グラナダさんの日記 「ステラナイツ:監督技術及び技法面のメモ」

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グラナダ
グラナダ日記
2018/10/18 06:11[web全体で公開]
😶 ステラナイツ:監督技術及び技法面のメモ
現在進行中のステラナイツ卓、第一夜は先日無事終了しまして(見学に来られた方々、有難う御座いました!監督が一方的に盛り上がりました)、全体の記録のほうは月末頃に。
今回は取り急ぎ、拙いながらも実際に監督として「思いついたのでやってみた事」「それについて感じた事」を述べてゆきましょう。
なるべく早めに公開しておけば、近々卓を計画しておられる方々の参考にもなるかと思います。一番良いのは自身で実際に体験してみる事ですが、事前に幾らか情報があるならば、数多の選択肢もある程度までは纏まることでしょう。
ちなみに、使用しているツールは「どどんとふ」となりますので、他ツールでのセッションにつきましては諸監督の経験談やゆうやけこやけ(夢とブーケの管理方法はとても近いと思うので、流用出来そうな気がします)の記録などが参考になるかと思います。



【ブーケを投げる方法】
今回、二種類の方法を同時に適用してみました。
①はメインタブから移動せずに操作でき、②は見学者も気軽(?)に参加可能、という利点があります。

①カウンターリモコンによるリアルタイム投下
イニシアチブ表を利用し、その中の項目に「ブーケ」が存在することが前提となります。
事前にブーケに特化したリモコンを作成しておき、何らかの方法(部屋の簡易アップローダー機能では選択不可能でしたので、他のアップロードサービスなどを利用するのが良いかもしれません)で配布します。
ボタンの種類は、一度に投げるブーケの数が1(通常),5(エモの波動にやられて奇声を発する程度),10(語彙力を失うレベル),20(死因:仰げば尊死)辺り用意しておけば良いと思います。勿論これ以外の数値(3など)を加えても良いと思いますし減らしても良い(流石に20は滅多に使わな…いや使うかも…)と思いますが、1だけにするのは避けたほうが良いでしょう。カウンターリモコンは「イニシアチブ表の指定の数値を増減させる」と同時に「必ずメインタブにメッセージとして記録される」機能ですので、連打(尊いという気持ちを抑えきれず魂が大量のブーケ贈呈を求める、そのような経験はきっとまれによくあるものです)した時に大量の登録メッセージが吐き出され、メインタブでRP中の二人の発言が埋もれてしまうおそれがあるのです。一度にまとめて投げられれば、それも多少は抑えられて実用に耐えうるかと思います。
設定した表示メッセージによっては、シリアスでムーディーな空気が一発でパルメザンチーズ的なものと化す危険性があります。

②見学タブで熱い想いを勢いのまま吐き出す→後日監督が集計
見学席を指定するのは、見学者の方々とわいわい盛り上がりながらブーケを投げられる&集計時にタブを絞れるからです。しかし私は多少吐き出す場所がばらけても集計時全く苦にならなかった(そもそも私自身が当日タブを飛び回っていて気にならなかった)ので、その辺りは監督が己の能力と相談する部分だと思います。
「尊い…」という発言を丁寧に拾ってゆくのもアリですが、事前に特定の記号をブーケに見立てると宣言しておくと、ブーケを投げる側も数える側も幸せになります。その際は、ダイスボットに拾われない&キーボードで連打出来る種類の記号を指定すると良いでしょう。ちなみに私はアスタリスク(多くの場合Shift+キーひとつで連打入力可能であり、お花みたいでかわいい!という理由です)を指定してみました。
まれにログの所得漏れやカウントミスがあり確実性は低めですが、大抵の場合は使い切れないほどのブーケで俳優が埋め立てられることでしょうし、そもそもブーケの数を競う事が目的のシステムでは無いと思いますので、あまりピリピリ厳密に考えずにふわっと処理すればよいのです。


【音響系及びシーンカットの方法】
カットイン機能は入室者で共用です。本来であればGMが舞台演出の為に完全管理してPLは直接触れてはいけない、というのが一般的な認識の機能かと思いますが(無言の掟ともマナーとも言えます)、これを期間限定で俳優に開放してしまいます。
ステラナイツにおいて、シーン中の演出の主導権はほぼ完全に俳優の手の内。これからどのようなシーンが展開されるかも、そのイメージも、シーンを担当する俳優にしか分かりません。ならばいっそBGM選びも任せてしまおう!という考えです。
無音、もそれはそれで良いのですが、アラーム機能(可能であれば、音量を控えめにした柔らかめのものを用意すると良いでしょう)で時間管理をした場合、BGMが流れていたほうがやや音が馴染み、印象がマイルドめになって焦らせずに済むのではないかと思います。
「カット!」という曲名を付けた無音のカットインを用意しておき、シーン終了時にそれを起動させる事で合図にするとスムーズかつ判断しやすくなるのでは、と思いますが実際の使用感はどうなのでしょう。
こちらを導入する場合は、様々なシーンで使えそうな曲を多数取り揃える監督の手間と、俳優全員のマナーの良さ(私は今回これにとても恵まれたようです。ありがたいことです)が必須となります。
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