ポール・ブリッツさんの日記 「与えられるのを待つべきかこちらから奪いに行くべきか」

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ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツ日記
2019/08/08 04:27[web全体で公開]
😶 与えられるのを待つべきかこちらから奪いに行くべきか
ときおり考えるのだが、TRPGのプレイスタイルにおいて「場の空気を読む」というのはどこまで「ほめられた態度」なのだろうか?

「場の空気を読む」というのは、GMが提示してくれる物語が、「粛々と進行するのを」「つつがなく進める」という、「受け身」のプレイであり、それって、「あまりにも日本的すぎないか」と思うのだ。

こと、海外ゲームでは、PLは、もっと主体的に、アグレッシブにプレイするべきではないか、と思える。

「空気を読むプレイ」が、「自分が退くこと」により相手を立てるもの、としたら、その真逆の、PLひとりひとりが自分の個性と能力と読みを声高に宣言しあうことによって、いわば、「能動的に自分を立てること」を各人がフルに積極的に行うことによって、その結果として、「全員のキャラがなんとなく立ってくる」というプレイを前提として、海外ゲームは作られているのではないか、と思えることがあるのだ。

積極的に自己主張し、考え、発言し、そしてイベントへ飛び込んでいくプレイこそ行われるべきであって、もしその行動が無謀で愚行である、と他のPLが思うのであれば、他のPLも、それを止めるために能動的に発言し活動するべきだろう。そういう行動理念のプレイをしてもいいのではないか、とわたしは思う

人間だれしも、考える頭と発言する口を持っている以上、そして万人が知性的に平等である以上は、それを積極的に使うことこそ神が望んでいることにかなうことである、と、キリスト教文化圏の彼らは考えているんじゃないだろうか。

つらつら考える次第である。
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レスポンス

wpeke
wpekeポール・ブリッツ
2019/08/09 10:01[web全体で公開]
> 日記:与えられるのを待つべきかこちらから奪いに行くべきか
ついでですが、 TRPGのセッションは ちょっと前に流行っていた「ファシリテーション」の手法に近い と思いますが、両方とも 起源はアメリカです。
アメリカ人も 自己の主張を押し通すだけでなく 「合意形成」による目的達成が重要だ と考えるのは同じだな と。
wpeke
wpekeポール・ブリッツ
2019/08/09 09:57[web全体で公開]
> 日記:与えられるのを待つべきかこちらから奪いに行くべきか
発言の趣旨が「ゲーム」に参加している以上は能動的に発言していくべきだ。ということでしたらある程度は賛同できるところはあります。 (もっとも 現代のTRPGの楽しみ方は多様化しており、他の参加者のプレイをみるのが楽しい とかマスターの世界観を楽しみたい という方を否定するつもりはもちろんありません。)
ただ、世の中にはTRPGへの参加が 「自分の主張を押し通す」のが目的みたいな方もいて マスターも含めて他の参加者の意見を求めずにひたすら自分のキャラの行動のみに集中される方もいますのでね~。
これはあくまでも個人的な考えなのですが、TRPGの「能動的」に動く とは他の参加者にもいかに発言させるか という行動も含む と思うのです。同じ卓の参加者の発言数が少なかったら、その方へのトスが少なかったのでは・・とか、情報の共有ができていなかったのでは・・と考えて自分の行動を選択していく というのも必要でそれはアメリカだろうが日本だろうが変わらない と思うんですよね。
笹パンダ
笹パンダポール・ブリッツ
2019/08/08 09:07[web全体で公開]
> 日記:与えられるのを待つべきかこちらから奪いに行くべきか
あまりにも日本的、という表現は的を射ていると思いますね。
日本人は右倣えに慣れ過ぎているし、目立つのが嫌で最初と最後に手が出せない。美点でもあり欠点でもあると思ってます。
コメント失礼しました。

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