古武智典(たけとむ二十八号)さんの日記 「ついに到着!三大タイトル」

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古武智典(たけとむ二十八号)
古武智典(たけとむ二十八号)日記
2017/12/24 00:03[web全体で公開]
😶 ついに到着!三大タイトル
病いに疲れた身体に鞭打って、ヘトヘトになって帰宅して来た私を待っていたものは──
大ぶりのノートPCが入りそうな、Amazonの梱包箱。

待ち焦がれていた
「これ」が来るのを──!

箱を手に取ると「ズシリ……っ」とした、半端ない重量感。
疲れを忘れそれを自室へと持っていく。

メシをささっと平らげ、箱の封を切る。
そこに有ったものは……3冊のルールブクとサプリメント。

まず目に入ったのは「アリアンロッド2E パーフェクトスキルガイド」
アリアン仲間が次々と「手に入れたぞー!」とSkypeやTwitterで報告するのを羨んだ日々は済んだ。
今はこの手の中にある──

つか

分厚すぎだろ!?これ!!CoCのルールブックよりも厚いとは聴いていたが──
まさかこれほどとは。
ちなみにネット画像で見た「自立する」を試してみた。
──立ったよ、本当に(汗
これアリアンのサプリじゃ最厚じゃなかろーか。
と、とりあえず目をさっと通して見る。

ふむふむ? 種族から始まって──あ、「出自表」が種族ごとに更新されてる。
次に基本クラス。そして上級、運命、称号、地域クラスの説明が記載。
地域クラスにはご丁寧にその地域の地図と概要が書いてある。
ディスカバリーガイドほどの情報量は望めないが、中々親切なこだわりではあるな。
お? ギルドスキルも掲載されている。
うん。この一冊で様々なPCが作れそう──だ?

あれ?

もう一度ざっと目を通す。

──「アーシアン」関連のスキルが無い。それとネオ・ダイナストカバルも。
まぁ、このサプリのコンセプトが「スキルガイド1・2」の合体本だし、「ストレンジャーガイド」もまだ近作で定価で手に入るしいいか。


次に手にとるのは「クトゥルフ神話RPG」
早速ページをめくる。──すると

「目がっ! 目がぁああ!!」

ムスカの如く吠える私。
字が小さい上に、何この文章量。
最近老眼が入りつつ有る私にはきついぞ、これ。

だが、「必殺速読斜め読み」でざっと目を通す。
むぅ……在りし日の狂気と死と絶望の香り漂う良い雰囲気だ。
更に目を通すと、意外にルール関連に関する部分が、厚さの割に少ない気がする。
その代わり、豊富なデータやイメージソースとなる記述が豊富。
なるほど、「初心者向け」という説にも納得がいく。
これならクトゥルフ世界を知らない層にも受け入れやすいだろう。
──しかし、こうなるとサプリメントも欲しくなる。
私の父が社会科の教師だったためか、昔から歴史書には馴染みがある。
「クトゥルフと帝國」あたり購入して、「大正浪漫」あふれるセッション──なんていうのもいいかもしれない。

しかし──マスタリングの項目読んで見たのだが、昔と比べると死に難くなってるなぁ。
私の時代では「死に様を楽しむゲーム」だったのだが。


さて──
最後に震える手で手に取ったのは、「D&Dプレイヤーズハンドブック」

その精密なイラストが描かれた、ハードカバーを見ると、初めて「AD&D」をと手に取った感動が沸き起こる。

帰って来た
──私の、TRPGの原点に。

感無量の心持ちで、ページをめくる。
美しいイラストと流麗な文章が私の目を楽しませる。

なるほど、オフィシャルワールドは「フォーゴトンレルム」か。懐かしい。
「アイスウィンド・サーガ」や「ドラゴンランス戦記」をあの時は楽しんだものだ。
小説も全て読んでいた。
種族の説明に「ドリッズド」や「タニス」の名前を見たときには
「ああ、帰って来たんだ『本物のファンタジー』に」
──と、知らず涙を流した。
ラノベ感覚のファンタジーも良いが、やはりD&Dは私の中では別格だと思い知る。


涙を拭い、ページをめくる。
私が知るD&Dとは違うけれど、やはりD&DはD&Dだった。
中でもふと目を止める記述が。

「グレート・オールド・ワン」

ウォーロックの契約者の一柱だ。

「──そう言えば、死蔵していた『D20版クトゥルフ』が有ったな。データコンバートして、ファンタジー版『クトゥルー・オペラ』なんてのもいいかもしれない」

さて、今日はもう遅い。

幸い今日からは珍しく2連休だ。
しかも奇しくもクリスマスの日。


愛を語る恋人も居ないけど

ケーキを囲む妻と子供もいないけど

今日は最高のクリスマスだ。
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