眠れぬ夜の作業部屋
ノルー【ソロつぶやき部屋】星降る夜の静かな窓辺[web全体で公開] 2 | |
登録日:2023/08/24 01:25最終更新日:2023/08/28 21:24 |
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コメント一覧
12. マコト | |
2024/10/30 21:26 |
ゲオルグ「エリック、戻ってこないな。せっかく、仮装用の衣装を用意したのに」 ゲオルグ「どのみち、お菓子を配る役もやらなきゃいけないし、一緒に持っていってやるとしようか」
11. 紫里 | |
2024/10/30 01:19 |
唯「……これでよし、かな」 優「お姉、まだ作業してたの?」 唯「あと少しだから……ふふ、出来たぞ、優が手伝ってくれたから早く終わったよ」 姉妹は工房で出来たばかりの星人形を前に満足そうに笑い、無言でハイタッチをした。
10. キンポウゲ | |
2024/10/06 00:00 |
スミレ「あれも、終わって…。これも、終わったな…。あとは……?」 メモと睨めっこをし、頭を抱える。終わった事は線を引いて、残りの仕事を数える。 仕事が終わっていくごとに机の上には一つのイベント用に使う部屋の飾り物が増えていく。その上、楽しみも増えていく。 スミレ「…そっか…。私も、星人形を持つ人形師になったんだ。」 準備を進めていく内に、ふと気が付き、独り言を呟く。 ようやく目覚めた自身の人形。まだまだ人形師としては未熟者でもあるが、彼女にとってはとても喜ばしいものであった。 スミレ「…そっか。…そっかぁ…」 達成感を今更ながら感じ、作りかけの装飾を握り締める。 子供のイタズラが来るまで、あと2週間程度。
8. ノルー | |
2023/12/10 04:19 |
フレデリク「……そうそう、いいね。君は上手だね。 さあ、型抜きの次は、それを全て並べて…、オーブンで焼こうか?」 (同居している星人形に、クリスマスのクッキー作りを教えています。 オーブンにクッキーを入れてしばらくすると、キッチンには良い匂いが満ちていきます)
7. ノルー | |
2023/11/13 01:07 |
フレデリク「コンビニは本当に便利だなあ。 人形作りの合間に、スイーツを買いに行くのは背徳的で甘美だ」 (真夜中に外から帰ってきて、フレデリクは自宅の玄関を潜る。 手にはコンビニのティラミスとプリンとシュークリームの入った袋)
6. マコト | |
2023/10/07 21:21 |
ゲオルグ「おや、読み終わってしまったか」 とある秋の夜の話。自称「引退した人形師」ゲオルグは、読んでいた本をパタンと閉じた。 今年の夏は特に暑く、息抜きの読書も進まずにいたのだが、ようやく涼しくなってきたので読みかけの本を読み始めたところ、あっという間に読み終わってしまった。日頃の疲れも溜まっているので早く寝てもいいのだろうが、それにしてもまだ早い。 ゲオルグ「さて、どうするか?」 窓の外を眺めてると、街はまだ煌々と明かりが灯っている。あの明かりの下で人々は、夕食を終え洗い物を片付け一息ついたところだろうか。 空は曇っていて星は見えないが、耳を澄ませば鈴虫の「リーンリーンチッチッチッ」という鈴の音が聞こえてくる。どこかで型堕ちした星人形が出たわけでもない静かな夜だ。 ゲオルグ「明日は晴れだろうか」 事件がなければ明日も平穏な一日になるだろう。確かこの街には小川のほとりの映画館と、丘の麓の喫茶店があったはずだ。たまには出かけてみるか、とゲオルグは思った。 ちなみに、ゲオルグが読んでいた本は「人形の怖い話」だった。ただの怪談本なので星人形には関係ないが、仕事がら気になったようだ。
4. キンポウゲ | |
2023/10/01 17:26 |
スミレ「はぁ〜……」 深いため息を吐き、付箋やメモ用紙だらけの机に突っ伏す。窓を見れば月が彼女を覗き、時計に目をやれば既に深夜辺りの時間に針を刺していた。 スミレ「もうこんな時間かぁ〜…。今日も私の所に星人形が来てくれなかったぁ…。 ……いや!、くよくよしてても仕方ない!。出来ることはしっかりやらなきゃ!。さっ、仕事仕事〜…」 両頬をパチンっと両手で勢いよく叩くと、仕事内容をメモした用紙を見ては また深いため息を吐いた。
3. ノルー | |
2023/09/20 02:06 |
フレデリク「今日も色んな事があったね。 さあ、今夜の曲は何がいいかい、皆。 …………これにしようか。 上品だけど、気分を盛り上げる楽しい曲だ。 チャイコフスキーのバレエ曲、『くるみ割り人形:行進曲』」 (軽快なステップのような和音が鍵盤から滑らかに紡がれる)
本作は、「古町みゆき、冒険企画局、新紀元社」が権利を有する「星と宝石と人形のTRPG スタリィドール」の二次創作物です。