モノクロさんの日記
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日記一覧
モノクロ | |
2023/10/31 23:49[web全体で公開] |
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2023/10/29 23:00[web全体で公開] |
😶 卓感想『それで、ええと……なんだっけ?』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)うぉーたーぼとるさんGMで『それで、ええと……なんだっけ?』に参加させていただきました。 9月に始めて、 10月頭くらいに終わったセッションだから、卓感想を書くのもだいぶ今更ですが、まあ月末の恒例ということで。 参加申請した時は知らなかったのですが、後から調べてみると、日本語読めない卓と酔っぱらい卓の合同誌掲載のシナリオらしく、あの妙楽氏の手がけたシナリオとのこと。その時点で、なんか色々察しました。 ギミックがあまりにも独特すぎるので、このシナリオをネタバレなしで語ることは不可能なのですが、販売されている同人シナリオのネタバレをこういった場で書き記すのはちょっと良心が咎めるので、致命的な部分は可能な限り伏せてしたためることとします。 ……公式シナリオも販売されてるシナリオと言えばそうだから、今更な気もする。同人と公式で差を付ける意味とは。まあ、気持ちの問題です。 さて、とはいえそうなると書けることがほとんどないわけですが……まず今回のシナリオは、PCに秘密が配布されないので、どういうPCにするかでも結構悩みました。 色々考えた結果、タイトルからしてギャグっぽいし、なんだか情報収集が大事そうな気がしたので、【獣技】経由で【猫の道】を使用するブレーメンで挑みました。ブレーメンってどうしても普通のシナリオに持ち出しにくい印象があったのと、『長靴を履いた猫』をかねがねPCにしたいと考えていたので、ちょうどよかったです。 生命力コストは、最初は家宝の再生で補うつもりでしたが、色々あってシナリオで不都合が起きそうだったので、影響力の背景を取って忍具をガン積みし、【頑健】も添えてカバーすることに。また忍猫に任せるのと違って自分で【猫の道】を使うのはファンブルが怖いので、【詭道】も添えて安定性重視です。 まあ結果としては一度も追加の情報判定に成功できなかったんですけど。無駄に生命力削っただけで終わった。【猫の道】は成功率が下がるから仕方ないんですけどね。 むしろ【獣技】で指定してたもうひとつの【誘導】の方が役に立ってました。【災雷】の別ルートとして「ワンチャン使う機会があるかも」くらいにしか考えてませんでしたが、体感【誘導】ルートの方が【災雷】は安定する気がします。今まで【災雷】は自力で当てる派でしたが、少し考えを改めました。新発見。 他PCとのあれこれも……なんか、色々すごかった。 同盟を結ぼうと言いながらバリバリ裏切ってくる学生とか、明らかに秘密の内容から逆走した戦闘狂とか……濃い。猫が霞む。 かくゆう猫も、適当にRPしてたら紳士を盾に女にだけなびくただのクズになってしまいましたが。自分の中で、過去一酷いRPをしてた気がします。 色んなゴタゴタを楽しみつつセッションを進めていくと、最後にちょっとした事故が。 PCの半分が倒れた時点で、奥義が半分くらい割れてないボスの生命力がほとんどフルで残っているという大惨事に。特技の相性は悪くなかったので、頑張れば倒せなくもない……? みたいな感じだったんですけど、他PCが脱落した状態だったので、流石にそこから生命力が2桁以上もあるボスを倒しきるのは時間がかかってしまいますね。 なのでGMの温情というか機転というか、提案で勝利条件が緩和されました。本来なら敵性エネミーはすべて倒しきらないと戦闘が終わらないのがシノビガミの原則ですが、秘密の内容とセッション状況を加味した上手い判断でした。 自分の秘密がわからない(=使命がわからない)という特殊な状況、うっかり気を抜けば使命が詰みかねない緊張感。他のシナリオではなかなか体験できないギミックで、戸惑いながらも新鮮でした。これの制作者は酔っぱらい卓の妙楽氏らしいのですが、個人的には酔っぱらい卓というか、日本語読めない卓がすごいやりそうなギミックという印象。 自分の秘密を知ったのもPCで一番遅かったけど、なんか色々と巡り合わせが良くて、結果的に使命達成できて良かったです。いや本当に……GMの提案がなかったらヤバかった。 いやはや、簡単にギャグと片付けられない、最後まで混沌としたセッションでした。 最後に、卓を囲んでくださったノラ田さん、トウボクさん、あぶらあげさん、そしてGMのうぉーたーぼとるさん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2023/10/01 23:40[web全体で公開] |
😶 卓感想『カウント零』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)海王さんGMで『カウント零』に参加させて頂きました。 公式サイトの下の方にひっそりとあるシナリオらしい。全然知らなかった…… 架空の国を舞台に、日本に向けられたミサイル発射を阻止するシナリオ。今なら国外流派を絡めたりしそうな雰囲気だけど、ミサイルとか結構アレな話題だから、特定の国を名指しするのは危険かもしれない。 このセッションはなんというか……運がなかったというか、巡り合わせが悪かった。そんな感じのセッションだった。 事前に対立型と明記されていたので、対立を意識した構成と行動をしてたのです。 その際にまず目に付いたのは【秘中の秘】型の夜顔。忍法構成の時点でかなり【クリティカルヒット】の匂いがしたので、もし敵だったら怖いな~と思い、まずPCどうしの対立構造を把握してから、味方を見つけて感情を結ぶことを画策。 PC4人だから、自分含めて3人分のPCの秘密がわかれば、まあ敵味方は判明するだろうと他PCと情報交換の約束を取り付けたところまでは良かったのですが……2サイクルしかないのに、初手で情報判定失敗して交渉がおしゃかになりました。こんな時に限って神通丸を持って来てないことを激しく後悔しましたね、えぇ。 というのも今回は、【影分身】【金剛】で逃げ回ったり耐久したりしながら【範囲攻撃】を連射する構成だったので、対立型なのも含めて、情報が少なくても最悪【範囲攻撃】ぶっぱでゴリ押せばいいと判断して耐久重視で兵糧丸2つにしてたんですよね……ここが最初の運悪ポイント。 計画が秒で崩壊して、もう【秘中の秘】の人が敵でないことをお祈りするだけになったと思ったんですが、色々あってサイクル数が伸びました。やったぜ。 1サイクル余裕ができたことで、前サイクルで失敗した計画を再始動。今度はちゃんと情報判定に成功して、情報交換できました。【秘中の秘】の人は案の定敵でした。強敵。 ちなみにこの直前に、味方の人に感情判定をされたんですが、失敗してました。ここで感情が結べていたら後の悲劇を回避できたのですが、叶わず。運悪ポイント2です。 なにはともあれ、あとは最終サイクルで感情を結んで【秘中の秘】を対策するだけだ、というところまでリカバリできました。僥倖。 ところで話は変わりますが、シノビガミは規定のサイクル数が経過する以外にも、クライマックス突入条件が付け加えられている場合があります。メジャーなところだと、特定のプライズを持ってるとか、ボスの居所を所持している、とかでしょうか。 ……最終サイクル、最後にわたしの手番が回ってきたところで、その条件を突きつけられました。もちろん、誰もボスの居所なんて持ってません。わたしが探るしかないのです。 運良くリカバリできたと思ったらまた瓦解する計画。上げて落とすのがうまいね公式くん。なんてこったい。運悪ポイント3です。 いやはや、セッション中は本当に頭抱えましたよね。なんもかもうまくいかね~! って。 それでもクライマックスは訪れる、というか行かないといけない。じゃないと使命達成できないから。 クライマックスはラウンド制限アリ、特定のラウンド数で高所や極地になるという、結構特殊な形式。高火力を出せる型じゃないし、【街透】も積んでたから、わたしにとっては若干厳しい戦闘でしたね。 これに加えて敵チームにボスNPC、味方にヘリも参戦して混戦状態。振り返れば、はちゃめちゃな戦場だった。 結果から言えば負けたんですけど、メインで不運続きだったわりに、意外と戦えた。 【秘中の秘】には速攻で回想切って見切り、【範囲攻撃】の圧を押し付けて削りを入れつつ、回想、忍具、奥義を引き出させて3ラウンド目に脱落。 真っ先に落ちてしまったものの、我ながら結構仕事はしたと思う。ただ敵が全員クリヒ持ちで火力が高く、【金剛】ではあまり耐えられなかったのと、範囲でほとんど削れなかったのが無念。置き土産の【慢心】も、圧にはなったと思うけど、効果があったかは微妙な感じ。 ただまあ、極地がうまく発動せず敵を削り切れなかったり、【影分身】がかちあって逃げの手が打てなかったり、クライマックスでも風向きはあんまりよくなかった。まあ夜顔の【クリティカルヒット】をほとんど捌き切れたのは運が良かったけども。 なんやかんやで惜しいとこまで行ったから、これ負けたのは結構悔しかったですねぇ。あと少し、運が向いてたらとか、判断を間違えなければとか、なにかひとつの要素がうまく転んでいたら勝てた気がする。ちくせう。 わりと色々ギミックあるけど、公式としてはわりと遊びやすそうなシナリオで悪くはなかった。でもこれちょっと、ミサイル阻止側が不利な気もするけど、どうなんだろう……自分が負けた側だからそういうバイアスがかかってるのかな。 最後に、卓を囲んでくださった秋村さん、ザキヤマさん、エルノさん、そしてGMの海王さん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2023/09/30 20:42[web全体で公開] |
😶 卓感想『影の街で・改』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)坂気朱巌さんGMで『影の街で・改』に参加させて頂きました。 『忍秘伝・改』に掲載されている公式シナリオですね。改とついているのは、恐らくシナリオを改変しているから……終わってからざっくりシナリオを読んだ感じ、改変箇所は些細なものだったようですが。かなり素材に近い味わいで良かったです。 このセッションは、RPもいい感じに乗ってたし、しっかりみんなでボスも倒せて良かったです。強いて言うならみんなの奥義や回想をほとんど見られず終わってしまったことが残念といえば残念。 このシナリオはHOごとに推奨流派が決まっていて、筆者は鞍馬推奨のHOをチョイス。公式シナリオの鞍馬に求められてることってたぶん攻撃力の高いアタッカーなので【神槍】【陽炎】【狭霧】【降魔】で、変なことせずまっすぐに強い鞍馬にしました。公式シナリオは変な構成より、シンプルでまっすぐな構成の方が輝けるというは、わたしの持論です。根拠はありません。 あと【神槍】って鞍馬でトップクラスに強い忍法だけど、強さがわかりやすすぎて逆に使う人見なくなったな、と思って久し振りに使ってみたさもあったんですよね。鞍馬と言えばとりあえず【神槍】だろってくらいには代表的な忍法だけど、意外と見る機会がない。自分でも思ったより使わない。だからこそ使ってみたくなる逆張りのサガ。 そしたらボスの【野衾】で全部止まりました。はーちくせう。 こんな王道のアタッカー構成を真正面から叩き潰す公式くん、人の心とかないんか? とか思ってたけど、シナリオ中のギミックでそのへんはなんとかなりました。なんだ人の心あるじゃん。 メインフェイズもまあまあいい感じに動けました。露骨かなと思いつつ、【闇神楽】【補給】の情報特化型の常夜と初手で感情結んだり、早々に味方確定の人を見つけたりと、かなり順調。 定期的に発生するメイン戦闘も、ボスが極地での逃げ切りを狙う型だったり、GMの出目が振わなかったのもあって、演出修正を駆使してすべて逃げ切り成功。最初から最後までつつがなく終わったセッションだった。 【野衾】にはキレそうにもなったけど、ちゃんとそのへん考えられてて良かったよ。それが逆に難易度を下げてる気もするけど、まあ公式ってこんなもんだよね。というか公式シナリオってやべーの多いよなー、ってイメージだったけど、ここ最近ちょくちょく参加させてもらってる公式シナリオを経験してみると、案外そうでもない? 。たぶん比較的まともなものだけをピックアップしてGMしてくださっているからそう思うのだと思うけど。このシナリオも改変前は所見殺しのデストラップがあるらしいですし。 あとこのシナリオ、特殊型らしいけど、どう考えても協力型だと思うんですよね。公式のシナリオタイプの定義はよくわからない…… 最後に、卓を囲んでくださったターザンさん、狡知神ロキさん、白金さん、そしてGMの坂気朱巌さん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2023/09/29 22:57[web全体で公開] |
😶 卓感想『風雲!チキチキ熱血シノビ運動会』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)KRM姉貴さんGMで『風雲!チキチキ熱血シノビ運動会』に参加させて頂きました。 このセッション終わったのが9月頭……もう一ヶ月も前のセッションを今頃日記にしたためています。毎月の終わりにこことは別にブログで卓日記を纏めているので、こういうの書くの月末になりがちなんですよね…… それはさておきセッションについてなんですが。 ギャグ……だったなぁ。 そんなのシナリオタイトル見たらわかるだろ! と言えばそうなんですけど、なんか、なぜか、ネタキャラじゃなくてわりと真面目なキャラクターで参加しちゃった……なんでだろう。 まあ相方も真面目な方だったので思ったより埋もれなかったけど、思ったより乗れもしなかった。ちゃんとシナリオの雰囲気を読んで、それに合ったキャラクターを用意すべきですね。教訓。 逆に敵対チームは突き抜けたギャグキャラ(というよりひとりが相方に便乗して悪ノリした感ある)だったから、温度差が凄かった。 段ボールに入った忍者で、常に段ボールに入ったまま会話、行動しててシュールだった。しかも相方の人も、最初は段ボール要素なかったのに悪ノリして急に段ボール被り始めるし。セッションの展開に応じて、リアルタイムで立ち絵の段ボールが破損したり修繕されたりするのはちょっと面白かったです。 今回は個人的には反省というか、なかなかに悔しい結果に。要するに負けたんですけど。 表のHO的には、2つのチームに分かれた対立型なものの、実際は特殊型。加えて、シーン表は半分くらいの確率でデメリットを被る効果つきと、まあなかなかバチバチに闘争心をくすぐられる感じでした。 メインフェイズはシーン表の引きが良くて、チーム単位では結構いい感じに有利を取れたものの、最後の最後でシナリオ構造を対立型からバトロワ型に変えられてしまったせいで、色々困ったことに。 なにが困るかって、その時の相方が、廻鴉で【鏡地獄】と【覆滅】持ってたんですよね……敵に回す【鏡地獄】は本当に厄介。【クリティカルヒット】は持ってたけど、【覆滅】の圧で使いにくかったのも辛かった。 なんで、流石に【鏡地獄】はヤバいとヘイトスピーチしてたら、段ボール2人が凪をも恐れぬ6プロからの猛攻で【鏡地獄】の人を削ってくれた……のはいいんですけど。 そんなことしたせいで、逆に元仲間の【鏡地獄】さんからヘイトを買ってしまって、他2人を煽動されることに。因果応報。 それもあって中盤以降、【覆滅】と他の人の奥義にビビって、滅びクリヒを出し惜しみしてしまったせいで、防御系奥義を持ってると誤認されて、奥義を引き出せるために集中砲火されてしまった。つまるところ、奥義抱え落ち。ほんと悔しい。 シノビガミそこそこ長くやってきましたが、PLで奥義抱え落ちはたぶん初めてなんですよね、奥義を使うまでもなくボスを倒す、みたいなことはたまにありますけど。奥義演出とか結構ガッツリ考えるタイプなので、奥義を使うタイミングを逃して脱落は本当に悔しい。しかも今回は発動条件でもないのに…… ヘイト管理とか、盤面のコントロールとか、他者の視点とか、もっと考えられただろうに、そこまで詰められなかった己の未熟さが憎い。シナリオの空気感にもRPが乗り切らなかったし、なにもかも至らなかった。振り返ってみると散々だ。猛省。 まあ……めっちゃギャグだったし、深く考えない方がいいのかもしれないけど。 最後に、卓を囲んでくださった阿si矢(アシヤ)さん、ターザンさん、九曜さん、そしてGMのKRM姉貴さん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2023/08/03 23:24[web全体で公開] |
😶 卓感想『さいごの楽園』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)夜鳥さんGMで『さいごの楽園』に参加させて頂きました。 身内でも卓に誘われることなんてなかったので、声を掛けてくださったのは凄い嬉しかったです。誘ってくださりありがとうございました。 全然思い通りにいかなかったけど、この卓も良いセッションでした。 舞台と相まって箱庭のような雰囲気の中、自分の好きな年齢層のキャラクターがわちゃわちゃしてるのは楽しかったです。まあわちゃわちゃしてるような状況でもなかったんですけど、なんだかんだふざけ合ってる時が一番楽しかった気もする。 個人的には自分のRPがちょっとふわついてる感じだったんですけど、他の3名がしっかりキャラが立っていたお陰で、なんとかなりました。 セッション自体も結構荒れてた印象で、メインフェイズ戦闘から忍具吐きまくりダメージ受けまくりでもう大変。 でも一番衝撃的だったのは、やっぱりPC3の秘密を知った時。PC3の秘密が自分の設定と(あんま良くない意味で)致命的な噛み合いを見せてしまい、頭抱えました。しかも最終サイクル最後の手番だったせいで気持ちの整理を付ける時間もない。RPでの対応の早さにはちょっとした自信があるんですけど、ちょっとこれは対応できなかった。そんな自分の未熟さとかも含めてズドンと来た瞬間でしたね。まあシノビガミではよくあることと言えばそうなんですけど、自分ではあんま経験したことなかったから…… 2vs2の対立クライマックス戦闘も熱かった……が! 自分は早々に脱落しました。無念です。 大いなる怒りの変調を【三尸】で吸うアイデアは我ながら良かったと思うんですけど、【三尸】が呪いで消えるのは想定外だった。いや想定はしてた。してたけど、実際に起こるとキツイのです。 まあそれがなくても色々立ち回りをミスった気はする。全然攻撃できず、ダメージ与えられないまま落ちて相方に任せてしまったのは凄く申し訳なかったのですが…… この相方のPC2が凄かった。 【頑健】【望郷】の耐久力を盾に、【影分身】と切り札くらまし【範囲攻撃】だけで、回想残ってて生命力もいっぱい残ってる2人相手にひとり勝ちを決めてしまうのだから。 中忍環境なら【影分身】【範囲攻撃】が最強クラスに強いのは知ってますが、2人相手にこれで本当に勝ちきってしまうのは凄まじい。くらまし【絶対防御】に、【縁魔】で常に補充され続ける鬼力もなんのそので突き進む姿は格好良かったです。いい勝負を見た。 ただ自分もセッション参加者なんで、爆速で落ちてその熱い戦いに全然介入できなかったことは凄い悔しかったですね。なぜ俺はあの中にいないんだ……! あのハイレベルなバトルの中でもっと戦いたかった……本当に無念です。精進します。 最終的に相方は勝ったものの、自分の使命は未達成だったので、まあ普通に負けなんですけど、勝った負けたじゃなくて「あの人たちの戦いにほとんど干渉できなかった」ことへの悔しさの方がずっと強い。そんなクライマックスでした。 最後はてきとーに言ったスタンド・バイ・ミーごっこで終わったのも味わい深いです。終わりじゃなくてこれが始まりだ、って感じで。 皆さん本当に良いキャラでした。 PC2には最後に全部押し付けちゃったものの、勝ち切ってくれて嬉しかったです。本当にお見事としか言いようがない。 PC3はもっと早くに秘密を知りたかった……そうすれば、もっと色々と話して、考える時間もあったでしょうに。そこも悔やまれるところ。 PC4とはやはり、メインフェイズのプライズの取り合いで負けたのが一番悔しかったですね。あそこの遁甲符、本当にお見事でした。 なんか振り返ってみると悔しがってばっかりですが、本当に皆さんお上手なんですよ……そこに至れなかったことが悔しくて悔しくて。 でも不思議と、終わりはアレで良かったというか、終わってみるとなんかスッキリしてるんですよね。勿論、使命達成のためにセッションには本気でぶつかりましたが、PLの好みとしてはがんじがらめになってなにかに縛られるより、広く伸び伸びと生きる生き様の方が好きなんですよね。まあ、背負うべきものは背負っていきますけど。背負うものが増えていくのも、PCを継続させる楽しみですし。 最後に、卓を囲んでくださったトリックさん、リーマーさん、エルノさん、そしてGMの夜鳥さん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2023/08/02 19:47[web全体で公開] |
😶 卓感想『雪空に春雷』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)せっかくだしオンセンで参加したセッションは日記を書こう、と3ヶ月前に宣言して忘れてました。でも、毎月末にその月遊んだセッションの記録を個人ブログに纏めてるから、その過程でふっと思い出しました。つまり再編集版です。 というわけでトマヤさんGMで『雪空に春雷』に参加させて頂きました。 良いセッションだった……NPCの命が懸かったセッションは、やはり熱くなりますね。まあ、NPCを手に掛ける側でしたけど。 とにかくメインフェイズが楽しかった。他のPCと語らうのも、NPCと掛け合うのも。くだらないやり取りすら愛おしいくらい。シノビガミしてるとたまに思うんですが、他PCやNPCと絡むのに手番3つじゃ全然足りないですよね。叶うならずっとメインフェイズしていたかった。 勿論、そんなわけにもいかず。最後にはケリつけないといけない。 NPC含めた3vs3の対立型。クライマックス戦闘も熱い勝負でした。 しかしまさか敵対相手のひとり、PC2と斜歯上位が被って、【変形】【武器破壊】【魔界工学】まで被るとは……これで泥沼にならなかったのまあまあ凄いですね。制限時間が過ぎるとこちらの負けになる戦闘だったので、【武器破壊】は本当に怖かった。目覚め回数制限の【不死身】もきっちり2回とも回復するし、妖魔化で特技が潰れなかったのも厄介。異形ガチャの結果次第では本当に負けてたかもしれない。 そして個人的に厄介だったのが、PC1の麝香会の人。火達磨指定の【医霊】に【慢心】、そして【口蜜】で手に入れた【付喪神】がとにかく厄介でした。ダイスをたくさん振る構成なのもありましたが、自分の出目がかなり終わってたので、火達磨が本当にキツかったし、そこに野望とマヒまで重なって大変だった。戦闘後半の6プロ居座り【付喪神】をされた時は「やられた!」って気持ちでしたし、火達磨を累積されてたら戦況がもっと傾いてたかもしれない。くらまし【絶対防御】も厳しかった。 でもそこは仲間に救われましたね。PC3の【覆滅】のお陰で【絶対防御】がほぼ完封できたので、とにかく助かった。この【覆滅】なかったら、まともにダメージ通らずジリ貧になって磨り潰されるか、時間切れで終わってた。最後まで生き残ってくれて感謝。 なにか少しでも掛け違うだけで勝敗が変わってたようなギリギリの熱い勝負でした。シノビガミやってて最高の一時、わたしはこれのためにシノビガミやってる。 勿論、そこに至るまでの物語があってこそ熱くなったというのも大きいのですが。 PC1は個人的に、今までのセッションで最も信念をぶつけられた相手だった。実を言うと、ずっとPC1の行動と理念には共感できないなーと思いながらセッションしていたのですが、クライマックス後の台詞は、PCにもPLにも、非常に突き刺さりました。正直、その言葉でNPCを生かす選択をしようかと、その方が筋の通った正しい選択だと思ってしまったほどで、凄いハッとさせられました。 PC3は、からかってしまうようなRPが多くてちょっと申し訳なかったですが、なんというか、不思議と気を許せる感じがあって、戦闘も込みで結構頼りにしてました。なんやかんや掛け合いが一番楽しかった相手かもしれない。 PC2とはあんまり絡めなかったから、同じ流派だし、もっとお話したかった。凄いクールな人だったから、もっと人となりを知りたかっただけに、無念ですね。 そしてNPC。ぶっちゃけPLの好みに結構ハマってたとかもあるんですが、PCのキャラとも上手く噛み合って、こちらも掛け合いしてて楽しかったです。加えてPCの色んな要素、設定を拾ってくれて嬉しかったです。 終わってみればビターな感じになってしまいましたが、これはこれで味わい深いものです。最後に意志が揺らいでしまったことも含めて、このセッションはとても胸に来るものがありました。 最後に、卓を囲んでくださった、霞さん、夜鳥さん、深緑さん、そしてGMのトマヤさん。楽しいセッションをありがとうございました。
モノクロ | |
2023/04/14 22:09[web全体で公開] |
😶 卓感想『ロードムービー 10 years after』(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)およそ2年ぶりの日記。 普段、卓感想は個人ブログで月ごとにまとめて書き記しているのですが、新学期だし、オンセンで参加した卓はせっかくだから書いとこうみたいな新しいことやりたさの見切り発車です。書き始めるとめちゃめちゃ長くなりますしね。 この度はエルノさんGMで正忍記・認掲載のシナリオ『ロードムービー 10 years after』に参加させて頂きました。 シノビガミ初の公式シナリオ『ロードムービー』の10年後を描くということで、やはりいちシノビガミプレイヤーとして気にならないはずもなく。まあ『ロードムービー』自体はプレイ経験もリプレイ経験もないわけで、ほとんど情報ないわけですが。 結論から言うと、とても楽しかったです。まあ勝てたらそりゃ楽しいだろって話ですけど。でも、RPに熱くなれたとか、白熱した勝負ができたとか、ちゃんとまっとうに楽しかったです。 正直、導入の段階では他のPCが個別でシーン用意されてるのに自分だけ纏められて描写もほとんどなくて「ハズレのHO引いたか?」って気持ちでしたが、終わってみればそんなこと気にならなくなってた。 むしろこのHOで良かったまである。戦術的な意味でも、キャラ的な意味でも、RP的な意味でも。このHOだからこそできた動き、RPに、わたしは満足しています。 シナリオ自体も、全体的に物悲しく、後味苦く、けれど2人の少女が魂と賭けて、覚悟を背負って戦う、という構図はやはり熱い。公式シナリオは色々言われていますが、こういう世界観や物語にどっぷり浸れるところは、やはり評価できますね。 ただまあ、シナリオでって言う話なら、今回わたしは、あんまり秘密に準じたRPはできなかったので、自分のRPに不満はないものの、そこは反省点でしょうか。 PCの中で唯一、10年前の『ロードムービー』に関わったことがあるという設定で、PC1とPC2の少女が当時を想起させるから、どちらかの少女の未来を見届ける……というものなのですけど。 先述の通り、『ロードムービー』自体はほとんど知識がないので、10年前の出来事や思いをロールに乗せられず、他のPCが過去に関わった少女と重なるという点もほぼスルーしちゃったのですよね。まあ仕方ないので割り切りですけど、もし叶うなら、これは本家『ロードムービー』を経験した後にやってみたかったところ。 わたしが熱くなれたのは、やはり道連れを決めるところ。 組み分けをPCたちに委ねるタイプの対立型というのはわかっていたので、闇景色影分身で明らかに攻撃を当てられないPC1と敵対はしたくなかったから、PC1を仲間に引き入れたいと思っていたのですが…… PC4が猛烈アタック仕掛けて、NPCとのメイン戦闘で共闘までして仲を深めてしまったのを見ては、ここから引きずり込むのは流石に無理と判断せざるを得なかったし、PC4の秘密は後から知りましたが、「敵対したくないから」なんて打算的な理由が、熱い思いに屈するのは当然の摂理でした。 そんなんで妥協的にPC2からの誘いに乗った……わけではなく。今まで半端なことして痛い目見てるので、戦術的に勝ちに行く選択を捨てたからには、RP全振りしてやろうと思いまして。相手の誘いに対して「覚悟を見せろ」だなんて、ちょっと意地の悪い返しと振りとしてしまいましたが、それに応えてくれたPC2には感謝ですね。あれが口火になって、その後の展開にも締まりが出た気がします。 そしてクライマックス戦闘。 わたしは鞍馬の魔王流。対立型と事前に知らされていたので、かねてより使いたかった時雨を採用し、月影を乗せて陽炎でぶち当てるシンプルな鞍馬構成に。さらに秘密の内容から、隠忍のPC4は敵になるだろうと推察できたので、卑怯かな? と思いつつも、これもかねてより使ってみたかった曲歌を採用。隠忍だからって妖術分野がメインとは限らないし、最悪、対立構造を読み外してもメタ範囲が妖術分野と広めなので、接近戦攻撃とかだけでも封じられる可能性はある。実はギリギリまで封術の破術と悩んでいた枠ですが、結果として曲歌で良かった。 合方は斜歯のPC2。メインフェイズで追加忍法の星見をキメ、逆運で圧を掛け(わたしは秘密で最初からプライズを持ってたからマジで怖かった)、鳴神連撃のロマンも積載していた。鳴神連撃風饗は一度はやってみたいけどコストで挫折するコンボだけど、減らしの追加忍法というのは盲点だった。追加忍法ってほとんど使ったことないから…… 相対するは、ハグレモノのPC1と、隠忍のPC4。 PC4は災雷と精霊使いの王道セットに、吸精と矢止めの術が厄介でした。特に矢止めの術。メイン火力の時雨が止まってしまう。災雷は曲歌で止めたりもしましたが、セッション全体の戦場ギミックが精霊使いと噛み合ってて、気を抜けない相手でした。 そしてなによりPC1、これも先述しましたが、闇景色影分身に範囲攻撃。記憶を失って、純朴で、庇護欲を掻き立てられるRPとは裏腹に、中忍最強クラスの構成はやはり脅威的でした。 6ラウンド以内に削り切るなんて無理、時間切れで引き分けが精々だと最初は思っていたんですけど……案外、やればできるもんですね。 影分身で逃げ回るハグレモノは、複数人で囲んで逃げ場をなくして叩く、という対処法は知っていたので、悪いと思いつつPC4には早々に脱落してもらって、残り4ラウンドめいっぱい使ってなんとか削り切れました。 まあそれもこれも、PC4が初手で逆凪したとか、感情修正や秘密の効果による振り直しを忘れてたとか、戦場移動のギミックを占有できたとか、そのギミックで極地に移動できたとか、かなり運がこちらに向いていたお陰なのですが。たぶんまっとうに戦ったら勝てなかったです。 ……しかし、勝ったはいいものの、シナリオの内容自体をちょっと甘く見てたというか。 実のところ、負けた側のPCが死ぬって考えがまったくなかったし、時姫が呪術兵器ってことも忘れかけてたし、その場のノリだけで突っ走ったらあのビターエンドになったので、ちょっと思うところは出て来ますよね。なにせ女の子をひとり屠った結末ですもの。 色々焚き付けて、年上ぶったRPしましたが、最後の最後で覚悟が足りてなかったのは自分だったな……という気持ちになりました。まあその後悔も、悪くはないですが。 でも一番残酷なのは、最後の最後でPC1への好意を蹂躙されたPC4だと思います。わたしがPC1を味方にすることを諦めるくらいの献身的な行動は天晴れだったのに、あの結末はマジで……酷すぎる。人の心をなんだと思ってるんだ冒険企画局。敗者にはなにも残らぬと言うのか。 最後に、卓を囲んでくださった、くりーむそーだーさん、護己愉さん、海王さん、そしてGMのエルノさん。楽しいセッションをありがとうございました。
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2021/08/25 00:17[web全体で公開] |
😶 色々久し振り 1年半ぶりくらいに日記を書くけれど、それ以上に、3年ぶりくらいに野良で卓募集をかけた。久々すぎてやり方ちょっと忘れてたよ。 しかもシノビガミで野良GMはやったことがない……裁定が色々ごちゃついてるシステムなだけに、野良GMするのに躊躇いがあったけれど、今回遂に立卓。 とはいえ、準備をゆっくりしすぎて、突発気味になってしまったので、流卓覚悟ですけれど……とはいえこれを機に、野良GMも慣れていきたい所存。