草風亭アウトロー卓サマリー【2】:特殊行動と判定　（ソード・ワールド2.5用キャラクターシート）

◇特殊行動について

特殊行動は、健全な卓では中々出来ない行動を指します。
現在以下のものをルール化しています。

【1】❤💀「売り」（夜のバイト）
【2】💸💰賭博
【3】🚬🌿「トリップ」と「チル」
【4】🔪☠犯罪行為（作成中）





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【1】❤💀「売り」（夜のバイト）
マール・デオークの幹部「ベータ君」と契約して、娼婦/男娼になる。
有能なギルド構成員が最適の店を斡旋してくれるので、どんなPCでも売 春可能。
売 春を行った場合、以下の報酬判定を振り報酬を得る。

◇報酬判定（威力表）
:威力20/C値10+器用B+精神力B+魅了できそうな一般技能（娼婦は2倍加算）
※クリティカルが出た場合「ランクアップ」が発生する。

◇娼婦/男娼ランク
ランクは0から5まであり、報酬に大きく影響する。

0「素人」
1「十人並み」
2「人気者」
3「御洒落」
4「快楽天」
5「月光蝶」


※報酬計算式＝報酬判定の値×10×2^（ランク）+冒険者ランクボーナス

◇冒険者ランクボーナス
腕利きの冒険者に夜伽をさせるのは一種のステータスシンボルで需要がある。
冒険者ランクに応じて、報酬に以下の額が追加される。

・レイピア級: 50G
・ブロードソード級:100G
・グレードソード級:200G
・フランベルジュ級:300G
・センチネル級:500G
・ハイペリオン級:700G
・それ以上:1000G

◆イベント表
PCは、報酬判定を振った後、水商売イベント表(2d)を振る。

◇イベント表の拒否
イベントの内容が気に入らなかった場合、お仕事の拒否を宣言できる。
（描写的には客に抵抗した等となる）当然報酬は無く情報収集も出来ない。
更に違約金が発生する。違約金の額は1d×1d×500Gとなる。
（支払額のダイスはお仕事拒否の宣言を確認した後GMが振る）

※違約金を支払えない場合は借金、強制執行、兎に角命に代えても払って貰う




❤🏥夜の病気判定:
GMは「病気の強度」を4d6+2で決定する。この際出目は公開しない。
PCは「病気の強度」を目標値に生命抵抗判定を行う。この際効果時間1時間以上のもので病気属性に効果のあるボーナス、ペナルティは加算すること。
抵抗に失敗した場合、病気状態になる。

PCとしては軽い火照りや軽度の痒み、体臭の変化など何らかの些細な違和感は発生するが、行動にデメリットは発生しない。（守りの剣の影響下の穢れ1程度）

ただし、セッション終了時にこの状態のPCは病気の発症表（2d）を振る。


◆病気の治療
治療する場合、まず「病気の強度」を目標とした病気知識判定を行う。
この際、判定する側、受ける側が共に手番を放棄して診察に専念する場合は判定に+2のボーナスを得て、更に金銭による達成値ブーストも可能となる。
自己診断の場合は判定に-2のペナルティを受けるが、手番を消費して判定に専念する場合はペナルティを受けず、金銭による達成値ブーストも可能となる。
なお、この病気知識判定は再挑戦が出来ない。

病気知識に成功した場合、「病気の強度」を目標値に、病気属性を解除する魔法などか、もしくは手番を消費して100Gを支払い、「（威力20C値10+レンジャーLvor然るべき一般技能Lv+器用or知力ボーナス）」で回復ロールを行い、「病気の強度」を上回れば解除される。この判定には金銭による達成値ブーストか可能である。




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【2】💸💰賭博:

一攫千金、乗るか反るか！
PCは掛け金を100G単位で設定し3dを1回振る。


同じPCが2回目以降訪れる場合、GMが最低掛け金を指定してもよい。

◇倍率
・1ゾロ:×50
・2～5ゾロ:×10
・6ゾロ:×20
・4.5.6:×5

2つの出目が同じで、残りの出目が

・5か6:×3
・4か3:×2
・1か2:×0
・1.2.3:2倍払い
・ダイスロールにミス:×0

・どれにも該当しない場合、1回振り直す。振り直してもどれにも該当しない場合
掛け金は没収される。


◇イカサマ
イカサマを宣言をする事が可能。
イカサマを宣言した場合、3以下の出目のダイスが自動で変転される。（3以下が出ない）

イカサマは【スリ判定】で行う
目標値はGMが1d×1dでクローズドダイスで振る。イカサマに失敗した場合、その場で制裁するか、もしくはそれ相応の結末を用意する。制裁するタイミングでイカサマの成功or失敗を公開する。（成功時は最後まで公開しなくて良い）

◇情報収集判定…
PCが負けた場合、判定にボーナスが付く
1000G未満で+1、1000G以上で+2となり、以後1000G毎に+1される。



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【3】🚬🌿「トリップ」と「チル」（麻薬の乱用）
素敵なお薬をキメてアゲアゲまったりする。身体か軽い、もう何も怖くない。

▼要約:トリップ/チルの判定チャート

0:使用の宣言
1:麻薬の重複使用か否か？
2:MPの回復
3:酩酊判定
4:制御判定（麻薬の悪影響表）
5:麻薬の効果適用
6:後処理



★必要なもの
「ドラッグバー」を訪れずにトリップやチルを行う場合は自前で麻薬を入手しなければならない。
PCが「トリップ」「チル」を希望した場合、100～1000G程度の時価で即購入できる。

◇市販の麻薬
トリップ:大衆麻薬こと「ハッピー☆パウダー」（通称おコナ）が必要
チル:天使のおハーブこと「マイルド☆ヘブン」（通称お野菜）が必要


◇「トリップ」「チル」の共通処理（MPの回復）
使用者は酩酊状態となる。これは弱い睡眠状態（真語魔法Lv2ナップ参照）として処理し、ドラッグバー以外では情報収集判定が出来ない。
3時間経過後にMPが最大値の半分（切り上げ）回復する。この効果は1日2回まで適用できる。


◇酩酊表と制御判定
「トリップ」宣言者は、使用宣言と同時に使用者は「酩酊表（2d）」を振る。
「チル」宣言者は先に2dを振り、1ゾロが出た場合のみ「酩酊表（2d）」を振る。
麻薬を服用していないPCが手番を消費して監視した場合は振らなくて良い。

「酩酊表」に続いて、PCは「制御判定」を行う。
「トリップ」の場合は1d6+5をGMが振り、その値を目標値に2dで対抗ロールを行う。
また、1セッションで「トリップ」を2回以上使用した場合、以前に使用した回数だけ
制御判定の出目にマイナスのペナルティを受ける。（悪影響を受けやすくなる）
対抗ロールに失敗した場合、「麻薬悪影響表(2d)」を振る。

「チル」の場合は1d6をGMが振り、その値を目標値に2dで対抗ロールを行う。
対抗ロールに失敗した場合、「麻薬悪影響表(2d)」を振る。

▼「麻薬の悪影響」の効果時間と解除
麻薬の効果時間中継続するが、効果時間中に再度、麻薬悪影響表を振った場合
新しい内容に上書きされる。


「酩酊表」と「制御判定」の両方の処理が終わった後、
「トリップ」「チル」それぞれの効果を適用する。

☆「トリップ」の効果
効果時間:24時間※
服用者は効果時間の間、全ての行動判定に+1のボーナスを得て
望まない精神効果を無視することができるようになる。
更に、1回の「ダイス振り直し」を得ることができる。「ダイス振り直し」は
麻薬を服用する度に何度でも獲得することができるが、複数回ストックできず
麻薬の効果時間が過ぎると使用の有無に関わらず使用不可となる。

睡眠をとることができなくなり、睡眠状態になる効果は自動で抵抗される。
ただし、効果時間中は睡眠や食事を取らない事によるペナルティを無視でき
朝6時を迎えた時点で6時間睡眠をとったものとして回復処理を行う。
（メリアの回復処理に準ずる）
ただし、麻薬の効果時間が切れた時点で纏めてペナルティを受ける。


▼「トリップ」効果時間経過後の処理
麻薬の効果時間が経過した後、効果時間と同じ時間の間（最短3時間/最長7日間)
全ての行動判定に-（服用した回数/最大-4）のペナルティを受ける。
また、この間は睡眠をとったとしてもHP/MPの回復は一切起こらない。
ただし、これらのペナルティは、再度麻薬を服用した場合即座に解除される。

効果時間:24時間※
服用者は効果時間の間、望まない精神効果を無視することができるようになる。
更に判定で同値の場合、相手の達成値が1低いものとして扱う
更に味覚が鋭くなり、以下の効果を得る。

・薬学判定に+2のボーナスを得る。
・服用した薬草やポーション等の回復量が2倍になる。（魔香水も飲めば適用）
・判定にボーナスが付く等の飲食物の効果については、その効果値を+1する。
・食市での判定ボーナス値及び、能力上昇値を+1する。（下降値はそのまま）


▼「チル」効果時間経過後の処理
特別な処理は無い。


※麻薬の効果時間は服用者の体質、麻薬の品質により前後する。GMがシナリオの都合に応じて効果時間をシナリオ中に変更しても良い（事前に伝えること）


▼麻薬の悪影響の効果時間と解除
麻薬の効果時間中継続するが、麻薬を重複使用した場合等で、新たに悪影響を受けた場合は自動的に上書きされる。


◇麻薬の重複使用

▼「エクスタシー」（「トリップ」の重複）
「トリップ」の効果時間中に更に「トリップ」をした場合、「エクスタシー」となる。
3時間の酩酊状態は発生せず、即座にMPが最大値の半分（切り上げ）回復する。
さらに【器用】【敏捷】【筋力】【知力】【精神】の使う判定のうち任意の1つに+1のボーナスを得て、麻薬の効果時間が残り24時間にリセットされる。
ただし、制御判定に-1のペナルティを受け、悪影響表は(1d×2)+2で決定する。


▼「レストインピース」（「チル」の重複）
「チル」の効果時間中に更に「チル」をした場合、「レストインピース」となる。

対象はHPとMPが0となり、目標値10の生死判定を行う。失敗した場合対象は即座に死亡する。
成功した場合、続く6時間の間対象は眠り続ける。この睡眠は毒属性として扱い、解除目標値は20となる。


▼「コラプション」（「トリップ」と「チル」の重複）
「トリップ」と「チル」を同時に行った場合、「コラプション」が発生する。

対象は永続でない麻薬の効果が全て消失し
麻薬の悪影響表を1d6で振る。
この際、出目1は11として、出目2は12として扱い、その効果を適用する。
この悪影響表の効果はセッション終了まで継続し、更に他の悪影響表と重複する。