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😆 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十一回目 ーさあ、かくなるうえは、風よ吹け、波よ立て、 船よゆれにゆれよ!嵐が来た。こうなったら運任せだ。 シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」ー ついに冒険者達を、長らく悩ましてきた巨神兵マグナマトンは、彼らの手に落ちた。 東の沼沢地ヨマイ族との信頼関係も出来て、頼もしいモントム抵抗組織とも接触が果たせて意気が上がる3人。 だが、モントム解放にはいまだ足りぬ。 拿捕に成功した巨神兵を一時は、モントム解放の尖兵として投入する案はもちろんあったが、あまりにも強大な戦力は劇薬となれども良薬にはなりがたし! 「天秤の同盟者」にして3人のリーダー、ウドルフォの声もあり、マグナマトンの破壊が決まった。 爆発物扱いに長けたリリアの手に寄り、荒野で破壊され錆びた彫像と化したマグナマトン。 彼との死闘は終わった……さらば、強敵(とも)よ ーーーー ーーーー ーーーー モントムに2回目の潜入時に入手した船舶。新王国でも最先端の技術の粋を集めた帆船(新王国では、船はほとんどが人力でこぐガレー船。帆船はまだ珍しい) これを使い、海路からかつての王都カドサンドリアへ行き生存者、出来れば援軍を求めて寄港すると云う作戦を立てることにした。 (注意 ストームブリンガーもうひとつのキャンペーン「楽園さがし」では、同じくカドサンドリアを舞台に生き残ったPCが狂気の尼僧団体と戦いながら、冒険する内容です。 いよいよ、2つのキャンペーンの登場人物が一同に会するのか?楽園さがし第一回https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=TomoeGoz&i=TomoeGoz_162004004515) 船に関しては素人の3人は、航海士や船乗りを募集するがヒンタラムにプロの船乗りは避難しておらず。幸い隻手の戦士アガロにその知識がわずかにあったようで、一同はこわごわ出航する。 海魔と戦った暗礁を横目に(例の巨大タコは居なくなっていた…)、帆に風を受け順調に進む船。何日かの航海のあと、カドサンドリアの灯台や街の塔が見えてきた🎵 だが、何やら様子がおかしい…… 街の建物は、避難民の拠点である大学の大図書館跡であれ戦火による黒煙を上げており、至るところ羽虫が集まって禍々しい人影保つ姿の妖魔達が徘徊。 港の波止場では、……生存者たちと思われる数人の男女が戦いながらも、多数の妖魔に追いつめられていた。 シギュンが船上から剛弓を妖魔に放つもあまり効いたとも思えず、エビボートを母船から下ろし救援に向かう。 数名の港湾労働者の頭デアブ(「楽園さがし 3話」にも登場する顔がでかい太った男)は、小舟の3人に、カドサンドリアの街に自分以外に生存者はもう居ない!と衝撃的な事実を明かす! ならば、せめて数人だけでもと小舟に彼らを乗せるが、波止場から妖魔たちも何体か乗り込んできた! おぞましい蟲が密集して異形の人形に似た姿の奴らが、同舟全員の重みで今でも転覆しそうな小舟の上で暴れまわる。 小舟を牽くエビ達をなだめ御しながら、舳先の方へ逃げる避難者。艫(とも)の方からにじりよる妖魔どもと 押し留める冒険者達との乱戦になった。 シギュンは、封印した火蜥蜴を召喚。自身も斬りかかるが妖魔に通常の武器は効かず、反撃され顔面を深く斬りとられる重症を負う(戦闘は続行可能) リリアはカカタルの火の玉を呼ぶが、途中から組み付きに切り替え、海に妖魔を投げ飛ばす! ウドルフォは呪い「混乱」や「火槍」で着実に主導権をこちらに持ってくる。 なんか緊迫した戦闘しながらの3人が、椅子取りゲームみたいに手番の空いた者がエビにかけより制御するの……鳥瞰して見ると可笑しみが。 リリア「エイッ!」最後の妖魔を海の中に投げ落とし(流石は女三四郎。ヤワラちゃん……)死闘は終わる。 ウドルフォは急ぎシギュンの手当てにかかる。 鼻を斬り飛ばされる程の重症だったが……幸いにも……シギュン「良かった!俺の団子鼻はくっついた!♪」(ラックロールに成功して能力値低下や部位破損は免れた) シギュン「舌もまだついているぜ🎵あかんべ」 ウドルフォ「はは…軽口もまだ言えるな」 急ぎ母船に戻り、撤収する一行。 命からがら逃げてきて、ようやく人心地ついたデアブ達はカドサンドリアの現状を話し出す。 街に現れた混沌の司祭か魔術師が協力な妖魔を多数召喚し、王都は文字通り地獄の都市と化した! 狂える法の使徒、武装尼僧集団も奴らに殺されたか姿を隠したか消え失せて、図書館跡の連中(別キャンペーンのPCクリームヒルデとグロムハート達がいる集団)は謎の失踪。生死不明と話す。 あの街には生存者はおらず、蠢くのは あの魔都モントムの混乱軍よりも遥かに強力な混沌の落とし児 どもである。 背筋に冷や汗を覚える3人。 ウドルフォ「……まあ、それはさておきデアブ、君たち航海術や操船に自信あるかな?」 デアブ「ああ、船乗り程ではないが毎日牽き船とかしていたから少しぐらいは…」 デアブ達の働きで行きよりスムーズに岬の船着き場に戻った一行。 カドサンドリアからの援軍は期待できず、モントム占領軍よりさらに強力な混沌正規軍の存在を知った3人、いかに戦い抜くべきか!! さぁて、生き残るのは誰かな?
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