ジンジャーさんさんの日記 「自分が「うちの子症候群かもしれない」と悩んじゃった人へ」

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ジンジャーさん
ジンジャーさん日記
2021/12/12 02:48[web全体で公開]
😢 自分が「うちの子症候群かもしれない」と悩んじゃった人へ
※気持ち悪い自分語りが入ってますので、悩んじゃってない人は読まなくていいです。

 ”My Guy” Syndromeが流行ってるみたいなのでおじさんも喋っちゃうよ。

 というのも私、”My Guy” Syndrome真っ最中というか、他人の人生も生きたいがためにRPしてる人で、セッション開始1時間くらい前からキャラシとにらめっこして人物像シミュレートするくらいには「こいつならこうする」を重視する人なのですよ。「こいつならこうする」自体が楽しいし、「こいつならこうする」に反応する周囲を見るのも楽しいし、「こいつならこうする」で行動した結果思った通りになるのもならないのも楽しい。謎が解けた爽快感よりも良く出来たお話よりも団結して勝ち得た勝利よりも、「他人の人生を生きる感覚」が圧倒的に楽しいんです。

 なんで人生は1回しかないんだろう、なんでその1回きりの人生がコレなんだろう、みたいな感覚がずっと心の奥底にありました。小説でも映画でも演劇でも解消しなかったこの喉に小骨が刺さったような違和感を解消してくれたのがTRPGでした。人生は1回きりじゃなかった。いろんな自分が繰り返し生まれて、いろんな時代、いろんな世界、いろんな場面で成功したり失敗したりできる。なんて素晴らしい遊び!

 とまあ風呂敷を広げ過ぎましたが、でもRPって私にとっては一種の救いだったんですね。

 だから「こいつならこうする」が「迷惑プレイの一類型」みたいな文脈で語られちゃうのはとても悲しい。
 無論他人の時間を(それも結構長い時間を)使っていただかないと遊べないわけですから、皆で楽しくやる、が大前提ではあるんですが、それでも私みたいな種類の人に「うちの子症候群」という「病名」を見て委縮して欲しくない。少なくとも私は救われたから、他の人にも救われて欲しい。

 ということであらためて自分が「うちの子症候群かもしれない」と悩んじゃった人へ。
 断言します。あなたが楽しいならその遊び方は正しい。

 ただ行き過ぎると一緒に遊んでくれる他の仲間たちが迷惑に感じることもあろうかとは思います。1人で遊んでるわけじゃないからね。なので迷惑に思われにくいテクニックを覚えると、あなた自身の楽しみを損なわずに仲間達と長くTRPGを遊んでいけますよ、ということをお伝えしたかった。
 ↓記事の「紹介した投稿に対する補足」が素晴らしいのでまずはそこだけでも一読しましょう。
 https://ichijo.hatenablog.com/entry/2019/04/12/194103

 一畳ちょっとの二人部屋さんでは縮約されちゃってますが、↓の”It’s what my guy would do!”もGoogle翻訳でいいので一読してみるといいと思います。こっちは「あの時は『こいつならこうする!』って思ってプレイしたけど楽しくなかったよ…俺は楽しくゲームがしたかったのに…」という、私とは違う種類の方の「自分が求めていた楽しさへの気付き」です。
「俺にとって『こいつならこうする!』はそんな大事じゃなかったよ」という結論。こっちに共感して気づきを得る方も多いと思います。
 https://rpg.stackexchange.com/questions/37103/what-is-my-guy-syndrome-and-how-do-i-handle-it

 【結論】あなたが楽しいならその遊び方は正しい。委縮しなくていい。
 【補足】その上で、もっとうまく楽しめる技術や方法がある。勉強しよう。

 Twitterに入りきらない分量だったのでここに投げちゃいます。異論・反論・批判等受け付けます。
 同じことで悩んでる人に届いて欲しいので勝手に転載してOKです。
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