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😶 セッションの思い出を書いてみる その42 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)「第39話 ユーシズ魔道図書館 前編」 GM:んじょ これは、過去にやったセッションの記録を「思い出しながら」書いたテケトーな日記である。 思い出し日記なので、細かい記述やセリフとかはうろ覚え(捏造の可能性もw) ルルブ:ソードワールド2.5 Ⅰ~Ⅲ ET、ML メンバー:B氏(キルシュ)、I氏(ボノ)、U氏(アリスティア)、んじょ(ミレニア) B氏のキャンペーンのエピローグ中、ユーシズで待機だった間のお話w ユーシズには、巨大な図書館がある。 建国が魔法文明期ということもあり、かなり古くからの蔵書があると言われている。 何か調べものをするにはうってつけの街だ。 ということもあり、ミレニアがこんな提案をする。 ミレニア「ねえねえ、こないだのチューゲッシャの手記の、願いをかなえる黄金像、調べてみない? チューゲッシャが手がかり握ったまま死んだから、未だ発掘されてないかもよ? ちょっと調べてみようよw」 ここでみんなのノリが悪ければ、宝探しキャンペーンは始まらないで他のシナリオに差し替えw ボノ「宝探しとか、冒険者っぽくて面白そうだ。 調べよう」 キルシュ「まずは手がかりを確認しないと」 アリス「チューゲッシャの手記と、もう一つナントカの碑文だっけか」 割りとみんなノってくれたので、宝探しキャンペーン突入w 今ある手掛かりは、チューゲッシャの手記と、神記文明語の碑文の石板、魔道文明期のものと思われる世界地図の3つ。 描かれている内容はこうだ。 チューゲッシャの手記には、神記文明期、デロレン王国にあったと言われる、願いをかなえる像について書かれていた。 デロレン王国では、年に一度、国民の願いを叶えるための祝祭が執り行われていたという。 その祝祭で願いを叶えたのが、黄金像だ。 デロレン王国は、天変地異で一晩で滅びたと伝えられているが、大昔の出来事なので、今のどのあたりにあった国なのかすらわからない幻の王国だった。 チューゲッシャは、別の遺跡の発掘研究を行っていたが、デロレン王国に繋がる手がかりを見つける。 それが、神記文明語の碑文の石板。 碑文には、 「アカネ差す三連峰の中山の頂に太陽が覗くとき、デロレン神殿の影が真北に伸びる」 とある。 チューゲッシャは、手記に「三連峰の中山というのは、霊峰ラハール火山だ」と記している。 ラハール火山はカナルド共和国にあるらしいが、その後チューゲッシャの乗った船は嵐で沈没する。 それから、チューゲッシャはデロレン王国の神殿の場所に目星をつけていた。 「プレネール湖」「ヴァルバトーゼの森」「フロン迷宮」というメモが残されている。 手記からわかるのはこんな感じ。 人魚のアリーネの話では、沈没船はどこかから漂流してきたらしく、あの場所で沈没したものではないらしい。 ミレニア「カナルド共和国っていうのは聞いたことないから、大破局以前の国かもしれない。 他の地名もたぶん、カナルド共和国の地図とか見つけることができればわかるかも」 ボノ「そうだな、図書館があるんだっけ?」 アリス「ダメもとで調べてみようか」 というわけで、国立魔道図書館へ。 図書館の本館は、3階建てだが天井がかなり高く、背の高い石造りの建物。 幾つかある塔も図書館の建物らしい。 魔法文明期に建てられた建物で、建築様式がそれ以降のものと異なる。 王城や連絡橋、国立魔法学院の建物などもその時代からある建物だ。 あとから建てられた建物たちに比べ、装飾が美しく構造が複雑という特徴がある。 図書館も例にもれず、不思議な構造をしているらしい。 とりあえず受付で記帳を済ませ、初めてなので受付のおねーさんに館内の説明を聞く。 「では、館内のご案内をいたします。 館内ではお静かにお願いします。 館内での図書の閲覧は自由ですが、持ち帰る場合は本の価格分のガメルをお預かりさせていただきます。 貸出カウンターでお手続きください。 カフェレストラン以外での食事、飲酒、喫煙は禁止です。 お飲み物はこぼさないよう、ご注意ください。 フロアのご案内です。 1階フロアは、エントランス、受付、貸出カウンタ―、返却カウンタ―、司書室、カフェレストラン、大破局以降の現代の蔵書のエリアがあります。 2階、3階には、魔動機文明期後期の蔵書エリアがあります。 地下1階は、魔動機文明期初期の蔵書エリアがあります。 地下2階以下は、とにかく古い蔵書エリアになっています。 地下エリアをご利用になる際は、司書室で許可を取ってください。 では、ごゆっくりどうぞ」 アリス「カフェレストラン、ちょっと行きたいなw」 ボノ「どうする、オレ魔動機文明語読めないぞ?」 ミレニア「文字列の形を覚えておけば、キーワード探しはできるんじゃない?」 アリス「カナルド共和国とかのキーワードを、魔動機文明語で書いたメモを渡しておこう」 ボノ「とりあえず、現代のとこも探してみるよ」 ミレニア「重要なのは、カナルド共和国や森とか湖とかが、現代のどのあたりあるのかだ」 キルシュ「以外と現代の蔵書を調べるのは大事そうだね」 ってことで、分担して調べもの開始。 探し物してる最中、精神抵抗に失敗したボノは、「猛毒のグルメ」という本に夢中になってしまうw ボノ「やべえ、続きが気になるぅ!w」 そこへ、しわがれた声で声をかけてきた男がいる。 「このようなところで再会するとは奇遇だな」 まだ駆け出しの頃、蛮族のアジトから仲間の死体の搬出を依頼してきた冒険者、「不死者ルイ」だ。 ル「ドラゴンブレス亭での活躍聞いているぞ。 我が身のことのように嬉しく思う。 なにしろ、クローディア(こっちのクローディアが先に登場していたが、B氏があとから同じ名前の重要人物を出してしまったため別人w)とレスタトの命の恩人だからな。 ここへは何を調べに来たんだ?」 ボノ「デロレン王国の秘宝の手がかりを探しにな」 ル「おお、秘宝とはそそる響きだな。 どんな秘宝なんだ?」 ボノ「願いをかなえる黄金像だ」 ル「それはすごい! わたしやクローディアたちの魂の穢れも、ぬぐってもらえるんだろうか。 そんなことを考えてしまうな」 ボノ「お前はここで何を調べてるんだ?」 ル「魂の穢れをぬぐう方法がないか、調べている。 わたしは崖っぷちらしいからな。 今のところ、高名な司祭を頼ってみるしかなさそうなんだが、神官たちは蘇生自体に否定的だからな。 協力してくれる司祭は、ほぼいないんだ。 他の方法がないか、文献を片っ端から調べているのさ。 まあ、わたしの探し物は急ぎでもない、良かったらそっちの調べもの手伝おうか?」 ボノ「それはありがたい、よろしく頼む」 ってことで、ルイが調べもの手伝ってくれる。 2階では、アリスを中心に魔動機文明期の文献を調べている。 地図や図鑑などがあるエリアを調べていると、見たことのある人物たちがいるのに気づく。 ワードナとモーガン、ローザの夫妻だ。 ワードナは、海賊退治で一緒に戦ったり、古銭の出所を調べてるときに関係者だったりと、何かと縁のある自称大魔法使い。 モーガンは、ワードナのパーティメンバーだったことがあるワーウルフで、ローザはその妻。 ワ「やあ、こんなところで再会するなんて奇遇だね、運命感じちゃうねw 今日は何か調べものかな? よかったら本探し手伝うよ?」 アリス「カナルド共和国とか調べてるんだ」 ワ「フーン、なんで?」 アリス「願いをかなえる黄金像を探してるんだ」 ワ「それはすごい、下手な魔剣とかよりよっぽどすごいねw 願いを叶える・・・か。 君たちはどんな願いをするんだい?」 アリス「まだ考えてない」 ワ「そうかー、そういうのってさ、自分の願いを叶えると呪われたり、落とし穴がありそうだよねw いや、脅かすつもりはないんだけどさw ところで、君たちモーガンと何かあったのかい? モーガンが、君たちに会うの気まずい言ってるんだけど。 特にキルシュ」 アリス「ワーウルフ事件でいろいろあったんだ」 ワ「そういうことか、まー元人間とは言え蛮族だからねぇ。 でも二人はまだ一人も殺したことないんだ。 ちょっとは信じてやってほしいな」 アリス「あんたたちは何しに来てるの?」 ワ「ん、ボクはモーガンに頼まれて、ワーウルフの一族に伝わる薬の代わりになるものがないか調べるのを手伝ってるんだ。 ひと月半くらい前に急に手紙が来てね。 事情はそれなりにわかっているつもりだったけど、ぜんぜん深刻だったね。 まいったよ」 アリス「なんか手がかりは見つかった?」 ワ「なかなか難しいっていうのが現状だね。 ワーウルフの歴史がどれほどかはわからないけど、今よりも文明が発達していた魔動機文明期でさえ、今と同じ方法でやってたっていうんだから、厳しそうだよ。 でも、何か見つかればワーウルフと人族の関係が変わるかもしれない。 やりがいはあるね」 アリス「願いをかなえる黄金像が見つかれば、かなうかもしれないよ」 ワ「それはそうかもしれないけど、君たちはそれでいいのかい? 彼らに同情してくれるのはありがたいけど、危険な冒険の対価は君たち自身が受け取るべきだ、とボクは思うよ」 アリス「自分の願いを叶えると呪われるって言ったじゃんw」 ワ「あ、そうだった、あははw ところで、こっちの探すついでに調べもの手伝おうか?」 アリス「時間あるなら手伝ってほしい」 ワ「おーけー、どこで何を調べればいい?」 ってことで、ワードナとモーガン、ローザも手伝ってくれることに。 何時間か調査した結果、現代の蔵書エリアでは、アルフレイム大陸全体で20個ほど、南西部には7つの活火山が発見されていることがわかる。 ラハール火山という名前は出てきていないが、名前のない火山が4つあるので、その中のどれかかもしれない。 魔動機文明期の蔵書エリアでは、カナルド王国の首都の名前や、歴史、地理などの情報が入手できたが、現在のどのあたりなのかはわからない。 地図の上では、現在の大陸と魔動機文明期の大陸の形が全然違うからだ。 おそらく、大破局で大きく変わってしまったのだろう。 目印になるのは、ルセア公国の前身と思われるルセア大公国と、ユーシズ魔導公国の位置くらいだが、それも今と違う場所にある。 大破局で何が起きたのか。 そこへ、モーガンが話しかけてくる。 モ「どうだい? いい手掛かりは見つかったかい?」 アリス「そこそこ調べられたと思うけど、現在の地図と結びつかない」 モ「そうか、それならいい人を知ってるよ。 ダリー・メンドーサっていう地質学者がいるんだけど、その人は魔動機文明期以前の都市や建造物が、現在どこにあるかを研究してるんだ。 埋もれた都市や遺跡の場所を特定して、発掘の役に立てるんだと」 ボノ「そのダリーさんはどこに?」 モ「学内にいると思う。 博士は魔導学院の講師だから、学内に研究室があるんだ。 2号棟の1階、一番奥の部屋だよ」 てことで、ダリーさんに会いに行くことに。 後半へ続くっ!
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