十海さんの日記 「手探りだらけのココフォリア」

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十海
十海日記
2024/06/29 03:38[web全体で公開]
😶 手探りだらけのココフォリア
こんばんわ、十海です。また #TRPG の話をします。今回は半世紀生きて初めてココフォリアに触って七転八倒した話。題して「手探りだけのココフォリア #AFF2e 特化編」長くなるのでまたツリーに続けます。D&Dプレイの生配信を毎週欠かさず見た体力限界GMが週一定期でオンセを遊ぼうと決心 

お手本にした動画はフォロワーのガルフさん @Gaolf_oky が部長を務める、おかゆ帝国TRPG部の「D&Dで遊びたい!」
https://youtube.com/playlist?list=PLsyqi3VEaG3krjsarnyL9y9NA8ZscuhQK&si=YYYWA3gbVYveueuh
画像やBGMの使い方もこの動画で学びました。通常シーンと戦闘用の二曲使い分け、ボリューム控えめボーカル無しのインスト曲。人は好きな物から学ぶ。

今回テキセ用のツールに選んだのはココフォリア。自分でサーバを立てる必要が無い。インストールする必要が無い。助かる。これまでオンセツールとしてどどんとふ、ユドナリウム、TRPGオンセンを使って来たけどココフォリアはGMとしてもPLとしても初体験!半世紀生きてきて初体験です。新鮮!

セッション開催まで二週間ほど時間があったのでユーザー登録して部屋を作ってみた。ひとまず触って覚えるタチで、ファミコンのゲームも説明書も読まずに始めて詰まってから読んでた子です。チャットルームに入ってみてぼう然としました。「まっくろだ」

私は知らなかったのです。ココフォリアにはいわゆる「最初の森」が…デフォルトの画像が入ってないと。「部屋を作るってこれか!」戦闘に使う駒も無い。全て自分で用意するんだ。衝撃、そして安心した。全部画像の出所を自分で把握できるから。とにかく黒画面は落ち着かない、何か画像を入れよう

iPhoneのカメラロールから一枚、西洋ファンタジーに使えそうな夕焼けの空をアップしてみる。画面全体に夕焼けが表示され、何かいい感じになった。「ヨシ!」最小限、何かこれだけでもセッションが成り立ちそうな気がする。落ち着いたところで改めて考える。如何なる用途でココフォリアを使うのか

如何なる用途でココフォリアを使うのか
1)テキストでチャットをする
2)ダイスを振って結果を参加者全員で共有する
3)戦闘の時、駒として配置してPCが敵と「遠距離」にいるか「近接」しているかはっきりさせる(AFF2eはこれがわかればいい)
4)NPCの立ち絵を置く。対話の時、顔が見えるように。

色々試してみた結果「発言時キャラクターを表示しない」モードをONにした。キャラがしゃべる時に大きい立ち絵が表示させると自分の環境ではブラウザに負荷がかかるとわかった。AFF2eの性質上、戦闘時は立ち絵がすごい勢いで表示される。GMがフリーズしたり落ちたりしたらセッションが止まる。

用途と限界がわかればどんな画像を用意するか自ずと決まる。背景画像は森、不気味な館、井戸。まずは森、これは過去に同人ノベルゲームを作った時に撮り貯めた写真からセレクト。サイトで無料配布してます。ノンクレジットでオンセ配信使用可、お知らせの必要も無し
http://lillekat.com/game/haikei/

次に館。これは昔同人ノベルゲームを作った時に作った不気味な洋館の写真を使用。窓の中に何かいるのはその時の名残。加工して青白い燐光に包まれて迫力有り。セッションで使用した時のPLさんたちの反応も「うわっ」満足でした。

そして井戸。これはイラストAC https://www.ac-illust.com/ でいいのがあったのでそれをダウンロード。

ここまで確保してきた画像をココフォリアで表示してみて、気付いたのです。NPCの立ち絵や敵の駒、PCの駒を配置してみたら、背景画像の細部がくっきりしていて目立ちすぎる。主張が強い。肝心のセッションに集中できない。ふわっとさせたい。もう一枚、半透明のカバーをかけたい

ここで再び同人ノベルゲームを作った時に自力で作った「羊皮紙っぽいテクスチャ」を使用。画像加工ソフトで70%くらいに透過させ、左上にシステム名AFF2eとシナリオタイトル「水姫さま」を配置。ココフォリアで「前景」に設定、「森」や「館」の上に半透明の羊皮紙が重なった状態で表示される

これで写真の細部がやわらぎ、テキストチャットと駒に集中できるようになりました。立ち絵置き場やカードデッキ、フェイズ進行表等は無し。AFF2eでは無くてOK。今思うと立ち絵置き場はあってもよかったかもしれない。ココフォリアのテキストが表示されるウィンドウの上あたりに並べられるように

ここまで書いてきて今更ですが、あくまでこれは #AFF2e のセッションをするための話です。他のシステムでは既に多くの先達がココフォリア用の背景画像を作っておられるのでそちらを使うと準備のハードルが低いです。あるもんは使おう。無かったので私は作った。ガタガタだけどDIY。DIY。

盤面ができたら次は駒です。PCの立ち絵は各PLさんが用意してくれるのでGMが用意するのは敵の駒とNPCの絵。敵の駒は「ゆるドラシル」の素材を使用 https://yurudora.com/tkool/
NPCはPicrewの画像メーカーで。五百式全身メーカーにはお世話になりました。石像や怪異も作った
https://picrew.me/ja/image_maker/1744829

駒とNPCの立ち絵はGM用の「マイキャラクター」として設定。敵は「体力点」と「技術点」を入力。
ダイスは2D6が振れればそれでいい。AFF2e独自のダイスマクロも用意されてますが、とりあえず2D6で目標値(技術点や運点)より大きいか小さいか、2D6+技術点+武器の特殊技能が出せればそれでいい。

そしてセッション回数を重ねる間に「スクリーン」の使い方を覚え、館の入り口と玄関ホールと大広間の見取り図も表示したのでした。手帳に手書きしたのをiPhoneで撮影、トリミング。オフセならホワイトボードに描いてる感覚です。五十代GMのココフォリア初挑戦、こんなもんだ!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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