邪神グロース（ＧＵＲＰＳ用キャラクターシート）

大怪惑星グロース

《基本情報》
【容姿】一説には内臓の塊とも、一説には有毒なガスと鉄の塊とも伝わり、巨大なひとつ目を持つ怪惑星。
【背景】クトゥルフ神話体系に語られている、十四兆マイルの彼方、牛飼い座の星々の間を滑り行く幻の天体。

《能力値》25＋60＋60＋60
【体力】15 【疲労】12
【敏捷】15 【突き】0
【知力】15 【振り】0
【生命】15 【負傷】0

《移動》
【基本移動】7.5 【移動力】7.5（実際は自力移動不可）
【荷重】
 無荷(0):  軽荷(1):  並荷(2):  重荷(3):  超重(4):
 
《防御》
【受動防御】
 
【能動防御】
 よけ:0   受け:0   止め:0
【防護点】0

【武装】

【反応】
名状しがたい
―恐怖判定（対人-15）（対妖怪±0）
―反応‐6

《特徴と癖》35‐30
一意専心：5
怖いものなしLv10：20
音楽能力Lv10：10

高慢：‐5
自信過剰：‐10
放心：‐15

《技能》24
アクロ語Lv15：母語
―クトゥルフ神話体系の言語
英語Lv13：精神並0.5
日本語Lv13：精神並0.5
中国語Lv13：精神並0.5
ドイツ語Lv13：精神並0.5
フランス語Lv13：精神並0.5
ロシア語Lv13：精神並0.5

無重力Lv15：2
異種族学Lv13：1
異生物学（地球型）Lv15：2
異生物学（ガス惑星）Lv15：2
宇宙航法Lv15：2
天文学Lv14：2
地域知識（宇宙空間）Lv15：1

神学（クトゥルフ神話体系）Lv16：6
生存（宇宙）Lv15：2
歌唱Lv25：1
―音楽能力＋10

《妖力》100＋1000
基本セット：100
美醜／名状しがたい：50
―宇宙の深淵に輝く有毒ガスの塊
気体の体：20
―ガス状星雲
巨大Lv300：225
―Lv300は適当。直径90Km
―密度は薄い‐75％
―実際のサイズ90㎞を厳密に処理すると約3万CP

光る体：5

追加HP850：425

飲食不要：10
酸素不要：25
放射線耐性：20
耐圧：15

域外知覚：40
磁気感知：5
電気信号感知：25
妖怪知識（クトゥルフ神話）：5
電波発信Lv20：60
―約10万Km

《妖術》31＋140＋140＋494
天球の音楽
―暗雲と地震と竜巻と狂気を連動した大規模妖術
―三時間ごとに発動
―個々の増強と限定は下記

天球の音楽（暗雲）
威力Lv28：19
精度Lv16：12
―地球全土に暗雲が立ち込めます
―連動＋40％
―邪気が漂う‐10％
―別の判定が必要（歌唱）‐15％
―儀式（3時間の歌）‐50％

天球の音楽（地震）
威力Lv28：128
精度Lv16：12
―地球全土に地震を引き起こします
―連動＋40％
―邪気が漂う‐10％
―別の判定が必要（歌唱）‐15％
―儀式（3時間の歌）‐50％

天球の音楽（竜巻）
威力Lv28：128
精度Lv16：12
―地球全土に竜巻が発生します
―連動＋40％
―邪気が漂う‐10％
―別の判定が必要（歌唱）‐15％
―儀式（3時間の歌）‐50％

天球の音楽（狂気）
威力Lv28：482
精度Lv16：12
―地球全土に人間を狂気に誘う歌が響き渡ります
―連動＋40％
―範囲に影響＋50％
―広範囲に影響＋100％
―天災型＋100％
―邪気が漂う‐10％
―別の判定が必要（歌唱）‐15％
―儀式（3時間の歌）‐50％

《弱点》‐60
瘴気：‐10
軌道に沿ってしか移動できない：‐50
―自力では天体としての周回軌道からは抜け出せない

《人間への態度》
優越／殲滅：‐25

《人間としての顔》
なし　

《CP》2100
【未使用CP】 【CP総計】
【CP計算】
    能力値：205
　　防護点：0
 特徴-有利：35
 特徴-不利：‐30
        癖：
      技能：24
基本セット：100
　　　妖力：998
　　　妖術：805
　　　弱点：‐60
　人間の顔：0
　　　態度：‐25
　　　合計：2099

「十四兆マイルの彼方、牛飼い座の星々の間を滑り行く天体こそ、天空において最も探し求められていたものだった。」【天球音楽】より

クトゥルフ神話体系で語られている邪悪な神・旧支配者のひとつ。現代においてクトゥルフ神話は多くの人間に知られてはいますが、グロースは中でもマイナーな存在の部類です。ただし、その行動規模は惑星そのものを対象とする強力無比なものです。

グロースは世界滅亡の前兆そのものと信じられています。この外なる神が十分に星に接近した時、グロースの「歌」の影響がその星全体に現れます。海流は狂い、地面は裂け、火山は噴火を始め人々は狂気に囚われるのです。そして、それらの災害以上に恐ろしいのはグロースの「歌」は、永遠の眠りについているクトゥルフ神話の神々を目覚めさせる力があることです。

グロースの「歌」が直接地球に影響を与えるほど、グロースが地球に近づいたことは未だありません。しかし残念ながら人類の科学技術の進歩によって、グロースの「歌」は地球に届く可能性があります。電波望遠鏡による観測は、電子データに変換されたグロースの「歌」を地球に届けてしまうのです。

グロースの「歌」こと妖術「天球の音楽」は、各種の災害と狂気を合わせた大規模連動妖術です。効果範囲は地球全体を覆っています。

「グロースは星々と世界を正しい位置へと促すであろう。そして眠れる主人たちを穴倉や沈める墓より起き上がらせ蓋そのものもまた引き上げられる。グロースは召使を自認するであろう崇拝者たちが住む、これらの世界へと目を向けるであろう。そしてこれらの世界を揺るがし、すべての者に自らの信奉するものに感謝し、ひざまづくであろう」【グラーキの黙示録】より

大怪惑星グロースの元ネタのひとつと考えられるのが「惑星ネメシス」です。
ネメシスは1984年に提唱された仮想の惑星です。約2600万年周期で起きる生物の大量絶滅を説明する仮説として、太陽系外に存在する「惑星ネメシス」が2600万年周期で地球に近づくことで大量の隕石が降り注いだというものです。
その後の、天文学の発展によりネメシスに該当する惑星の存在は否定されましたが、様々な「滅びの惑星」のイメージがネメシス仮説をもとに生まれてきました。

大怪惑星グロースの設定サイズ90Kmは「滅びの惑星ネメシス」とたまたま同名である実在の小惑星ネメシスを参考にしています。

マクロはありません。

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