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😶 【雑記】発狂できないという絶望 先日のセッションで体験した出来事によってキャラクターがかつて無いほど心に深傷を負ったので忘備録として日記に書き留めます。シナリオとしてのネタバレはありませんがグロテスクな描写があります。ご注意下さい。 *** クローズドシナリオでした。シナリオ後半にやむを得なく閉鎖空間の奥深くへ行くことになり、既にこの時点で潜在的に恐怖耐性が低い[POW9]当方PCの心情としては「もうヤダ帰りたい」状態。涙目。 そうして危急の事態に固唾を飲んで息を潜めていましたら、 まず、目の前でNPCがひとり惨たらしく殺されました。 続いて生き物とも呼び難い悍ましい何かを目の当たりにしました。 そして、一緒に来ていた二人の目からハイライトが消えました。 呼び掛けても反応の無いままふらふらと歩み出して行ってしまい、 片や「ステーキだ」と叫びながら屍肉を貪り、 片や喜々として服を脱ぎ捨て砂を喰らい、 彼らの奇行を止めようと伸ばした腕は、逆に噛み付かれて怪我を負いました。 ……CoCですからね。ダイスの女神様の思し召しによってはこういうことも起こり得ます。 ただ一番キツかったのは、それら全てを経験しても発狂できなかったということでした。 狂った知人に噛み付かれたという事実にSANが削れてやっと一時的狂気の条件を満たしたにも関わらずアイデア80%がファンブル(!)。その時になるまで一番SAN値が低かったのに…。結果として、怖がりなPCが正気を保ったまま起こった地獄の全てをたったひとりで見届けることになりました。 発狂、つまり精神的に異常を来すとは、受け入れ難い現実に対するある種の防衛機制であるということを、この時ほど強く感じたことはありません。狂えた方が幾らかマシだ、むしろ狂わせて下さい、と思うくらいキャラクターの心情が厳しかった…。 最終的に頼りにしていた鳳さんを失い(これもまた僅かな希望が見えながら最後の最後で当PCの出目が5足りなかったという曰く付き)、完全に心が叩きのめされた後は同席下さった方々のご存知の通りです。このPCで恐怖に叫ぶことは多々あれど、怒りに声を荒げるような場面があるなんてPLは全く想定していませんでしたよ…! と、いうわけで。 キャラクターを窮地に立たせたがるPLだという自覚はありますが、今回は本当に「事実は小説より奇なり」と言いますか、前半とのギャップも相まって叩きのめされ方が尋常では無かったです。凄かった。有り体に言って酷かった。女神様の無慈悲さをひしひしと感じました。 でも、色々と衝撃ではありましたが、今後もCoCで遊び続けるんだろうなあと思いますし、そもそもここまで来たら彼の最期までちゃんと書かないと気が済まない気持ちです。早速PC絵の更新しました。早いところ今後に関する補足設定を詰めて、また新しいセッションに取り組んでいく所存です。
レスポンスはありません。
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