば…。貴方の盾となり槍となりて!いついかなる時でも、貴方を守り、その道を切り開く。それこそが、他でもない私の役目であらんようにと。そう、願っているのです。
私とヘーゼル殿は、同じ景色を夢見ている。そう確信しているからこそ…
『ランサ・スクアード』は『ヘーゼル・ブランドフォード』殿を信じています。
「・・・ヘーゼル殿は本当に、ランサの使い方を分かっている。そろそろ、腕が鈍りそうだったところです。」
「ランサ・エスクードが至高の槍たらんことを、この哀れなトカゲの協力のもと…ご覧に入れましょう!」
「我が盾の”戦技”!とくとご覧あれ!」
スキル、一騎当千を使用!戦技で判定します!
OK!どうぞ!
スペシャル無しなので、4d6ですね
竜の防御力は5!2倍のダメージが出ているので2点ダメージ!計略で丁度HPが減少してたので沈みますね!
「くっ、・・・まだまだ精進が必要です。ヘーゼル殿の策に助けられてしまった…!」
「ですが…、これが今のランサの全力!如何でしょうか!ヘーゼル殿!」盾を誇らしげに掲げます!
「グオ・・・・・・ォ・・・・・・」ズシン、とランサの一撃で水の底に・・・
「ちくしょう、竜がやられた!?どうしてだ!?数は優勢だったはずだ!なんで逆転されちまってるんだ!!!」
もう勝利の道筋は見えてますね!ではお次は準英傑・従軍キャラの行動です。ご指示を!軍師殿!
ここで決めたい!朧さんは何かスキル持っていましたっけ?あればつぎ込んで攻撃したいです!
準英傑は技能はあれど一騎当千みたいなスキルは無かった気がする・・・!ちょっと確認しますね!
あ、技能であってスキルはありませんでしたね。ではそのままグレンを攻撃します。可能なら12以上になるまで戦略P流し込みます
ですね!ではダメージロールお願いします!攻撃力2なのをお忘れなく!
と、遠いが…!でも後5回1d6できますからね!(後の事考えなければ)
これだと12以上まで最低2回必要ですね。戦略Pを4点使用してダメージを+2d6します
ダメージボーナスは何回でも使用可とある!OKです!どうぞ!
5+7で丁度12だ!3倍ダメージで3点!
やったぜ。
「ここで決める!」と軍師の指示の下切り込んでいき・・・
「ば、ばかな・・・この・・・・俺様が・・・・」と倒れ伏します!
残った山賊たちは戦意喪失し、散り散りに逃げていきます。
「うわあ、おかしらがやられた!」「もうダメだ、逃げろ!」
そして包囲を解いていき、逃げ出すのですが・・・
”何故か偶然”都合よく返ってきた部隊に手際よく捕まえられていきます!
「ヘーゼル殿、只今帰還致しました。全て手筈通りに」
「ナイスタイミング!これで二度と山賊は立ち直れんだろう。やっぱり美味しいところはアンタらが取っておかないとな」
「なんと…!?まさか、”主力が居ない状況なら山賊達が襲撃してくる”ということすら、ヘーゼル殿の策の内だったということですか…!?」
「山賊の拠点はご指示の下、全て潰し終えました。全て帰ってくるタイミングさえもまさか計っておられたのですか?良いタイミングで良かったです」わはは
「ああ、そのまま正面衝突しても山賊はずる賢いからな。いつか復活して同じことやると踏んだ。少ない戦力で山賊どもを全員退治できるかどうかは正直賭けだったが…」
「アンタがいるなら”分の良い賭け”だったな、ランサ」
「・・・感服いたしました、ヘーゼル殿。やはりヘーゼル殿は、この”命水の国”の歴史に残る…」
「”天才軍師”にございます!!」
「はっ、俺はナイフ1本扱えないんだぜ?”戦略級英傑”がいてこそだよ。礼を言わせてくれ」
「なんと勿体なきお言葉…。」恭しく礼をします
では終了フェイズに移りましょう!
終了フェイズ
山賊を潰し終えた命水の国は、しばらく安定することとなります。大雨の復興も終わり、山賊の被害もぱったりと止んで治安もばっちり。
その後の後日談を各自、もしくは同時に演出してもらおうかな。どんな風にあれから過ごしてるかな?お二人は!
どうしましょうか。時間がそこそこあるんで、ちょっと各自でお願いしようかなとは思うんですが…ちょっと軍師殿に相談が。
ちょうどアイデアが出なかったところです、なんでしょう!
お待たせしました!秘匿で相談させて頂きました!
ほほう!
まずはランサから、確保した盗賊団の首領グレンをヘーゼル殿の目の前まで連れて来てから、ヘーゼル殿とお話しさせて頂ければと思います!
道中、ちょっとグレンと話させてもらってから、ヘーゼル殿とお話しできればなと。全体として15分目安でやらせて頂きたく存じます。大丈夫でしょうか?
おっけーです!今日は24時までの3時間で成長処理も一通り終えられたらいいなの感じなので、RPは15分と言わず好きなだけどうぞ~!
ありがたい…!では早速始めさせていただきます!
戦闘終了後、ランサは朧が確保した『盗賊団の首領グレン』を引き取るために、朧の元へ訪ねていた。
「朧、お手柄です。まさか、盗賊団の首領を貴方が撃破するとは…。我が国を守る盾として、恥じることのない活躍です!」
「ははは!まあざっとこんなもんよぉ!」と上機嫌。なおHP1点のため多少ボロボロ
「今回はあんたらの下で動けて楽しかったぜ、また縁があったら戦わせてくれや。ほら、連れていきな」とグレンを引き渡します
「ええ。それと…報酬は期待していてください。貴方の働きであれば、それ相応の報酬が支払われるはずです。」
「~♪」ヒュウ、と嬉しそうに口笛を吹いて返事の代わりに見送ります。
「・・・行きますよ、グレン。」そう冷たく言い放ち、グレンを連れていく。
「チッ・・・・・」と大人しく連行されますね。
ヘーゼル殿の元へと連れて行く途中、歩きながらグレンに語り掛けます。
「私の父は…貴方と同じ盗賊団の首領でした。」
「グレン、罪を犯した貴方と同じように…罪人の血が、私にも流れています。」
「・・・あなたは、酒が好きですか?」唐突に話を変える。
「・・・・・・なんだァ急に?そりゃ好きだけどよ」目を白黒させます
「そうですか。私も好きですよ。」
「そして、それはきっと…誰だって一緒なのです。貴方も、私も・・・この国の人々も。」
ヘーゼルの部屋の前にたどり着く。衛兵に一時的にグレンを預けて…ランサだけで、ヘーゼルの元に
「ヘーゼル殿。お忙しい中恐れ入ります…。」
「ランサは…お願いしたいことがあって、参りました。」
「はいよ、聞こうじゃん。……おっと、それはただならぬお願いだな?」
「ええ。天才たるヘーゼル殿にしか成しえないと思ったのです。私の願いは…」
「”盗賊団の首領グレン”ならびに、その手下全てを助命、そしてこの国で受け入れて欲しいのです。」
「彼らは罪人です。ですが私は…彼らとも。酒を呑んでみたいのです。」
「なるほどね。アイツらが根っこから腐ってるなら話は別だが、命水の国はもともとはぐれもののための場所だ」
「俺もグレンと顔を突き合わせて酒を交わしてみたいと思ってた。連れてきな」
「・・・!感謝いたします!」そういって、グレンをヘーゼルの目の前に突き出す。
そして、いつでもヘーゼルを守れるよう、グレンの後ろで見張りながら二人の会話を聞く…といった感じで、ランサのターンは終了です!
はあい!ではシーンはそのまま続けてかな。グレンは意味が分からなさそうに口を開きます。
「なんだ・・・どういうことだ?首を撥ねるんじゃねェのか?」
「アンタを処刑するなら俺の部屋じゃなくて処刑台用意して国民のヤジと一緒にやると思うがね。どうも、直接会うのは初めましてかな、グレン。ヘーゼルだ」
「これでも俺はアンタを高く買ってるんだ。国の留守ついて、スパイを用意して俺たちを崩そうとした。アホにはできないやり方だ」
「へっ、留守にしてたのも俺たちの侵攻を見越して根城を潰して回ってたからだろ。スパイも泳がせてたくせに、罠をちりばめておいてよく言うぜ」
「まんまと引っかかった。完敗だ」
「ああ、相手が悪かっただけだよ。……まあ、初めましてと話するにはこいつが一番だ。やろうぜ」とコップをグレンに差し出してエールを注ぐ
「なに、毒なんか入れてねえよ。さっきも言ったがアンタを処刑するつもりならここじゃ意味ないの」
「・・・・・・・・ガハハハ!罪人に酒を出すバカがどこにいるさ。・・・それもまた紙一重、ってか。お縄についた手で酒を飲むのは初めてだ」一口エールを飲みます
「・・・・ああ。やはり・・・・この国の酒は・・・美味いな」しみじみと呟く
「気に入ってくれたならよかった。さて、口も軽くなったところで本題に入ろうか」
「アンタ、なんで山賊の頭になった?俺の目には、”善良な市民の生活を破壊したくてたまらない”、って狂人には見えないんだよな」
「・・・・・・・・・・」目を瞑って酒のコップを少し傾けて、
「俺は直ぐ向こうの、砂漠の小せえ集落の生まれだ。生まれたときから俺は、俺達は弱者だった」
「その日暮らしのための水代さえままならねえ。生きるためには、食い扶持のためには奪うしかなかったんだ」
「善良な市民とやらの生活なんざ羨ましいという気持ちはあれど、破壊なんぞに興味はねえよ。ただ・・・・・・」
「この国に流れる命の水が、心地よい風が、ずっと欲しかったのかもしれねえ。奪う者の頭になった理由は、宝なんぞにまんまと釣られたのは、多分それだろうな」
「そうか、酒ってのは飲ませりゃ人の本性が出る。それでアンタが根っからの悪党だって分かったならいくらランサの頼みでも聞けなかったが、無用の心配だったようだな」
「――いい話がある。ここは命水の国だ。金銀財宝は本当にないが、酒と食い物なら困ってない。そして、正面衝突なら俺たちは勝てなかった、それくらいにアンタは有能だ」
「なあ。”命水の国の国民”になる気はないか?」
「・・・いいのか?そこらの砂漠からの流れ者をホイホイと国民にしちまって」
「あいにく、命水の国は弱者と流れ者の国なんだ。俺もそう。ランサもそう。アンタを負かした朧ってやつもここの生まれじゃない」
「アンタの山賊団が丸ごと味方になってくれれば心強い。やるか?」
「・・・・・・・・・ふっ」ぐい、とエールを飲み干し
「この話ですらお前の計略だったなら、俺達はそこまでの運命だったってことだ。いいだろう」
「このエール1杯分くらいの恩義は返すとするさ。是非国民に、傘下に下らせてくれ。部下にもこの美味い酒を飲ませてやりたい。出来れば孫子の世代に至るまで」
「そのためなら存分に腕を奮わせてもらおう。上手く使ってくれよ、軍師殿」
「交渉成立だ、ランサ。あとは任せよう。この数日で小隊長っていうには規模が増えすぎたな」
「ええ、酒飲み仲間が増えてなによりであります。」
「後の事はランサにお任せを。この国を守る盾として相応しくなるよう、思いっきり扱いてやるであります!」
「その後は…美味い酒を嫌というほど飲ませてやります。…この国民になる以上、酒は避けては通れませんから。…元流れ者の肝臓がどこまで耐えられるか…見ものでありますな?」自分の事を棚に上げ、ちょっと悪い顔をしながら
「ガハハハハ!熱砂育ちの肝っ玉、とくとご覧あれ、ってな!」豪快に笑い飛ばします。笑いすぎて涙も出ているようですが些細なことですね
「よ、鬼教官。しっかり扱いてやってくれ。規律が整った山賊は正規軍と何も変わりゃしねえ」
「そうです、”何も変わらない”…まさにその通りでございます!」
「・・・感謝いたします、ヘーゼル殿。これできっと、明日から飲む酒も美味いでしょう。」ランサからはこれで以上で!
「ああ。じゃあ、俺も一杯やるとしますかね」
ここに交わした盃は、後の命水の国に伝わる最強部隊の始まりだった・・・かもしれない。
それはまた別のお話。
ではお疲れ様でした!後日談を終了します。ほいではお次はデータ的な終了フェイズ、アフタープレイをこなしていきましょう。
■人材の獲得
GMとPLは全員で相談して、シナリオに登場した印象深い人物を一人人材にできます。いかがします?( ˘ω˘)
私からは勿論、盗賊団の首領グレンを提案させて頂きます!
GMも異論なし!たかぽんさんはどうです?
たかぽんもグレンしかいないと思います!
ではひとまず人材はグレンさんで!ここでPC一人はスカウトの判定ができます。スペシャルを出すとグレンさんは準英傑になるみたいですね。
どちらがチャレンジします?
提案をしたのはランサですが…実際に交渉を行って頂いたのはヘーゼル殿ですので、ヘーゼル殿に行って頂ければと思うのですが、たかぽん様は如何でしょう?
挑戦してみましょう!判定技能はなんでしょうか?
好きな技能でいいみたいですね!
では交渉ということで得意の”口車”でいきましょう!
お次は二つ名の獲得ですね!
各PCに二つ名がつけられるようです。創作でも、表でも、二つ名つけなくとも良いみたいですね(p183)
いかがします?
先ほどヘーゼルが「ランサには竜殺しの称号もつけてもらうとするか」と言っていたのでそれを提案したいのですが、新しく必要なら考えましょう!
私もそう名乗らせて頂ければと思ってました。”竜殺し”、謹んで拝名いたします。
竜殺しのランサ!かっこいい!ではランサさんはそれで決定ですね
ヘーゼルさんの方はいかがします?
特に考えてなかった!自分で考えるのもあれなのでもしなんかいい名前思いつきましたらください!
なんとなくGMからは酒とか、命の水とか、そこらへんの要素が入った二つ名がいいなあとぼんやり思いますが。にわとりさんはどうです?
酒は入れたいところですね!
そして…個人的にヘーゼルさんの行き場のない人々を救いたいというその生き方みたいなのも二つ名にいれたいので…そうだな。
ちょっと特殊ではありますが…”融交の酒”なんていかがでしょうか?色んな人々が、彼の元では融け交じり合うという意味と、”友好”のダブルミーニングで。
めちゃくちゃ良い~~~~!!!!!異論なし!
融交の酒!ダブルミーニングがいいですね!頂きます!
う、嬉しい・・・・!ありがたいですね!
”融交の酒”ヘーゼル、ってことで二つ名決まりですね。楽しいな二つ名考案タイム・・・おっけーです!
ではお次のリスペックですね。HPや変調、チェックの入った関係などが全て元通りになります。技能とスキルの修得しなおしもできるみたいですね。修得し直しは別の新たな卓のGMさんに参加提出する際、相談・許可をお願いしますね。私からはご自由に!
で、また次のレベルアップに移ります。お二人のレベルが1UP!それに伴い色々できるようです。
スキルの修得、ステータスの上昇、指南のどれか1つが行えるようです。いかがします?おふたり。
ヘーゼルはスキルの習得でもしようかと思っています!今のところは「烈火」「風のように」なんかを考えていますがとりあえず次のシナリオで出すまで保留で!
ランサはスキルを習得しますか。スキルは悩みますが…やっぱりここは”必殺技”でいこうかな!
保留と必殺技!了解です。また更にお二人の活躍に期待しております・・・!
では終了フェイズは以上ですね!
これにて天才軍師になろう「天才軍師の芽吹き」を終了いたします。二日間お疲れ様&ありがとうございました~~~!!!
ありがとうございました!とても楽しい卓でした!
お疲れさまでした!滅茶苦茶楽しかったです!ありがとうございました!
とても楽しい勉強会卓でありました。
天才軍師になろう、とても面白いシステムなのでこのリプレイを参考にGMが増えてくれると嬉しい嬉しい。
ここまでお読み頂きありがとうございました。