【新CoC】鎧

ぶいしむ
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登録日:2021/05/08 09:36最終更新日:2021/05/08 09:36

【シナリオの概要】
舞台は西暦1890年代、夏のイギリス。
探索者のもとに、死んだ父の友人だという貴族の男から手紙が届いた。何でも父が所有していた骨董品の全身鎧を譲って欲しいというのだ。高値で買い取る旨の申し出に心引かれた探索者は、売却を承諾する。
高齢かつ病身で遠出できない貴族に鎧を引き渡すため、探索者たちはイングランド北部の田舎町へ向かう。

【キャラクター】
フリーダ(葉月たまのさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162024349944tamano007&s=tamano007

チャック・マヌエル・フォン・サンドフォード(ガランガランさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162021164409garangaran1111&s=garangaran1111

エルドレッド・ジンデル(ノルトレフューさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162026830874IM037&s=IM037

【ダイス】
新ココフォリアで専用の部屋を作りました。ダイスロールはこちらでお願いします。
https://ccfolia.com/rooms/rE6YOI_CE

【ハウスルール・セッションの進め方】
参加者の方はご一読ください。
https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=vsimaginater2020&i=vsimaginater2020_162043384539
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ぶいしむ
20. ぶいしむ
2021/05/09 10:02
「うふふ......あなたならそう言うと思っていました。いいですよ。蓋をとって好きにご覧なさい」

「......というより、実は、あなたをこの場に呼んだのは、鎧を見てもらいたかったからなのです。先方がかなりの値をつけてきてるものですからね。どれくらいの価値があるものなのか、先にあなたの意見を聞いておきたくて。万一、買い叩かれるようなことがあったら、お父様に申し訳が立ちませんから」

 晴れてマリーヌの許可を得たあなたは、箱の蓋を開けてみます。被さっていた梱包材を丁寧に剥がすと、中から銀色に輝く鎧のパーツが現れました(鎧のイメージ画像をココフォリアに出しました)。どうやら鎧はパーツごとに分解されて箱の中に収められているようです。

 さて、フリーダさんはこの鎧を、どんな風に品定めしますか?具体的にどこをどう見るか宣言した上で〈鑑定〉ロールをお願いします。

 また、チャックさんとエルドレッドさんは一緒に鎧を見ますか?もし見るなら、チャックさんは〈近接戦闘(刀剣)〉、エルドレッドさんは〈芸術(ファッション)〉をそれぞれロールできます。
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葉月たまの
19. 葉月たまの
2021/05/09 08:53
マリーヌさまの問いに、あたしは目をキラキラさせながら答えた!
「はい、マリーヌさま! その鎧、是非、見てみたいです! 興味、すっごくあります!」

わーい! 見せてもらえるんだ! どんな鎧だか、楽しみ!
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ぶいしむ
18. ぶいしむ
2021/05/09 07:11
 では、チャックさんはマロウン男爵の名前を聞いたことがあります。

 マロウン家は中世から続く古い貴族の家柄で、優れた武人を多く輩出していることで知られています。ところが現当主のアレキサンダーは病弱であったため、軍隊に入ることができず、家名に恥じない名声を得ることはできませんでした。現在の彼は骨董品の収集家-ー特に古い武具の収集家-ーとして知られています。

「ええ。私も同意見ですわ。お父様の骨董品は山ほどありますし。それに、200ポンドというのは中々の額ですからね」

 ちなみに、当時の200ポンドは、中流階級市民の平均年収の約1.25倍に相当します。当時では今より貴重品だった自動車が一台買えるほどの額ですね。 

「ところでフリーダ。さっきから、随分箱の中身が気になっているようですね。......見てみたいですか?」

 マリーヌはフリーダに向かって、意味ありげに微笑みます。
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ノルトレフュー
17. ノルトレフュー
2021/05/09 00:32
ふむ。自分の記憶にないが、旦那様の記憶にはあるようです。
これはいけない。もっと気を付けるべきですね。旦那様とお嬢様に何かあってからでは遅いのですから。
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葉月たまの
16. 葉月たまの
2021/05/08 23:34
フリーダ - 今日 23:27
1d100<=40 信用 (1D100<=40) > 48 > 失敗
失敗しました。

==============================

アレキサンダー・マロウン男爵という方に、心覚えはなかった。一体何者なんだろう……?
でも、あたし的には、マウロン男爵より、鎧の方が気になった。
見てみたいとうずうずするものの、今はチャックさまが話をなさっている。あたしは割り込まない方がよさそうだ。

それほどの価値のある鎧なのだろうか……? うーっ、早く見てみたい……。
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ガランガラン
15. ガランガラン
2021/05/08 20:53
1d100<=70 信用 (1D100<=70) > 37 > 成功
さすがに成功した。

手紙の内容を聞いてチャックは溜め息をつく。
「父上の骨董趣味仲間か…。
戦場に使えない時代遅れの荷物なら売ってしまって良いとは思うな。
形見とは言っても部屋で埃を被ってるだけだしな。」

父の事は尊敬しているし生前の趣味は知っているがそれはそれ…金は金…と割り切るチャックであった。

(どうしても手元に置いておいて欲しかったのなら遺言にでも遺しておくのでしたね父上…。)
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ノルトレフュー
14. ノルトレフュー
2021/05/08 19:40
エルドレッド・ジンデル - 今日 19:39
1d100<=30 信用 (1D100<=30) > 39 > 失敗
だめでございます、旦那様。あとはお任せいたしますw
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ぶいしむ
13. ぶいしむ
2021/05/08 19:22
▼突然のお手紙ご容赦ください。今更ながら、お父上の死を知り、筆を執った次第です。
▼お父上と私は、骨董という趣味を同じくする同好の士でした。交流はもっぱら手紙を介して行っていましたが、コレクションを見せ合うために、お互いの家を行き来することもありました。
▼家に招かれたとき、コレクションの一部として見せられた立派な全身鎧に、私は一目惚れしてしまいました。譲ってほしいとすぐにお父上にかけあったのですが、向こうにとっても気に入りの品だったらしく、断られてしまいました。
▼その後、大病をして、しばらく手紙の書けない時期があったことから疎遠になってしまいました。しかし、最近、人づてでお父上が亡くなったことを聞きました。自分より若く、元気溌剌としていただけに、信じられない思いです。今更ながら、謹んで哀悼の意を示します。
▼ところで、今、哀悼の意を示したその筆で書くのも恥ずかしいのですが、件の全身鎧は、まだお手元にありますでしょうか。もし、あるのなら、私に譲ってはもらえないでしょうか。実を言うと、お父上から断られた後も、どうしても鎧のことが頭を離れず、ずっと、心の中にわだかまっていたのです。
▼もちろん相応の対価は払うつもりです。保存状態にもよりますが、私がかつて見たときの状態と大きく変わりがなければ、200ポンドは出すつもりでいます。
▼本来ならば私が訪問して、鎧を見せてもらい、その上で金額の交渉をするのが筋でしょう。しかし、私は高齢で足が弱り、今は落ち着いているとはいえ持病もあります。とても遠方まで出向くことはできそうにありません。
▼そこで、大変不躾なお願いなのですが、もし、この取引に興味を持ってくださるのなら、私の地元まで鎧を持って来てはいただけないでしょうか。もちろん、旅費と手間賃はこちらで負担します。
▼私の住む地方は夏でも涼しく、空気も澄んでおり、過ごしよいところです。もしご都合が許すのならば、当家の館に二、三日逗留していただいても構いません。避暑も兼ねて、おいでいただくわけにはいかないでしょうか。
▼いい返事を期待しております。 

――――男爵 アレキサンダー・マロウン

 この名前を耳にしたことがあるかどうか、全員〈信用〉で判定してみてください。
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ぶいしむ
12. ぶいしむ
2021/05/08 19:21
「あら、ばれましたか。......では、単刀直入に言いましょう。兄様には、サンドフォード家の当主として、ちょっとした取引を済ませてきていただきたいんです」

 マリーヌは渡したばかりの手紙をチャックさんからもぎ取り、封筒から便箋を取り出すと、全員を見渡してこう言います。

「取引の内容はこの手紙に記してあります。今から私が読み上げますね」

「それから、フリーダ、エルドレッド。取引には、あなた方も同行することになります。よく聞いておくように」

 そうして、マリーヌが読み上げたのは、次のような文章です。
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ガランガラン
11. ガランガラン
2021/05/08 16:26
チャックは嫌な予感を覚えながら封筒を受け取って紋章を見てみます。

「毎年『暑ければ海があるではありませんか。』と言うお前らくしない気遣いだな。
回りくどい事せずに用件を言え。」

そして運ばれてくる全身鎧を見て(絶対熱い目に合うな)と内心冷ややかになっておきます。


使用人は貧乏ではないが節制を心掛けてそんなに多くないかもですね…(チャックはクリスチャンなので)
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葉月たまの
10. 葉月たまの
2021/05/08 15:52
なるほど! では、ミスタージンデルと呼ばせていただきます!

あと、なるほど、地の文は一人称で良さそうですね……。その方がやりやすいので、わたしも真似させていただきます!
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ノルトレフュー
9. ノルトレフュー
2021/05/08 15:39
尊敬する執事を呼ぶ場合はミスタージンデル、みたいに呼ぶそうです。
親しいならエルさんとかでもいいと思います。
同じ家の使用人同士、人数も少なそうだし(決めつけ)いいのではないかと。

==============================

 フリーダと協力して箱を移動させる。彼女の負担にならないようにしながら。
 今更こんな旧時代の遺物をどうするのだろうか。
「お嬢様。鎧をお持ち致しました。整理はしておりましたので、わかる位置にございましたよ」
 汗一つ書いてない顔で微笑むと、室内の定位置に着いて指示を待つ。たとえ主人と親しかろうと、自分は使用人だ。節度は守らなくてはならない。
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葉月たまの
8. 葉月たまの
2021/05/08 15:22
マリーヌさまの命令で、エルドレッドさんと協力して箱を運びます。
かなり重たい箱で、エルザレッドさんに頼んでペースをゆっくりめにしてもらいながら、落とさないように必死に運んできました。
「マリーヌさま、頼まれていた全身鎧の箱、お持ちしました!」
骨董品の管理をしている身としては、この全身鎧をどうするのか、興味を強く惹かれています。
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ぶいしむ
7. ぶいしむ
2021/05/08 13:21
 自己紹介ありがとうございます!皆さん、ヴィクトリア朝らしいキャラクターで、KPもどんな展開になるかワクワクしています。

 さて、では早速セッションに入っていきましょう!お話は、少し時間を戻して、あなたたちが今回の取引のことを知った日から始まります。

==============================

 ある夏の休日、チャックさんはマリーヌの書斎に呼び出されます。あなたが「何だろう?」と思いながら行ってみると、マリーヌはいきなり、一通の封書を手渡してきます。

「......兄様、この間言っておられましたよね。『今年の夏はあまりにも暑いから、どこか涼しいところにでも行きたい』と。ちょうどうってつけの話が来たので、お知らせしておこうと思いまして」

 封書は上質紙の封筒を赤い蝋で封印してあるものです。蝋の上に紋章を象った印が捺してあることから、一見して高貴な筋からの手紙だと分かりますね。

 チャックさんが戸惑い気味に封書をためつすがめつしていると、書斎の扉が開いて、フリーダとエルドレッドが入ってきます。重そうな木箱を協力して運んでいますね。

「ああ、二人ともご苦労様。すぐに見つかったかしら?」

 二人は、先ほどマリーヌから「骨董品部屋にある全身鎧の箱を持ってくるように」という命令を受け、苦労して箱を運んできたところです。何故、今、鎧が要るのか、という説明は受けていません。

 そうして全員が揃ったところから、お話が始まります。
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ノルトレフュー
6. ノルトレフュー
2021/05/08 12:36
「マリーヌ様。腐ってもあなたの兄上なのですから、そんなに言うものではありませんよ。たとそれが真実だとしてもです」
 鎧をのせた馬車を操りながら涼しい顔で笑っている。きっとこういう会話がいつものことなのだろう。
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ガランガラン
5. ガランガラン
2021/05/08 11:17
おまけ
マリーヌ・マヌエル・サンドフォード

バックストーリーから突然生えて来た双子の妹
苛烈かつ豪胆な女性でサンドフォード家の帳簿は彼女が握っていると言っても過言ではない。
なのでお二人の真の主人は彼女かも知れない…(おい

交渉系に強い技能構成です。出番があるかはセッション次第…w

「兄様は軍人としたは立派かも知れないですが貴族としては控え目に言ってもダメダメですわ。」
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ガランガラン
4. ガランガラン
2021/05/08 11:10
チャック・マヌエル・フォン・サンドフォード(貴族軍人)のPLガランガランで申します。
TRPG歴は約1年程度で7版もまだ5回程度しかやった事がないのでまだまだシステム面で分からない事が多いですね。
ゆったりと楽しく出来れば幸いです。

PCは剣と乗馬と威圧が得意な貴族軍人さんになります。
わりと脳筋仕様になってしまったかも…。
妹に足とて今回の商談に向かった感じですかね。

「交渉ごとは苦手なんだがな…。
精製あの骨董品が高く売れると良いが。」
チャックは愛馬に跨がりながら嘯いた。
愛馬は主人の不安を感じ取ったのかヒヒンと、激昂のように鳴いた。
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ノルトレフュー
3. ノルトレフュー
2021/05/08 10:34
エルドレッド・ジンデル(執事)のPLのノルトレフューと言います。
TRPG歴はだいぶ長いんですがブランクも多く、CoCをやりだしたのは2年くらいです。
PLはSW2.5、CoC6版が主で、7版は少しPLしただけ、SW2.5はPLは結構やってるんですが数回GMをした程度ですが、皆さんと楽しくセッションできたらと思います。


「旦那様、フリーダ様。相手は貴族です。交渉ごとにおいて百戦錬磨でしょうから気を付けていかなければ。お二人なら問題はないと信じておりますが」
 エルドレッドはにこり、とほほ笑んだ。たとえ他人でも安心させるような微笑だ。
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葉月たまの
2. 葉月たまの
2021/05/08 10:16
わかりました! 自己紹介ですね!
TRPGはRPするのが一番楽しいです。でも、RPはそれほと上手くなくて、大抵似たような子ばかり演じています。でも、今回は敬語が多めな子をする予定なので、普段とはまた違って感じになるかも。
このセッションでは、チャックさんとエルドレッドさんの絡みを堪能させてもらえたら嬉しいです。わたしはNPCくらいのサポートする立ち回りで、裏方に徹せられたら嬉しいです。
フリーダが得意なのは鑑定で、鎧の売買に上手くかかわっていけたらいいな、と思っています。
どうかよろしくお願いします!
こんな感じで大丈夫でしたか……?

「チャックさま、エルドレッドさま、今回の商談、上手くまとまるといいですね! あたしも微力ながら、お役に立てるように、頑張りますね!」
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ぶいしむ
1. ぶいしむ
2021/05/08 09:59
 そうだ!まずは、セッションを始める前にKPとPLの簡単な自己紹介をしましょうか。簡単かつ書ける範囲で結構ですので、よろしくお願いします。

 まずは私から。KPのぶいしむと申します。TRPG歴は15年以上と長いですが、プレイの頻度があまり多くないので、年数ほどの実力はありませんw。オンセンでは専ら新クトゥルフ掲示板セッションのGMをしています。楽しいセッションにしたいと思いますので、よろしくお願いします!
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