鴉山 響一さんの日記 「私のキャンペーンの特徴」

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鴉山 響一
鴉山 響一日記
2016/11/13 00:07[web全体で公開]
😶 私のキャンペーンの特徴
私が主宰しているAdvanced Dungeons & Dragonsのキャンペーンの特徴ってなんだろな、とふと思い立ちました。恐らく、現在の主流なキャンペーンやセッション、そしてマスタリングとは大きく異なるんだろうな……。そこで特徴と思われる事項を思いつくままに書き出してみます。

・長いロングラン・キャンペーン。最近流行り(?)の全数回程度ではなく、数年以上を要します(1回ごとの平均時間はおよそ2時間程度でテキストオンセ主体)。また、第二部に移行してからは全員がひとつのパーティではなく、必要に応じて単独行動、あるいは異なるPCたちとチームを組んでセッションをする特殊なスタイル。

・DMとして公平であれとは念頭に置きつつも、PC毎の露出率は割と顕著に差がある。

・PCたちが動こうが動くまいが、世界は着々と動いて行く。大抵の場合において、PCが動かないあるいは下手を打ったなら状況は悪化して行く傾向にある。それなのにプレイヤーには即断即決を求めたがる。

・いわゆる謎解き(リドル)はあまり出てこない(私が好まないからね)。その代わり、セッション中に提示される謎とは対人関係であったり、NPCの意図であったり。

・経験点算出はセッションごとではなく、ひと段落つく度に計算(目減りしないように努力してます。ええしてますとも)。

・パワーバランスよりもストーリィや状況重視。無為無策に強敵に突貫すると間違いなく全滅する。

・重要キャラクターであっても容赦なく退場(死亡を含む)してもらうこともある。

・そのくせ、偶発的遭遇を好み、結果としてデッドリーな状況を作り上げたりする。「この遭遇は回避できたんだよー」と言っておきながら、本当に回避されると「つまらん」とか嘯く。

・割とロールプレイ(キャラクターの立ち位置の認識)もキャラプレイ(キャラクターとしての味付け)も要求したがる。

うーん、こうして書き出してみると、実に化石のようなマスタリングだと実感します。少なくとも、効率的ではないような気がします。しかも結構吟遊詩人タイプ(自己の世界観陶酔型?)であるようにも思います。

そんな困ったDMのマスタリングに毎回参加してくれるプレイヤーの皆さんに、many thanxです。ありがとう、ありがとう。

もし幸運にもこのキャンペーンがずっと続くのなら、皆さんとは5年とか10年と言うスパンでのお付き合いになるはずです。ライフワークという言葉は気軽に使うべき言葉ではありませんが、それに近いモノにしたいなとは考えています。

そして、なによりも、皆さんにお応えするために、今後より惹きつけられるストーリィ、NPCたち、そしてキャンペーンを目指して行きます。

……いや違うな。本音を言えば、自分自身がワクワクできるキャンペーンをしたい、それに尽きるのだと思います。もちろん、自分の頭の中でこねくり回しているだけでは生まれない楽しさがあるから、皆さんとプレイをする楽しさが増幅するのだけれども。

 何はともあれ、今後ともどうぞよろしく。

*また、奇特にもこんなキャンペーンに関心を寄せていただいたなら、ぜひご連絡ください。見学はいつでもウェルカムです。
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