エミリオ(ハウスルール投函者)さんの日記 「東方TRPGBRP版 世界観セクション 冒険者の立ち位置と世界の概要(天文などのページの追加記事)」

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エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)日記
2020/07/05 02:14[web全体で公開]
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魔人崇拝の団体

賞金稼ぎであっても表面上現地の魔人に関して敬意を表せば、彼らは敵対することはないだろう。異なる魔人崇拝の信者あるいは団体所属の場合、その土地でどの魔人の影響力が強いか?によって立場はかなり変わるであろう。(対立している魔人崇拝団体所属だった場合、その土地の者たちは警戒するか、もしくは最悪敵対することとなる、ただし、言いくるめ技能やパーソナリティ技能が高い場合、上手いこと丸め込んで信頼関係を築いたり、もしくは自分の領分に引き込むなどが可能である)
様々な人々、職業の者たちが行きかう交易都市、並びに港湾都市などでは司祭が自分たちの勢力を拡大しようとしてもよほど無茶をしない限りは、邪魔されたり迫害されたりは無い
特定の勢力が力を持つエリアでも、専用の魔法や技能を学びに来た。あるいは短期的な滞在で少々厄介になる。などの場合は、勢力にとって害悪でないと判断されれば安全は保障されるのである
ただし、定住の意思を示した場合は勢力が崇拝する魔人に敬意を払うか、もしくは勢力の神殿に多額の寄付金を求められることとなる。逆に、勢力拡大を行おうとした場合はその土地の魔人崇拝団体と対立することとなるだろう(最悪、正面衝突する場合はある)
ただし、善意で住民を治療、または住民に対して良かれと思われる行動をとった場合は、彼らは何もしないあるいは味方として認識し、賞金稼ぎ達と対立することはない
(これは、暗に賞金稼ぎ達を上手いこと利用して自分達がやりたがらない事を解決してもらう。というセコイ考え方もあるからだが)
ただし、中には頭の栓が100%飛んでいる狂信者共によって構成される戦闘団が勢力を持つ場所もごくまれに存在しそういう者たちがいる場所では間違いなく100%敵とみなされることがある
(こういうエリアは地方領主や魔人崇拝団体にとっても自分たちの評判を著しく下げているとみなされてるので事前に注意喚起をしていたり、魔人崇拝団体同士で小競り合いを行っている場合が多々ある)
これは、同じ魔人に敬意を払っている司祭がPTにいたとしても同じであり、彼らにとっては穏健か?同じ仲間か?などはすでに意識から飛んでおり取りつかれたように自分たちの主義主張に固執しているからである
(だからよく軍属や魔人崇拝団体の僧兵も出動して彼らを取り締まっているのだが)


世界に関することについて

この世界は、いくつもの多次元世界で成り立っているのである。ここでいう多次元世界とはSFめいたそれではなく、いくつもの地上世界に似た場所があると言う事である。具体的には、幻想郷、地上世界、青い月、赤い月、魔人の住まう魔界、グール共の住む地底世界といった具合である。各世界は、それぞれ影響してないようで影響しあっているといった誠に複雑怪奇な状態であり、魔導院の研究者の中には、実は世界は一つにつながっているのではないか?ある場所が別世界のある場所とリンクしているのではないか?など色々な論争があるのである。以下に、世界の内容について説明する

幻想郷

いうまでもなく、全ての妖怪と妖怪に密接にかかわる人間たちの世界である。この世界は非常に魔力に満ちており、長らく外の世界とは結界によって隔離されていた。が、地上世界での謎の何かの爆発事件により、結界の一部が地上世界と繋がる出来事があって以来、外の世界からの客人や観光目的でやってくる者たちなども増え、少々現地住民は困惑しているともされる。主に、力ある妖怪と人間によって構成される評議会が意思決定機関となっており、バウンティハンター協会を設立したのもここが初めてとなっている

地上世界

この世界が旧世界と呼ばれていた頃から存在するとされる、七つの海と6つの大陸に分けられた世界、それが地上世界である。この世界では、非常に多くの時代、血で血を洗う抗争、権力闘争が繰り広げられ、原因不明の伝染病に襲われるなど多くの困難と苦難を乗り越えてきた。非常に多くの国々が存在し、実に多くの言語が話され、海上交易が盛んで、商取引に強い地上人が主導となって今日の地上世界を支えているのである

青い月・赤い月

かつて月は一つだった。それが、謎の何かの爆発事件があって以降、呼応するかのようにある時二つの性質を持つ月に分離した。一つは理性・秩序をよしとする青い月、もう一つは混沌・勝利感をよしとする赤い月である。二つの月は、相反するように見えて、互いに影響しあっている。片方のある場所で地表変化が起きたら、片方のある場所では湖ができる、片方のある場所で洞窟ができたら片方のある場所で山ができる。住民も相反する性質を持つ者たちがそれぞれ住んでおり、双方とも領分を侵さず今日まで至っている


魔界

魔人崇拝団体が崇拝する高次元の魔人が領域を持ち君臨する世界、それが魔界である。この世界では大気は溶岩のように燃え盛っており、流れる水は全て血のように赤い、植物という植物は生えておらず、おおよそ、剣のように切り立った岩や砂漠が広がるまさに生命の息吹がことごとく消滅したかのような世界である。住民は主に魔人に仕える下級の戦士、闘士達で構成されており、力なきものが踏み込んだが最後、彼らに蹂躙されるであろう

地底世界

この暗く、光すら届かない暗闇と不気味な静寂に包まれた世界はかって栄華を誇った地上人の成れの果てが移住した暗黒の世界である、住民はグールで構成され、彼らを統率するグールキングにより領分を守って生活しているのである。当然、多くのグールは地上からの客人を快く思わず、多くの場合襲撃対象となるだろう
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