“交流の聖地”ハルシカ商協国

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	登録日：2019/10/12 16:48最終更新日：2019/10/12 16:48

ランドール回廊のど真ん中に位置し、東西の交流を一手に担う交易都市ハルシカを中心に発展した国家であり、戦乱の地ランドールにおいて、中立を宣言しているのも特徴的です。

商人を中心とした合議制で、４年に１度の選挙で評議会議員が選出しますが、立候補に必要な多額の供託金に横行する賄賂で、基本的に大商人が選ばれます。

大陸を東西に分ける大河フラドーを跨ぐように存在し、橋や渡し船を管理しています。東西の商品や人が多く往来する場所であり、その交易が生み出す莫大な富で中立を保つだけの経済力と軍事力を維持しています。

巨大な首都には様々な国家の代理人が大使館のように居を構え、敵対している軍隊が同時に逗留していることもありますが、争いは厳しく制限され、重いペナルティもあってにらみ合い以上に発展することは稀です。

交易都市だけにあらゆる種族が往来しており、秘密裏に蛮族とも取引する為に守りの剣がない区画があるとの噂もあります。

神殿の数も多く、大陸で知られるほとんどの神の神殿があると言われています。中でも“導きの星神”ハルーラの信仰は厚く国名の由来とも考えられています。

冒険者への支援も手厚く、有力な冒険者には強力な商人がスポンサーについたり、専属としてお抱えになったりすることもあります。

現在の評議会議長は“伊達男”マルティアーシュ･ヒプシュタル(人間、男、38歳)。
大商人ヒプシュタル家の当主であり、精悍で野心的、そして大きな魅力と存在感を兼ね備えた人物です。冒険者を多用し、お抱え冒険者を用い、多くの荒事や難事を解決してきました。本人もミルタバルの神官としてかなりの実力があると言われています。

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