温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「シナリオにノるか、シナリオを選ぶか」

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温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記
2025/01/14 23:45[web全体で公開]
😶 シナリオにノるか、シナリオを選ぶか
 私はルールブックやサプリメントを買ったら、すぐにブックカバーを付けて保存するようにしている。ルールブックというのは、通常の本に比べて使用頻度がとても多い。シナリオを作る時、キャラクターを作る時、セッションの最中、何度も開くものなので、出来るだけ大事に使いたいのだ。
 それと、美本が好きと言うこともある。一度Amazonで頼んだ『アリアンロッド パーフェクトアイテムガイド』が梱包の仕方が雑で、表紙の端が折れ曲がり、破れていた時には交換を頼んだくらいだ。使用には大して問題はないといえど、さすがに気分に関わる。全く、サプリメントだって有限なのだから、梱包はもう少し丁寧にしてほしかった。
 そんな私が、ルールブックの保護に使っているブックカバーは、ストーンペーパーの水に強い素材のものもあるが、そういったものは高いので、大概は書店で包んでもらった紙のブックカバーや、友禅和紙を使って作った自前のものや、家に保管してある古い包装紙を折って作ったものが多い。
 自前のブックカバーをかけるのは私ではなく、母が考え出したものだ。何を思ったか、ある日母が私のルールブックに包装紙で作ったカバーをかけていて、これは良いと思ったので、カバーの作り方を伝授してもらったというわけだ。
 普段そそっかしいが、こういうことに関しては、私より細やかに気が付く母である。

 閑話休題。

 いつだったか「シナリオの設定からキャラクターを作るか、キャラクター設定に合いそうなシナリオを探すか」というトピックを見かけた。
 その時は自分の中でも明確な答えは出ていなかったが、最終的に考えたところ「ケースバイケース」だろう、という結論だ。
 どちらが主流か、と言うなら「シナリオに合わせてキャラクターを練る」方だろう。自分の持っているキャラクターにピッタリ似合うセッションを探すのはなかなか骨が折れる。特にここオンラインセッションSNSでは、初対面の人同士でバランスを合わせるためにセッションごとに新規作成が通例なので、そういう事情もある。
 ただ、だからといって、キャラクターに合ったシナリオを見つけられないという訳でもない。私も何度か、このシナリオならこのキャラクターは使えるだろう、とキャラクターシート持ち込みで継続させてもらったことはあったし、運命的な出会いがないとも言いきれない。

 ケースバイケースというのはどういうことなのか、簡単にまとめてみよう。

◆シナリオに合わせてキャラクターを作成する
 シナリオのハンドアウトなどで、キャラクター設定が決められている場合は、それに合わせてキャラクターを作った方が楽しめる。
 例えば、あなたのプレイするキャラクターには仲のいいヒロイン的キャラクターがいて、シナリオではこのヒロインを助けることになると決まっている時など。こういう設定は、特に新規作成で、その設定に合わせて作るのが良いだろう。
 これは覚えておいていただきたいのだが、ハンドアウトなど、プレイヤーキャラクターの設定を指定するようなものは、「設定を狭めるのが目的ではない」。結果的にキャラクターの設定を狭めてしまう側面はあるが、それが目的そのものでないことは注意が必要だ。
 それはキャラクターがシナリオに関わるモチベーションを作ったり、ヒロインを助ける、というその設定やシチュエーションこそを楽しんで貰うためにあるのだ。
 だから、シナリオを作る時には、ハンドアウトやプレイヤーキャラクターへの指定はなるべく最大限の自由度を確保しつつ、付与される設定に乗っかったら楽しいシナリオにするのが望ましいし、ハンドアウトを選ぶ時には、「この設定でキャラクターを作ってみたいかどうか」で選ぶと楽しみやすいというわけだ。

◆キャラクターに合わせてシナリオを選ぶ
 運命的な出会いで、手持ちのキャラクター是非参加させたいと思うシナリオもあるかも知れない。それはとても喜ばしいことだ。
 シナリオで付与される設定やハンドアウトが、偶然手持ちのキャラに似合っていたり。シナリオで指定される設定が少なく、キャラクター設定が自由だから、持ち込むことが出来たり。多くはそういうケースだと思う。
 その際に注意するべきは、やはり「継続キャラクターの持ち込みが許可されるか否かを事前に確認すること」だろう。
 システムによって、プレイヤーキャラクターの持ち込みに関する寛容さはそれぞれ違う。
 例えばCoCやケダモノオペラなどは、継続キャラクターと新規作成キャラクターに大きな差が生まれにくいために、常識の範囲内であれば継続キャラクターの持ち込みに寛容なところは多いだろう。対してソード・ワールドやダブルクロスなど、キャラクターに使用された経験点の違いで性能差が出やすいシステムは、持ち込みは禁止となっているところも多い。
 対処としてレベルキャップやレギュレーションを定めている卓が殆どだ。
 何にせよ、私は「このキャラクターでまたセッションをしたい」と愛着を感じることはとてもいい事だと思うし、それを応援もしたい。
 最近のシステムでは、キャラクターの強さに合わせてエネミーの強さを調整しやすいシステムも多く出ているので、同じキャラクターを使い続けるという選択肢も取りやすくなっていると感じる。
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レスポンス

Kei
Kei温森おかゆ(まんじゅう)
2025/01/15 00:40[web全体で公開]
> 日記:シナリオにノるか、シナリオを選ぶか
ブックカバーをつけるかつけないかといえばつけない派……なぜかというとブックカバーには厚みがあり、できるだけたくさんの本を限られた棚に詰め込まなければならないという事情とはマッチしませんの……。
というか「母が私のルルブにブックカバーをかけていた」というシチュエーションについて詳細が知りたいですわ。わたくしの母ときたらもう TRPG に全く興味なし、わたくしのルルブに何かのアクションがあるとして最もありそうなのは勝手に捨ててるというのが一番ありそうなくらい……(心底実感してますが、幸いにして実家暮らしではありませんので、その危険は回避しております。
本題のキャラかシナリオか的な部分に関しては考えていた発散しましたので、日記に書きますわ。
たこ
たこ温森おかゆ(まんじゅう)
2025/01/15 00:11[web全体で公開]
> 日記:シナリオにノるか、シナリオを選ぶか

温森おかゆ(まんじゅう)さん、こんにちは

私も本はきれいに保管したいタイプです
昔は図書館の本みたいにブックコートフィルムを使っていたこともありますが、あれは高いし、貼るの難しいし、で今はやってないです

和紙のブックカバーいいですね
今は透明のビニールタイプのブックカバーも色々なサイズがありますが、きちんと折った紙のブックカバーの方が、読むときに外れないので好きです
気に入った紙を使うとまた愛着がでていいですね

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