北の丘
ノルー【キャラクター交流部屋】運命が重なり合う丘[web全体で公開] 1 | |
登録日:2023/09/04 23:15最終更新日:2023/09/09 09:36 |
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コメント一覧
23. マコト | |
2024/08/05 23:10 |
ティーアの言葉に、リタは小首を傾げた。 ついさっき、ティーアは自分の足元を見ていなかっただろうか? でも、ティーアが違うというなら自分の勘違いかもしれないと、思い直した。 リタ:「そっか、じゃあまたね」 リタは、にっこり笑って、右手を小さく振った。
22. N.hinano | |
2024/08/02 12:45 |
ティーア「何カナ?忘レ物ハ無カッタハズダケド」 顔色から言いたいことを当てたのだろう。 自身の忘れ物は、少なくとも此処にはない...はずだ。 倫理と自我を忘れたというなら、なおさらここではないドコカにあるのだろう。
21. マコト | |
2024/07/29 21:29 |
いい歌だ。との言葉に、リタは嬉しそうにはにかんだ笑みをみせた。 リタ:「あ! ティーア!」 丘を去ろうとするティーアに、リタはなにか思い出したように声をかけた。ティーアは何か忘れ物を探しに来ていたのではなかっただろうか?
20. N.hinano | |
2024/07/24 17:35 |
ティーア?「ソウカ...ソレハ、残念ダ」 わからないならば、きっとそのままでいいのだろう。 意味のない復讐を進めるほど、彼女も執着しているわけではなかった。 ティーア「イイ歌ダ。君ノ主人ニモ聞カセテヤルトイイ」 ティーア「全テヲ思イ出シ、縋ルベキ者ガイナカッタラ...ソノ時ハマタ君ノ前ニ現レヨウ」 火種は、燃え移ることなく消えた。ならば、自身がここにいる意味もないだろう。 特に声を掛けることもなく、ティーアと名乗った星人形は丘を下る。 もし何か、伝えることがあるならば彼女は振り返るだろう。
19. マコト | |
2024/07/22 22:33 |
リタ:「復讐?」 リタは、よくわからないという風に小首を傾げた。本当にわかってない顔だ。 リタ:「私が目覚める前の話だし、私自身に記憶はないから、よくわかんないなー」 リタ:「もしも、私に【お姉ちゃん】がいたなら会ってみたいけど、どうせなら一緒に歌を歌ったりするほうがいいなー」 そういいながら、リタは歌を歌いだす。何の曲だろうか、鳥が高い空を飛ぶとかそんな歌詞の曲だ。楽しそうに歌っているし、歌を歌うことに夢中になっている。 唯一、今の発言でおかしかったのは、記憶がないと言いつつ【お姉ちゃん】という言葉が出てきたことだろう。
18. N.hinano | |
2024/07/18 14:15 |
ティーア「分カルヨ~理解ル。『リタ』ノ事ハオ見通シダヨ」 またフラフラと周りを歩き、続けて語る ティーア「ダケド、ワカラナイ事モアル。ナンデ『リタ』ハ、ソノ人達ニ復讐シナイノカッテネ」 ティーア「女神ハ嘘ツキサ。善意デ働ク『リタ』ヲ利用シヨウトシテル。目覚メタ、何モ知ラナイ星人形達ヲ嘘ノ言葉デ手駒ニスルンダ」 女神について言及...拒絶する星人形は少ない。自身の母を凶弾する子供の方が珍しいからだ。 ティーア?「『リタ』。君ヲ見放シタアイツラニ、会イニ行コウヨ」 ティーア?「アイツラニ会ッテ、証明シヨウ。〈悪者はお前らだ!〉...ッテネ」 復讐の炎、その火種を用意する。彼女に燃え移るか、こればかりは祈るしかなかった ティーア?「ソノ人形師...ゴ主人様ニダッテ見セテヤロウ!〈もう大丈夫だよ〉ッテ言エルヨウニサ」 全てを知ってもなお、人の、星人形の心を見透かす事は難しい。 だからこそ、全てを利用して堕とすのだ。子供らしく、悪魔らしく。
17. マコト | |
2024/07/17 21:20 |
リタ:「?」 ティーアがぐっと、顔を近くに寄せてきたので、リタは不思議に思った。 リタ:「愛して貰えなかったって、なんでわかるの?」 リタ:「そうなんだ、実は私、出戻りなんだよね」 言葉の重さとは反対に、リタは割りとけろっとしていた。ティーアの言う通り、リタは一度人形師の元から人手に渡り、そこから結局、人形師のもとに戻されることになった星人形だった。 リタ:「とは言っても、私、人形師のご主人様の元に戻されてから目覚めたから、良くわからないんだけどね」 >どこか違う場所 「そうか、戻されてしまったか」 人形師が悲しそうな顔をする。その悲しそうな顔を見るのは辛かった。声を出して励ましたかったが、彼女は声をだすことが出来なかった。もし、話すことが出来たなら明るく元気に「大丈夫だよ」と言ってあげられるのに。
16. N.hinano | |
2024/07/15 17:45 |
ティーア「コンタクトレンズ...カ。ソレクライ大事ダロウケドネ」 茶色のブーツが地面を蹴る。一歩、また一歩リタの方へ近づく。 ティーア「見エナイ方ガ良イ事モアル。忘レテイタ方ガ、キット都合ガ良イダロウ」 ”ソレ”はぐにゃぐにゃと中身を変え、黒い泥が溢れ出す。 ティーア「踏ムノガ怖イナラ、拾イ上ゲテシマエバ良イ」 互いの頭がぶつかる程の距離。リタの耳元で”ソレ”は二重に囁いた。 ???「だから...『妹みたいな人形が欲しい』の」 ティーア?「カワイソウナ『リタ』チャン、愛シテ貰エナカッタンダネ」
15. マコト | |
2024/07/14 20:33 |
リタ:「忘れ物? 大丈夫?」 ティーアの言葉に再び足元をみるが、何があるんだろうか? リタ:「コンタクトレンズとか? よく人間さんは落とすよね?」 きょろきょろ探すリタ、星人形はコンタクトレンズはつけないだろう。そもそも、それは落とし物であって忘れ物ではないし。 リタ:「その時拾うって、踏んじゃったら怖いよ」
14. N.hinano | |
2024/07/11 09:22 |
ティーア「(記録?ソレトモ記憶...カナ。マダ理解ヲ拒ンデイルダケ。嫌ナ思イ出ニ蓋ヲシタンダ)」 好都合...と思った。正直に言うならば、今取り込むのが悪魔派としての役目なのだろう。 ティーア「アァ、チョット『忘れ物』ヲ見ツケテネ。君...イヤ、”リタ”ガ必要ダト思ッタラ、ソノ時拾ウヨ」 真意は伝えない。掘り起こして何が起こるかなんて、誰にもわからないのだから。 ・・・だからこそ、彼女が求めぬ限りは。それを放置してもいいと結論付けた。
12. マコト | |
2024/07/10 12:32 |
この街に住んでるけど別の場所から来た。 ナゾナゾだろうか?それとも引っ越して来たという意味だろうか? それより、ティーアが自分の足元に視線を向けたのが気になった。 リタ「え? なに? 何かいるの?」 外だし、何か虫でもいたら嫌だなぁと、リタは足元に目を凝らした。 どこか寂しい場所、部屋の片隅。飽きられ見向きもされなくなった人形。部屋の住民が外出している日中。部屋の暗がりから、小さな蜘蛛が…
11. N.hinano | |
2024/07/06 17:40 |
ティーア「ソウダネ、”ティーア”ハコノ街ニ住ンデルヨ。”私”ハ別ノ所カラ来タケドネ」 間違いはない。確かにティーアは麓の街のセブンス・ヘブン支部で働いているし、ソレは外部から侵入してきた。 ティーア「確カニ見エナイネ。マァ、ダカラ此処ニ来ルンダケドサ」 ふと、リタの影を覗く。そして、何かを確信したように次の事をつぶやいた。 ティーア「...君...何カヲ探シニ来タノ?親族...姉?...ン、不安定ナ影ダナ」 他者の悩みや不安を読み取るのは、悪魔派の十八番とでも言おうか。本質を映す影から、リタの一面を見る。 ”知っている”。たとえ星人形に一切の知識がなくとも、ソレが知っているからこそ疑問として声が出る。
10. マコト | |
2024/07/01 21:36 |
リタ:「うーん、質問かぁ」 リタはまた、小首を傾げた。 リタ:「ティーアは、この街の人? それとも他所の街から来たの?」 リタ:「私はね、この街に住んでるんだ。えーと、」 自分の住んでいる場所を指で指そうとして、その指が止まった。この丘は他の丘と違って、麓の街は見えないのだった。 リタ:「ここからだと、ちょっと見えないね」
9. N.hinano | |
2024/07/01 18:11 |
ティーア「フム...ソウカ。コレカラ頑張ラナキャダネ」 時に思案する。”特技”も”戦星術”も無い...少なくとも『わからない』と答える星人形は珍しいどころではない。 そんな星人形は、まるで最初から【型堕ち】するための素体なのでは...と。 ティーア「(困ッタナ、同業ナラ潰スベキダ。デモ...イヤ、若イ芽ハ摘ムベキダロウカ)」 悩むのには理由があった。もしこれが悪魔派の手から逃げた者なら、手を出しては自分が狙われる。 とはいえ、もし【型堕ち】の素体ならば、放置するには不確定要素や今後の成長が読めない。どちらにもリスクがあった。 ティーア「他ニ、質問ハアルカイ?キット、私ノ方ガ色々知ッテルダロウシサ」 バカにしている訳ではない。目覚めたばかりの星人形にアレコレ聞いてもな、という一種の諦めだった。
8. マコト | |
2024/06/29 12:24 |
リタ:「そっかぁ、あんまり人の来ない場所なんだね。今日はティーアがいてくれて良かった!」 リタ:「私はね〜 まだ目覚めたばかりで、何が得意とかそういうの、自分でもよく分かってないんだ〜」 リタ:「星詠み、舞踏、自分で出来たらカッコイイね!」
7. N.hinano | |
2024/06/26 09:14 |
ティーア「散歩...マァ、ソンナトコロダネ。町カラ遠イシ、人モ来ナイカラネ」 今まで会った星人形達と酷くずれているリタを前に、どうも調子が悪いようだ。 ティーア「(サテ、何ヲ聞イタラ答エテクレルカナ?)君ニハ、得意ナ事ハアルカイ?ホラ、【研究】ヤ【料理】、【星読み】ニ【舞踊】トカサ」 当たり障りのない、それでいて星人形らしい質問を出してみる。その表情は先の笑顔より柔らかいものだったが。
6. マコト | |
2024/06/25 21:29 |
リタ:「お人よし?」 ティーアの言葉にリタは小首を傾げた。目覚めの時に女神から「人に優しく、、、」と言われたので、人には優しくするように心がけてきたが、それがお人よしなんだろうか? それはともかく、あまり複数の質問が理解できないようで、なぜティーアの汚れが取れないのかなどは気が回らないようだった。 リタ:「今日はちょっとお散歩だよ。ティーアもお散歩?」 リタはずいぶんのんきだった。
5. N.hinano | |
2024/06/24 15:54 |
キョトンとした顔でリタを見つめる。小さな星人形が、泣いて逃げると思っていたから。 数秒固まった後、取り繕うように先ほどと同じ表情で返答する。 ティーア「イラナイ、ドウセ取レナイカライイヨ。リタチャンは”お人好し”ナンダネ」 嫌味を込めてかケタケタと笑い、差し出されたソレを押し返す。 ティーア「(マァ、暇ダカラ丁度イイ)ナンデコンナ所ニ来タノ?人形師トカ、君ノ主人ハ放任主義...トカ?」 暇つぶし、もっと言えば品定めだろうか。会話し、彼女を調べ、そして...。
4. マコト | |
2024/06/23 21:21 |
リタ:「え? うわ、びっくりした!」 ティーアがするっと背後に回ったのを見て、リタは宝石の瞳を見開かせて驚いた。 リタ:「すごい、素早いんですね。ティーアさん。わたし、のろまだから」 リタ:「あの、どこかで転んだんですか? 泥で汚れちゃってるみたいですけど、良ければ使いますか?」 リタは、ちょっと汚れているティーアを見て、ポケットからハンカチを出して彼女に差し出した。