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😢 怪談話が聞きたいのです… (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)廃墟探索を趣味にしている社会人サークルの一員だ。廃墟に行っては、写真撮影をして時々、小さな展覧会に写真を展示している。 今日も、いつものメンバーで集まり都内某所の廃墟を訪れた。 廃墟は、スプレーで壁や床、天井まで、沢山の落書きがされている。落書きがされているのは何処の廃墟も共通しているが、ここは今まで行ったところよりも落書きが多く見られた。 いつもの通り、廃墟内を各々散策し黙々と撮影を開始した。 「何…この部屋」 サークルメンバーの一人の声だ。 何処か慌てたような声で、メンバー達を呼び集めた。 声の主は、私たちが集まったのを確認するとある部屋を指差した。 真っ白な部屋だった。 文字のごとく真っ白というわけではない、家具類は木製のものでソファは赤色、ブラウン管テレビだって置かれている。もちろん窓だってあるし、外の林の様子もうかがえる。 だだ、他の部屋と違い、一切落書きがされていないのだ。 降り積もっている埃も綺麗に降り積もったまま、舞い上がった形跡はない。 誰かが、 「入ってみようよ」 と言った。 その声に反発する者は出なかった。 サークルの代表が先陣を切って足を踏み入れる。静寂を破るように足を降ろした風で埃が舞った。 誰がが入ったことにより皆、恐怖心よりも好奇心の方が上回ったのか、続くように中へと入り窓の外を眺めたり、棚から取り出した本に目を向け始めた。 自分も、と思い部屋に足を踏み入れた。 クスクス、と幼い子どもの笑う声が鼓膜を振動させた。 反射的に振り返るとそこには何もなく、真っ白な壁があるだけだった。 〜〜〜〜〜〜 怪談話が聞きたい…夏だよ?ほん怖、実怪だけじゃ足りない… 毎年楽しみにしていた怪談ナイトの公演中止に伴い、怪談を聞く機会が減って日常の変化が怖いですね… さて、上記の文章ですが、自給自足の怪談生活を行なっている時に出た残骸です。 昔、某小説家がヤンキーには危機察知能力が高いから、危険な場所には落書きをしないと聞いたことがありまして、もしかしたらこんな場所もあるのかなーという創造です。 これを、シナリオの導入として使うなら!と考えると楽しいですね あと明日は、厄払いに行きます。昨日セッションで、2連100ファンを出したんでねっ!つらみ… セッション感想はまた後日
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