古武智典(たけとむ二十八号)さんの日記 最終page
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2017/11/09 21:06[web全体で公開] |
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2017/11/07 20:11[web全体で公開] |
😶 【アリアンロッド2E】NEXT日記(3) お久しぶりです^^ 今日はPLさんの許可を得て、参加PCをご紹介したいと思います。 ・ギルド『セラフィム・フレア』の面々 https://charasheet.vampire-blood.net/1462912 ・トビア・アルベルト (パラディン/ウォーリア:ヒューリン) PL:ごん太んさん https://charasheet.vampire-blood.net/1483216 フェリタニア合衆国、特務部隊の一つ『セラフィム・フレア』のギルドマスター。 性格は礼儀正しく融通が利かない生真面目な青年。誰に対しても「です・ます」調で話す。 3年前の「大崩壊(グレートディストラクション)」により出現した魔族に呪いをかけられ(誓約『カエルの騎士』取得)、以来呪いを解くべく、その魔族を探している。 呪いにより左目が邪悪化しており、長い前髪でそれを隠しているのが特徴。 父親がエルダーナンで(種族スキル『ハーフブラッド』取得)高い精神力の持ち主であるが、その分運が悪い。 その証拠に、周囲のメンバーが女性ばかりにも関わらず、あまりにも破天荒な面々なので、毎度胃の痛む思いをしている。 鉄壁の防御力とカバーリングに優れた聖騎士で、メイスを使った攻撃も中々の腕前である。 ちなみに弟と妹がおり、共にフェリタニア合衆国に所属している。 PC間コネクション:アルミラ(家族) ・“アール”アルミラ・ユークリッド・ネクロファデス (ウィザード/サモナー:エルダーナン) PL:リーンアルナさん https://charasheet.vampire-blood.net/1474576 800歳を超えるエルダーナンで(種族スキル『イモータリティ』取得)、かつてのオリジナル・フェリタニアの宮廷魔術師を勤めていた女性。外見は幼い少女のまま永い時を生きている。 フェリタニアが分裂し、群雄割拠の時代に入ってからは旧フェリタニアの遺産を封印・守護し、その守り手となり永い永い時を過ごし、戦乱の中で滅んでいく国、新興する国を数えて生きてきている。 だがそんな彼女もいつしか疲れ果て、自ら遺跡の一つに我が身を封印し、200年余の時に眠りについて来た。 そんな彼女が目覚めたのは3年前の「大崩壊(グレートディストラクション)」で起きた大破壊の時だった。 そこでエリンディルから派遣されてきたセリンと出会い、フェリタニアが復興したと聞いて、以来仕官している。 トビアとは実は血縁関係にあり、トビアのエルダーナンの親の祖先の妹がアルミアである。 そのため、トビアからは「ご先祖様」と呼ばれている。 『テオフラトゥス』『アウレオルス』という二匹の使い魔を飼っており、『闇』属性の魔術を得意としている。 外見は幼い少女だが、口調は「じゃのう」とオババ様風である。そのギャップが良いという密かなファンが居るとか居ないとか。 PC間コネクション:セリン(腐れ縁) ・セリン・クラストル (スカウト/アルケミスト:ヴァーナ) PL:yukiさん(オンセン外部プレイヤー) https://charasheet.vampire-blood.net/1475115 ギルドメンバーの中では、唯一「エリンディル大陸」の出身。 『霧の森』スピアルゾンの生まれという珍しい生い立ちで(補足:スピアルゾンでは9割がエルダーナンである)。幼い頃からドルイドの修行をしていたが、どういうわけか幼少時から異様な程爆発物に興味を持ち、ドルイドとして独り立ちしてからはアルケミストの技術や『現代地球(アースノウレッジ取得)』の知識を学び、ドルイドの技術を組み合わせたグレネードで攻撃するという技を会得。冒険者仲間からは『キュアボンバー』の二つ名で知られる様になる。 アルディオンへは『霧の森』の女王エアルフィンより神殿から「行方不明となったベネットの捜索」と、「密かに活動していると噂されている魔族の討伐」を受け、その任務に選ばれアルディオンに渡った、という経緯がある。 アルディオンについてからは、現地の「冒険者ギルド出張所」でベネットがフェリタニアにいるらしいこと。また当時連合国だったフェリタニアの「勇者求む」のチラシを見て仕官。当時軍師だったナヴァールの目に叶いフェリタニア軍の一員となる。 アルミラとは「大崩壊(グレートディストラクション)」の際に出会い、彼女が眠っていた遺跡の扉を粉微塵に吹き飛ばしたのがきっかけ。その縁でアルミラをフェリタニアに誘うこととなる。 パーティー最大火力の持ち主で、トビア曰く「戦場を更地に変える程」とか。 そのグレネードの威力はドルイドの呪法を組み合わせたもので、特に妖魔・魔族に対しては絶大な威力を発揮する。 性格は快活でボーイッシュ。誰とでも仲良く出来る社交的な少女で、男女問わず慕う者も多いが、本人は恋愛関係に全く興味が無いようで、日々新型爆薬の開発に勤しんでいる。 ピュレナとは同世代で同じ女性ということと、似たような性格ということで意気投合し、良い友人関係を築いている。 PC間コネクション:ピュレナ(友人) ・ピュレナ・シュヴァルツァー (ウォーロード/イリュージョニスト;ヒューリン) PL:きりしまひかるさん https://charasheet.vampire-blood.net/1470739 本キャンペーンのヒロイン(注) ピアニィのクローンの一人だが、その出生には謎が多い。ヴァルキリーの因子を持ち(『ハーフブラッド:フェイ・ ヴァルキリー』取得)ピアニィのクローンでありながら年齢が若いなど。ただ、今の家に預けたのがヴァルキリーの冒険者という点がその謎の鍵を握っている。 育てられた家はレイウォールのさる有名な騎士の家紋で、養父は宮廷剣術指南役。義兄はイリュージョニストと名高い魔術師で、二人の手ほどきを受けたことから、「魔法戦士」を名乗っている。 戦士としてはそれなりだが、周囲からは「中途半端」「器用貧乏」と揶揄されており、その評価は決して高くない。だが、本人はまるで気にした様では無く、むしろ誇っているようだ。 前向きで明るい、優しい性格なのだが、自信家で時々尊大ともとれるような言動が多いため(本人に全く悪意は無いのだが)、それを嫌う人間も少なくない(特にピアニィの信奉者に多い)。 武者修行の旅に出たのは「自分の出生の秘密が知りたい」という理由と、溺愛する義兄の「ふさわしいお嫁さん」になるという、至極単純な動機であったが、様々な人と出会い修行を重ねている経緯を持つ。 フェリタニアに仕官したのは、フェリタニアの冒険者ギルドで誰にも相手にされなかった所に、エルザ・ブルックスの目に止まり、フェリタニア筆頭軍師マルセルに紹介状を書いて貰ったのがきっかけ。 戦闘としては、バスタードソードを愛用し、片手・両手・二刀と臨機応変に使い分ける事ができる。また幻術を併用してのトリッキーな攻撃を得手としている。 トビアには義兄とはまた違った憧れを抱いており、その信頼は篤い。 PC間コネクション:トビア(憧れ) (注)ピュレナをヒロインに抜擢したのは、その設定量がシナリオ作りに活かせるというGMの判断による。 この時他のPLさんたちにも「PCは等価に扱う。またそれぞれのPCに見せ場を作る」と確約をして行っている。 PLさんも自分のキャラと比較してヒロイン度が高いとの判断を得て了解をもらい、納得して頂いている。 不公平にならないように、キャンペーンの際主人公を設定する場合は、こうして了解を取るのがいいだろう。 ……とまぁ、こんだけ個性的なキャラが揃いましたw このパーティーがどのような物語を紡ぐのか── それは今後投稿(予定の)リプレイをお楽しみくださいね^^ それでは、今日はこれにて。
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2017/10/29 00:00[web全体で公開] |
😶 そうだ『リプレイ』を書いてみよう! さてさて。去る10/25(水)の事。一つのセッションが幕を開けました。 その名も『アリアンロッド・サガ・NEXT』 サプリメント「サガ・クロニクル」の時代から1年が過ぎた頃の高レベル(CL12)キャンペーンであります。 最初は簡単なオープニングから始まり、それから各PC一人一人の過去にスポットライトを当ててストーリーを展開し、ギルド結成までに至る過去話からスタートすると言う、スロースターターなペースでやっております。 まぁ、ログ見て思ったんですが、3時間という時間では全てのPCを語るまでにはいかず、11/1の二回目のセッションでなんとか本番にまでこぎつけたいものです。 ……まぁこんな悠長なセッションやってられるのも、キャンペーンならではなんですがね。 単発卓でここまで描写してたらセッション始まる前から終了ですよ。 良い子は真似しちゃいけません。 ま、それはともかく。出待ちのPC(PL)さんは雑談チャットで交流を深めていらしたようですし、結構楽しんでいただけた様で少し安堵。殆ど登場せぬままセッションを終わったPLさんも、後に 「次回に期待してますね。楽しみにしてます!」とのお言葉を頂きましたのでまぁ、手法としては有りだったと思います。 あ、さて こうして終わった1回目のセッション。 私は保存したチャトログをニマニマしながら読んでおりました。そして皆さんのキャラクターシートに描かれている設定を熟読して 「あ、この設定○○に使えそうだな」「この人は……うわ、凄ぇ細かく書いてるな。全部拾えるかな?」 なとと考えておりました。──口元にサメのような笑みを浮かべながら。 で、そんなこんなで妄想を広げていったんですが、ふと 「……これ、リプレイに起こしたら面白えーんじゃあるめぇか?」 などと悪魔の囁きが聞こえて来ました。 『100の質問』にも書いてますが、リプレイを投稿する気持ちは有ったんですよね。 ただ商業誌で描かれているようなリプレイは、「プロ」が書いたもので、当然「面白く読めるように」してあります。 一方で私のような素人が書いた物は「自己満足」的な代物。ちょっと下世話な例えをすれば「マスターベーション」な代物になる可能性が非常に高いわけです。 でも折角なら「面白く」読んで頂きたい。 そこで参考にこちらに投稿されているリプレイを拝読させて頂いたんですが、「面白く・楽しく読んで貰おう」と言う工夫を皆さんやっておられる様子でした。ログをそのままコピペしている作品が少ないほどです。 ただ正直に言うと「特別に面白い」と思える作品が少ないんですよね。 これは揶揄して言っているわけではなく、「セッションを囲んだ身内卓」という風に「プレイをしたメンバーの楽しさ」と言うのは十分伝わって来るんですが、いわゆる「身内にしか分からない」点が多々目立つ印象があるんです。 例えば「どんな設定のPCなのか」「参加しているPCはどんな設定なのか」これが分からないんで、読んでいても想像力が追いつかないんですよ。私の場合。 無論みなさん趣味でやってらっしゃるわけですから、プロ並みのリプレイを起こす必要もないんですが。 とは言え、やはり読んでいただけるのなら面白いものを提供したい。 その点では投稿者の皆さんに感謝しております。問題点……というほどではありませんがポイントはこれで押さえられたと思いますので。 一応私、他の方には「B級絵師」「三文文士」「エセ造形家」を名乗っており、イラストから小説、模型などの創作活動を楽しんでおり、ありがたい事にファンの方までいらっしゃいます。 ……まぁ「知る人ぞ知る」レベルですが。 多分リプレイでは「三文文士」のスキルが役に立つことでしょう。 なお、Skypeで参加者の皆さんに許可を求めると、皆さん清々しいほどご快諾をいただきました。 感謝極まりないです。 さて。皆さんに楽しんでいただけるリプレイが書けるかどうか…… それはお読みになった皆さんの評価にお任せしたいと思います。 ってなわけで今宵はこれまで。 愚にもつかぬ長文を最後までよんで下さった方々、ありがとうございました^^
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2017/10/27 20:28[web全体で公開] |
😶 【マージナルヒーローズ】お買い得ですよ奥さん マージナルヒーロズ凄い人気ですよね。 Amazonではプレミア付く位に。 「マージナルヒローズ、やってみたいけれどプレミア価格じゃなぁ……」 と、お嘆きの貴方に朗報! 「こかげ書店」さんから、定価で発売中ですよ♪ http://shop.cokage.net/trpgproduct/fear/marginalhero.html 送料もクロネコメール便を使っているので、160円と大変お得。 ……イエローサブマリンさんじゃなくて、こちらで買ったほうが良かった(´;ω;`) とまれ、マージナルヒーローズを手に入れたい方におすすめであります。 ……他に安いところ無いだろうな? 多分。
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2017/10/23 14:33[web全体で公開] |
😶 『100の質問』とコミュニケーション 『100の質問』ですが、こつこつと書き加えていった物がようやく完成(100%)になりました。 いやー……書き上げるの長かった。 昔の思い出や私なりの考えをこつこつ入力しつつ。 「ああ、そういえばこんな事があったなぁ」とか、読み返して「俺こんな事考えていたんだ」など感慨にふけっておりました。 ところで完成した質問欄を見て「うん?」と気がついたのが、私なにかつけて「コミュニケーション力」とか「物語」という言葉を結構使っているんですね。 「GM・PL全員で物語を作る」というのはTRPGの醍醐味の一つですが(これが欠けていると、ただのシミュレーションゲームになってしまう)発言ややりとりが無いと文字通り「お話にならない」わけでして。 PLさんにはガンガンRPをやってもらって、他のPCと絡んで盛り上がって欲しいのです。GMとしてもPLとしても。 そこで「コミュニケーション力」という言葉を使っているんですね。私。 ただ、過剰にRPやって他のPCを食っちまうのも、『お地蔵キャラ』の如くRP発言を殆どしないで他の方の発言を見て楽しんでいるようなタイプも困りものなんですが。 オンセやってると、「パソコンの前に居るのは自分と同じ、それぞれの考えや経験を持った生身の人間」という感覚が希薄になりがちですが、勿論それは違います。であればこそ、相手の立場を思いやれるようなコミュニケーション能力が大切だと思うのです。 現在私は「アリアンロッド・サガ・NEXT」というキャンペーンを行っていますが、幸いなことにPLの皆さんに恵まれました。 相手を思いやりながら自分も楽しむ。そして紡ぎ出される「物語」はきっと素晴らしいものになることでしょう。 今日はそう確信しながら筆を置きたいと思います。
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2017/10/19 20:39[web全体で公開] |
😶 PCの名前 皆さん。PCの名前をつける時どうしてますか? 結構悩んだり拘ったりしますよね。なにせ自分の「分身」となるわけですから。 私の場合、ファンタジーキャラを作る時「欧羅巴人名録」なんてものを活用したりしてます。 http://www.worldsys.org/europe/ ところで今回も「アリアンロッド・サガ・NEXT」で色んなNPCを作ったりしているんですが、これが結構悩む悩む。 こういう時はGOOGLE様のお力を借りるのじゃ、とググってみたんですが、結構面白いネタに会いました。 「アリアンロッド・サガ(無印)」のヒロインに「ピアニィ」ってキャラが居るんですが、試しにググってみたら 「ピアニィ・ピンク」ってのが有りまして、これって「牡丹」て意味の花の名前なんですね~。 ピアニィの髪の色はピンクブロンドって設定ですから、なるほどと頷いたものです。PLの大竹さん、良いセンスしとるわ。 ちなみに「牡丹」の花言葉は「殺意」 ……ウソです。ごめんなさい。 後「アリアンロッド・サガ・デスマーチ」に「マルセル」って名前の男性キャラがいるんですが、これフランス語圏内じゃ女性の名前だったりw 他にも色んなキーワードで人名検索してみたら、それぞれ意味があったりして面白いです。 さて?貴方はどうやってPCの名前をつけていますか?
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2017/10/10 00:35[web全体で公開] |
😶 TRPG今昔物語 まずは一昨日の日記へのレスポンスを下さった皆さん(10pyoさん red Leiさん 坂本さん あっぽーさん さいスケさん 後[本人にのみ公開]だったので仮に某さん) 貴重な情報や体験談、考証をありがとうございました。感謝いたします。 特にred Leiさんのご意見には「え? そうなの?」と驚きました。 TRPGってネット全盛の現在でもマイナーなゲームなんですね。 それが普及の一環として「動画」という媒体で紹介されている、というご意見には「なるほどなぁ」と感心いたしました。 それとあっぽーさんのパラノイアデビューには、失礼ながら笑ってしまいました。 初のTRPGが「アレ」とはw 私の時代でもイロモノ扱いの怪作として有名でしたよ。あれは。 ちなみに私の時代でもTRPGはマイナーなジャンルのゲームでした。 当時はホビージャパンが刊行していた「タクティクス」というボードゲーム専門誌にちょこっとTRPGのコンテンツが乗っけられていた時代なんですよね。 大体「エルフって何?」「サッキュバスなんてマイナーモンスターだよなw」なんて人が多い位でしたから。 ──信じられないかもしれませんけど。 それがブレイクしたのがSNEが提供していたD&Dの紹介コンテンツであった「ロードス島戦記」でした。 挿絵に(当時は)新進気鋭のデザイナーであった出淵裕氏を起用し、そのリプレイをGM(DM)であった水野良氏が小説化。これが爆発的なヒットとなり、小説を通じて「『TRPG』とはなんぞや?」と興味を持つ人が増えていき、更にOVA化され、人気を不動のものとしました。 この辺り紙媒体とネット媒体の差はあれど、現状に似ていますね。 ちなみに今でも「ロードス島戦記」は動画サイト「GYAO」で視聴可能です。 30年近い前の作品とは思えないほどのクォリティに(今の時代では)豪華な声優やアニメーターが名を連ねたこの作品は今でも語り草です。興味がお有りなら是非無料の第一話をご覧下さい。 さて、その勢いに乗ったSNEがロードス三作目で独自のシステムを上梓すると共に「ソードワールド(無印)」を手軽な価格の文庫形式販売。 また海外システム「ガープス (GURPS)」を採用し、その汎用性と豊富なサプリメントを生かした「ルナルサーガ」や「妖魔夜行」も角川書店から同じく文庫形式で発売され、リプレイを小説化という手法でTRPGの魅力を引き出すスタイルを確立していきます。更に「メックウォーリアー」を翻訳化し販売。メックのデザイナーにベテランの道を歩みだした、河森氏を起用するという(今となっては)贅沢な仕様のゲームも販売したりしており、ロボット好きの日本人は大喜び(なお本国アメリカ版では、日本のロボットアニメー特にダグラムやマクロスーのデザインをそのまま使用していました)。 ライナップの中には自社製品の「ソードワールド」を利用した「ドラゴンハーフRPG」や、挙句には自社作品のパロディワールドであるお笑い系「コクーンワールド」までも発売していきます。また今でも名タイトルとして名高い「シャドウラン」を日本独自の設定でリリース(ちなみにこれには米国派のプレイヤーの反感を買ったとも言われます) まさにTRPGの中核はSNEにあったと言っても過言では無いでしょう。 またこの時期、数多くの出版社がTRPG専門書を刊行し、ボードゲームメーカーやホビー関連(ホビージャパンが有名)の各社共、国産のオリジナルTRPGや海外RPGの翻訳版を販売していきます。 その中で秀逸な作品が発売されていきました。 ボードゲームの勇ツクダからは、東アジア風の世界観が魅力的な「ブルーフォレスト物語」に幻想的でハイファンタジーの香り漂う「ローズ・トゥ・ロード」。そしてガープスのパロディである汎用システムの「ワープス」 が。アスキーからは「ウィザードリィーRPG」。ホビージャパンは海外の作品を勢力的に翻訳化し「指輪物語RPG」「ストームブリンガー」「クトゥルフの呼び声」「ルーンクエスト」など今でも有名なタイトルを発表していきます。 またホビージャパンはTRPGコンテンツを「タクティクス」から独立させ「TRPGマガジン」として発売されました。 ──そこで一人の若いフリーのライターが自作システムを引っさげて反響を呼びます。 その名は「菊池たけし」 「きくたけ」の愛称で知られる氏は当時学生でした。それが自作システム「セブンフォートレス」の雛形となるシステムで、そのリプレイは今で言う「ラノベ感覚」という新しい境地をもたらし、紆余曲折しながらもTRPGに新しい境地を開拓しました。 余談ですが、私ときくたけ氏はその発言やネタから察するに。同年代だと思われます。まぁどうでもいいことですが。 その他にも現在では古参と呼ばれる数々のプレイヤーが活躍した時代でもありました。 さてこうしてTRPGは一躍ブームになり「TRPG黄金時代」とも呼べる時代になっていきました。 ──ただ、女性ユーザーを獲得するまでにはいきませんでしたが。 今でも女性ユーザーは比率で言うと少ないと思いますが、かの黄金時代においては輪をかけて希少な存在でありました。 なにせ女性プレイヤーというだけで、まるでアイドルやお姫様扱いでしたから。 それはさておき 日本でも定着した娯楽に思われたTRPGですが、その黄金の歴史は長くはありませんでした。 TRPG発祥の地アメリカでは老若男女問わず「パーティーゲーム」として定着していますが、日本では定着することは有りませんでした。 その最大の原因が一つ。 ──TCG、つまりトレーディングカードゲームの台頭です。 今現在でも様々なTCGが長く遊ばれており、バリエーションも豊富なこのゲームは、その安価さやコレクション性の高さ。そして戦略性という面白味。場所と時間を選ばず手軽に遊べるゲームとして、TRPGを(結果的に)駆逐する要因となったのです。 こうして「TRPG黄金時代」は徐々に幕を引き、TRPG専門誌は書店から姿を消しそして長い「テーブルトークRPG冬の時代」を迎えることとなったのです。 SNEもその販売分野をトップの安田氏の指示で、TRPGよりTCGやボードゲームに徐々にそのシフトを変えていきました。 TこうしてRPGはマイナーなゲームとして、好事家に細々と遊ばれる様になっていきます。 ですが1993年。ある会社が産声をあげました。 その名は「ファーイースト・アミューズメント・リサーチ」通称「F.E.A.R.」です。 F.E.A.R.はTRPG黄金期に活躍した鈴吹太郎氏が社長を務め、副社長に菊池たけし氏を迎えて設立した会社でした。 F.E.A.R.はかつて販売していたゲームの版上げ版をリリースする共に、法人として独立した「ゲーム・フィールド」を設立。 出版側がゲームを出させてくれないという状況に対抗するために設立したと言われています。 またコンベンジョンも盛んに行われ、徐々にではありますが、新世代のファンを獲得していく功労者となります。 そして月日が流れ一つのシステムが生まれました。 「ダブルクロス」 F.E.A.R.の社員(当時)であった矢野俊策氏がリリースした「現代異能物」として、その斬新でキャラクターメイキングの幅広さから好評を以って受け入れられ、現在第3版(3rd)まで版上げされた現在では、熱狂的なファンを獲得するに至りF.E.A.R.の看板タイトルになります。 また菊池氏が手がけた「ナイトウィザード」のアニメ化。そしてMMORPGとラノベ感覚のファンタジーTRPG「アリアン・ロッド」は出版社の勇である富士見書房とのタイアップで多くのリプレイが発売されF.E.A.R.の代表的な作品となっています。 他にも汎用性に富んだシステム「スタンダードRPGシステム(通称SRS)」をベースにした作品が多数発表されており、「アルシャード」「メタリックガーディアン」「マージナルヒーロー」などが発売されています。 TRPGの現在はF.E.A.R.の地道な戦略の上に成り立っていると言っても良いでしょう。 そしてかつての勇、SNEも「ソードワールド」の世界観を一新「ソードワールド2.0」をリリース。熱狂的なファンを獲得しました。 また「デモンパラサイト」「パラサイトブラッド」という現代異能ヒーロー物をリリースして、一部熱狂的なファンを得る事に成功しています。 他にも現在多数のシステムが販売され、かつての「黄金時代」とまでは言わぬまでも、以前の様な活気が戻って参りました。 またインターネットの普及も要因の一つです。「TRPGーSNS」や「オンラインセッションSNS」「セッションマッチングシステム」など、TRPGファンがネット上で交流を持ち、遊べるサイトの出現です。 また、忘れてはならないのはインターネットを利用した「オンラインセッション」つまり「オンセ」が可能になった事でしょうか。 IRCはもちろん、有名なのはFLASH」をベースにした多機能オンセシステム「どどんとふ」の存在です。 これで遠方に居るTRPGファンもネット上でセッションを楽しめる時代となりました。 TRPGの今後がどうなるかは分かりませんが、少なくとも一つの「文化」として定着するのではないでしょうかね。 ……ん? そんだけウンチク垂れてるお前歳幾つだよ? ですか? HAHAHA! 私は「永遠の28歳」です。28から歳取る事を止めましたっ! まぁ良いじゃないですか。トシがいくら離れてようと、セッションでは対等な仲間です。 お気楽極楽に♪
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2017/10/08 19:47[web全体で公開] |
😶 動画デビュー あ、いや。私が動画を初投稿するっつーお話ではありません。 実は「100の質問」を記載している方の「Q2. TRPGを始めたきっかけは何ですか?」の答えに「動画を見て」という方を多くお見かけしますので。しかもその殆どが「クトゥルフ神話」とゆー。 何で? とか思ってしまうのですよ。 一応ニコ動で探して見たんですが……投稿者の方には申し訳ないんですが、どれも興味を引くとか、面白いとは思えないんですよね。正直な話。 まぁ、私の探した動画がたまたまそうであって、もっと面白かった動画もあるんじゃないかとも思うのですが。 ちなみに質問。 動画デビューした方はどんな動画をご覧になって興味を持たれました?
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2017/10/05 18:53[web全体で公開] |
😶 NEXT日記(2) 先日Skypeと自鯖のどどんとふを使って、各PCのメイキングの方向性とキャラ間コネクションの仮組みを行いました。 一人を除いて他のPLの皆さん「相手のキャラ見て、それに合わせたビルドするー」というスタンスだったので、結構すり合わせに時間を取ってしまいましたが、なんとか方向性が見えるまで行き着くことができました。 午前2時近くまでお時間頂き、申し訳ないやら感謝やら。 んが 皆さん一旦問題点とか方向性が見えるとビルドの速度が速い速い。 「戦士さん『カバーリング』持ってないのか。じゃ私がカバー役をするとしてスキルが──」 「火力と防御力が足りないなー。攻撃は火属性にしてセージ経由して……あ、サモン・アラクネ要る?」 と立て板に水のようにスキル構成がポンポン出来てきて、感心するやら呆れるやら。 少なくとも「みんな、アリアンが好きで熟練者なんだなぁ」と思いました。 ところが 「(雑談チャットでサイコロコロコロして)……ふむ。年齢は808歳か。外見年齢は……(コロコロ)11歳」 「ロリ婆w」 「ロリババァかよっ! 一体誰得だっ!?w」 ……ちょっとマテ 私「舞台が帝紀817年だから……あんた、オリジナルのフェリタニア王国時代に生まれたんかいっ!」 「そう。最近は200年ほど眠っていたんだが、大崩壊のショックで目が覚めた、という設定にした(←ちなみに種族はエルダーナンの女性)」 ……また難儀な設定を。セインか?もしかして。 「いや、折角強いキャラ作りたいから、設定も強いっぽいのにしたいなーと」 まぁ、PLのモチベーションが確立するなら、どんな設定でも構いはしないのだが。 なんだか「フェリタニア合衆国、最強の特務部隊」というより「フェリタニア合衆国、最強の奇人変人の寄り集まり」という気がする、私GMでありましたとさ。 どっとはらい。
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2017/10/01 19:09[web全体で公開] |
😶 NEXT日記(1) 募集をかけていた「アリアンロッド・サガ・NEXT」のキャンペーンですが、無事立卓させることが出来ました。 参加者の皆さんに感謝! Skypeで(偶然にも)全員初顔合わせが済み、情報交換やキャラ話で盛り上がりました。 良いセッションが期待できそうです^^ PCまだ(一人を除いて)完成していませんが 「ヴァルキリーの血を引くピアニィのクローンで義兄激ラブの魔法剣士」とか 「ベネラー(ベネットファンクラブ)のネオ・ダイナストカバルの怪人」など個性と笑いあふれる面子になりそうです。 「百合萌え」な属性の方もいらっしゃいますしw あー、今から楽しみです♪ 後は素材集めだなぁ。 私も一応「B級絵師」を名乗る素材屋なので、自分で作れよと自分にツッコミ入れたいところですが。 ところで、この日記をご覧の皆さん。 どこかに良い素材配布サイトさんご存知ありませんかね? 求む、情報。
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2017/09/27 22:30[web全体で公開] |
😶 今日も元気に「いあいあ!」 さて、今回アリアンロッドのセッションを立ち上げたのですが、PLもやりたいんですよね。 で なんか良いセッション無いかな?と募集卓のシナリオ見てたんですが…… 画面一面に「クトルフ」のタイトルがドバー!と。 次いで多いのがSW2.0。 まれにメタガとかマージナルヒーローとかその他のシステムも散見されますが、クトゥルフ絶大な人気ですね。 このCoCがTRPGの最初lという方も多く見られます。 私が持ってるクトゥルフはホビージャパンから大昔発売されていたモノとD20システムだけなんですよねぇ。 しかしまぁ、何でこんなにクトゥルフ人気なんですかね? 大昔、後輩のTRPG仲間に 私「クトゥルフってどんなゲーム?」 と尋ねたら 後輩「自分の死に様を楽しむゲームです」 と、素敵な答えが返ってきました。 だもんで、初心者向けとは思えないんですよねー。私の場合。昔のプレイスタイルの印象が強すぎるせいでしょうか。 買おうかと思ってはいるんですが、お値段がちょっと……w まぁその内買ってみようかとは思います。私もクトゥルフ大好きなんで。 ところで アリアンロッドの卓がわたし一人ってどーゆーこと? あれか?知人か指摘したように「アーシアン(いわゆる現代人異世界転生者)」なんてモンを導入したせいか??
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2017/09/25 19:16[web全体で公開] |
😶 富士見移籍でにぎやかに ご存知かと思いますが、以前『富士見書房TRPG・ONLINE』で大きな変化(改悪と言って良い)がありまして、SNS機能やコミュニティ、シナリオ募集やリプレイ・小説投稿機能など、プレイヤーやGMにはたまらない機能が全て抹消されました。 おかげで富士見で知り合った方々とは連絡が付かない状態に(奇跡的に1名様とはこちらで再会出来ましたが)。 それはともかく、そいういう事情で富士見からこのサイトに登録する方をよくお見かけします。 これを機会に更に盛り上がっていければ良いですね^^
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2017/09/24 00:17[web全体で公開] |
😶 セッションタイトル付けるの難しい さて、近々こちらで募集させて頂く予定の「アリアンロッド・サガ・NEXT」ですが…… シナリオ概略も出来た。 レギュレーションも出来た。 ルールの取捨選択も(それなりに)出来た。 だが、大きな問題が一つ。 第一話のセッションタイトルが決まらない……っ! どれもこれも陳腐な物ばかり。 誰かネーミングセンスを下さい。
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2017/09/21 00:06[web全体で公開] |
😶 日本語版D&D第5版 スターター・セット 最近とみに人気のD&D5Eですが、現在英語版のみという状況にも関わらず、有志による手厚いサポートがある、人気タイトルですよね。 それがようやく日本語訳のスタートセットとして11月に発売されることになったそうな。 http://amzn.to/2jLAge0 まぁ、ぶっちゃけ4Eのスタートセットもダイスと低レベル&簡素化された「入門用」だったわけですが、ホビージャパンさんがようやく重い腰を上げて下さったので、万々歳といったところでしょうか。まぁ、なんか版権問題でどーとかで遅れていたと言う噂は聞いていたんですが。 D&Dは私にとってのTRPGの原点ですし、お値段手頃そうなので買ってみようかと思います。 ただ……日本語化が進められれば嬉しい限りですが、プレイヤーハンドブックやらなんやらで1冊5,000円位はするので、財布の中身とにらめっこしなきゃならんかもしれませんな^^;
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2017/09/10 23:26[web全体で公開] |
😶 アリアンロッド・サガ・NEXT、スタンバイ! 10月に開催を計画しているアリアンロッドの単発式キャンペーン「アリアンロッド・サガ・NEXT」の募集を近々こちらのサイトで募集させていただく予定です。現在2名様の参加が決定(内お1人はファイター/メイジ系希望)しております。残り2名様募集予定です。 初期レベルは8~10を予定。フェリタニアの特務部隊の中でも最強を謳われたギルドの戦いの物語です。 一応ルルブは販売されているもの全てを使用可。ただし、アルディオン大陸の物語ということとイメージやバランスの事も考えて、ルールをある程度取捨選択する事にしています。 アリアンロッド・サガ好きだったよー!という方が居らしたら参加をご検討いただけると幸いです。 さて、やるか!
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2017/09/03 22:29[web全体で公開] |
😶 2020年問題 もうご存知の方が多いと思いますが、2020年末でAdobe SystemsがFlashの開発、提供を中止するという事態になりました。 これで非常に困るのが「どどんとふの今後」 どどんとふがFlash使っているのは皆さんご存知ですよね? これが2020年を最後に使えなくなってしまう可能性が大きくなってきました。 Flashがその役目を終え、HTML5などのオープンフォーマットに移行するのはネット環境(ソフトウェア・ハードウェア)の進化と共に止むを得ないのでしょうが…… 無論他にもオンセシステムが発表されているのですが、どどんとふの多機能性には及びませんし。 「どどんとふ公式鯖」「どどんとふむせる」からは、Flashの終了となる2020年をめどに運営を終了することが発表されてますし。 これから2年弱。オンセシステムはどうなっていくのでしょう……、
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2017/08/09 01:10[web全体で公開] |
😶 あるある「キャンペーンの崩壊」 3月ごろ、あらのさんの告知に誘われて、富士見書房公式 TRPG ONLINEの「TRPGをし隊」コミュで行われた「勇者将来」というキャンペーンに参加していました。 面子はGM1名にPC5名という構成。プレイは月曜と木曜の週2回。 その中で私はPC①という栄誉あるポジションについていました。 が 先日そのキャンペーンが『解散』という憂き目に会いまして。 つーのは、最初はともかくPCが5人も居ると1人都合が悪くなったりした時、セッションを中断しなければならなくなったんですね。 そういうのが悪化して、長期中断というハメに陥りまして…… GM担当して下さった方が出来た方で、その中断したときは「ランダムダンジョン」を用意して下さったんです。 ところが、これまた人が都合悪くなって集まれなくなる人間が出て来て。 「もうムリポ」 はい、キャンペーンの崩壊です。 まー、良くある話。 実際PC5名というのがそもそものネックだったんですね。 セッションなんてのは、人一人増える毎に都合やら体調不良やら仕事やらで参加出来なくなり、セッションが出来なくなるという可能性が高くなって来ます。今回のケースがまさにそう。 スケジュールの管理と参加人数には気をつけた方が良いですね。 キャンペーンをやる場合。
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2017/07/07 01:38[web全体で公開] |
😶 アリアンロッド・サガ・NEXT 今「アリアンロッド・サガ・NEXT]という、アルディオンを舞台にしたキャンペーンを企画しているのだが、誰かやりたい方はいらっしゃるか。 もち「サガシリーズは(ほぼ)読破した!関連サプリも持ってるっ」という豪の方向けなのだが。