ブルーマンデー（デッドラインヒーローズ用キャラクターシート）

必中攻撃、行動デバフ、防御バフ、状態異常回復持ちのオールラウンダー。

「強襲！！サイレントサイエンス」成長点１２

■概要
Jonathan・Harry・Cooper(ジョナサン・ハリー・クーパー)。アメリカ人。
世に名を馳せる大手メカ企業のエンジニア。
愛称はジョン(John)、ネイサン(Nathan)。

とても優秀な人材なのだが、酒癖が悪く、ついでにお人よしと呆れられるほどの善良さのせいでなかなか日の目が当たらない毎日を強いられている。
日頃は上司と部下に板挟みにされる現場の中間役職。面倒みはよく部下には信頼されるものの、上司としては些か頼りない、とみなされる哀愁漂うおじさん。

■覚醒
ある日、彼はいつものように飲み会の二次会へ友人たちと向かい、飲んだくれて道端で突っ伏して眠りこけてしまった。
友人たちはいつものことにあきれ果て、ここでしばらく寝ると言って聞かない本人を置き去りにして帰ってしまった。次に彼がうっすら目を覚ました時、目の前では異様な光景が繰り広げられていた。なんと、十代そこそこのいたいけな少年に悪事を指示している何者かがいるではないか。
彼はその光景に度肝を抜かれてしまい、完全に酔いが醒めたと同時に、幼い子供に悪事を働かせる大人に対して純粋な義憤が湧き上がってきた。そうして彼は、ヒーローとして覚醒したのである。
それを見てから彼の行動は早く、会社の廃棄された試作品をかき集めてドローンを作成し、戦うに値するメカを作り上げ、子供のヴィランを追い、数件の事件解決を経てついに見事捕縛した。
しかしそこで問題が起きた。捕縛したはいいものの。ヒーローなり立ての彼は、そのヴィランをどう扱ったものか全く分からなかったのである！
とりあえず困り果てた彼は、悪さが出来ないよう個人的に監視しつつ、そのヴィランに数日間ほど衣食住を提供し、独身ながら最大限の誠意と愛情を与えた。そのうちに最初は狂犬のように噛みついてきていたそのヴィランも、一宿一飯の恩からかそれとなく軟化の兆しを見せ始めた。

■活動概要
そのヴィランを捕まえるためにヒーロー活動を始めてから、彼の知名度はその強さと仕事の正確さから評価され始めた。
数か月前に発生したセカンドカラミティではG6の依頼を受けドローンを使った斥候、諜報、伝令を務め、その隠密性と情報の透明度で、地味にG6のチェイン以上の働きぶりを見せる。(しかし、あまりに情報の機密性を重く扱いすぎたためにドローンのファイアウォールを強化しすぎて、誰にもそのドローンが誰の操るものであるか分からなかった。困惑したヒーロー各位からは親しみを込めて「天使」などという呼ばれ方をしたために、彼は後に作る人工知能に「ガブリエル」という名前を採用したのだと考えられる）
実力こそ零等星(最高等級)ではあるもののまるで自覚が追いついておらず、G6に上手いこと言いくるめられるまま組織に入り、新人であるということからいつも平身低頭の体で組織に接している。熱心に行っていたヒーロー活動も、闇組織の末端ヴィランを執拗に追いかけ回していた程度で、それ以降はG6から依頼が来れば対応する程度だったため三等星から出世はしていない。
なんにせよG6の補助は彼にとって都合がいい。一時的に増えた同居人の存在と装備費で逼迫した生活費を補うのに、G6からの援助金も十分なものだった。
というわけで、G6にどこまでも準拠していると言うよりも、入っておいた方が得とみてそこに居るだけなので、考え方は非常に柔軟と言える。
たとえG6に危険分子とされるヒーローであっても、相手の事情を鑑みる程度の余裕くらいは持っていたりするのだ。
彼自身も年齢は食っている自覚があるため、ヒーロー稼業をいつまでも続けるつもりは今のところはなく、限界を感じたら引退し、慎ましく暮らしながら、若い子供がヴィランの道に行かずに済むように更生を支えたり、水際で補導する仕事でもしようかなとぼんやり考えている。
彼いわく、「未来のヴィランを生まないようにするのも立派なヒーロー活動だと思わんか？」とのこと。

■ヒーローとしての姿勢
彼のヒーロー像とは父親であった。父親は決してヒーローではなかった。ヒーローを夢見たこともあったらしいが、父親はジャスティカになれるほどの強い意志なんかは持ち合わせていなかったらしい。
だが確かに、彼の父親はジョナサンのヒーローだった。
ジョナサンはこう語る。「多分、俺の親父がヒーローになりたかった世界ってのは、『家族』っていう、世界に比べりゃほんの小さな塊だったのさ。だが彼は、立派にそこでヒーローをやり遂げた。俺はそう思ってるんだ」

■悩み
保護養育中のヴィランに仕事上がりの楽しみである酒を隠されるという「悪事」を働かれるのが悩み。
捕縛したヴィランの今後の扱いについてG６に相談したところ、収容所への収容が必要だと言われたため、最後まで護送することに。
ちゃんと罪を償って出てきたら、またヴィラン組織に戻らないように更生を手伝い導いてやろうと思っている。「お人よし」と言われるゆえんであろう。

■口癖
自分がくたびれてるのは棚に上げて他者を励ますときに「シャキっとしろ」と言いがち。彼の父親が彼を励ますときに使っていた言葉であったため、知らずに口癖がうつったのだろうか。

■ロックウェイブ島襲撃事件を経て
サイレントサイエンスによるロックウェイブ島襲撃事件において生還した彼は、まもなくすべてを予期せず手に入れることになる。
　解決後、彼が期待している元ヴィランの少年、ガイストキッドがロックウェイブ島の収容施設から釈放され、彼と共に暮らすことになる。彼はしばらくの後、ブルーマンデーの勧めで麻神学園に入学する。
　さらに同時期、襲撃事件を経てブルーマンデーの戦力評価が大幅に見直され、あれよという間に零等星に認定されることとなった。彼はその評価に戸惑い何かの間違いと言い続けているが、要するに彼の実力がついにG６に「バレた」のである。
　そして、増える膨大なスポンサー。ヒーロー事務所からのスカウト。富、名声、力……おびただしい数の仕事。憂鬱。
　激変した生活におろおろしつつも、彼は今なんとか生活を転がしている。

■人気
　零等星ともなるとその人気は半端なものではない。G６からは「キャッチコピーでも作っとけ」と言われ、三日三晩どころか十日ほど悩みぬいて彼が決めたキャッチコピーは……
「月曜日は憂鬱だよな？」……ただの合言葉とか言ってはいけない。
何にせよ、このキャッチコピーは彼が使ううちにファンに広く受け入れられていった。
そのキャッチコピーに惹かれたのか、主に月曜日が憂鬱なサラリーマンのファンが異様に多いのが悩みではあるが。

■G6所属の零等星ヒーローとして
ヒーローとして極めて模範的な人柄と勤務態度によりG６からは何かと珍重されている。
強いうえ人柄も備わっており協調性がある。そのうえ指導力も高いことから、早くも人手不足のG６では新人ヒーローの初陣にあてがわれたりなど便利に使われてしまっているらしい。
　しかし、それでも彼は文句を言わない。次の世代のヒーローを育てることも今のヒーローの務めと認識している彼は、熱心に向き合っている。
　そのためか、ひっぱりだこの零等星といっても彼の姿を見ることはさして難しくないようだ。
その傾向からか、主にアピールの場や教練、インターンの場などでよく彼の姿が目撃される。
ヒーローとしての本来の仕事もこなしているようで、彼はどうやら、ヴィランによる少年犯罪の解決に情熱を注いでいるらしい。よほどのヴィラン組織の起こした事件でなければ、彼の日頃の戦いはいたって小さなものが多い。
だがそれでさえ、少年犯罪の行く先に、巨悪は潜んでいるかもしれない。
彼は悪の道から少年たちを守る、れっきとしたヒーローなのである。

ブルー・マンデー：青色のカクテルの名前。意味はまんま「憂鬱な月曜日」。

HN：ブルーマンデー
本名：ジョナサン・H・クーパー
オリジン：テクノマンサー
年齢：31
性別：男
個性：酒瓶に潜む魔物
酒があれば大抵のことは許せる。
覚醒：真の悪事
キミは隠された真実、決して報道されることのない悪事を目の当たりにした。
ファッション：
【カジュアル】くたびれたスーツのおっさん
【バトル】フォーマルスーツ

能力値：
【肉体】21　＜操縦＞31％
【精神】26
【環境】37　＜科学＞57％
　　　　　　＜経済＞47％

パワー：
【誘導弾】
属性：攻撃　判定：なし　タイミング：行動　射程：3　目標：1体　代償：ターン10
効果：目標に1D6ダメージ。このパワーの最低ダメージは3となる（2以下でも3）。

【ドローン】
属性：攻撃　判定：なし　タイミング：特殊　射程：3　目標：1体　代償：クレジット2
効果：目標が判定を行う直前に使用可能。その判定の成功率をを-20する。１ラウンドに１回使用可能。

【護衛部隊】
属性：強化、装備　判定：なし　タイミング：特殊　射程：3体　代償：クレジット4
効果：行動順ロールの直後に使用可能。このラウンド中に目標が受けるダメージとショックを2軽減する。

【エリクサー】
属性：回復、装備　判定：科学　タイミング：行動　射程：0　目標：1体　代償：ターン2
効果：目標の状態異常一つを選んで回復させる。その後、自身はクレジットを2失う。１ラウンドに１回使用可能。
「アムリタ」酒は百薬の長。未成年にはノンアルコールカクテルをご用意しております。

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