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てるみっとデータ類[web全体で公開] 4 | |
登録日:2020/11/24 00:28最終更新日:2022/02/15 01:07 |
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コメント一覧
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3. グラビデ | |
2022/03/20 22:18 |
インベスの計画に必要な物 (ほしい物リスト) 1.『始まりの剣になる魔剣』 これがなきゃ始まらない一番重要なもの 【現在の所持者】インベス ※「願いの魔剣」になるはずだった未完成の魔剣を長年かけて完成させ「魔剣ラーリス」として手元に置いている 2.『妖精の結晶』 大妖精が持つとされる、属性の力を宿した魔石 数ある効果の一つに魔剣を進化させる力がある 【現在の所持者】シームレス・ミンストレルズ ※現在、「土」「風」「火」「氷」の結晶を所持している 3.『タラールのかんざし』 原初の力を制御し操作する力を持つとされるかんざし タラールの友と認められた者に与えられる 【現在の所持者】ファラ 4.『詩』 詳しい事はまだ明かされていないが ゼフィラスが言うには詩とは理であり根元を動かすもので、世界を再起動する力となるらしい 【現在の候補者】セラム 5.『様々な魔剣』 魔剣ラーリスを強化させるために吸収させる強力な魔剣の数々 ※既に何本か吸収済みだが、神殺しの魔剣だけは吸収する前に破壊され、その代わりにハールーンが保管していたイクシードディザスターを数本吸収した
2. てるみっと | |
2022/02/15 01:07 |
第32話『護るべきは』 カットされたGMシーン(折角なので色々装飾済み) ヒプシュタル家本館書斎。 この国の民から選ばれた男は一人、その責務の具現化たる書類の山に向き合っている。 そこに音も無く扉を開け、入って来る姿があった。 「報告を頼むよ」 視線を書類に落としたまま、入って来た者へと催促する 「あの子達が報告したとおり。内容に齟齬は無いわ」 「珍しく君から推薦された子達だったけど、良い働きをしてくれたね」 「そう。それなら良かったわ」 顔も見合わせず交わされる会話は、数年来の付き合いからくるものだろう。 もう何度目になるか分からない報告作業を、彼女は続ける。 「…ただ、彼らの中のエルフの子、アプデールの令孫みたいね」 そこで男の手が止まり顔をあげる。珍しく驚いた顔をしていたが、すぐに難しい顔で思案する 「となるとこれも…そうか。そうなると引き分けかな」 そう言うと視線を手元の紙、人名の羅列へと落とし、暫し沈黙が続く。 「動く?」 「いや、今はいいよ。急に動けばバランスを崩すものさ。世論はもう魔動列車敷設に傾いてるしね」 「そう。それじゃ私は戻るわ」 そう言うと、彼女は足早に部屋を出て行こうとする。その背中に男は声をかける。 「…君も律儀だね。立場を隠して彼らと付き合うのが嫌なら辞めればいいのに」 彼女、シーラの足が止まる。 「もう少し僕を信用してくれてもいいんじゃないかな」 「心配しなくても、例え君が辞めても孤児院への出資は止めないよ」 「まぁ、そんな君だからこそ持ちかけに応じたんだけどね」 わざとらしく軽い口調で語る男。裏の読めない語り口は、今の地位についてから増して巧くなったように思える。 「…それだけかしら?」 「あぁ。引き続きよろしく頼むよ」 シーラが出て行ったあと、男は一人窓の外を眺める。 視線の先、家々の間から見えるこの国の中心に位置する建物を見据えながら、マティアーシュ・ヒプシュタルはかつて自身が演説の場で語った言葉を反芻する。 ”ここは大陸経済の心臓。西と東を繋ぎ、経済という血液を循環させいるんだよ”
1. プリン丸 | |
2020/12/12 12:06 |
『飾らない心(ネイキッドハート)』 スフバール聖鉄鎖王国の宮廷付き司祭を輩出する名家バラン一族に伝わる家宝の盾。 初代当主アーサー・バランが、魔神レッドアリーマーによって大魔域村に捕らわれた姫を救出する武勲を立てたことにより、王家から下賜された。のちにバラン家の家紋にもなった「草原を跳ねる鹿毛馬」が描かれているのが特徴。 盾の名の由来は、この大盾が鎧や服が不要なほど堅固であること、そして在りし日のアーサー・バランは正直でなにも隠さない男であったことから、とされる。 これを携えて謁見するのが、バラン家の後継者の代々の習わしである。 ちなみに、次代後継者ザックともども、現在は行方不明である。 このまま両者が翌春まで姿を見せなければ、バラン家は後継者不在かつ拝領の品を紛失したとして取り潰されることになるだろう。
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