べいろすさんの日記 「【SW1.0】の戦闘といえば」

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べいろす
べいろす日記
2023/05/29 18:59[web全体で公開]
😶 【SW1.0】の戦闘といえば
自分の数少ないプレイ体験による雑感です。
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*【知力の低い陣営から行動宣言+敏捷度の高いキャラクターから行動解決】について

最初は「珍しいルールだなー」と思っていたんです。

たとえば知力の低い敵が「10m移動してPCに接敵して殴る」と宣言したら、
「11m後退する」と宣言することでその攻撃を無効化することができるんです。

これは戦術的だ!と初めは思っていたのですが、よく考えたら、こんなルールまともに運用したら大混乱にならない?と思って、実際にどんな運用がされているんだろうって、公式リプレイを読んでみたんです。
するとこのルールのことにはまったく触れられずに、みんな敏捷度順でそれぞれ判断して行動解決しているんですね。

ということで、やっぱりこのルールはない方がいいんじゃないかなあと思うんです。
敏捷度順で困ることって多分ないですよね。
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レスポンス

霞
べいろす
2023/05/29 19:58[web全体で公開]
> 日記:【SW1.0】の戦闘といえば

はじめまして、霞ともうします
最近は無印SWを遊ぶこともなくなっているのですけど、、

敏捷度順に宣言+行動するハウスルールに変更すると、
たとえば...、

敵の攻撃よりも後に行動できるドワーフの神官戦士が
とっても有能になります

・・・

本来のルールである「知力宣言+敏捷行動」方式であれば、
(ドワーフより敏捷度が高い敵の攻撃で)味方が重傷を負っても、
(それを予測して)回復魔法を宣言していなければ、
回復魔法を使えるのは早くても次のラウンド(の敵の攻撃の後)になります
しかも次のラウンドでも、敵が(回復よりも)先に攻撃できますので、
重傷を負った味方の回復が間に合わない可能性が高くなります
 
一方、敏捷度順のハウスルールであれば、
敏捷度が低いドワーフの神官戦士でも、次のラウンドを待たずに、
敵の攻撃によって味方が重傷を負ったのを見たらその直後に、
(次のラウンドの敵の攻撃より早く)回復魔法を選択できますので、
パーティ全体のダメージコントロールが安定します
 
本来であれば、敵よりも敏捷度が高いプリーストでなければ、
次の敵の攻撃よりも先に回復できないはずなのに、
敏捷度順の宣言+処理だと、たとえ敏捷度が敵より低くても、同じように
次の敵の攻撃より早く回復できてしまうことになります
 
結果として、知力や敏捷が高いことの優位性がそのぶんだけ損なわれます
(生命点や精神点等、他の能力値にリソースをつぎ込む方がよくなります)
(特に知力はボーナスが上がる6の倍数しか意味がなくなります)

無印SWの能力値は、能力値ボーナスが上がる6の倍数だけでなく、
筋力にしても敏捷度にしても知力にしても、能力値1点の差に、
ちゃんと意味があるようにデザインされているのに、
特に知力が知力ボーナスを算出するだけの数値になってしまいます
 
というわけで、敏捷度順のハウスルールでは、
行動宣言はその時点の状況に合わせて
いきあたりばったりで宣言できるのに対して、

本来のルールでは、(特に知力が低い陣営の)プレイヤーは、
そのラウンドの敵の行動を予測する必要があり、
そのぶんだけプレイ難度があがります
つまりプレイヤーの技量がより重要になる
マニアックでテクニカルなルールだといえるでしょう
 

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