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😶 私のシナリオ作りに影響を与えた本(シティアドベンチャー編) 8月になったらやろうと思ってて毎年忘れてた話 個人的にシティシナリオ(あるいはシーン制のシナリオ)の作り方が、大昔に覚えたこの方式を未だに使っているというくらい参考にした本があります それがのゲームブックの「送り雛は瑠璃色の」(以下、瑠璃雛)です https://www.amazon.co.jp/%E9%80%81%E3%82%8A%E9%9B%9B%E3%81%AF%E7%91%A0%E7%92%83%E8%89%B2%E3%81%AE-%E6%80%9D%E7%B7%92-%E9%9B%84%E4%BA%8C/dp/4789301192 作者は思緒雄二(門倉直人) 初出は旧ウォーロック30・31号 1989年6・7月? 1990年に社会思想社から刊行 2004年に創土社から加筆修正のうえで再刊 2013年には、iGameBookによりiOSアプリとして配信されました (年がバレますね) なんで今の時期かというと瑠璃雛が8/6~8/8の3日間のお話だからです ストーリー自体はネタバレをなくすため一切書きませんが この作品が発表された当時(ゲームブック全盛期です)日本人作家のゲームブックの双璧と称されたものです (もう1つは鈴木直人さんのドルアーガ三部作) ********** さてシティシナリオ作りの参考にしている部分のほうですが構造は今見ると単純なものです ・時間制限があるターン進行(8/6~8/8の3日間 1日は8つの時間に分割されている) ・マップ上で行ける場所が示される(場所ごとのイベントがある) ・時間による状況の変化がある(昼と夜では起こるイベントが違う) ・時間による強制イベント(事件の進行によるイベント発生) ・時間が来たら強制クライマックスシーン 所謂に箱庭シナリオの構造になっています 瑠璃雛のストーリーはゲームブックなので繰り返しプレイすることを前提としてますので、1度しかプレイしないTRPGにそのまま利用することはできませんが しかし、PLに場所(シーン制なら情報へのアクセス方法)で自由度を与え、GMは時間でストーリーを管理する という部分は非常に参考になっています 個人的にはいろいろな伏線を断片的に与えて最後に「あれはああだったのか、これはああだったのか?」とPLに考えさせるつくりも参考にしたいのですが明日平の能力ではうまくいかないのです シティの調査シナリオの作り方に悩んでる方がいたら参考になると思います
> 日記:私のシナリオ作りに影響を与えた本(シティアドベンチャー編) 懐かしい。 シナリオ作りに、という訳ではありませんが、私もこの作品には大いに影響を受けましたねー
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