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😶 クトゥルフるるぶ 親切な先住民族が使う言葉「るるぶ」…。 TRPGの世界では、ルールブックのことをルルブというようだ。「るるぶ」と聞くと旅行に行きたくなる。旅にはやっぱり「るるぶ」が必要なのだ。必要なもののはずなのに、持っていない。 思えば1年ほど前、クトゥルフTRPGを知り、やってみたいなと思った時に最初に調べたのがルールブックの値段だった。値段を調べて私は、そっとタブを閉じたのだった。 クトゥルフるるぶは高い。るるぶ、という可愛い音のくせにとても高い。今まさに自分の横にある「解剖生理学」の教科書、こいつも本のくせに六本木ランチより高くてシビれたものだが、クトゥルフるるぶはもっと高い。私の人生におけるお年玉最高額より高い。 致し方ないの話しなのかもしれない。 クトゥルフTRPGを昨年の大流行の前に好み楽しんでいたろう人たちは恐らく、総じて知能が高い。APPとかPOWとか日本語じゃない謎のステータスを覚えて、なんだか計算をしているらしい?人々。 知能は高くて当然、もちろん社会的地位も高く、遊興費も潤沢。クトゥルフるるぶなんて躊躇なく購入できる人種に違いない。 私にとってお年玉最大値より高いルルブはきっと、彼らにとってカップ麺の蓋にちょうどいいブンチン程度なのだろう。 そりゃあ出版社は値段盛っておくのが当然。だからこそ、お高いのだ。 高等民の知恵の書クトゥルフるるぶ。欲しい…。 あれこれ考えても仕方ないので、クトゥルフるるぶを購入することにする。高いが一生使えることを考えれば、ジャンプより安くなるかもしれない気持ち的に。 親切な人からルルブなし卓なるものの存在を教わってはいたし、その話を聞いた直後は脳内カートからクトゥルフるるぶを削除したが、決めた。これがないと始まらないのだ。 るるぶのない沖縄旅行、冒険の書のないドラゴンクエスト、教科書のない受験勉強。喩えるとそういう本、ならば購入しなければ行けないのだ。 脳内カートにルルブを戻す。Amazonカートをじっと見つめる。 テスト終わったら、るるぶ買うんだ…。
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