オカルターミドリさんの日記 「三上兄妹の会話録」

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オカルターミドリ
オカルターミドリ日記
2019/04/30 10:15[web全体で公開]
😶 三上兄妹の会話録
英軒「おーい!典子ぉ!GWだぞぉ!」
典子「知ってる。だから抱きつかないで。」
英軒「そんなに冷たくしないでよ。それに新年号にもなるんだぞ!」
典子「知ってる!新聞とってるんだから!!」
英軒「まぁまぁ。それで、今日が平成最後の日だけど、何かやりたいことはある?お兄ちゃん今日は奮発するぞ!」
典子「・・・じゃあ、一つだけ。」
英軒「良いとも!危険なことじゃないよね?」
典子「兄さんに質問。」
典子「何でいつも右目を隠すの?」
英軒「・・・それは、」
典子「私は言ったよね?紅目の怪異に襲われて、気づいたら左目が、左目『だけ』が奪われた。」
典子「その時に兄さんが助けてくれた。それ以来だよね。兄さんが過保護になって、右目を隠し始めたのは。」
典子「正直に言って。質問、その、その、右目は兄さんの物?」
英軒「・・・ああ、見せた方が早いだろう。」
英軒は右目を隠す前髪を退けて、右目を見せつける。
その右目は、中心は黒く、外周は白い、左目を全く同じ物だった。
英軒「これはただ単に俺のファッションセンスだ。深い理由なんてない。」
典子「・・・」
英軒「ごめんな。ややこしくて。」
典子「全く、そんなんだから遊馬君も変な髪型を真似するのよ!」
英軒「ガーン」
典子「さ、平成最後の時間よ。集中して!無駄口叩かずに!」
英軒「は〜〜〜い・・・」

英軒(危なかったな。友達に幻術かけて貰って良かったな。)
英軒(にしても、典子はもうここまでたどり着いたか。)
英軒(さ、この後は忍務もある。)
英軒「すまん!仕事行ってくる。」
典子「あら。行ってらっしゃい。晩御飯作って待ってるから。」
英軒「行ってきまーす!!!」


典子(う〜む。また危ないことしてるし。)
典子(多分兄さんは、私がシノビの事知らないって思ってるんだろうなぁ。)
典子(全く・・・)
英軒(うむ。典子がまた危ない事してないといいけど、)
英軒(でも、シノビから逃げる事は無理だよ。)
英軒(全く・・・)

三上兄妹「そういう所がまだまだ未熟。」
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