夜酒さんの日記 「感傷に浸るだけ」

	夜酒
	2018/03/10 13:40[web全体で公開]

😶 感傷に浸るだけ
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
どうでもいい胸中と過去の話。支離滅裂。



本来ならば永遠に公開されることもなかったであろうシナリオを現在回しているのですが、正直な話募集要綱を書いている時に急に訳がわからないぐらいしんどくなったんですね。回したくてとある方からシナリオをいただいて、回したくて書いていたはずなのに。
いきなり風穴が空いたような漠然とした虚無感で。それに思い当たった時に、ふとネット上で知り合った最初の人を思い出しました。

当時高校生だった私がネットに触れるきっかけを作ったのは、部活で作ったサイト運営からでした。そこから個人サイトをやるようになって、そこで初めて興味を持ったブログサイトがあったんです。絵文字なんか使わなくたってこんな面白くブログって書けるんだって、気づけば常連ばりにコメント残したりしてました。というか常連になってました。その時に色々と、アドバイスも何もなかったんですが教えてもらったことはありまして。
自傷癖のある方でした。明るくて、どんな方のコメントも元気な文章で返していて、でも負の感情の捌け口を、自分の体にぶつけるしかできない方でした。当時の私のステレオタイプな自傷癖の印象をぶち壊されて、ああそういう人もいるんだと、ネットを通じなかったらきっともっと知るのが遅くなってただろうなと何とも言えない気持ちになったのを覚えています。でも、だからこそどこかに何かを抱えた方が代わる代わるサイトにアクセスしては、その人は笑顔で受け入れてたんですね。…そうだったと、思いたいだけなんでしょうけど。
その人は突然サイトを消しました。
閉鎖しました、どころでもなくページ自体消えちゃったんですね。何があったのか、他の常連さんもよくわからない。でも、その内の一人が「まあ、何であれ元気でやってる事を祈るよ」の一言で話題を切り上げた時、ああ良くも悪くもこれがネットなんだなと、なんか詰まってたものが消えた感覚がしたのは覚えています。それはそのまま漠然とした喪失感となったわけですが、不思議と悲しいとかは思わなかったんです。

なんだか似てるなあと、久しぶりにあの人を思い出して、ぼんやりとだけどそう思って。TRPGについてなんとなくの知識とルルブだけ持ってオンセンに飛び込んで、RPの手本だったりボイセについて色々教えてもらって、ああまた一緒に卓を囲みたいなあなんて思ってた矢先に居なくなってしまいました。私の場合は先例が先例だっただけに、別れの言葉を言えただけありがたいな、と思っていますし、どんなに仲良くなろうと別れは一瞬ですよ、ねぇ。
だけど、今回は私の手元に残ったものがある。だから苦しいのかもしれない。だってもはや形見じゃないですか。

本当は…本当は、私がPLとして一度味わってみたかった恐怖が、日の目を見ることなくしまわれるなんて、嫌ですよ。読み物としてシナリオをいただいた方もいらっしゃいますが、私はどうせ消えるなら回したいと言って、いただきました。
以前日記に書きましたが、KPをやる動機の100%が「回したいシナリオがあるから」なわけで。なんで私が最初に回すんだって疑問に思った事もありましたが、それでも回さないと気が済まないと言わんばかりに気づいたらシナリオを読んで、募集要綱を書いて、それでまたしんどくなる。紙メンタルにも程があるなと、最終的には笑えたんですけども。面倒ですねえこの体も。

…とまあ、そんなこんなで、物語は今から盛り上がりを見せるところまで持っていけました。時間設定が不明である以上、連絡をとりやすいツイッターで募集したのですが、皆さんいい反応を見せてくれています。

ログ、送りつけたいなあ…

そんな、どうにも吐き出したかった話

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