GOP/実績と信頼の PC③
狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱本編[web全体で公開] 0 | |
登録日:2021/01/22 20:28最終更新日:2021/01/22 20:28 |
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コメント一覧
12. 春畝(はるー.ね) | |
2021/01/25 11:40 |
一宮「……ですね。すいません。取り乱してしまって」 ……もう仕事は果たせた。穴は埋まった。 そういうことなのだ。 すぅ……。 一宮「心ある人物との触れ合い……。それはつまり、部隊の比率としては、戦闘部隊よりも交渉やサポートに重きを置いた部隊編成です?」 集中力を高める。 次の職務の要点を把握することに努める。 ※ ※ ※ チルドレンの事件に関してですが、それはUGNチルドレンについてですか? それともFHチルドレンですか? また、PCが事前に知っていること等もあれば、お願いします。 それから、上記のPCの質問も。
11. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/01/25 10:03 |
霧谷は、目を伏せて、言います 霧谷「名残惜しいことは分かります。私だって、貴方を無理にあそこから引きはがしたくはない」 「しかし……あなたで無ければ救えない子供がいるのです」 霧谷は新設部隊の説明をします ・最近チルドレンが遠因・原因となっている事件が多く発生していること。 ・チルドレンに対処するには、ただ力だけでなく、心ある人物とのふれあいが必要なこと ・訓練されたチルドレンとの戦闘の可能性もあるため、実力のある人材が求められているということ。 霧谷「あなたの支部では、あなたの活躍のおかげで、後続も育ってきています。 かなり苦しい仕事になるかもしれませんが…救われるものは、きっとあります」
10. 春畝(はるー.ね) | |
2021/01/24 21:24 |
一宮「……なる、ほど」 本来であれば、願ってもないことだった。 一宮はおちょこに酒を受けながら、そう感じる。 支部を任される前の自分であれば、飛び上がって、歓喜する辞令だったと思う。 本来の自分は支部の椅子を温めるよりも現場で“走り回る”ことのが向いている……そんな事は他人に言われるまでもなく、分かっていることだった。 でも、何故だろうか? 肩の荷が降りた安堵感、それと同じだけ寂しさが胸を満たし、自分が動揺していることに一宮駿太は戸惑っていた。 一宮「……ははは。いやぁ、嬉しいです。支部長なんて仕事、柄じゃなかったんで……。そいつぁありがたいです」 軽口を叩こうとしたが、上手く言葉が出てこなかった。 一宮「でも、後任の支部長には優秀な人をお願いしますよ? 俺はともかく、あの支部の支部長は前任者がムッチャ優秀だったんです……。俺は“その人”にムッチャ助けられた……。俺は正式に支部長になってからも、飽くまでも代理のつもりだった……」 ……グッ。 止めどなく言葉が溢れそうになった口を、おちょこで塞ぐ。 一宮「……ふぅ。すいません」 気持ちを落ち着ける。 一宮「話を遮ってすいません……、いやぁ嬉しすぎて。昇給も助かります! 最近、弟の学費がバカにならなくて……って、すいません! 新設部隊に関して、ですねっ!」 今度は一宮が霧谷のおちょこに酒を注ぐ。
9. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/01/24 20:57 |
霧谷「あなたに、前線に戻っていただきたいと考えています」 「近年増加するチルドレンのレネゲイド事件、その対処のために新設される部隊で、隊長を任せたいと」 あなたのおちょこにお酒を注ぎながら 霧谷「残念ながら現在のあなたの支部からは異動となってしまいますが… 書類仕事の減量と、昇給は確実とさせていただきます」
8. 春畝(はるー.ね) | |
2021/01/24 17:06 |
一宮「ええ。もちろん! 仕事の話を肴に食べるご飯も美味しいですからねぇー」 ……来たか。 一宮駿太は表情を崩さずに、本題に対して集中力を発揮しようとする。 前後の話の流れから察するに、叱責の類ではないのは確かだ。 考えられるのは支部での新しい仕事……もしくは今の支部を離れて別の職務に就くことを要請されるか……。 どちらにしても、部下のやりくり、予算の見積もり、現場との調整……etc、それらに留意しつつ、話を聞き、適切に質問並びに提案を行っていかなければならないだろう。 一宮「……♪」 上機嫌な態度を崩さず、話を聞く姿勢を取る。
7. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/01/24 16:33 |
霧谷「いえいえ、私は大丈夫ですよ。色々翼を授けるのとかモンスターとか飲んでますので」 笑顔で力こぶを作るぞ 「それに、果たしたい願いもありますから」 「……と、上司の自慢話ほど退屈なものも無いでしょう。日頃の感謝とか言いながら仕事の話になってしまうのですが、大丈夫ですか?」 申し訳なさそう
6. 春畝(はるー.ね) | |
2021/01/24 13:40 |
一宮「……それは」 眼頭に熱いものが込み上げる。 UGNという組織は公のものではない。 故に、それに所属する自分もまた「給料や休暇」といった労働者の権利を超えて報われることを期待していない。 だからこそ、それ以上のものが返ってくると、やはり嬉しさがある。 一宮「ははは……恐縮です。でも、俺はまだまだ及ばないところも多い。今まで以上に頑張る所存です」 思わぬことに対して、ついつい飄々とした態度が崩れてしまう。 飄々としていた道化の仮面が崩れて、疲れた苦笑いの素顔、はにかんだ照れた素顔を曝け出してしまう。 頭をかいて、ついつい照れた姿を見せてしまった。 一宮「(いけない。いけない。俺らしくないな)」 にっこり。 今までの自分の上司がそうであったように、笑顔を作る。 自分以上に労わなければならない人が目の前にいるではないか! 一宮「それを言うならば、霧谷さんこそ! いつもありがとうございます! ムッチャ俺たち部下や普通の人々のために頑張ってるの、俺たち見てますよぉー」 軽口を叩く。 そして、一宮駿太は思う。 霧谷雄吾。 このUGNの日本のトップであるこの人はどれたけの艱難辛苦に堪えているのか? 支部長という役職ですら、こんなにも責任と重圧、苦労に絶えないというのに、さらに上となると……。 慮れるほど、自分は組織や情勢を知り尽くしてはいないが、それでも、せめて、部下である自分たちだけは霧谷雄吾という人間にその感謝と労いの言葉をかけたい……一宮はそう感じずにはいられなかった。 それがUGN支部長、一宮駿太の気持ちだった。
5. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/01/24 08:06 |
霧谷「いやぁ、本題なんて、そんな大したものではありませんよ。まぁ食事しながらでも」 と、高級そうな料理がどかどか運ばれてきます。 霧谷「……あなたがとてもよく頑張ってくれている事は、私にもわかっています。 秘密裏にあなたの部下のチルドレンたちにアンケートを取りましたが、ここまで信頼されている支部長も珍しい。 日頃、日常を守るために働いてもらって感謝しています」 と、頭を下げますよ
4. 春畝(はるー.ね) | |
2021/01/23 19:16 |
一宮「あ。霧谷さん! お先で〜す」 手をひらひらさせて、にへらと口元に笑みを浮かべる。 一宮「お! お土産! いやぁ、すいません。ありがとうございますっ」 笑顔を浮かべで、へらへらとした態度を取りつつも、サッと立ち上がり、土産を受け取る。 霧谷さんはあくびにも出さないが、毎日の激務で疲れているのは節々に見受けられる。 何年もUGNにいて、それが察せないのでは、無能も良いところだ。 一宮「忙しい? いえいえ。もう暇で暇で……。支部の皆に仕事を取られてしまって、やる事無し! 配属されたところのFHも大人しくて、穏やかなものですよ」 お辞儀の後に、軽口を叩く。 一宮はヒラのエージェント時代から、いろんな支部長たちの背中を見てきた。その背中はいつも忙しさをおくびにも出してこなかった。 その後を継いだ一宮も、自身にそれを課していた。 辛いなんて言っていては人々の「日常」を守れない。 自分たちは「日常」の守護者(ガーディアン)なのだから……。 一宮「さてさて、お呼ばれしたのは何故なんです?」 一宮は本題を促した。
3. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/01/23 15:42 |
霧谷「……あぁ、もういらっしゃっていたのですね」 あなたが待っていると、朗らかに入ってくる日本支部長…霧谷 雄吾が来ます。 両手にはアメリカ土産の買い物袋。スーツは少しよれていて、遠出から帰ってすぐだと分かります。 霧谷「本日は忙しい所お呼び出ししてしまってすいません。来てくださってありがとうございます」 「あ、これはお土産です。支部の皆さんと食べてください」 だけどきつそうな姿は見せず、丁寧におじぎして、アメリカお土産を贈呈じゃ