オルフェン（アークナイツTRPG用キャラクターシート）

～プロファイル基本情報より抜粋～

出生地不明の少女。ヴィクトリア辺境にて鉱石病により瀕死になっていた所を保護され、ある程度の治療の後オペレーターとして雇用され、現在に至る。
非常に攻撃性の高いアーツを得意としており、彼女の情報等に関してはケルシー医師が管理している。

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果において鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、感染者と判定。

【源石融合率】20%
体表、特に胸部に源石結晶が見られる。

【血液中源石密度】’0.5u/L
細胞外液の結晶レベルは比較的高い。血中の源石が全身を巡り脳幹へ到達する事によって、悪影響を及ぼしている。

「彼女の種族を口外してはならない」
ーーケルシー

～プロファイル資料～

・第一資料
オルフェンには非常に謎が多い。彼女がロドスに”拾われた”際、その地点は血塗れで、そこから延々と血の跡が続いていた。そこで虚ろな瞳をして、ぼーっと立ち尽くしていた。オルフェンは回収された後、集中治療室へ入室した。その後、ゆっくりと感情を取り戻していったという。彼女の社会に対する不適合性は、過去が原因かもしれない。
そして、彼女には本来有るべき知識が欠落しており、その代わり常人には到底知らない様な情報を持っている。
検査の後、オルフェンに関する情報は検閲される様になった。

・第二資料
彼女の種族は███だ。これは揺るがしようのない事実ではあるが、多くの矛盾点を抱えている。そもそも、絶滅した種族であり、彼女の出生すら説明する事が出来ないからである。人工的に作られた？███に限りなく近い別の何か？全ての話題は、卓状の空論に過ぎないだろう。しかし、彼女に生えた角と尻尾は、無知な彼女を███たらしめている。
そして、彼女の矛盾点を助長するのが彼女の証言だ。普段ちぐはぐな言動を取る彼女だが、唯一本当の事を話していたであろう時期がある。それは保護された当初であり、その頃の記述は興味深かった。一ー███

・第三資料
彼女のアーツは非常に非科学的である。あの鉄剣は何だ？身体そのものがアーツの触媒？しかも治療に使うのは炎で、それで攻撃できる？実に、変だ。彼女の精神状態もイカれているが、使う装備すらイカれている。それこそ、古の人物の様な......私が思案していると、オルフェンは少しだけ自らの出自を語ってくれた。
「とても酷い場所でした。外からは、”禁足地”と言われているらしいです。きっと、もう帰る事は出来ないでしょう.....帰りたくも、ないです。もう、誰も殺したくない」オルフェンはそれ以上語らず、虚ろな目をした。

・第四資料
オルフェンの知識は非常に偏っている。まともに文字を読み書きする事が出来ず、常識を知らず、全てを初めて見たかのような反応をする。だが、唯一違う点がある。それは、ある一定の単語が出ると険しい顔をするという物だ。どれも.......古い言い伝えに伝わるものばかりである。
ある時、単語の影響で彼女は急な発作で精神錯乱が起きた時があった。その時、彼女は懇願する様に言葉を発していたらしい。
「おかあさん、おかあさん、ころさないで、ころさないで、これいじょうころしたくないから」

ドラコ。

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