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😶 『タナバタ・デ・ドタバタ』冒険の想い出シート (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こんにちは、タイムです! 今回の冒険を記録する係はネウラちゃんだったんですけど、ぼくもいつかはこういう記録をすることもあるかもしれません。 だから勉強のために、ネウラちゃんに教えてもらいながら今これを書いてます! ……うう、けどやっぱり記録係こわいなあ。ちゃんと書けるかなあ。 もし本当にそうなったらと考えると……。 はっ、いけない! 冒険の話でした! 今回一緒に冒険をしたのはさっき書いたネウラちゃん、ピクシーの魔法剣士。 ぼくと同じで今回が初めての依頼だったはずなのに、落ち着いててすごい! 記録係も苦手だって言ってたけど、あとで読ませてもらった記録はとっても面白くて……! ギルドに提出する分とは別に、思わず書き写させてもらっちゃった! 【最初会ったときはちょっと話し方でこわいなって思ってんだけど……】 ↑消された後 それとぼくたち二人に着いてきてくれたのが先輩のヴィーさん! ハムハム族の魔法使いで頼もしいお兄さん! ……えっ? どうしたのネウラちゃん。 ……ヴィーさんの方が年下? えっ!? えーっ!! ま、ますますすごいや……もう何度も依頼をこなしてて、あんなに威厳もあるのに……。 【畏れ多くてじつは冒険中も失望されないかこわいなって思ってたり……】 ↑消された後 そんな二人との冒険だけど、ナディさんからの依頼は『ササ』を取ってきて欲しいってもの。 『ササ』はとてもこわい妖魔のはずだから、大丈夫かなって思ったんだけど、じつはそれは間違いで。 ヴィーさんが教えてくれた正しい『笹』はお祭りで使う植物。それならそんなにこわくないかな? 笹を切り出すためのノコギリも受け取って、目的地までの道順も教えてもらって、出発します! ……そういえばこのときネウラちゃんの記録係と一緒にぼくのリーダーも決まったんだっけ。 いまだに思い出すとこわかったよ……。リーダーなんて務まるわけないのに……。 ヴィーさんに変わってください、って言っても笑ってはぐらかされちゃうし。 お願いしている間に高くてこわい吊り橋に差し掛かるし。 竜樹の王国で暮らしてそれなりに経つけどまだ吊り橋はこわいよ……。 それにだよ! 今回は渡ってる最中に吊り橋を支えるロープが切れて吊り橋が落ちたんだよ! どうにかみんな無事だったけど、ぼくもうこわくて吊り橋渡れないよ! それでもがんばって笹の生えているところまで着いたら今度は妖魔が! 大剣を持ったつよそうな妖魔一人だけかと思ったら、踊る花の妖魔やタマゴの妖魔も出てくるし……。 そういえばぼくはどれも何の妖魔かまったくわからなかったけど、ヴィーさんとネウラちゃんはちゃんとわかっててすごかったな。 すごいと言えば、妖魔たちもすごくつよくって、ぼくは一度気絶しちゃって。 その間のことはわからないけど、きっと二人ががんばって起こしてくれたんだよね? ありがとう。ごめんね。 最後の決着も、ヴィーさんが後ろでじゃまな妖魔を引きつけてくれて。 ネウラちゃんがいくつも魔法をかけてくれて。 二人のおかげでつよそうな妖魔にも勝てたんだ。……そういえばあの大剣の妖魔の名前はわからないままだったね? 一回盾が当たったら消えちゃったし、他の妖魔を指揮してたけどそこまでこわくない妖魔だったのかな? そのあとは渡されたノコギリを使って笹の切り出し。 妖魔との戦いで時間がかかっちゃったから、大急ぎ。 笹で船を作って、川を下って町まで帰ります! 船がいびつで沈まないかこわかったけど、吊り橋に比べたら全然よかった……! 町まで帰ったあとは、笹をナディさんに渡して、短冊にお願い事を書いて。 そうそう、その晩は書いたお願い通りカレーが食べられました! 吸い込まれそうでこわいから、夜の星空は見れないし、守護竜だっていう影の竜の星座も実際には見たことないけど……。 ひょっとしたら影の竜がお願い事を叶えてくれたのかな? そうだったら、いつかちゃんと星を見て「ありがとう」って言えるといいな。
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