チハさんの日記
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日記一覧
チハ | |
2017/10/14 12:24[web全体で公開] |
チハ | |
2017/10/09 19:49[web全体で公開] |
😶 ロールマスター#003元祖版と改訂版 またまた脱線しますが、ロールマスター、日本語版はとうの昔に絶版になってしまいましたが、英語版はまだ現役で、PDFとオンデマンド書籍(ソフトカバー)が販売されています。 1995年ごろに一度大きい改訂を経ていて、その前後で大まかに元祖版(RM2/RM Classic)と改訂版(RMSS/RMFRP)に分かれます。 元祖版と改訂版でルールの根幹は共通しているのですが、詳細部分にかなり差異があります(特に技能方面、改訂版はやたら精密です)。改訂版が精密過ぎたこともあってユーザーのバージョン移行があまり進まず、英語圏では元祖版と改訂版でユーザーが二分されているようです。(日本に当てはめれば、例えば、ソードワールドが仮に無印版と2.0版のユーザーで二分されて拮抗している感じを想像していただければ。) HJ社から日本語版が出版されていたのは元祖版(第2版、Rolemaster 2nd = RM2)です。なお、元祖中の元祖、第1版は、まだ独立したシステムとしてではなくて、主にD&Dなど他システムへの追加ルール群として出版されていました。 元祖版は現在、RM2の(主に)レイアウトをリニューアルしたRM Classicというシリーズが販売されています(PDFとソフトカバー)。コアルールブックは次の3冊で成り立っています。 Character Law(勇者大典) http://www.rpgnow.com/product/88652/Rolemaster-Classic-Character-Law Arms Law(武術大典) http://www.rpgnow.com/product/88653/Rolemaster-Classic-Arms-Law Spell Law(呪文大典) http://www.rpgnow.com/product/88654/Rolemaster-Classic-Spell-Law 一方の改訂版は、改訂初期のシリーズRMSSの(主に)レイアウトと分冊構成をリニューアルしたRMFRPというシリーズがPDF販売されていす(書籍版はアマゾンやeBayで中古書籍を探すしかないです…)。こちらのコアルールブックは1冊だけで成り立っています。 http://www.rpgnow.com/product/91995/Rolemaster-Fantasy-Role-Playing で、ちなみに今、公式ウェブサイトではRMU (“Rolemaster Unified”)というコードネームで、再改訂版のプレイテストがゆっくり(すごくゆっくり)と進んでいます。RMUのプレイテスト用β版コアルールは下記のURLで無償公開されています(ただし、ICE公式サイト掲示板にユーザー登録しないとページが開けません)。 ◆Beta2 Arms Law & Character Law (武術大典+勇者大典) http://www.ironcrown.com/ICEforums/index.php?topic=15947.0 ◆Beta2 Creature Law (生物大典) http://www.ironcrown.com/ICEforums/index.php?topic=15928.0 ◆Beta2 Spell Law (呪文大典) http://www.ironcrown.com/ICEforums/index.php?topic=15929.0 ◆Beta2 Treasure Law (宝物大典) http://www.ironcrown.com/ICEforums/index.php?topic=16066.0 興味が沸いたら覗いてみてください~♫꒰・◡・๑꒱
チハ | |
2017/10/08 23:25[web全体で公開] |
😶 ロールマスター#002 さて本題に戻りまして、能力値。 ロールマスターの能力値は10個(!)あります。以下、基本的にHJ日本語版(絶版ですが…)の訳語を踏襲します。 【体力】【器用】【自律】【記憶】【理性】 【筋力】【敏捷】【人格】【霊感】【共感】 一応、上下でそれぞれ対応しているので、5組と捉えれば、少しは簡単に見えるかも(?)。上段の5つは「向上用能力値」(Development Stats)、下段の5つは「主要能力値」(Primary Stats)という名前でグループ分けされています。 というのも、上段の5つの能力値に応じて、「向上ポイント」(Development Points)という値が決まってくるからです。 ロールマスターは、「クラス制の皮をかぶったスキル制のシステム」などと言われたりしまして、一定の経験値を稼いでレベルを向上していく毎に、向上用能力値に応じた向上ポイントが与えられ、向上ポイントを消費して「技能」(Skills)を向上していきます。なちみに、ロールマスターではクラスのことを「職業」(Professions)といいます。 能力値を原文用語に対応させると次のようになります。 向上用能力値 【体力】Constitution (CO) 【器用】Agility (AG) 【自律】Self-Discipline (SD) 【記憶】Memory (ME) 【理性】Reasoning (RE) 主要能力値 【筋力】Strength (ST) 【敏捷】Quickness (QU) 【人格】Presence (PR) 【霊感】Intuition (IN) 【共感】Empathy (EM) です。このほかに、オマケとして【外見】Appearance (AP)もありますが、任意です。 (●´δ-`)フーン
チハ | |
2017/10/07 21:29[web全体で公開] |
😶 ロールマスター#001 サイコロが無いときは 昨日のロールマスター日記を#000として、毎回のロールマスター日記投稿にシリアル番号を付けてみます。何番まで続くかな…。 キャラクター作成を意識して、能力値を見ていきたいと思いますが、…その前に思い出したので多面体サイコロの話を先に。 10面体サイコロが入手できないときはどうするか? オンラインセッションの場合、チャットにダイス機能が付いているので、まあ心配ご無用かもしれませんが。ここでは物理的なサイコロ(ダイス)のお話です。 最近はアマゾンやヤフオクなどインターネットでの購入が便利になったので、一昔前と比べると、地方にいても普通のサイコロ(6面体)以外の多面体サイコロも比較的入手しやすくなりました。 でも、未成年だったりすると通販には手が出ないかもしれませんし、地方には中々ホビーショップもありません。 そこで、多面体サイコロの代替方法です。 まず、携帯電話の無料アプリです。多面体ダイスのアプリが幾つか出ています。私の場合iPhoneユーザーですが、Dicenomiconというアプリを愛用しています(d100無限ロールも振れます! 「d±%」という名称で入っています)。 完全に非電源系で多面体ダイスを代替する場合には、トランプが便利です。トランプは田舎でも雑貨屋さんやコンビニ、スーパーなどで簡単に入手できますよね。 で、ここではロールマスターの話なので、d100を例とします。 まず、ジョーカーと絵札(J, Q, K)を外します。で、赤(ハートとダイヤ)と黒(スペードとクローバー)に分けて、片方の色を十の位、もう片方の色を一の位として予め決めておきます。で、赤と黒のそれぞれの山からそれぞれ一枚引くわけです。これで10面体ダイス2個を使ったd100を再現できます。 ちなみにトランプで、D&Dで多用される20面体ダイスも再現できます。この場合は、赤と黒を分けずに合わせて使います。片方の色(例えば黒=スペードとクローバー)はそのまま1~10として使い、もう片方の色(例えば赤=ハートとダイヤ)は札の数字に10を足してあげます。上記カッコの色指定に従えば、黒10は出目10、赤10は出目20になります。 12面体ダイス(これもD&Dでよく使いますよね)をトランプで代替するときは数字札以外に、Jを11として、Qを12として使います。 一々紹介するまでも無かったかもしれませんが、自分が子供の頃、多面体ダイスなんてそう簡単に入手できるものではなかったので、... たぶん地方の田舎の中高生とかだとやっばり今でも入手難しいんじゃないでしょうか。 トランプでやるときは、ちゃんと札をシャッフルするべね!
チハ | |
2017/10/06 21:19[web全体で公開] |
😶 ロールマスター 趣味(とポテンシャルとして立卓前のウォームアップ?)を兼ねて、ちょこちょことロールマスターの話を日記に書いてみたいと思います。 ◆1d100上方判定 基本的には、パーセントダイス d100(d%とも)で判定します。 d100は、『クトゥルフ神話TRPG』(以下、「クトゥルフ」と略称します)をプレイしている方ならご存知のアレです。10面体サイコロ(出目0~9)を2個使い、片方を十の位、片方を一の位に予め指定して、両方出目が0の場合は100として、1~100の目を出すサイコロ振りです。 クトゥルフと違うのは、目標値以下を目指す下方判定ではなくて、目標値以上を目指す上方判定だという点です。その意味で、正確にはパーセント判定ではないと思います(1~100の範囲に収まらないので)。 ここでロールマスターの目玉なのは、「無限ロール」だという点です。ロール(roll)はサイコロ振りで判定を行うことですが、ロールマスターでは上限・下限が無い(!)d100を使用することで有名です(だった)。 どうやるのかというと、出目が6~95の場合はそのままなのですが、出目が1~5、96~100の範囲に来たときは、もう一度振ります。 出目1~5の場合は、もう一度振って出た目を引きます。その出目が再び1~5の場合は、それ以外の出目が出るまで延々と振り続け、毎回の出目を差し引いていきます。 出目96~100の場合は、もう一度振って出た目を足します。その出目が再び96~100の場合は、それ以外の出目が出るまで延々と振り続け、毎回の出目を足していきます。 暗算訓練に最適ですね... 自分も結果値が負数186とか、正数455とか出たことがあります... ですので、勇敢なお姫様が、恐ろしい翼竜に騎乗する魔王に対峙してこれを討ち取ったり、 チビ助が自分よりも遥かに巨大な蜘蛛の化け物に喰われそうになる寸前、短剣の一刺しでこれを撃退したり、 なんていう奇跡が発生しえます。 ロマンに溢れます...ええ。 えー、今回はここまで。つづきは明日以降のお楽しみ(?)に。 (Edit: 投稿後、少し誤字脱字を訂正しました。)
チハ | |
2017/10/03 00:38[web全体で公開] |
😶 ブランクの後で 2011年に中国に渡ってからはや6年、やっとなのか、もうなのか、日本に戻ってきました。 中国にわたる以前、色々とぶつかりあいながらも何回かオンとオフでセッションを経験した喜怒哀楽の日々を思いだす今日この頃です。しばらく無沙汰していますが、思うに、TRPGは一種のソーシャルゲームだから実際にプレイするにはやはり最終的に社会性/社交性の面でのバランス感覚が大事ですね... その点反省する点も多々あったなあ、...などと思いを馳せつつ過ごす今宵の秋の夜長... 最近は、英語圏のTRPGの原書を趣味で読む程度ですが、やっばり、TRPGは面白いですね... 個人的なTRPGの原点はファイティング・ファンタジー。 『火吹き山の魔法使い』と『ソーサリー!』四部作で、いまだに大好きです。◍˘‿˘◍