ルールブック72 ワールドセクション 地上世界全般について 東方アルカナクエストBRP版の世界は地上世界と呼ばれている。地上世界は人と神々と精霊とが親しく暮らし、更に蒸気機械による文明が発達した世界である。そこでは、私たちの世界では想像もつかないような、驚きと神秘に満ちた出来事が、毎日繰り広げられているのだ。 この神秘に満ちた世界について簡単に説明しよう 1:文明 地上世界の文明や技術のレベルは、私たちの世界のヴィクトリア朝時代に当たる物である。ゆえに街では蒸気機関が発展し、大衆文化なども発達しているのである 最も大きな違いは、この魔導エネルギーを駆使する事により、石や樹木といった鉄に劣る物体をそれらと同様の強度の代物にする事ができるという事だろうか、もちろん、本質的な強度は鉄には劣るので、どちらも共存してはいるのだが、また、青銅が、私たちの世界で言う所の青銅とは異なり、オリハルコンと呼ばれる強力な金属として存在しており、鉄をはるかにしのぐ強度と硬度を持っているため、よく魔導機関などの材料として用いられているのである(青銅には大地の精霊の力が宿っているからと、最近魔導院の学会で発表されたのである) 以上のような事から、PC達が持っている武器も、鉄や青銅、木や石といった素材で作られているのである また、青銅の加工技術についてはオーガの職人連中が握っており、人類の間では珍しい物となっている 2:神々と世界 地上世界では、神々は現実の存在である。彼・彼女らは自然現象や様々な力を司っている 雨や嵐は単なる自然現象ではない。嵐の神、雨の神の活動の結果である。また太陽は太陽神の燃え盛る肉体そのものである。野や山に草木が生い茂るのは豊穣神とその使いが訪れて、せっせと栽培作業を行っているからである。畑に豊かな実りがもたらされるのも同様である 魔導科学に関しても同様であり、機構神と論理の神が、世界崩壊後の復興作業の際、人類に蒸気機関やマシンゴーレムの建造方法などを授けたとされ、それが今日の魔導科学文明の礎となっているのである 土地の繁栄も土地の守護神に拠っている。守護神が正常に活動している地域は、緑も豊かで生命に満ちているが、守護神が居ない。または活動が阻害されている地域は荒廃して、生命の活動すら怪しい場所となっており、代わりに狂暴な魔獣が、あちこちに散見されているのである この世界は神々によって動かされているのである 3:世界の構造 この世界の地上世界は私たちの世界とはかなり違う。大地は平らで、無限の広さを持つ海の上に浮かんでおり、太陽が大地の周りをまわっているのである。これは月も同様である。が、その月も赤き月と青き月の二つが夜になると浮かんでおり、それぞれ、太陽と交代交代で廻り巡る事により、朝と夕方と夜が訪れるのである 東方アルカナクエストBRP版は大きく、地上世界、月、地底世界、魔界、幻想郷、星辰界の6つ分かれており、これらを「星辰の6界」と呼ぶ。ではこの6界を順番に紹介しよう 4:地上世界 地上世界は主に人間たちが暮らす領域である。私たちの地球とは違い、大地は平らで無限の海の上に浮かんでいる。それらをいくつもの島々、または巨大な大陸が浮かぶことにより形成されている。地上世界には5つの巨大な大陸がありそれらが互いに互いの領分を保持、または統治する事により、今日の世界情勢が成り立っているのである。かって地上世界で大規模な戦いが起き、世界が崩壊しかけたことを反省して、各国家ごとに、パワーバランスを保つ、という意味合いを込めて、お互いの領分を決めた結果である 大体の地域は、復興が進んでいるために反映しているが、少し郊外に出ると先の戦いの爪痕などが残る荒野なども多く、それらは狂暴な魔獣の住処となっているのである。これは手つかずの森林エリアなどでも同様である
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