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😶 卓感想CoC「隣の席の殺人鬼」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)――――最近精力的に卓を開いてくれるフレンドのIzanaさんの卓に参加したよ! 今回は前回のガンブレ卓と違って登場人物は全員「普通の高校生」。 推奨技能も探索技能だったんで、荒事ができるキャラは一人もいない! そんな今回のパーティメンバーを紹介しよう!! ・オタクDK 真面目な目的なのにやる行動が何故か全部女子に対するセクハラまがいになった。 PL? ――――(⊙∀⊙)ノウェーィ ・コミュ症DK 保健室の常連になるくらいの人嫌いだけどオタクとは仲が良い。意外と肝が据わっていて、大事な局面では常に冷静な思考だった。日常ではオタクがコミュ障をフォローしてたけど、感情がぶれる場面だとオタクの支えになってくれてた気がする友情。 ・いじめられっ子JK JKと仲が良かったJK。彼女も普通の女の子でびくびくしながらも事件解決に頑張って行動してた健気枠。 ・デュエリストJK 行動の基準が全部遊戯王w奇天烈発言が多い俺系女子だけど、行動力と漢らしさはPT1!! 実際彼女がいなかったら事件の解決に向かう行動はかなり遅れていたと思う。残りメンツが陰キャ系ばっかだしw ・一般的なJK ごく普通の性格の優しい子。なんだけど不憫枠。とにかく不憫枠。 上でも書いてるけど、このメンツの中で一番まとも、というか、設定的には普通の女子PCが今卓ではとても悲しいことになってしまった。 舞台は普通の学校、探索者達も特殊能力やAFを持っていない普通の学生、けれどCoCなら相対する事象はまともじゃない。 この学校の裏側でひっそりと行われていた血生臭い事件の首謀者の魔術(卓内表現では陰陽術)によって彼女は魅了洗脳されてしまったんだよね(汗)。 その魅了の仕方もえぐくて、首謀者に対して強い愛情を抱かせながら、首謀者は「私の言うことを聞かない子はお仕置きよ?」とエグイ拷問も同時にするっていうね…!!?飴と鞭のSMやんけー!!! PC達はそのエグイ内容の詳細を知りえなかったけど、PLとしては「す、砂山ちゃんんん!!!!!(´;ω;`)」と叫びたくなるくらい可哀そうな状況になってたんだよなぁ~!! 洗脳されて探索者を裏切る形になって攻撃してくる時も「先輩のために私は頑張らなくちゃ!先輩大好き!!」ってカッター振り回してくるし、その行動が上手くいかなかった時に首謀者に「あなた何をしてるの…?」と睨まれて「ごめんなさいごめんなさい捨てないで!お仕置きもしないで!!」って泣いたりと……PLさんのPRが上手くてマジで見ていて辛かった…! 戦闘技能があったり、特殊な能力があるならまだしも、対抗策が味方NPCが持つ陰陽術のみで、首謀者NPCの方が遥かに強力な力を持っていたもんだから、本当にできることが少なかった。 デュエリストガールの機転と行動力を主軸に、とにかく肉盾要員として儀式を止めるための呪文を詠唱してる陰陽術もちNPCを守るしかできなかった。 頑張ったとは思う。 デュエリストも、オタクも、コミュ障も、いじめられっ子も、頑張って頑張って、HPを半分以上削らせて、なんとか儀式阻止の呪文をNPCに展開してもらうことはできた。 けど首謀者は倒せない。 倒す手段がない。(実際はあったけど時間的余裕がなくて探索者にその選択が思いつかなかった) 儀式を止めただけで、首謀者はその場を去って行った。 JKを連れて。 シナリオ的には「儀式の完成によって大勢の死人が出ること」を防げたんだけどね。 探索者の一人が敵キャラに連れ去られる形になったから実質ロスト。 自分の探索者であるオタクは終盤泣いちゃったよ。 たくさんの人を殺した、JKの友人を壊した魔術に、それに対して何もできない自分の無力さが悔しくて。 「CoCの探索者は異常事象の前に抗えず発狂するもの」が基本の伝統だけど、最近のCoC卓はそういう基本ばかりじゃなく、ホラー映画をハッピーエンドにすることも”できる”シナリオも多いし、自分としては「行動次第でみんなが救われるハッピーエンドにしたい!」主義だからなぁ。 「CoCらしいね」って言葉で終わらせるのはほんと悔しかった。 JKPLさんは望んでロストの道に行ったわけじゃないけど、「魅了の魔術で操られて壊れる」RPの熱演でみんなの心を震わせて卓を盛り上げたMVPに推したい!!! んで。 タイトルの「隣の席の殺人鬼」。 これ最初はそんな印象なかったんだ。 多くの殺人を犯していた首謀者達は陰陽術を使える家系の出身といえども普通の人間だし、年齢も高校生だし、事件を起こす経緯も理解できなくはない(許せるわけではないが)ので、殺人鬼という言葉が大げさな感じがした。 けど話が進みにつれ「あ、殺人鬼だ、これ」と納得しちゃう流れになって行ってなぁ。 普通の人間のように見えた首謀者は鬼だった。 今風に言うと「サイコパス」なんだろうけど、会話ができない理解し合えない、人間の姿をした鬼。 そんな奴が「隣の席にいた」―――――――卓が終わって内容を思い返してゾッとしたわ。 当たり前の日常が壊されて、抗う手段は少なくて、救いがあって救いがない。 今卓はそんな卓だった。 変な言い方になるけど「無力感を感じて辛い流れが多かった」――――けど「楽しかった」!! 自分は自己投影タイプなんで、どうせならHO1みたいなヒーローの疑似体験をしたがるけど、現実の自分に近い立場で現実にはない体験、それも「疑似」で悲しさや辛さが味わえるのは保険があって悪くない。 たまにはこんな流れも緩急があって楽しいじゃないか!!! と身もふたもない感想はあるw 参加者さんの熱演+GMさんの上手いマスタリングは負の内容でも面白さをくれるってことだな!! GMのIzanaさん、参加者の皆さん、今卓もご一緒していだだきありがとうございました! 次回「砂山ちゃん救出編」もよろしくお願いします! ――――え?救出? しますとも!!! GMさんが「続く」で終わらせてくれた以上、ここで引いて堪るかってね!?
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