ポール・ブリッツさんの日記 「経済関係の面白解説マンガを読んで思ったのだが」

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ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツ日記
2021/05/09 13:48[web全体で公開]
😶 経済関係の面白解説マンガを読んで思ったのだが
政府に「大きな政府」と「小さな政府」があるように、

GMにも「大きなGM」と「小さなGM」があるんじゃないかな……と。

特に、シナリオの解決方法が一種類しかないようなシナリオに顕著なのだけど、

「PLとPCの自主性を最大限に尊重」して、そのうえで「シナリオの解決に結びつかないような方法が提案されたらダメ出し」をして、「PLが自分で考えて、そのシナリオクリアの方法にたどり着く」ということを重視するのが、「小さなGM」。夜警国家よろしく「GMはルールの管理者かつ調停者であればよく、それ以上のことはできる限りしない方がいい」という考え。

それに対して、「シナリオのつつがない進行を最大限に重視」して、そのうえでケインズの財政出動よろしく「シナリオの解決方法に体するサジェスチョンをGMが積極的かつ過剰に提出」をして、「PLがシナリオクリアに迷わないようとにかく誘導し、それによりシナリオがクリアされればみんなハッピー」ということを重視するのが「大きなGM」。よくいう「吟遊詩人マスター」はこっちの手法が過激になった感じ。

どっちがいい、とかいうことは無意味で、重要なのは「PLが満足すること」だろうと思う。「小さなGM」の場合は、ほんとうにPLが解決策に行き当たらなかったらみんなが不幸な結末になってしまうし、「大きなGM」の場合は、「吟遊詩人マスター」みたいに、GMが延々しゃべっているのをPLはただ聞いているだけ、という、これまたみんなが不幸な結末になってしまう。

自分のGM方針としては、完全に「大きなGM」派なのだが、うーん、スタグフレーションを招かないよう、がんばります……。
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レスポンス

wpeke
wpekeポール・ブリッツ
2021/05/09 19:46[web全体で公開]
> 日記:経済関係の面白解説マンガを読んで思ったのだが
個人的な意見ですが、ポール・ブリッツさんがおっしゃるところの
「小さなGM」手法は
ダンジョン等 限定された空間のなかでトラップやリドル等に挑んでいくのをメインに遊ぶタイプ
「大きなGM」手法は
シーン制等を活用して、話の流れ、それぞれの状況の中でシナリオの謎より置かれた状況に応じたRPを楽しむタイプ

なんかに適しているような気がしますね。 おっしゃるように目指すは(GMも含めて)みんなで楽しむことにあるのですが、せっかくだからTPOに応じていろんなゲームを楽しんでいく姿勢を持っていきたいと思ってます。

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